更新:2004/3/8

駆動&補強

 ここでは、MyFDに装着したトラクション性能の向上を狙ったパーツを紹介しています。
 新しい紹介が上となり、下に行くにしたがって古い内容となります。


・2003年8月23日 AutoExe Member Brace Set 34461Km
 装着にあたっては、近所のFD仲間である藤山号の影響が多々あります・・・(笑)
 街乗りでは日頃から良く助手席に乗せて頂いておりますので、ボディー剛性アップ、それに伴う乗り心地の良さ等は体験済みです。
 しかし、先日、サーキットで藤山号を運転させて貰う機会があり、その効果を体験して以来欲しくなりました。
 藤山FDには、私と同じ「アラゴスタベースのSCオリジナルサスペンション」が装着されておりますので、非常に比較しやすいです。
 まず、ボディー全体のしなり具合(前後の一体感)があります。
そして、ブレーキング時の安定感・トラクションの掛かり具合に驚きました。
 ちなみに、藤山号は4年落ちの旧ネオバですが、それを考えると素晴らしいトラクションの掛かり具合でした。
 メンバーブレース取り付けにあたり、下記理由からフロントパイプとの干渉の事で懸念がありましたが、藤山FDを観察することで問題なさそうなので本製品を注文しました。
 @エンジンマウントを純正比-10[mm]としている。
 AオートエグゼのHPには、同社フロントパイプとの併用は不可と記載されている。
 結果的に、純正比-10[mm]のオリジナルMCナイロンエンジンマウントと純正フロントパイプの組み合わせにおいて、フロントパイプとメンバーブレースの間隔は指1本+αはありました。
 MCナイロン製のエンジンマウントなため、横Gが掛かった際のマウント自体のタワミは殆ど無視出来ますので、サーキット走行等でも干渉することは有りません。

・2003年8月23日 ATS 1.5Way Carbon Lsd 34461Km
 LSD装着は非常に悩みました。その理由は、あの独特なバキバキ音と急激なロックにあります。
 本当は1年前より機械式LSDが欲しいとは思っておりましたが、上記理由とその必要性から見送っていました。
 しかし、色々とネットを調べて見ると、自分の希望に合致する仕様のLSDがATSから発売されており、市場やレースフィールドでの実績・耐久性も申し分無い事が解かりました。
 また、最近はサーキット走行において、ヘアピンの立ち上がりやカント切り替りの際のトラクションの抜けに対して不満が出て来たため、機械式LSDの装着を検討していました。
 他の機械式LSDに比べ値は張りますが、バキバキ音だけは絶対に譲れないので本製品を装着しました。
 購入および作業は、何時もお世話になっているスピードコネクションで行いました。
 機械式LSD装着と同じに、デフマウントを自作アルミデフマウントから自作MCナイロンデフマウントへ変更しました。

 下記に、私が感じたインプレを簡単に紹介致します。
 @街乗り
 普通にハンドルを切っている分には機械式LSDを入れている事が全くわかりません。
 音もしませんので、本当に入っているのかなぁ?と心配になるくらいでした(笑)
 街乗りで気付くとしたら、ハンドルをフルに切ってアクセルを少し多めに踏んだ時に感じる程度です。
 ハンドルをフルに切った状態で普通に車庫入れや公差点を曲がる程度のスピードでは、滅多な事(路面が濡れている状況等)が無い限り気付く事は少ないと思います。
 正直なところ、最初に機械式LSDが入っているんだなぁ〜と気付いたのは、装着して数週間後にジャッキアップを行いホイールナットを外している際、サイドブレーキを引かずにナットを回すことが出来た時に「あれ?何か何時もと違うなぁ〜」と気付きました。トルクレンチで10Kに設定して締めているナットが外せたと言うことは、10K以上のイニシャルトルクが掛かっていると言う事ですね。
 Aサーキット走行
 機械式LSDを装着してから何回かサーキット走行を行いましたが、トラクションの掛かり具合は純正トルセンLSDに比べ全く違います。(2004年2月時)
 特に、ハンドルを大きく切る低速ヘアピンの立ち上がりでは、今まではアクセルを入れても車が前に加速し始めるまで2テンポ位?してからでしたが、装着後はアクセルを入れたと略同じに車が前に進んでくれます。
 また、アクセルを入れたと同じにリアタイヤにトラクションが掛かってくれますので、タイヤの滑り具合をコントロールすることが純正LSDに比べ楽になりました。
 その結果、今まで以上にサーキット走行が楽しくなりました。
 トラクション性・コントロール性向上により、サーキット走行のタイムも向上しました。
 他のメーカの機械式LSDを経験したことがないので解かりませんが、ATSの謳い文句どおり「急激にはロックしない」ので、アクセルONで急激な動きは無く、純正トルセンからの交換でも違和感はありません。
 自然とトラクションが掛かっていると言った感じです。
 B慣らし運転
 色々な慣らし運転の方法があると思いますが、私の行った慣らし運転を紹介致します。
 慣らし距離は凡そ500kmです。その中で普通に街乗りと意図的な左右の作動差が出る走り方を行いました。
 具体的には広い場所で
 ・ハンドルをフルロックする程度の大きさの8の字運転を時速10〜30km程度で10周位
 ・時速10km〜20km程度でハンドルをフルロック状態で左周り10周・右回り10周を1セットとして20セット
 迷惑が掛からず慣らしが出きる場所が近くにあれば良いですが、街中にはそんなところはありませんでしたので、休日の夜中に会社の駐車場でこっそりと行いました(爆)
 特に、後者の方は連続する横Gで気持ち悪くなりました(笑)
 Cメンテナンス
 デフオイルは、サーキット走行などのスポーツ走行を行うと油脂類の中で最も温度が上がりやすいため、機械式LSDの場合は純正LSDに比べ短期間(走行内容による)で交換することが望ましいと色々な雑誌やHP等で紹介されていますが、具体的な距離や期間は各自の走行内容によって異なると思います。
 理想はスポーツ走行毎だと思いますが、私の場合、純正LSDと同様にサーキット走行5〜6回or3ヶ月程度で交換しています。距離的には1000km前後です。
 今まで慣らし後の交換以外は上記交換サイクルですが、交換後は特に違いを感じられませんのでマダマダ使えるかも知れません。(ただたんに私が鈍いのかも知れません)
 抜いたオイルはカーボンの黒い粉が浮いているので色では判断できません。
 スポーツ走行などを行わなくてもオイル自体が酸化しますので、街乗りにおいても半年程度で定期的に交換した方が良いと個人的に思います。
 また、各メーカではオイルを推奨外とすることで、寿命を縮めたり異音が発生する可能性を指摘していますが、余程へんなオイルを入れない限り大丈夫ではないかと思います。
 私の場合、ATS純正オイルを入れています。
その理由として@メーカ推奨オイルA値段が安い事が上げられますが、一番の理由はAの方です(笑)

・2003年8月10日 MCナイロンデフマウント 34461Km
 上記の機械式LSD装着に合わせてMCナイロン製のオリジナルデフマウントを製作しました。
 加工は、汎用旋盤にて外径および全長決め、マシニングセンターを用いて段つき加工・リーマ加工を行い、SUS304のピンを焼き(熱し)嵌めしてあります。
 精度的には、寸法・同芯度・平面度を公差±0.05[mm]で製作しております。
 外径・全長は、以前製作したアルミリジットデフマウントの実績からそれと同寸法としましたが、デフマウント中心の穴をΦ12.50→Φ12.20とM12のボルトを問題無く通せるギリギリな寸法へと精度アップを行いました。
 個人的にはΦ12.10で良いと思いますが、車体の個体差等を含めこの程度が取り付けに問題が出ない寸法かと思います。
 装着は、LSD装着と同じにスピードコネクションで圧入して貰いました。

オリジナルMCナイロン製デフマウント!詳しくは、オリジナルパーツのページをご覧下さい。

こんな感じです。

こんな感じです。

 インプレッションを下記に紹介します。
 @音・振動の問題
 以前はアルミデフマウントを使用していましたので、其方と比較すると雲泥の差があります。
 街乗りでも全く気になりません。助手席に女の子を乗せても不満は出ていませんので、MCナイロン製のデフマウント交換による音や振動の増加は非常に少ない(私には確認出来ません)と思います。
 純正からの交換ではありませんので正確には解かりませんが、純正のゴム品と音・振動とも代わらないと思います。デフマウントからの音や振動は確認出来ませんので、個人的には非常に満足しています。
 Aトラクション性能
 アルミデフマウントからの交換なため、純正比較は出来ませんが、トラクション性能に関してはアルミ製のデフマウントと全く変わりません。
 下にあるアルミデフマウントのインプレを参考にして下さい。
 B耐久性&不具合
 装着からサーキット走行を7回行っていますが、問題は出ておりません。
 十分な耐久性を持っていると思われます。
 また、デフマウントリジット化によるメンバー等への負担は今の所確認出来ていません。

・2002年12月10日 アルミデフマウント 31231Km


オリジナルアルミ製デフマウント!詳しくは、オリジナルパーツのページをご覧下さい。  「MCナイロンエンジンマウント」に続き「アルミデフマウント」を装着しました。
 取り付けは、エンジンマウントと同様、スピードコネクションで行いました。
 一般的にデフマウントを交換する際にはデフ本体を降ろしますが、今回はデフを降ろさずに作業を行いました。
 デフマウントリジット化による効果は、街乗りでは良く解かりません。
 リジット化による振動は有りませんが、街乗りでは多少車内に入り込む音が大きくなりましたが、高速道路等で4000rpm以上で巡航する際はデフからの唸り音が凄いです。
 人によってはレーシーとも言いますが、私の場合は耐えられませんでしたので、上記の機械LSD装着と同じに外しました。アルミデフマウントは某氏にタバコ2箱でブツブツ交換しました。(2002/12〜2003/8使用)
 外した純正デフマウントを観察したところ、マウント千切れ等も見られずまだ使えそうでした。
 しかし、良く見てみるとマウント上側のゴムが盛りあがっています。逆にマウント下側のゴムが陥没していました。また、中心から外径までの距離を測って見ると、中心軸が上側に1[mm]程度オフセットしていました。オフセット分ゴムが盛り上がったのではないかと思います。

圧入後のデフマウントです!

圧外後の純正デフマウントです!

圧外後の純正デフマウント拡大です!解かりずらいですが、上側ゴムが膨らみ下側ゴムが陥没しています。

 インプレッションを下記に紹介します。
 @音・振動の問題
 純正デフマウントからの交換ですと、街乗り時では多少の増加程度で我慢出来ましたが、高速道路等で4000rpm以上をキープして巡航していると凄い唸り音がリア側から聞こえてきます。
 私の場合はこれに我慢できず機械式LSD装着と同じに外してしまいました。
 アルミデフマウントによる振動の増加は有りませんが、唸り音に耐えられませんでした(笑)
 Aトラクション性能
 純正との比較になりますが、確実にトラクション性能は上がっています。
 サーキット走行において、リアが滑り出した際に今までよりも早いタイミングでアクセルコントロールが可能になりました。純正ゴムマウントだとワンテンポ遅れてトラクションが掛かるところ、アクセルに合わせてリアに駆動が掛かってくれると言った感じです。
 B耐久性&不具合
 装着からサーキット走行を6回行っていますが、問題は出ておりません。
 デフマウント自体の耐久性は心配する必要はないように感じます。
 また、リジット化によるメンバー等への負担は凡そ9ヶ月・サーキット走行6回では確認出来ませんでした。

・2002年12月2日 MCナイロン製エンジンマウント 31180Km


完成したMCナイロンエンジンマウントです!  先月製作したMCナイロン製のエンジンマウントを装着しました。
 取り付けは、スピードコネクションでお願いしました。
 今回製作した物は純正比-10[mm]です。
 街乗りではエンジン低位置装着&リジット固定による大きな効果は体験できていませんが、アクセルに対する車の動きが良くなったことは装着後直ぐに解かりました。ミッションの入りに関しては、装着以前でも問題が無かったため、街乗り程度では良く解かりません。
 エンジンマウントリジット化による振動は、アイドリング時には強化ゴム品と変わりないように感じます。また、エンジントルクダンパーのようにアイドアップ時(エアコン使用時等のアイドリング時:900rpm前後)の振動は気になりません。
 しかし、徐々にアクセルを開けて行くと、1000〜1500rpmで強化ゴムマウントに比べ振動を感じます。2000rpm以上では、リジット化による影響の振動は無いように思います。
一気にアクセルを開ける時は、1500〜2000rpm領域の振動は感じませんでした。
 まぁー振動に関しては個人差&エンジンバランスや車体個体差による共振点の違いが有ると思うので何とも言えませんが、私の場合、装着後30分程度で慣れてしまいました。(笑)
 トルクダンパーの時は、装着後5分程度で頭が痛くなったので速攻外しましたが・・・・
 次回は、リジットアルミデフマウントを装着予定です。
 左:オートエグゼ製強化エンジンマウント・真中:MCナイロン製エンジンマウント・右:MCナイロン製エンジンマウント

純正高さです!タワーバーからの距離が8〜9[mm]程度です。

MCナイロン装着時です!タワーバーからの距離が18〜19[mm]程度です。

MCナイロン装着時の全体写真です!

 インプレッションを下記に紹介します。
 @音・振動の問題
 オートエグゼの強化ゴム製のエンジンマウントに比べ、1000〜1500rpm付近で共振が確認出来ますが、我慢できないレベルではありません。しかし、音に関しては車内に侵入する音の特性が全く変わりました。
 慣れれば問題ありませんが、人其々だと思います。
 Aメリット
 強化ゴム品に比べアクセルを開けた際のレスポンスが全く違います。アクセルに合わせて車が反応すると言った感じです。低重心化によるメリットは残念ながら私には解かりません。
 B耐久性&不具合
 装着から1年チョイ・サーキット走行を13回行っていますが、問題は出ておりません。
 エンジンマウント自体の耐久性は心配する必要はないように感じます。
 また、リジット化によるメンバー等への負担も今の所確認出来ていません。