
ドイツのガレージ・パンク・バンドの1st。 マスタリングがKing Khan & His Shrinesでトロンボーン担当のTom Bone。(多分) 2003年。
わりと60年代指向のサウンドで、オルガンとかサックスとか入って60年代ノースウェストのガレージ・パンクを思わせる。 それの現代風解釈みたいな感じ。 ラスト曲"Come Back"のイントロは"Louie Louie"の焼き直しみたいなリフ。
ギターがダンエレクトロで、チープな感じで「ギャンギャン」言わせている。 ドラムがLudwigでイカしている。 ジャケット裏に載っている写真で、ベースのピックガードの形状がなんか格好良くてメーカが気になる所。(公式サイトの背景画像でも見れる)
オルガンとサックスを一人でこなしているため同時に使われる曲がない。 ヴォーカルは変に声が高くてわりと苦手な感じだが、ずっと聞いていると癖になる感じ。 どのパートも一癖あるサウンドで全体としても音の層が分厚くて良い感じ。
お気に入りは、"Corrina Corrina"とか"I Know"あたり。 "Corrina Corrina"はリズムを刻むオルガンが格好いい。 ギターのリフも中毒度高くて、1曲目に相応しいハイテンションなナンバー。 "I Know"はサビの曲名を連呼するところがシビれる。 Shepherds Heardのカヴァー。
メンバもKing Khan & His Shrinesで活躍しているらしいが、情報のウラは取れていない。

ドイツのガレージ・パンク・バンド。 その2nd。 2005年。
「アルバム・タイトルもっとひねれよ」とか思わせつつ、内容的には前作と同じく60年代ガレージを現代風解釈な感じ。 むしろ前作よりもアップ・テンポでノリもいい感じ。
ヴォーカルがSonicsのマネをして「ウワーォ!」と叫びすぎたのか、声が少し枯れている。 全編ドタバタしたドラミングもシビれる。 ただ、ベースが前作の格好いい箱モノではなくなって普通のフェンダーのプレジション・ベースになってるのが少し残念。(ベーシストは前作と同じ人)
お気に入りは、"Keeping Me Down"、"The Hara-Kee-Ree-Show"、"Come Along With Me"あたり。 "Keeping Me Down"は、アルバム内で一番サックスが頑張っている曲。 間奏のサックスが格好いい。 "The Hara-Kee-Ree-Show"は、Hara-Kee-Reesのテーマ・ソングとでも言うべきキャッチーというよりかは一度聞くと耳について離れない感じのナンバー。 サビの「ハーラーキーリー ウワーォ!」というコーラスが一音ずつ重なっていって和音になるよくあるパターンとその最後にシャウトをつけるという部分がキまくり。 "Come Along With Me"は、コーラスの「イェーイェー」、「カモンカモン」という合いの手がクール。 間奏では各パートにごく短いソロがあるのもイカす。 比較的アップ・テンポなナンバー。
その他、"Can't Get You Out Of My Bed"、"Misery"といったナンバーもアップ・テンポでイカす。 "Du Bist Nicht Mehr Da"は初のドイツ語ナンバー。 Muddy Watersの"I'm A Man"のリフを軽快にした感じのリフ。
全13曲約32分。(1曲あたり約2分半) 「ハラキリーズ」なんて日本を意識したバンド名をしているんだから来日したら良いのに、とか思う。 キャッチーなバンド名なので客は集まると思うのだが。