門司20時52分発→大阪4時29分着

下関21時00分着・21時05分発

本州突入であーる!

 「国境の長いトンネルを抜けると本州だったぁ!」
 「本州の玄関口、下関に到着であーる。」
 「あ、また機関車の付け替えをやってるよ、今度は直流専用の機関車に交代だね。」
 「直流電気機関車EF66に、東京までの残り1,100Kmを世話になるのであーる。」
 「なんだか頼もしそうだねぇ。」

厚狭21時33分着・21時34分発

夜の寝台急行でも「あさ〜」であーる。

 「皆様、夜もふけてまいりました。明日朝の名古屋到着まで、緊急の場合を除いて車内放送をお休みさせていただきます。」

 「メデス、ボクたちもそろそろ寝ようよ。」
 「そうであるな、丁度車内も減光され、皆眠りにつこうという頃か。」
 「じゃ、ボクらの寝台に戻るね。」
 「うむ。その前に通路で記念撮影であーる!」
 「ここは鳥栖までボクたちが乗ってきた汽車の最後尾だった場所だね。」

 

小郡22時03分着・22時04分発

水くらいタダで飲ませろであーる!

 「歯みがき歯みがき〜っと、そういえば車内の冷却飲料水って、最近見なくなったね。」
 「この車両は14系という昭和50年代に作られた古い車両であるからな。むかしは水は決して買うものでは無かったものであーる。」
 「手動の扉に、洗面所の共用コップ、小さな石鹸箱。なんだか一昔前の列車って感じだね。」
 「国鉄がJRになっても、新幹線が八戸まで延びても...この「さくら」だけはいつまで経っても変わらない。でも、そこがいいのであーる。」
 「うん、ボクにもよく解るよ!」

徳山22時40分着・22時41分発

山口の友の故郷であーる(作者注)。

 「周南市、徳山着。重化学コンビナートが夜空に光って無気味だね。」
 「山陽屈指の工業都市の中心駅も、この時間になると静かであるな。」
 「ふわぁ〜。ボクはもう寝るね。東京に着いたらちゃんと起こしてよ。」
 「心配せんでも東京着は明日の11時33分。まだ3分の1も進んでいないのであーる!」

 

岩国23時33分着・23時33分発

開放型B寝台であーる。

 「あれ?メデスもまだ寝てないの?」
 「我輩はいつも夜が遅いもんでな。大体日付が変わる前に寝るなどほとんど無いのであーる。」
 「そういえばボクもいつも夜は遅いけど、なんだか汽車に乗ると眠くなっちゃうんだよ。」
 「いつもならまだ11時半かって時間だが、ここでは他にやることが何にも無いからであーる!」
 「ふわぁ〜。ボクもう本当に寝る!おやすみ!」

広島24時06分着・24時10分発

おやすみなさーい!であーる。

 「我輩も寝るとするか。」
 
 「では兄くん、また来世......。」

 

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