鳥栖19時17分発→門司20時46分着

鳥栖19時04分着・19時17分発

左奥に見えるのが「はやぶさ」であーる。

 「鳥栖〜鳥栖、13分間停車します、しばらくお待ちください。」

 「13分も止まるんだね、今のうちにお菓子を買いに行こうよ。」
 「車内販売も食堂車も無い没落急行、餌を仕入れる機会はここ鳥栖での13分停車のみなのであーる。」
 「一旦汽車を降りて、駅前のコンビニへ行くんだね。」

 「3番線ご注意ください、東京行「さくら」発車します。」

 「えーっ?!メデス大変!ボクら置いていかれちゃったよ!」
 「心配御無用であーる!試しに1番線に行ってみるがよい。」
 「ほ、本当に大丈夫ぅ?」

1番線、「はやぶさ」東京行きであーる。

 「あれ、ここにも東京行の汽車が停まってるね?でも「はやぶさ」って書いてあるよ。」
 「熊本始発17時20分、東京行き寝台特急「はやぶさ」であーる。」
 「うん。でもボクさっきの汽車に荷物置いたままだよぉ!どうするの?」
 「お嬢、汽車の先頭を見てみろ。」

連結作業中であーる。

 「1番線ご注意ください。間もなく東京行「さくら」が入ります〜。」

 「あれ?さっき行っちゃった汽車が今度は逆走してこっちに来るよ。メデスぅ、これって一体どうなってるの?」
 「うむ。実はここ鳥栖駅は長崎本線と鹿児島本線が分かれるジャンクション。よってこの駅で長崎からの「さくら」と熊本からの「はやぶさ」が連結され、12両編成で東京を目指すのであーる。」
 「なーんだ、ボクびっくりしちゃったよ。」

「さくら・はやぶさ」東京行きであーる。

 「ふう、やっと汽車に戻れるね。ちなみに後ろの「はやぶさ」ってどんな汽車なの?」
 「昭和33年10月に登場した老舗列車で、登場以来東京〜西鹿児島間1493kmを走る日本最長距離特急として君臨した名門列車であーる。」
 「「さくら」に劣るとも劣らない優等列車だったんだね。」
 「うむ、しかし交通体系の変化で年々客足は落ち始め、ついに平成9年に西鹿児島〜熊本間が廃止され、鳥栖〜東京間は「さくら」と併結運転になってしまった訳であーる。」
 「へー、こっちも没落急行なんだね。」
 「今の時代、十何時間も夜を徹して走る汽車は、残念ながら時代遅れってことであーる。」

博多19時41分着・19時43分発

中州の思いで、であーる!!

 「やっと博多についたね。」
 「うむ。しかしこれからがまた長いのであーる!」
 「まだ9分の1しか進んでないんだよね......。」
 「ま、そんな所だな。」
 「ホームの売店が開いてるね、ボクお弁当買いたいな。」
 「お嬢、3分間しか停まらないから、急いで買ってくるのだぞ。」
 「メデスぅ、解ってるよぉ〜。」

小倉20時37分着・20時39分発

「はやぶさ」5号車、オハ24−701であーる。

 「メデス!お弁当と飲み物を買ってきたよ!」
 「ご苦労、では「はやぶさ」編成のロビーカーに行ってみるとするか。」
 「ここって、ボクらも使っていいの?」
 「心配無用であーる。」
 「じゃ、かんぱーい!」
 「.....って!お嬢、それはお酒ではないか?」
 「ふるさいな〜メデスぅぅ〜、ボクは大人はから(・∀・)イイ!んだよぉ〜。」
 「よ、酔ってるなお嬢。てな訳で小倉到着であーる。」

門司20時46分着・20時52分発

EF81へ付け替えであーる。

 「関門海峡港町、門司に到着であーる。」
 「あれ?先頭で機関車の付け替え作業をしているよ!」
 「九州と本州では電化方式が異なるからな。九州からの交流専用機関車ED76は、本州の直流区間を走れぬのであーる。」
 「ということは、関門トンネルの入り口に交流と直流が切り替わる地点があるんだね。でも、じゃあその間は一体どうやって走ってるの?」
 「EF81という、交流直流の両区間を走れる機関車に交代するのであーる。」
 「ふーん、なんだか面倒だねぇ。」
 「これより関門海峡トンネルに突入、いよいよ九州ともお別れであーる!」

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