Monsters


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Youth Against Nature

インプレッション

スイスのサイコ声ガレージ・トラッシュ・バンドの5th。(多分) 1996年に出たものが2003年にVoodoo Rhythm Recordsから再発されたもの。 Toe Rag Studiosレコーディング。

他のアルバムに比べると結構ポップな印象。 録音状態が良くて、"Bird Eat Martians"よりも前のアルバムとは思えないくらい。 ドラムはLudwigっぽい音でいい感じ。 このアルバムはドラムがギターに負けてない。

お気に入りは、"Go Away - Fuck Yourself"、"Take A Trip To My Grave"、"Gozilla"あたり。 "Go Away - Fuck Yourself"は、イントロのベース(?)から軽い感じのドラムがいい感じ。 ただしめちゃくちゃ短い。(2分に満たない) "Take A Trip To My Grave"は、ブルージーでスローリーな曲かと思いきや途中でスイッチして軽快になる感じが最高。 "Gozilla"は歌詞が「ゴジーラ」しかないインスト・ナンバー。 これまたイントロのベースが格好いい。 ギターは途中ワウなんかもつかってにぎやかな感じ。

"I Just Wanna Die"は、後半のファズ・ギターなリフが格好いい。 その後にアドリブっぽい演奏もシブくてクール。 "Zuri Bronnt"(正確な表記はuとoの上にウムラウト記号が付く)はTNTのカヴァーらしい。 テンポがめちゃめちゃ速くて一瞬で終わってしまう。 "Cosmic Belly Dance"とか"By Brother Told Me"のようなスローなナンバーの聞き所は、ギターの残響音のトレモロ。 "By Brother Told Me"はまさにイギリスといった感じの音の震え方。

どうでもいいことだけれど、内ジャケの絵がグロい。

全13曲約39分。

アップデート


Birds Eat Martians

インプレッション

スイスのサイコ声ガレージ・トラッシュ・バンドの6th。(多分) Voodoo Rhythm Recordsからの再発盤。 1999年。

しょっぱなからぶっ飛んでいる。 1曲目はロボットが喋っているみたいな音声だけだが、それが2曲目のファズ全開バリバリのロックンロール・ナンバー"Pony Tail And A Black Cadillac"につながってやたらめったらシビれる。 "Get On The Right Track Baby"はノイジーなギターの中にベースのスラップ音が際立って聞こえるロカビリーなナンバー。

"Wild Wild Lover"はBenny Joyのカヴァー。 ヴォーカルにエコーがかかっていてそれがサイコ声とファジーなギターと重なってなんだかすごいことになっているナンバー。 "I Got The Brain Up My Ass"は、ノイジーな感じと音圧感と音のレベルがレッドゾーンに突っ込んでメータを振り切っている感じがTeengenerateを髣髴させる。 "You Don't Have To Do It"は、ひなびた感じのするカントリーっぽいナンバー。

ヴォーカルにかかったエコーのエフェクトとサイコ声が相まってヴォーカルにファズがかかったみたいな感じに聞こえる。 というか、ヴォーカルにもギターにもちょっとエコーがかかりすぎ。 音が重なりまくって物凄いノイジー。 嫌いじゃないけど、ちょっとやりすぎな気もする。 何気なくBeat-ManがRoland JU-6という古いシンセを使っている。("Dead End Street"という曲のみっぽい)

アルバム・タイトルの"Martians"は鳥の餌のメーカ名らしい。 「鳥は火星人を食べる」という意味不明のタイトルかと思いきや、ライナー・ノーツにSposored by martians BIRDFOODと書いてある。("Sposored"は"Sponsored"の間違いだと思う)

ファズ・フェチは要チェックな一枚。 全16曲約31分半。

アップデート


I See Dead People

インプレッション

スイスのサイコ声ガレージ・トラッシュ・バンドの7th。(多分) Voodoo Rhythm Records。 2002年。

サウンド的にはあまりガレージっぽくなくなってパンキッシュ(?)になった気がする。 ヴォーカルのサイコ声度が上がっていたり、音的にはまったく分からなかったけれどドラムが2人になっていたり。(彼らは"Clonedrum"って呼んでいるみたい)

前作までよりもギターの音の種類が増えている。(以前まではファズか箱モノ・ギターっぽいクリーンな感じのほぼ2種類) ファズもジャキジャキなサウンドから中域の太さを利用した音まで聞ける。 さらに言うと、ギターが2本聞こえるナンバーもちょいちょいある。(オーバー・ダブ?) 公式サイトの写真を見ると、使用ギターはGibsonのES-335っぽい。(もしくはそれに準ずるモデル)

お気に入りは、"I See Dead People"とか"I'm Going Away, Girl"とか"You Know Why"あたり。 "I See Dead People"も"You Know Why"もサーフみたいなギター・リフが最高。 ヴォーカルのテンションもめちゃくちゃ高くてシャウトしまくりなナンバー。 "I'm Going Away, Girl"は、タップ・ダンスみたいにリズミカルで早口なヴォーカルがイカす。 インスト・ナンバーが2曲あり、荒野が似合いそうなシブい曲もいくつかある。

全14曲約34分。

アップデート


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