
音は割れ気味で確かにガレージだが、曲調は黒目のロックンロール。 R&Bの影響が多くうかがえる。
ヴォーカルがめっさ吼えてる。 ピアノやらサックスやらも入って、音の広がりが凄い。
カヴァー曲が多いけれど、選曲もアレンジも文句無く格好いい。 "Roll Over Beethoven"とか"Walkin' The Dog"とかシビれる。 シェイクしたくなる事、受け合い。 "Roll Over Beethoven"の手拍子は反則だろ、カッコ良すぎ。
オリジナル曲の"The Witch"は、インストチックで一曲目にハマっている。 "Do You Love Me"はBrian Poole & The Tremeloesのカヴァー。
後半の盛り上がりも凄い。"Good Golly Miss Molly"、"Keep A Knockin'"、"Don't Believe In Christmas"のコンボがキテル。 "Good Golly Miss Molly"と"Keep A Knockin'"に入っているピアノがキまり過ぎ。(共にLittle Richardのカヴァーらしい) 何故、クリスマス・ソングが入っているかは不明。

前作よりも、グッとガレージ色が濃くなった感のあるSonicsの2nd。 これまた、名曲ズラリといった感じ。
何と言ってもこのバンドは、音が良いということを再確認させられる。
相変らず、カヴァーのセンスが良い。 今更な気もするけど。 "Skinny Minnie"、"Don't You Just Just Know It"、"Jenny Jenny"、"Louie Louie"とか。 "Jenny Jenny"はじっとして聞くのが不可能な程キレまくり。 "Louie Louie"はガレージの定番中の定番。
"Since I Fell For You"は普通にポップスっぽいのだが、その次の"Hitch Hike"との流れで聞くとかなりグラリとくる。 ヴォーカルを除く全パートが「ダダダダン」って、リズムを揃えると音圧が物凄い感じ。
ボーナス・トラックでは、ライブ・テイクの"Psycho"、"The Witch"も聞ける。(CD盤のみっぽい)
ライブ・テイクは、ギターがギャンギャンいっている。
大人しく聞けないアルバム。 むしろ、何故1999年までCD化されていなかったのかと思ってしまう。