
アトランタあたりのオルガン入りガレージ・ロック・バンド。 その2nd。 Yep Roc Records。 2002年。
ジャケットのGretschのギターをアイス・ピックみたいなものでスライド奏法してそうな写真からして刺激的。 サウンドはR&Bとかソウルとかを感じさせるガレージ・ロック。 演奏がうまいせいかガレージという言葉よりかはロックという言葉の方がしっくりくるかもしれない。
ライナー・ノーツにライブ・フォトが載っていて、リッケンバッカーのギターとかテレキャスターとかを使っているのが分かる。 ギター・アンプはフェンダーとか(マッチレスとかオレンジとか)。 ドラムはGretsch。(全編リム・ショットみたいな良い音) オルガンはローランドのVK-7。 スタジオのオープン・リールとかミキシング・コンソールとか謎の基盤の写真なんかも載っていて「この人たちは機材フェチなんじゃないかな」などと思わせる。
お気に入りは、"Trying To Get Next To You"、"Out Of My Mind"、"The Devil Beats His Wife"、"Great Escape"あたり。 "Trying To Get Next To You"はアルバムの1曲目を飾るナンバー。 イントロのソウルフルな感じから彼らの世界観へ連れて行かれる感じ。 バンドのキャラクターがよく出ていて「ライブでは盛り上がるんだろうな」と感じさせる。 "Out Of My Mind"は続く2曲目。 ギターのリフが踊れそうでかなりキてる。 そのギターと手拍子の絡みも面白い。 "The Devil Beats His Wife"はヴォーカルのシャウトも冴えわたるハイ・テンション・ナンバー。 2分くらいの曲だけどオルガン・ソロが長めに取ってあっていい感じ。 "Great Escape"はイントロのリフがスペーシーで格好いい。 "What A Way To Go"という曲のイントロを聞くとJohnny Kidd & The Piratesの"Shakin' All Over"が始まりそうな気がしてしまう。 影響を受けているかどうかは不明。
バンド名は45'sと表記されることもあるので見かけた際は要チェック。(ただし、45sと表記するイギリスのバンドもいるので要注意)
全12曲約38分半。

アトランタあたりのオルガン入りガレージ・ロック・バンド。 その3rd。 Jim Diamondプロデュース。 Yep Roc Records。 2004年。
ガレージ・バンドのジャケットとは思えないほど洒落たジャケットと配色。 サウンドはちょこっとポップになった気がするけど、前作の路線そのまま。 DirtbombsのMick Collinsがハーモニカで一部参加していたり、Thumb Attackというバンドの人がサックスで一部参加していたり、Come-OnsのDeanne Iovanがバッキング・ヴォーカルで一部参加していたり。 ハンドクラップには専属でBack-Alley Boysなる方たちを用いているみたい。
ライナー・ノーツではまたもや機材の写真が一部見れる。 ミキシング・コンソールはGhetto Recordersのものか。 ディスプレイが2台も乗っかっていて何やらハイテクそう。
お気に入りは、"Go Ahead And Shout"、"Bad Reputation"、"Superpill"、"C'mon Now Love Me"あたり。 "Go Ahead And Shout"は踊れるR&Bなナンバー。 間奏でちょっとおとなしくなって後半でまた盛り上げるみたいなベタな展開にグラグラくる。 "Bad Reputation"はリズムを刻むピアノにシビれた。 飛び跳ねるようなテンポの良い感じが最高。 "Superpill"は相変わらずの手拍子にヤられた。 "C'mon Now Love Me"はノリの良いハイ・スピードなナンバー。 このアルバム内では一番好きな曲かも。
"Who Do You Think You Are?"のイントロのリフは、微妙にアジアン・テイストを感じさせる音階を使っている気がする。 "Daddy Rolling Stone"はOtis Blackwellのカヴァー。 "Bicycle Thief"はカントリーっぽいナンバーで、スチール・ギターっぽいスライド・ギターが聞ける。
全11曲約36分。
LISTEN TO A SAMPLEから)