倉吉23時58分→鳥取0時34分 

倉吉23時57分着・23時58分発

倉吉到着であーる。

 「三朝温泉への玄関駅、倉吉に到着であーる。」
 「お客さんが数人乗ってきたね。大阪に行くのかな?」
 「ここからはやっと晴れて急行列車。米子からの帰宅客も降車して、夜行列車の旅情が一段と強まってきたものであーる。」
 「そろそろ日付も変わる時刻だね、メデスはまだ寝ないのかな?」
 「だいせんは今や貴重な旅情派深夜急行。我輩は朝までこのままめくるめく一夜を過ごすつもりであーる。」
 「ボクも全然音夢くないしね、せっかくだから二人朝までだいせんの一夜を楽しもうよ。」
 「うむ。」

松崎0時05分着・0時05分発

急行券の用意を忘れずに、であーる。

 「目の前に真っ黒な湖が見えてるね。」
 「東郷温泉と東郷池であーる。遠くに見える湖畔の灯は羽合温泉の旅館群であーる。」
 「湖畔に温泉が二つもあるんだね、さすがは温泉王国、鳥取だよー。」
 「うむ。でもって温泉町への最寄り駅、松崎到着であーる。」
 「あれ?汽車が停車したのに車内放送が無いみたいだよ。」
 「もう日付も変わって深夜帯であるからな。車内放送は翌朝6時20分着の三田までお休みであーる。」

 

浜村0時19分着・0時19分発

浜村温泉最寄り駅であーる。

 「貝がら節のふるさと、浜村到着であーる。」
 「乗る人も降りる人も居ない、深夜の無人駅だね。」
 「漆黒の闇に横たわる、2両編成の深夜急行。だいせんの夜明けはまだまだ先のようであーる。」
 「ほんとに静かな、秋の夜長だね。」

鳥取0時34分着・1時17分発

25時の鳥取駅であーる。

 「高架で市街を通り抜け、鳥取駅到着であーる。」
 「駅前に大きなビルがたくさん建ってるね。なんだか大都会に来たみたいだよ。」
 「鳥取は山陰本線屈指の大都市なのであーる。」
 「でも乗客のほとんどが降りちゃったね。一気に車内が閑散としちゃったよ。」
 「もはやだいせんの使命は鳥取県内の深夜列車。今時夜を徹して大阪へ向かう旅客は貴重な存在であーる。」
 「るふぅ。昼行特急や高速バスにお客を取られちゃったんだね。」

 

深夜急行、ひと時の休息であーる。

 「えーと、発車は1時17分?43分間も停まるんだね。」
 「深夜の夜行列車につき物な、俗に言う時間調整であーる。」
 「でもお陰で夜のお菓子にありつけるね。早速駅前へ出てみようよ。」
 「夜行列車の音夢れぬ夜、そんな旅人たちにとっても貴重な夜の長時間停車であーる。」
 

鳥取駅コンコースであーる。

 「さて、深夜の鳥取駅前であーる。」
 「ハナキンの夜なのに、鳥取駅前はもの凄く静かだね。」
 「東京ならまだ夜は始まったばかり、地方都市の住人はまったくもって健全なものであーる。」
 「高架駅の駅舎は立派だけど、やっぱり田舎だね。」
 「むむ、そこが地方の良い所であーる。」
 

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