補足・公共交通機関でびんちょうタンの里を訪れる勇者達へ。

 びんちょうタンの生れ故郷、みなべ町へは、新大阪駅から紀勢西線の特急「くろしお」で2時間半。「紀州備長炭振興館」と「道の駅・紀州備長炭記念公園」へはそれぞれ蒲エ神バスの路線バスが運転されており、市販の大判時刻表にも時刻が掲載されている。しかしバスは本数が少なく鉄道との接続も悪いので、これら2施設を同時に回るだけでまるまる一日かかってしまう。
 「備長炭振興館」へはJR南部駅前から(紀伊田辺始発)西の上及び龍神温泉行きバスで石倉バス停まで所要32分、運賃は820円である。石倉バス停はびんちょうタン看板のすぐ目の前にあるため、看板を見てから振興館に向かうには丁度いいかもしれない。「備長炭振興館」はバス停から徒歩3分のところにあり、見学所要時間は約30分。開館日は毎週土曜日を除く8時30分から17時までである。
 「道の駅・備長炭記念公園」へはJR紀伊田辺駅前から奇絶峡経由龍神温泉行きバスで備長炭公園前バス停まで所要22分、運賃は550円である。紀伊田辺駅前の乗り場は駅改札を出てそのまま左へすぐ。湯峯温泉へ向かうJRバスや白浜温泉へ向かう明光バスと間違えないように注意したい。紀伊田辺駅前には観光案内所や土産物店もあるので、バスの待ち時間を利用して是非訪れたい。ちなみに道中は進行方向右側の座席に座って奇絶峡の渓谷美を眺めることをお勧めする。「道の駅・備長炭記念公園」は備長炭公園前バス停のすぐ前で、見学所要時間は「茶房・備長の里」や「紀州備長炭発見館」も合わせて約1時間半は見ておきたい。開館日は毎週水曜(旗日の場合は翌日)を除く9時から17時だが、公園内の「茶房・備長の里」は16時に店を閉めてしまうので、先にこちらの方から訪れるとよいだろう。 

 参考リンク 龍神グループ(路線バスの時刻表) http://www.aikis.or.jp/~ryujin/
         JRおでかけネット(鉄道の時刻表および運賃) http://www.jr-odekake.net/ 

 以上から平成16年11月現在のおすすめのルートを紹介したい。まずは新大阪駅始発7時35分の新宮行き特急「スーパーくろしお1号」で出発する。少し朝が早いような気もするがこの列車に乗らないと南部11時12分発の龍神方面行きバスに間に合わず、このバスを逃すと次は13時32分(休日に至っては16時02分!)までバスが無いからだ。なお大阪以東から「スーパーくろしお1号」に接続する列車は名古屋始発6時22分の新大阪行き「こだま491号」が限界なので、東京方面から訪れる場合は前日大阪入りし市内で宿泊するか、東京発23時00分の大阪行き夜行寝台急行「銀河」で新大阪着7時13分しか方法がない。ただ東京始発23時43分の大垣行き夜行快速「ムーンライトながら」に乗車すれば名古屋に翌朝6時05分に到着し、前述の新大阪行き「こだま491号」に乗り継ぐことが出来る。
 和歌山から紀勢西線に入り、御坊へ9時29分着。「スーパーくろしお1号」は南部には停まらないのでここで紀伊田辺行きの普通列車に乗り換える。南部着10時19分。

 なお出発日が11月28日までの休日の場合は京橋始発6時58分の紀勢西線紀伊田辺行き臨時快速「熊野古道ハイキング1号」も運転されているので、特急券が不要な分多少路銀を浮かすことが出来る。8両編成だが終点の紀伊田辺まで直通するのは後ろの3両で、南部着は9時58分だ。今秋以外にも観光シーズンを中心に不定期運転されているので、最新の時刻表などで確認して頂きたい。
 南部ではバスの待ち時間に余裕があるので、駅前を走る国道42号線沿いのコンビニへ出て餌を仕入れておきたい。正直村内に入れば食堂はおろか自動販売機もろくにないので、お昼時の空腹が耐えられないという人は南部町内で食事を済ませておく必要がある。駅前の南部郵便局には土日も15時まで使えるATMが設置されている。  

 南部駅発11時12分の西の上行きバスに乗車する。道中ではかの有名な喫茶店「山百合」を忘れずに拝んでおこう。11時44分、備長炭振興館最寄りバス停の石倉へ到着。ちなみにびんちょうタン看板はバス停のすぐ眼の前だ。龍神街道を龍神村方面へ歩くこと3分、駐在所前の野球場の脇に目指す備長炭振興館は建っている。
 12時43分発の紀伊田辺行きバスで紀伊田辺へ引き返す。南部着は13時16分で14時07分発の紀勢西線紀伊田辺行きの普通列車に乗り換えてもいいが、紀伊田辺駅で次の目的地である備長炭記念公園行きバスへの接続時間が9分しかないのでこのままバスで紀伊田辺駅まで直行したほうが賢明だろう。南部から先、42号線沿いに見える太平洋の大海原が美しい。

 13時40分、紀伊田辺駅前着。人口7万を有する県下第二の大都市だ。観光案内所や土産物屋を回って時間を潰し、14時25分の奇絶峡経由龍神温泉行きのバスに乗車する。奇絶峡の渓谷美を眺めつつ、14時47分、備長炭公園前バス停に到着。公園内には紀州名産やリアル備長炭などが購入できる土産物店をはじめ、備長炭について学べる紀州備長炭発見館(入館料210円)や、炭窯、加工体験館などがある。もちろん備長炭を使った独特の料理で有名な「茶房・備長の里」も訪れよう。人気の備長炭ラーメンや備長炭ソバは出来上がるのに多少時間がかかるようで、帰りのバスの時間を考え少し余裕を持って行動するようにしたい。 

 紀州備長炭を心から堪能し、16時36分の紀伊田辺行き最終バスで帰路につく。16時59分、紀伊田辺駅前到着。17時45分発の紀勢西線下り特急「スーパーくろしお32号」に乗れば新大阪到着は19時51分。20時10分発の新幹線「のぞみ66号」に乗り継げば名古屋到着は21時03分、東京到着は22時46分だ。

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