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 とりあえず朝起きて朝食を取るが、朝食の内容は、パンにハム、チーズ、コーンフレーク、ミルク、コーヒー、ジュース等。午前中は昨日えらく感動したケルン大聖堂の中へ初めて入るが、すごい。ため息が出る。席に座ってしばらくぼーっとするが、凄く落ち着く。と同時に、こんな所で多くの人間がパイプオルガンに合わせて賛美歌を歌ってる様を想像すると、なんかドキドキしてしまう。
 しばらくぼーっとした後、電車でライン川沿いに南下。このルートは、川沿いに城が点在し、観光の本でも紹介されてるような有名なルートで、確かに綺麗な車窓が続いていたようだった。ようだった、というのは結構うたた寝してしまっていたから。気付くとこのルートの終わりであるマインツ駅に着き、よくわからないがとりあえずこの駅付近をふらふら歩こうかな、と思う。
 とにかく観光本でどこが有名な観光スポットなのか調べた訳ではないので、何もわからずとにかく気の向くままに歩く。どうやらマインツは大きい街ではないのだが、非常に小綺麗な街だ。たまたま見つけた教会の周りをうろついてみたり、本道から外れる小道にちょっと入っていったりなんかもして、とにかく気ままに。2時間ほど散策するが、非常に気に入ってしまった。将来、こんな所に住むのも悪くないな、と本気で思ってしまう。
 ちょっと名残惜しいが駅に戻り(戻る途中雨に降られた)、今日泊まろうと決めていたバッハラッハという街に向かう。今日南下してきたライン川沿いの路線を一時間程戻る。
 駅に着くと、バッハラッハは川沿いの小さな街だった。石畳がいい感じの、いかにもヨーロッパのちょっと田舎。まずは日本で用意してきたユースホステルガイドのコピーを片手に、宿まで歩く。そのコピーによると結構山道を歩くとのことだったが、なるほど、実際なかなかの山道だ。昔京都に柔道部で合宿に行った時に朝のランニングで大文字山に登ったのを思わず思い出してしまう。
 20分ほど登るとユースホステルらしき建物が近付いてくると、3人組の東洋人が上から降りてきた。なんかニヤニヤしてるな、と思ったら「日本人ですか」と聞かれ、俺以外にも日本人来てることがわかった。
 古城を改装したユースホステルにやっと到着し、レセプションを探し「泊まれます?」と聞くと「大丈夫だよ」とのこと(「はー、よかった」と心から胸を撫で下ろす)。色々泊まる際の説明を受けてると、最後に「今日は君の他に3人日本人が来てるよ。」「あ、さっき会いました。」。
 部屋に荷物を置き、暗くなる前に(暗くなったら山道登るの危ないし)晩飯を食べようと早速下界に降り、どこで食べようかと悩むが一人でレストランはなかなか入りにくくて、結局ファーストフードっぽいところで食事を取ることに。料理を一品頼むが、食べてると「コーラはいらないかい?」と聞かれ「いらない」と答えたのだが、ビール(アルコール)ではなくコーラを勧められてしまったのは俺が子供っぽく見えるだろうか、とちょっと落ち込む(まあ、一般的に日本人は若く見られがちだろうからしょうがないのだろうけど)。
 御飯を食べ終わると、外は結構暗くなってきたので急いでユースホステルに戻る。部屋に戻ったら今度はユースホステル内外を散策。中はちょっとごちゃごちゃして面白い構造。しかも、外の古城の印象と違って中はきっちり内装され、かなり綺麗だ。建物の外に出て下界を望むと、中々壮観である。ライン川、川の向こうの山、そして川沿いの町並み。本当、綺麗だ。また、テラスに卓球台があるのを発見して近付いて見てみると、なんと石でできたえらく重そうな卓球台。しかも、表面が微妙にでこぼこしてるし。この卓球台で遊ぶ人はいるのだろうか、とちょっと疑問を抱く。
 ひとしきり散策して部屋に戻り、昨日の日記なんかを書いてると、同室の人達が戻ってきた。さっき会った日本人3人組だった。その3人組がワインを買ってきたのでみんなでそれを飲んでお話をしてると、3人とも一人旅で、たまたまここで出会ってさっき一緒に食事に出かけたとのこと。一人は俺同様普通の大学生だったが、一人はワーキングホリデイという制度を使って一年間カナダで働いてたことがあったり、もう一人は高校まで同じくカナダで暮らしてたりと、色々な人がいるんだな〜、とちょっと感動、しみじみする。いかに自分の住んでる世界が狭いか実感。また、さすが男だけなだけあって、ヨーロッパの女性の美しさについても熱心に語り合う。本当、こっちの人達は女性は綺麗だし、男性も格好いいし、うらやましいぜ。
 そんなこんなしてるうちに遅くなり、シャワーを浴びて寝ることに。明日はどうしよう。どこに行こうかな。ケルンで道教えてもらったネーチャンとおばちゃんにもう一回あって礼言いたい、っていう気持ちもあるんだよな・・・

今日撮った写真はこちらでございまする(5枚)