
サウンドは、デビュー前のBeatlesを髣髴させて、かなり好み。 これが日本のバンドというから驚き。 だが、アルバムとしてはしっとりまとまり過ぎていて、何度もぶっ続けで聴く用ではない気がする。 お気に入りの曲を拾い聞きすると、ガッツンとくる。
"Do The Global Twist"、"Farmer John"、"Before It's Too Late"、"Long Tall Sally"辺りが好み。 どれも現実逃避の出来るナンバーばかり。
元はレコードなので前半後半に分けて考えると聴きやすくなる。 聴き所は、メロディアスなベース・ラインとリズム・ギターのリズムのひねり。 後者はもっとひねってもらいたいくらい。 8ビートの曲を16分で刻んで来るのがヤられる。
ジャケのMONOの文字が泣かせる。

日本屈指のロックンロール・バンドのメジャー初アルバム。
日本では、英語で歌っているマイナーなバンドがメジャー・デビューした時に、日本語歌詞が求められるのか日本語で歌っているバンドを多く見かける。 Neatbeatsもその類に漏れず、歌詞が日本語になっている。 英歌詞の方がキマっている気はするが、日本語だと一緒に歌えたり歌詞の意味が分かりやすかったりするので一般的には日本語の方が良いのだろう。
パッと聞き音が、ステレオ収録のせいなのかハイファイっぽくなった。 その影響かリード・ギターのチョーキング音が抜群に格好よく聞こえる。 また、曲自体もチョーキング音を生かすように出来ている気がする。
一曲目の"YAH! YAH! YAH!"からNeatbeatsの田舎の不良っぽい世界観に連れて行かれる。 中でも一番シビれたお気に入りの歌詞は、"オレに任せろ"のカール・パーキンスが針飛びした
という部分。
カール・パーキンスを聞いてみたくなってみた。
ラスト2曲は、元High-LowsのMikio Shirai氏がピアノで参加している。 この手のリズムをとる鍵盤楽器に弱いのでメロメロ。 心成しか演奏のテンションも高くて、相乗効果で格好いい仕上がり。 一発取り丸出し感が最高。