
"Get Action!"との一番の違いは、コーラスがない事。(たまに歌ってはいるけれど) 曲自体は格好いいのに、どこか物足りない感じがしてしまう。 "Get Action!"をまだ聞いていない人は、こっちを先に聞いた方が長く楽しめるかもしれない。 と思っていたが、先入観を排除して聴くとかなりイカすガレージ・パンク。 コーラスが少なくても十分格好いい。
サウンドは、低音が出まくっていて、ノイズは少なめ。 といっても、"Get Action!"と比べての話なので、メーターは真っ赤って感じだ。 彼らのサウンドに一貫してある炸裂音みたいなノイズが心地良い。
最後のカヴァー曲"Shake A Tail Feather"が良かった。 動き回るベース・ラインあたりが、"Get Action!"への伏線的印象。 "My GTO"は、Devil Dogsが彼等のために書いた曲。 "All I Want"はDirty Loversのカヴァー。

日本が世界に誇るパンク・ガレージ・バンドTeengenerateの激有名アルバム。 爆音でかけても怒られない人は是非。
サウンドはNew Bomb Turks、Devil Dogs系、すなわち、Crypt Records系。 エッジーさ加減ではNew Bomb Turksの方が近いか。 ギターが猛烈エッジーなのに、ベース音が「ボボボボ」聞こえるのが面白い。 ライナー・ノーツを見て分かったのだが、FIFI(多分)の使用アンプがメサ・ブギーだ。 スピーカ・グリルが籐編みな所とスイッチの配置からスタジオ22+っぽい。
"Mess Me Up"は、Devil Dogsの"Ball Me Out"("We Three Kings"に収録されている)との因果関係を感じずにはいられない。 多分、サビの韻が似ているだけなのだが。
カヴァー曲の"Shake, Rattle & Roll"がメラ格好いい。 こんなちょっぱやな"Shake, Rattle & Roll"聞いたことがない。
Guitar Wolfが"狼惑星"でカヴァーした"Let's Get Hurt"が入っている。 Teengenerateヴァージョンの方がラウドで好き。 と思ったけれど、Guitar Wolfヴァージョンはイカすギター・ソロがあるのでドロー。 音の割れ具合では、Guitar Wolfと良い勝負。

解散直前のライブ音源。
物凄いスタジオ盤みたいなクオリティのライブ。 いや、逆にスタジオ盤がライブみたいなテンションなんだけれども。 「聴く」というよりは、「浴びる」という表現がしっくり来る。 爆音で楽しみたい一枚。
今更驚く事でもないのかもしれないが、"Intro"でMCをしているのがPhantom SurfersのMike Lucasだったりする。 内容は敢えて書かないけれども、心臓を鷲掴みにされる事必至なMC。
選曲も最高で、"Mess Me Up"とか"My GTO"とか聞いておきたい曲をやってくれている。 Kidsのカヴァー"I Don't Care"や、Chan Romeroのカヴァー"Hippy Hippy Shake"なんかもおいしい仕上がり。 カヴァー曲のいくつかは、他のアルバムに未収録なので嬉しい限り。
尚、このワックスを聞いて難聴になっても、当サイトは一切責任を負えません。