Pirates


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Out Of Their Skulls Plus

インプレッション

70年代のイギリスを代表すべき3ピース・ビート・バンド。 その1st。 日本盤の"Out Of Their Skulls Plus"はプラス39曲。

大別すると1枚目がスタジオ盤で、2枚目がライブ盤(スタジオ録音の曲も終盤には入っている)。 スタジオ盤の方が、繰り返し聞くには適しているが、手っ取り早くPiratesの魅力を知るにはライブ盤の方が適している。 ライブ盤を聴くと有名曲の盛り上がり所が分かる。「あぁ、この曲ってライブでこんな風に盛り上がるように作られていたんだな」って思えて来ると、スタジオ盤が理解できるようになって、スタジオ盤を聴くとライブ盤がより理解できるという相加相乗効果で何回も聴ける。

Chuck Berryっぽい影響がいくつかの曲でうかがえる。 ストレートに"Johnny B Goode"や"Talkin' 'Bout You"なんかもカヴァーしているが、オリジナル曲でもヴォーカルの旋律があんまり動かないという感じの曲が50年代ロックンロールを思わせる。 他にもブルーズやカントリーなんかも普通に入っている。 ギターばかりに着目されているが、ベースとドラムがしっかりしているからこそ安心して自由に演奏ができているのであろう。

スタジオ盤のお気に入りは、"Drinking Wine Spo-Dee-O-Dee"。 カヴァー曲らしいが、2回目の間奏の高速プレイにシビれる。 Dr. Feelgoodのバンド名の由来となった"Dr Feelgood"もノリの良いナンバー。 これまたカヴァー曲の"Do The Dog"のようなブルーズもシビれる。 後半のボーナス・トラックはトばす事が多い。

ライブ盤の方は何と言っても、"Peter Gunn"が猛烈に格好いい。 違う曲のイントロを弾いていたのに、それを止めて"Peter Gunn"のあの有名なリフを弾き出したりして思わずニヤリ、必至。(スタジオ・ヴァージョンのサックスも格好いい) "Gibson, Marrtin, Fender"などカッティングが派手な曲で客が盛り上がっているのが分かる。 ライブ"Tear It Up"のロカビリーっぽさが最初、客に受けていないような印象。 それを感じたかMick Greenが間奏の所でギターを派手に演奏しまくって、客を惹きつけていく感じが面白い。 まぁ、想像ですが。

39曲のボーナストラックにほとんどの曲が入ってしまっているので、"Skull Wars"やら"Happy Birthday Rock'n'Roll"を買う価値が半減している。 むしろ、Johnny Kidd & The Piratesへとたどっていってもらいたい。

アップデート


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