備長炭記念公園を目指して

 石倉バス停12時43分発

再びローカルバスに乗車であーる。

 「はてはて、次の目的地はどこなのかな?」
 「実はこの先に、なんと備長炭を食べさせてくれる施設があるのであーる。」
 「えっ!びんちょうタンを食べちゃうの!?」
 「む、ただ備長炭を使った料理が食べられるだけであーる。」

 「なあんだ、ボク一瞬びっくりしちゃったよ。」
 「では一旦、町へ戻るのであーる。」
 「またバスに乗るんだね、ボクらもびんちょうタンみたいに、鳥さんに運んでもらいたいな〜。」

田辺駅バス停13時40分着

た〜ら〜ら〜たら〜、我輩参上であーる。

 「紀伊田辺に到着であーる。」
 「大きな町だね、びんちょうタンもこの町で仕事を得て生計を立てているのかな?」
 「ここ紀伊田辺は世界遺産に指定された熊野街道の玄関口、我輩たちもここから龍神村行きのバスに乗換えであーる。」
 「龍神村か〜、一年中雪がやむことがなくて、人間と龍神様の悲恋物語があって。」
 「それは龍神村違いであーる!あ〜んまん!」

 「えうー。」

田辺駅バス停14時25分発

来夏の映画公開が楽しみであーる!

 「このバスで行くんだね。」
 「龍神バス、龍神温泉行きであーる。」
 「さっきのバスと違って、お客さんがそこそこ乗ってるね。」
 「熊野街道が世界遺産に指定されたため、龍神温泉も観光地として脚光を浴びつつあるからな。休日には高野龍神スカイライン経由で高野山へ行く直行バスも運転されているのであーる。」
 「高野山か〜、1000年の時を越えた、人間と翼人の少女の悲恋物語があって。」
 「それは高野山違いであ〜る!が、がお!」
 「にはは☆」

 

紅葉萌える奇絶峡であーる。

 「ウホッ!いい景色!」
 「これぞ絶景、奇絶峡の渓谷美であーる。」
 「川沿いの紅葉が真っ朱に萌えてるね。きれいだよー。」
 「春の新緑や桜、夏の涼しげな不動滝、そして秋には紅葉。四季折々の渓谷美がまったくもって見事であーる!」

備長炭公園前バス停14時47分着

ここはお隣の田辺市であーる。

 「道の駅、紀州備長炭記念公園に到着であーる。」
 「ここで備長炭が食べられるんだね。」
 「さよう。他にも紀州備長炭発見館や観光用の炭窯まであり、正に備長炭の複合施設と言っても過言ではないのであーる。」
 「
さっきの備長炭振興館と違って人がたくさんいるね。有名なのかな?」
 「幹線道路沿いの道の駅として整備されておるからな、ドライブやツーリングの最中で立ち寄る者も多いのであろう。」 

公園の外れにあるのであーる。

 「でもってここが備長炭が食べられる、茶房備長の郷であーる。」
 「なんだかボクわくわくするよ〜。」

 「ここのNEMU、いやMENUで一番人気は、真っ黒な麺が自慢の備長炭ラーメンと備長炭ソバであーる。」
 「なんだか面白いね、ボクらもそれを頼んでみようよ。」
 

550円であーる。

 「でもってこれが備長炭ラーメンと、備長炭ソバであーる。」
 「わわっ!ほんとに麺が真っ黒だよ!これ食べられるの?」
 「心配御無用。お嬢も早速食べるがよい。」
 「うん。あれ?味は普通のおそばと変わらないねー。」
 「普通のそばに備長炭を練りこんでいるのであーる。人畜無害で無味無臭な備長炭でこそできる、なんとも不思議な料理であーる。」
 「見た目はちょっと不気味だけど、味はとっても美味しいね。」

こちらは350円であーる。

 「♪だばだ〜、だ〜ば〜だばだ〜だばだば〜!備長炭コーヒーの登場だよ。」
 「紀州生れのびんちょう水で作った、とっても美味しいコーヒーであーる。」
 「備長炭を使ってるだけあって真っ黒だね、真っ黒くろ助だよ。」
 「通常の3倍の黒さであーる。」
 「でもそれって、単なるブラックコーヒーだってことじゃない?」
 「野暮なことは言いっこなしであーる!」

備長炭製造中であーる。

 「美味しかったね〜、あっ!裏山からなんだか煙が上がってるよ!山火事かな!」
 「あれは炭窯の煙であーる。ここ備長炭記念公園の炭窯は、見学者のため特別に解放されているのであーる。」
 「なあんだ、ボクびっくりしちゃったよ。ふむふむ、こうやって備長炭を作るのかー。」
 「先程備長炭振興館で学んだが、実際に見るとかなり大変な作業であるな。」
 「昔はこれを全部手作業でやってたんだね。きっと大変だったろうね。」
 「1200年を超える、人間達の英知の結晶であーる。」
 

備長炭公園前バス停16時36分発

さよなら紀州であーる。

 「備長炭のことがたくさん解って、楽しい旅だったね。」
 「紀州備長炭は長らく暖房用や燃料用を中心として使われてきたが、近年はその科学的見地から炭の持つ不思議な力が次々に見直されているのであーる。空気をきれいにしたり、美味しい水を作ったり。正に備長炭は山の神が人間に与えてくれた自然の大きな贈り物であーる。」
 「そんな魔法の紀州備長炭が、これからびんちょうタンによって広く世界に知られていくんだね。」
 「町へ戻る最終バスがやってきたな。これで備長炭の里とは一先ずお別れであーる。」
 「次に来るときは、町中がびんちょうタンで埋め尽くされてるといいのにね。」
 「びんちょうタンとは年末に東京国際展示場で再会するとしよう。ではサラバ。」


取材協力(順不同)

和歌山県みなべ町 http://www.town.minabe.wakayama.jp/index.html
紀州備長炭博物館 http://www.iip.co.jp/minabegawa/index.html
紀州備長炭記念公園 http://www.city.tanabe.wakayama.jp/nourin/bintyou/
紀州備長炭あつあつ情報局 http://www.kishu-binchotan.jp/

EXA’S PICATA http://picata.net/
株式会社アルケミスト http://www.alchemist-net.co.jp/
びんちょうタン まとめ〜 http://www.geocities.jp/winds_fukuoka/041028-bin/wasi-bin.htm 

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 補足・交通公共機関でびんちょうタンの里を訪ねる勇者たちへ。