
イギリスのガレージ・ビート・バンド。 その1st。 Get Hipからの再発。 オリジナルは1993年。 Liam Watsonプロデュース。
Neatbeatsに影響を多大な影響を与えたバンドであるということや、Toe Rag Studiosレコーディングということから、かなり前からチェックはしていたものの後回しにしていたのだが、その判断が間違いであることが一曲目を聞いた瞬間から判明した。
曲調とかを聞いて「初期のNeatbeatsそのままじゃん」とか思った。 ライナー・ノーツにthe Kaisers use Selmer amplification
と書いてあるので、「この辺をみてNeatbeatsもSelmarのアンプを使おうと思ったのかな」とか勝手に思ってみた。
サウンド的にはMilkshakesなんかも髣髴とさせる"Shimmy Like My Sister Kate"という曲がMilkshakesの"Shimmy
Shake"という曲そっくり。("Shimmy Like My Sister Kate"がカヴァーで"Shimmy
Shake"の方がマネている気もしたりしなかったり)("Shimmy Like Kate"というOlympicsの曲が元ネタっぽいが、KaisersはMilkshakesのアレンジをマネしていそう)
予備知識がないと60年代のバンドと見紛うそのサウンドはお見事。 試聴していたときは、そのサウンドからオッサンのバンドかと思っていたら、ジャケット写真を見てルックスもトッポいバンドであることを知った。
曲によってメイン・ヴォーカルをとる人が代わるタイプのバンドっぽい。 そんでもって、メンバにシャウトのめちゃくちゃうまい人が二人くらいいる気がする。 バックでシャウトしている人とかもその声質とかタイミングとかかなりキている。
お気に入りは、"Hipshake Shimmy Kitten"とか"Shimmy Like My Sister Kate"とか"You Won't Be Satisfied"とか。 "Hipshake Shimmy Kitten"は、箱モノ・ギターのチョーキング音とかドラムの「シャンシャン」鳴り具合が最高。 "Shimmy Like My sister Kate"は、Milkshakesファンならグっとくること必至なナンバー。 ヴォーカルのシャウトっぷりもイカす。 "You Won't Be Satisfied"は、 コーラス隊の音の厚さが心地良い。 "Peanut Butter"のイントロのドラムを聞くと、なんとなくHolliesの"Stay"が聞きたくなる。
全16曲35分。