
デトロイトあたり(多分)のちょっぱやブルーズ・トラッシュ・ガレージ・パンク・バンド。 その1st。 Ghetto Recorders収録。 Crypt Records。 1997年。
いかにもCrypt Recordsっぽいトラッシュなパンク・サウンド。 ヴォーカルの抑揚のなくハイ・テンションでちょっぱやな感じはNew Bomb TurksとかTeengenerateあたりを思わせる。 曲によっては3コードでボトム・リフなんかを使っていて、Chuck Berryをちゃんと通過している感じがうかがえてちょっと嬉しい。
Mick Collinsプロデュース、Jim Diamondエンジニアリング。 Ghetto Recordersのごく初期の録音。 ライナー・ノーツではメンバの一人がMakersのTシャツを着ていたりしている。(サウンド的な影響はあまりうかがえなったけど)
意識しないで聞くと全曲似たような感じだが、しいてお気に入りを挙げるなら、"Midnite Till Noon"とか"I'm On Fire"とか"I Ain't Cheatin'"とか"Grind Baby Grind"とか"Drink, Fight...Fuck!"あたり。 "Midnite Till Noon"は、昨今のブロークン・ブルーズに通じるブルージーでパンクなナンバー。 終始ノイジーで安らぐ。 "I'm On Fire"は、ボトム・リフがイカす。 Guiter Wolfあたりも髣髴とさせるロックン・ロールなパンク・ナンバー。 "I Ain't Cheatin'"はロカビリーっぽいコード進行でパンキッシュながら妙にキャッチー。 "Grind Baby Grind"はアルバム内で一番直球なパンク・ナンバー。 2人のヴォーカルのやりとりが格好いい。 "Drink, Fight...Fuck!"は、パンクらしくなくハミングで歌う部分が面白い。 ムダにハイ・テンションなバック・コーラスも聞きどころ。
残念ながら、1999年にギター・ヴォーカルの人が亡くなってしまったらしく事実上の活動停止状態に。 その他のメンバは、BuzzardsとかFondasとかBantam RoosterとかPaybacksとかで活躍(中)。
全15曲約34分。 ちなみにこのアルバムはThee Michelle Gun Elephantのチバ氏が薦めていたりもする。