
スケーターなんかから支持を集めているらしい、ボストンの8人組スウィング・パンク・バンド。 その2ndアルバム。(多分)
ネオスウィングと言っても通じそうなくらいホーン・セクションがスウィングしている。 しかし、ちょっと前に流行ったネオスウィングをスウィング・ロックとするならば、彼らはスウィング・パンクだ。 レーベル・サイトに置いてあるPVのライブ映像が、このバンドのパフォーマンスのヤバさを物語っている。 サックスのベルの部分に火を付けたり、ウッド・ベースをぶん回しながら上へ投げたり。
バンドの特徴は何と言っても、ヴォーカルのサイコ声。 激しい曲をやっている時はサイコビリーを思わせる声だが、メローなナンバー"Callin' To Let You Know"をやっている時はLouis Armstrongまで髣髴とさせる。 強調のために時々なまらせて歌っているのも魅力の一つ。 "year"を「イェー」とか、"didn't"を「デイデン」とか発音したりしている。
他のパートについては、曲によって活躍するパートがうまく割り振ってあって、「この曲はピアノが活躍している」とか、「この曲はウッド・ベースのソロが入るのか」とか思える。 コーラスの掛け声もイカす。 全体としてピアノがかなりイカす。 半分くらいの曲はピアノの人が作曲している。
お気に入りは、"Waitin' To Leave"。 ベース・ラインを2本のサックスで演奏するのにシビれまくり。 他には、"All I've Lost"とか、"11 to 3"とかも踊れまくるナンバーでお気に入り。 ラストの曲"Fight Song For Fuck-Ups"のサビのコード進行がLiving Endを思わせる。 公式サイトのリンク集からメロディック・パンクなバンドやサイコビリー系のバンドとの繋がりも感じらる。 個人的には東京スカパラダイスオーケストラなんかと対バンしたら面白そうだ、とか思う。
アナログ盤ならボーナス・トラックがあるらしい。 よく知らないけど一応。