伊豆の海はロマンティック・下田〜石廊崎〜松崎

下田港にて

 「では、伊豆半島最南端の石廊崎へ参るとしよう。」
 「わー!船だ船だー!」
 「うむ。バスに乗っても行けないことも無いのだが、船から海岸美を見ながら参るというのも乙であるからな。」
 「わー!楽しみだねえ!」

 

めちゃくちゃ揺れます!

 「む、我輩は激しく船酔い中であーる。」
 「メデスぅ〜、ボクも気持ち悪いよぉ〜。」
 「流石江戸時代の千石船を模しただけあって、激しく揺れる船であるな。」
 「うぐぅ〜、感心してないで助けてよぉ〜。」
 「向こうに石廊崎灯台が見えてきたから、もう少しの辛抱であーる。うっぷ.....。」

石廊崎港、やっと到着

 「うぐぅ、地面がぐるぐる回ってるよぉ〜。」
 「我輩も激しく気分が悪い、横にならせてもらうとするか。」
 「ちょっとここで休んでいこうよぉ〜。」
 「うむ。」

 

岬の白い灯台

 「メデスぅ〜、まだなのぉ?」
 「確かこの先に海があるはずだが......。」
 「船酔いの後は山道なんて、ボクもう歩けないよぉ......。」
 「向こうに灯台が見えてきたぞ、あと少しで岬であーる!」
 

伊豆半島最南端!石廊崎

 「やっと着いたよぉ〜!」
 「うむ。ここが伊豆半島最南端、石廊崎であーる。」
 「海からの風が心地良いよ〜!来てよかったね〜!」
 「これぞ正しく、夏の海であるな。」

 

路線バスで行く伊豆半島

 「さて、ここからバスで伊豆半島西岸を回って、松崎の港へ出るとしよう。」
 「今度はバスなんだね。」
 「このバスは別名マーガレッドラインこと国道136号線を走るのでな、海あり山ありの路線であーる。」
 「よーし!じゃあ一番前の特等席に座っちゃおうよ!」
 

人少杉状態です

 「わー!山あり海あり、景色が次々に変わっていって面白いね。」
 「妻良、雲見、石部。鄙びた漁港と温泉町を繋ぐローカルバスであるな。」
 「でもお客さんがほとんど乗ってこないね。ボクたちの貸切みたいだよ。」
 「伊豆半島西岸は交通の便が悪いので、観光地として俗化されておらぬからな。」

 
 

銀杏の樹の下で

 「お嬢、ちょっとバスを降りて歩いてみぬか?」
 「うん、ちなみにこの町はなんていう所なの?」
 「松崎といって、古くから西伊豆の経済、文化、交通の拠点として栄えた由緒ある港町であーる。」
 「ふーん。町外れの神社もなんか雰囲気が出てるね。」
 「これは伊那下神社の大イチョウ、樹齢1000年を誇り、かつては松崎沖を行く船の目印であったそうであるな。」
 「立派な木なんだねー。」

 

松崎なまこ壁通り

 「なまこ壁の建物があるよ!」
 「うむ。これは江戸時代末期のものであるな。」
 「ふーん。でもこの形って綺麗だけど、他に何か意味があるのかな?」
 「白漆喰で塗り固めることにより、防火、防湿の役目も果たしているのであーる。」
 「なーるほど!昔の人って頭いいね」

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