商品先物取引の仕組
へっぽこ外務員の先物教室

 商品先物取引の定義は「商品を将来の一定時期に受け渡しすることを約束する取引」ですが、一般的に言われる先物取引とはむしろ「その約束の期日以前に値動きによって生じる差額(差金)だけを授受し取引を終える」差金決済のことを言います。
 

 え?まったくわからない?あははははー,気にしなくても大丈夫!
私にもわかりません。
 ようするに世間で先物取引が偏見で見られる理由の一つは、その仕組みが複雑でわかりづらいということだと思います。そもそも私が会社からパチってきた『やさしい先物経済』(気球の絵が描いてある、例のおどけた表紙のやつですね)にも、ハナっから上記のような理解不可能な呪文が並べられているのです。 これでは世間のみんなが先物取引に対してそっぽを向き、げっちゅ屋やコスパに出入りしたがるのも正直無理はありません。
 しかしわかりやすく考えてみると先物取引の原理は決して難しい物ではないのです。そこで私も元エリート(?)外務員の端くれとして、この場で先物取引を解りやすく簡潔に、先物をよく理解していない人、例えば、初心者や、学生や,転職希望者や、電撃Gsマガジンの読者や、登録外務員にもわかるように、自分なりにまとめて書いてみることにしました。

 
1.需要と供給について
         相場とは、離れえぬよう、流されぬよう、ぎゅっと...
 
 高校の政治経済レベルの話ですが、資本主義経済のもとでは市場に出回る商品はすべて、消費者の需要と生産者の供給が一致したところで価格が決められています。アダム・スミスの『国富論』によると「うまい棒」が10円なのも、「大盛ネギダク玉」が480円なのも、「コミケ62限定水夏さやかタン(;´Д`)ハァハァフィギア」が8500円なのも、すべてこの「神の見えざる手」によって決められているらしいのです。
 当然この原則に乗っ取れば、生産量が同じであればある商品において需要が上がれば価格は上昇し、逆に下がれば価格も下落すると言うことができます。
 たとえば私が郵便屋さん時代によく外神田のメッセサンオーやリバティに出入りしましたが、店内のガラスケース内にあるねーこねこソフトの『みずいろ』に2万円(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルの値段がついていたりする光景をよく見ました。しかしこのソフト,2001年4月の発売当日はせいぜい7000円くらいで売られていたはずです。
 
 すなわち資本主義経済下の価格形成の原理から言えば供給に対し需要がひっ迫している以上,商品価格はどこまでも上昇していきます
 
 『みずいろ』にしても発売当初はほとんど見向きもされなかったソフトが後に認められ、生産量(供給量)の少なかった初回限定版に対し「俺は1万円出してもいい!」「いや、僕は1万5000円でも欲しいな!」「いーや!2万!!」という感じで価格が暴騰していったのでしょう。そのため今『みずいろ』を手に入れるにはみずいろだけに水色の円盤を使(以下ねこねこソフトが削除この需要と供給が一致した正に公正な価格を支払わなければならないのです。

 そこで考えてみて下さい。もし2001年4月の時点で,将来ねこねこソフトが外神田を牛耳る時代が来る!と予感できたなら、このソフトを買い漁って値段があがった時点で売れば大儲けできたはずですじつはこの「将来値上がりするであろう事を予測して前もって買っておく」こそが,商品先物取引の基本なのです。

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