
ミルウォーキーのパンク・バンドの1st。 2000年。
さらっと聞き流している分にはただの悪ガキ・パンクで、聞き手側にあまり歩み寄ってこないタイプの音楽。 ただ、前のめりに聞くとブルーズの要素が入っている事に気付ける。
ライナー・ノーツのサンクス・リストを見ると、Bantom Rooster
とかJack & Meg White
とかDirtbomb
sとかBob
Log III
とか20 Miles
とかブルーズ系のバンド名が並んでいる。 「そういったバンドと共演するウチに影響を受けたのだろう」、とか思えて楽しめる。
あとは、Quadrajets
とかKill-A-Watts
とかEstrus Records系のバンド名とか。 2ndの"Playa
Hated To The Fullest"がEstrus Recordsから出るのも自然に思える。 意外なところでは、サイケなブルーズ・バンド(?)のOld
Time Relijun
が載っている。 どんな繋がりなのか気になる。 公式サイトのリンク集にもリンクがあるし。
2ndの"Playa Hated To The Fullest"の方がイカしているので、そちらを先に聞いてもらいたい。

ミルウォーキーのガレージ・パンク・バンドの2nd。 Jim Diamondレコーディング。 Estrus Records。 2003年。
1stから比べると随分キャッチーになった。 ヴォーカルがメロディアスだ。 しかし、曲のイントロが始まった途端モッシュが始まる光景が目に浮かぶ程野蛮な音楽。 体を動かしたくて仕方がなくなる感じ。 バックの演奏はブルーズが入ってダーティなのに、ヴォーカルはメロディアスで聞きやすいパンクという。 Estrus Recordsが出すこの手の微妙にブルーズが入った音楽が大好き。
ヴォーカルの声がかなり好み。 ヴォーカルに、1stの頃には感じなかったロカビリーの影響を感じる。 ギターの音は、ブルーズもパンクも演奏できる感じで、単音はミッド・ファイな音でコードはわりとファットな音でクール。 公式サイトのギャラリーを見ると見た事ないビザール・ギターを使っている。 ただ、移動車ごと機材が燃えてしまったらしいので次回作はどんな音になるのか微妙に不安。
お気に入りは、"Personal Space Invader"とか"Juan Burguesa"とか。 "Personal Space Invader"は手拍子にヤられた。 「手拍子をするように助言したのはJim Diamondだろう」、と勝手に推測して楽しめる。 踊れるR&Bな感じのリフが最高。 続く"Juan Burguesa"も手拍子なナンバー。 "Stranded"は7inch盤のセルフ・カヴァー。 "She's My Witch"では、Come-OnsのDeanne Iovanがヴォーカルとして参加している。
まぁ、ヒゲ面なルックスから日本では全く売れないんだろうけれど。