Chocolate Watch Band


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インプレッション

アメリカのガレージ・バンド。 1967年〜1968年くらいのちゃんと彼らが演奏している音源を集めた編集盤。 Big Beat。 1984年。

サウンドは、全体としてぶっきらぼうな感じ。 ギターの音の乾いたファジーな感じと、ヴォーカルの投げっぱなし感が肝。 しかしながら、しっかりした曲も演奏しているので演奏自体はうまいんだろうな、と思わせる。 前者の若々しい感じの方が不良っぽくて好きだけど。 ちゃんとブルーズとかR&Bとか聴いてきているのも伝わってきて好感が持てる。(Rolling Stones経由と思われる)

ライナー・ノーツに載っている写真の機材的には、リード・ギターと思われる上手のギターはVOXのティアドロップ型。(髪型的にもBrian Jonesの影響か) リズム・ギターと思われる下手のギターはPUの3つ付いた箱モノ。 ベースはヴァイオリンタイプ。(ヘッドの形からするとVOX製か) アンプは全員VOXで統一している模様。(ひょっとしたらスポンサーなのかも) ヴォーカルがマラカスを構えていたりする。

お気に入りは、"Don't Need Your Lovin'"、"No Way Out"、"Are You Gonna Be There (At The Love In)"、"Sitting There Standing"、"Sweet Young Thing"、"Blues Theme"あたり。 "Don't Need Your Lovin'"は、ぶっきらぼうなヴォーカルが冴えわたるナンバー。 吐き捨てるようなシャウトが最高。 全編なり続けるマラカスも、途中テンションが上がって鳴らしまくってみたりしている。 "No Way Out"は、半インスト・ナンバー。 乾いたギター音が超絶にクール。 少ない音数で勝負している感じがダンディで、エコー感もセクシー。 途中、逆回転エフェクトが入ったりと若干サイケを意識したと思われるナンバー。

"Are You Gonna Be There (At The Love In)"は、セクシーなギターのチョーキングで始まるナンバー。 これまたぶっきらぼうなヴォーカルにシビれる。 "Sitting There Standing"は、Elmore Jamesもびっくりの"Dust My Broom"なナンバー。 強烈なファズと3連符にノック・アウトされる。 これが気に入ったら、Hound Dog Taylorあたりも聞いてみると幸せになれるかもしれない。 "Sweet Young Thing"はずっと揺れていられそうな反復中毒系R&Bナンバー。 "Blues Theme"はDavie Allanの丸々カヴァー。 ガレージのファズ好きなら一度は演奏してみたくなるナンバー。

全13曲約37分。 廃盤らしいけど、2008-02-11現在はアマゾンで入手可。

アップデート



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