うちの親父には隠し子がいる。しかも二人。
小さい頃よく冬の日曜日は無理矢理スキーにつれて行かれたのだが、その時にはいつも見知らぬ他の子供がいた。その二人は上が私の1歳上の男、下が1つ下の女だった。その子達が隠し子だったという訳だが、その事実を姉から聞かされたのはスキーに連れて行かれなくなった小学校高学年、子供の作り方もまだちゃんと知らない子供にとっては中々ハードな情報である。
そんな親父は一人目ができた時には母方の祖母の所に行って土下座して謝ったらしいのだが、2年後にはめでたく第2子誕生(いや、こちらが4人兄弟なことを考えると、第6子か)。おい、親父。全然反省してないぞ!
しかも、このことからあんなこといった理由が分かるよね。だって、もう待望の男の子は生まれていたんだもん。
そんな腹違いの兄とは高校が同じでブラバン部だったらしいのだが、ある時ブラバン部の友達からこんなこと聞かれたことがある。
「お前さ、ブラバンに親戚いるでしょ?」
親戚っていうか・・・もっと濃い関係だけどね!勿論そんなこと言える訳もなく適当な返事をしておくが・・・ヘイブラザー、話を振られて答えに困るようなことは言わないでいてほしいな。ただでさえまだ精神力が身に付いていない高校生だというのに・・・
そして俺が大学生になって。今までの一言でも触れたように親父の整形外科医院にてお気に入りの看護婦さんができるが、その後隠し子の妹の方が看護婦になったという話を聞き、しばらく会ってないし顔も名前も全然覚えていないし、もしお気に入りの看護婦さんがその子だったりしたらどうしよう・・・?と本気で凹んだこともあったり。(結局後で違うことが分かったが)
こんな二人とはもう本当に小さい頃から久しく会っていない。久しぶりに会って親父について(笑いながら)語り合ってもみたいものだが、なんにせよとってもステキなお父さんを持つことができた私たち(6人)は、とっても幸せです!
以上で前フリ終了。(本編より面白かったかもしれん)