
1956年から1964年あたりのR&Bのコンピレーション。 コンピレーションを寄せ集めた再発CD。
レコード屋で'50sのR&B入門用に薦められた。 1曲目のBunker Hillの"The Girl Can't Dance"を試聴させてもらって、イントロのシャウトからノック・アウトされて購入。 聞いた直後は気付かなかったけれど、Swingin' NeckbreakersとかGreat Mongooseとか、ガレージではわりとカヴァーされているナンバー。(彼のバックでLink Wrayがギターを弾いていたことがあるらしい、けれど詳細不明) Emmet Lordの"Women"がFlaming Sideburnsにカヴァーされている。(オリジナルはヴォーカルにもっとビブラートが効いている) 後は、King Colemanがフルアルバムなんかも出ていて有名どころなのかも。
サックスやピアノのような小物を多用しているバンドが多くて嬉しい。 さらにコーラスがイカす。 ギターの音もローな感じで結構好みのサウンド。 ブルーズ色はほとんどなくて聞きやすい。 ただ34曲78分もあるので聞くというよりかはかけておく感じ。(爆音でかけていると、Louis Jonesの"Rock 'N' Roll Bells"という曲のベル音のウルサさにビックリする)
「この曲ガレージじゃん」って思える曲がいくつかあって、「ガレージも元をたどれば黒人の音楽なんだな」と認識。 「この辺の音楽がWailersなんかに繋がっていくんだな」とか勝手に思うと面白い。
お気に入りは、Bunker Hillの"The Girl Can't Dance"やEmmet Lordの"Women"は言わずもがなで、Bobby Long & His Satellitesの"Mojo Workout"とCD後半の曲ほとんど。 Evelyn Freemanの"Didn't It Rain"は、手拍子の音が破裂音みたいに聞こえてイカす。 Reverend Lofton & His Holy Travellersの"Look To Jesus"は、Elvis Presleyを思わせるロカビリーっぽいナンバー。 Royal Jokersの"You Tickle Me Baby"は、Doo-Wopなコーラスにシビれる。 Bill Johnsonの"You Better Dig It"はサックス、ピアノ、手拍子を用いて反則的に格好いいナンバー。
ライナー・ノーツのInstructions: 1. Prepare drinks 2.Take phone off the hook 3. Turn
the lights down 4. Strip down to your skivvies 5. Pop this disc on and... 6.
Wail, daddy, wail!!!
というフレーズが面白い。
コレを聞いてなんとも思わない人は音量が小さいに違いない。