
アメリカのガレージ・バンド。 その1st。 1966年あたりの音源とボーナス・トラック。 1999年。
コンピレーション"Nuggets"に代表曲"Talk Talk"が収録されていたり、その曲がカヴァーされていたりでわりと有名なバンド。 有名なバンドは大当たりか大ハズレの2択なのであんまり期待しないで購入。 なんとなく聞き流していたけれども、ふとした拍子に2ndの再発リメイク盤"Beyond The Garage"を聞いて急に理解できるようになった。
サウンドはまとわり付くようなヴォーカル、チープなオルガン(Farfisa)とファズ・ギターが特徴。 ときどきモッズっぽいR&Bなベースとそれに合わせてキメるドライなドラムもクール。 絶妙なタイミングで入るタンバリンもポイント高い。 何の影響を受けたらこんなメロディになるのだろう、という独特の音楽性が何よりも魅力。
お気に入りは、"Taxman"、"The People In Me"、"Wrong"、"Double Yellow Line"、"The Eagle Never Hunts The Fly"あたり。 "Taxman"は、Beatlesのカヴァー。 モッズみたいなベース・ラインとBatmanのテーマみたいなキメにシビれる。 "The People In Me"は、イントロのファズ・ギターのリフと力強いベース・ビートとオルガンが格好いいナンバー。 フェード・アウトで終わってしまうところがちょっと残念。 "Wrong"は、甲高い悲鳴を上げるオルガンと軽いビート感がイカすナンバー。 タンバリンはオルガンの人がやっている模様。 "Double Yellow Line"は、イントロのリフと曲名をワンワンとシャウトする感じが頭に残る。 これまたフェード・アウトで終わってしまって残念。 "The Eagle Never Hunts The Fly"は、ただただオルガンが格好いいナンバー。 間奏のソロとかシビれまくり。
Neil Diamondの"Cherry Cherry"とか、Ma Rainey(?)の"See See Rider"とか、Question Mark And The Mysteriansの"96 Tears"とか、Leavesバージョンの"Hey Joe"のカヴァーなんかもしている。
有名だからって聞いてみないのは損な一枚。(2ndより先に聞いた方がいいかも)
全16曲約43分。