修正:2004/5/31
APEXI Power FC
・CPU APEXI Power Fc R-magic現車合わせ 2001年1月20日 15151km
CPUには、純正書き換え・サブコン(HKS FCON-V等)・フルコン(モーテック・P-FC等)があります。
以下に簡単な特徴を述べます。
(1)純正書き換え
純正CPUは、メーカが日夜莫大なデータ取りをして作られたものなので補正機能等が豊富です。
エンジンコントロールの面では非常に優れております。
書いて字の如くですが、車の仕様に合わせて中のマップを書き換えたものが純正書き換えCPUです。
しかし、私の車は16bit車であるため、データを解析できる・使いこなせる所が限られていると思われます。
もし純正CPUを理解して使いこなせるショップが身近にあれば、私は純正書き換えCPUを使用したいと思います。
・メリット
様々な補正機能が使えるため、プラグの劣化等のエンジンのコンディション・季節や標高の変化・水温や吸気温の上昇に伴うフェールセーブ機能が働くことです。
・デメリット
純正CPUのマップを書きかえる訳ですから、ノーマルデータのCPUが手元に無くなる事です。
(2)サブコン
純正CPUのカプラ−にサブコンと言われるCPUを挟みこませるものです。HKS FCON-V系が有名です。
ノーマルマップでは補えない領域をサブコンのマップを用いてエンジンをコントロールします。
・メリット
純正CPUをかいしてサブコンが働いているので、純正CPUの補正機能やフェールセーブ機能が使えることです。
また、サブコンのマップを書き換える事で車を変えても別途ハーネスを購入する事により様々な車種に使用可能です。
サブコンのカプラ−を純正CPUから外せば直ぐに純正CPUに戻すことが可能です。
・デメリット
専用カプラ−が必要な事とターボ車の場合ブーストコントローラが必要になるため、トータル金額が高くなることです。
(3)フルコン
純正CPUを車から外し全く別のCPUで車を動かします。
数年前までフルコンと言えばモーテック辺りしかなく、データを1から作らなければならないので使えるチューナが限られている・また値段も含め非常に高値の花でした。
しかし、最近ではP-FCなど比較的購入しやすい値段・セッティングのし易さで人気があります。
その為、中のマップはチューナの腕により様々です。逆に言うと、REを理解しているチューナの元でセッティングされたCPUは素晴らしいですが、全く駄目!と言った話も良く聞きます。
・メリット
チューナにより全てのデータを弄くれるので車に合ったセッティングが出来る。
P-FCは、ノーマルタービンの場合ブーストコントロールが可能である。
また、FCコマンダーを別途購入する事により点火時期・各温度等のモニターが可能となる。
FCコマンダーを用いる事で簡易セッティングが出来る。
ノーマルデータの純正CPUを手元に置いておける。
・デメリット
純正CPUにある補正機能・チェック機能・フェールセーブ機能が使えない。
最近はP-FC等の登場と簡単なセッティングツールによりセッティング出来るショップが多く、中には酷いデータもあるとのことです。
・現車合わせセッティング
私は数あるCPUの中から各種モニターが出来る機能,CPUによるブーストコントロールが出来るP-FCを選びました。
また、比較的近くにP-FCで数多くのセッティング実績のあるR-magicさんがある為にP-FCを選びました。
現車合わせを以下の仕様でセッティングしました。
・インタークーラ :純正
・フロントパイプ :純正
・エアクリーナ :ナイトスポーツエアグルーブ
・触媒 :ナイトスポーツメタリットキャタライザー
・マフラー :R-magicスーパーサイレントマフラー
・点火系 :B&Mニューボルト
R-magicさんではシャシ台を用いて現車セッティングを行っています。
上記仕様で一般的な同社のセッティングより燃調を気持ちちょっと濃い目でお願いしました。
その結果、343.1PS・36.9kgmと言ったパワーが出ています。
パワー曲線・トルク曲線も綺麗に立ち上がっています。
ブースト設定は、Pr0.8・Sec0.85[kgf/cm2]です。
ちなみに、ファン回転設定温度は電気的無負荷時に90℃・負荷時に85℃で回るようになっています。
実際に乗った感じは低速域でも非常にトルクフルで乗りやすいです。
恐らくこれはニューボルトの影響も大きいかと思います。
また、パワー感・レスポンスも素晴らしく車が滅茶苦茶速く&扱いやすく非常に満足です。
しかし、低速域(街乗り10[km/h]程度)では純正CPUに比べ動きがギクシャクする場面もあります。
やはり低速域の制御は、純正CPUに比べ荒いように感じられます。
補足
P-FCではFCコマンダーを用いるとノックレベルをモニターする事が出来ます。
5型より前の車種では、ノック60以上(チューナの設定による)で触媒のヒートランプが点滅します。
このノックレベルは、純正のノックセンサーからある周波数領域を拾って表示している訳ですが本当にノッキングを拾ってモニターしているかは疑問です。
実際にエンジン始動後のライト点灯やエアコン始動等の電気的負荷が掛かるとノイズを拾い、ノックランプが異常に上がる事がありました。
私は、ヘッドライトを点けた瞬間182まで上がった事がありました。その瞬間、目を疑いました。
後日色々とテストをした結果、ヘッドランプを点けた瞬間ノックレベルが上がる時は殆どの場合、90・182のどちらかです。モニターの時刻歴でもヘッドランプを点けた瞬間だけグラフがピーンと立つ事を確認しています。
最近はこの現象が無くなり、常時30以下で安定しています。
このように、本当のノッキング以外にノイズ等でノックレベルが上がる為、チューナの中には触媒ヒートランプをわざと点滅させないようにしている人もいるようです。