
アメリカのウィンスコンシン州ミルウォーキーのガレージ・バンド。 その2nd。(多分) モアイ・マークでおなじみのMusick Recordingsから。 2000年。
アルバム・タイトルの"Motor"な感じとか、1曲目のダーティでヘヴィなビート感とかから、全編ヘヴィなビートのバンドかと思いきや、軽いビートの曲も少なくないという「デブなのに意外と身のこなしが軽い」みたいなバンド。 メローなラブ・ソングっぽいナンバーもあったりする。 "Love Me"ってタイトルからして切ない。
サウンドのロウな感じが好み。 曲も短めのが多く、アルバムを通して聞きやすい。 暑苦しいヴォーカルの歌い方がガレージっぽい。 力むと暑苦しい歌い方になるようで、クールな歌い方もところどころで聴ける。 個人的にはドラムがライドを多用しているところにプラス点。 ドラムのパターンが少ないのもガレージっぽい。
お気に入りは、アルバム・タイトルの"Motor Psycho"とか"Heart Breaker"とか"Devil Woman"あたり。 "Motor Psycho"は、ギターの手数少な目で、ヴォーカルとドラムで押してくるタイプの曲。 サビは、曲名を連呼するというベタな感じがノリやすくて楽しめる。 "Heart Breaker"は、イントロのギターのリフがイカす。 Aメロのカッティングもシビれる。
6曲目"Fist"のド頭の「ウワーォ」ってシャウトは、今にもSonicsの"Psycho"か"Money"の演奏が始まりそうな感じ。 「あぁ、アルバム・タイトルの"Psycho"の部分はSonicsの曲名から取ったんだな」って感じがしたりする。 ロウなサウンドもその辺の影響と思われる。 ロウなサウンドがMummiesと引き合いに出されていたりするが、曲調にその辺を期待すると裏切られる。
全11曲約29分。