3月3日

 朝起きてまずは朝食。そして早速出発の準備をしてユースを出るが、駅に向かう前にパン屋を遠目でちょっと覗くと、いるような気もするのだが(顔ちょっとうろ覚え)、忙しそうだし、未練を残しながら立ち去ることに。ケルン大聖堂を横目に駅に入り、とりあえずライン川沿いに南下する電車に乗る。昨日まではマインツに寄ろうと思ってたが、結局もっともっと南下してシュタットガルトまで行くことに。別にシュタットガルトに何かあると知ってというわけではなく、「なんとなく」である。
 駅についたら、まずはYH探し。駅前にあるInfoに置いてある宿泊施設関係の冊子を調べ、なんとか目星をつける。そして、YHへは今回初の路面電車を使うことに。駅に行き、切符を買おうとするが、よくわからないので駅員さんらしき人に聞き、切符を購入。で、電車に乗り込もうとしたのだが別に改札もないし、切符チェックする人もいないし「あれ?乗る時は切符は関係ないのかな?」と思いつつも、「降りると気に切符が必要になるのだろう」と思い目的の駅につくと、見事に切符の必要がないことが発覚。おいおいドイツ、かなり適当だな。
 そこから少々歩いてYHへ。「今日泊まれますか?」と聞くと「泊まれる」とのこと。そろそろ、パリ以外は安宿泊まるのも難しくないことがわかってくる。部屋に荷物を置きとりあえずどうしようかな、と考えるが、まずはちょっと散歩ということで、このYHは丘の中腹にあったので、この丘をがんがん登ることに。取り立てて観光名所らしいものは見当たらないし住宅ぐらいしか見当たらないが、それでもやはり知らない場所を何気なく歩くのは楽しい。とりあえず行きつけるとこまで行って引き返し、今度は駅前に出ることに。
 地図を見たら実は近道があることが分かったので、その道を進み、意外と早く駅前にでる。こんなことなら最初からこの道を歩いてYHに来ればよかった。駅前を散策するが、なかなか大きい通りがあって、そこにはハープを弾いてるストリートミュージシャン?もいたりして少々聞き惚れる(日本でもギターで弾き語りのストリートミュージシャンばっかりじゃなくて、こういうのもいればいいのにねえ)。また「調べてないからよくわからないけど、これ、観光名所なんだろうな」というような立派な建物にも遭遇。歩いてるうちにそろそろ腹がへったなと、食べる店を探すが、丁度パン屋で「クロワッサン」3個で3DMと安く売ってたのでそれを買おうとしたら、店員のおばちゃんはなんと1個サービスしてくれ、この町が好きになる。
 その後さらにぶらぶらしてからYHに帰り自分の部屋に行くと、日本人が一人。今週で大学院を卒業でちょっと前まで修論を書いてて、予定もたてずにとりあえずドイツにきたとか、TOEICで普段は700点ぐらい取れてて、この前は800点取ってしまったとか、そういう話を聞く。まあ今夜はこのまま宿でおとなしくして明日に向けて早く寝ようかな、とか思っていると、今度はYHの受け付け前で日本人の集団(って言っても5人だけど)と遭遇。「一緒に飲みに行きませんか?」と誘われたので(と言ってもこの人達は皆一緒に旅をしてると言う訳ではなく、たまたまこのYHで一緒になって、一緒に飲みに行こうという流れになって、そこに私が現れたという訳である)、同室の人も誘い日本人7人で飲みに行こうと、また駅前に行くことに。
 どこにいい店があるのかわからないので「どうしよう」と話をしてると、うち一人がいきなり現地人に話し掛け、お店情報をゲット(後から聞いた話だとこの人は大学はアメリカの大学に行ってて、中々英語が堪能&アメリカナイズされた積極性を持ち合わせていた)。そのお店(バーと喫茶店の中間?)に行き7人でカウンターに座り、やはりビールを。やはり美味しい。私の横には同室の人が座りまた色々お話を(同じ理系の人間ということもあるせいか、結構話も合うんだよね)。なんでも就職はキリンらしくて、醸造技術を学ぶ為にドイツに来ることもあるかも、みたいなことも話していた。 1時間くらいで店を出てYHに帰ることにして、シャワーを浴びてさっさと寝ることに。
 今日はもっとあっさり終わるはずだったのに、意外なことに充実した夜になった。何が起こるかわからないものだ。

今日撮った写真はこちらでございまする(2枚)