Mutsuki's Diary

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・12月31日(かよう)

 2002年も今日でおしまい。帰省する前にメールやホームページをチェック。早々と新刊をアップする。読まれた方は感想などをお聞かせいただけると、今後の参考になります。で、この時期になると去年はどうだったのかな、とか気になって日記を読み返したりする。で、これが結構面白いんですよね。はまってしまいます。おっと、そろそろ用意しないとマズイので、この辺で。

では皆さん、よいお年を!!


・12月30日(月)

 仕事納め。やはりというか遅くなる。仕事終了後、新宿へ直行、友人たちと忘年会&お疲れ様でしたの飲み会。ゲーム『蛍ノ唄』CDRは90分でなくなった、とのこと。ま、無料で配ればね、そりゃ、早いよ。
体がだるいのでお酒は控えめにしました。


・12月29日(日)

お疲れ様でした! そして冊子をご購入いただいた方、ありがとうございました! 

冬のコミックマーケットに『睦月庵』で初めての個人参加。冊子は「希望: The Anthology of the Mutsuki's Hermitage 」でアーサー王関連ではガラハッド(学生時代の再録)、ガレス(ドン・キホーテ関連)の二つ。PSゲーム『俺の屍を越えてゆけ』から創作を一つ、あとはオリジナルの話では黒鉄演義(学生時代の再録)…半分が再録というあまりよろしくない内容。で、結局、売れた冊数は3冊(知人に売れたものを除く)。まあつくったのも20冊だったし、初めてだったし、表紙も編集も時間がさけなかったので仕方なかったのかなぁ、と反省。イラストも皆無だしね。でも、全然うれない、という状況も考えられたので、ま、こんなもんなのかなぁ、とも思う。でも、一人でやって初めて売れたときはやっぱりちょっと感動した。脇に座っていた斎宮と握手。「よかったですねぇ、睦月さん」「ありがとう」ってな感じ。で、買ってくれた方に聞いたのですが、お目当ては「俺の屍を越えてゆけ」という方ばかりでした。アーサー王とかはあまり人気がないんだろうか? 近くにも同じようなサークルはなかったしなぁ。でも、次回も頑張ろう、と思う今日一日なのでありました。

店番をしていると暇なので(お客サンもこないので……)、斎宮とTRPGのシステムなどを考えてみる。が、既存のシステムの呪縛から逃れるのはなかなか難しく、気が付くと、「これってアレと同じじゃん」というループに陥っていることに……

中学時代の親友から電話。なんと9月に仕事をやめ、どうしても教師をやりたくて茨城に帰って居たことが判明。こういう話を聞くと頑張らなくては! って思います。大晦日は皆で飲まなくちゃ。

*ちなみに本日の冊子が欲しい方は御一報を! mutsuki@george24.com


・12月28日(土)

 朝から耶律鶯牙、季衣如の三人でガシガシ、製本(私)&CDR作製(他二人)。でも音楽編集、デバック以外のほとんどすべての作業は季衣如に……ほんとうに申し訳ない。でも途中までとはいえ結構いい仕上がりです。


・12月22日(日)

 アルド・ナリス逝去。グインサーガ87巻『ヤーンの時の時』において。作者である栗本薫のあとがきが弔辞となっていたのもむべなるかな。物語は何度目かの山場を迎え、そしてその山場のなかでもアルド・ナリスの死というものは群を抜いて大きく、いや、他の事件と比べることさえできない、まったくの別格の事象であり、物語の一方の主人公がいなくなったということは、そしてそれはグインに引き継がれていくのだが、本当にこの瞬間が来るとは分かっていたとしても、87巻分ともなれば一人の読者としては感慨も深く、心乱れ、グインを読んでいて初めてかもしれない涙を流すということとなりました。
安らかに眠れよ、アルド・ナリス。
物語の紡がれる先を静かに見据えていてくれ。


・12月16日(月)

 とりあえずゲームのほうはなんとか目途がたちそう、ってことでサボリまくっていた日記などを書いてみる。でも今日はちょいとあったかかったですね。風も生温かい感じだったし……おっと、今、雨が結構降ってきましたね。自分の方の小説がまだ仕上がってないというこの状況はつらいですね……


・12月14日(土)

 正午過ぎ、我が家にペガサス降臨。なんのこっちゃ、とわけがわからんかと思いますが、ウチに遊びにくれば分かります。


・11月28日(木)

 My fellow Americans, ask not what your country can do for you --- ask what you can do for your country. 
My fellow citizens of the world, ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.   ( John F. Kennedy The Presidential Inaugural Address )

1960年代にこんな演説を国のトップが吐いている。巨大な経済力、軍事力を背景に、アメリカという国の自信満々な光が嫌味なほどに感じられた……っていうのが最初にこの演説を聞いたときの感想だったはずだ。が、昨今の情勢、事件をかんがみるに、必然的に「アメリカのところを日本にかえてみよう」という考えが浮かんでくる。
国が何をしてくれるかではなく、国のために、あるいは世界のために自分は何ができるのか? 身近では北朝鮮による拉致問題、世界的にはイラクへの査察、こんな火種くすぶるニュースが飛び交う中で、一人の日本人として私は何をやっているんだろう。よく、日本人は日本のことを知らなさ過ぎる、と言われる。それしか知らないのはもちろん困りものだし、危険だが、それをこそしらなければ外をよく知ることも出来ない、というのも真であろう。
隣の芝生はよく見える、でも、自分のいるところは「ここ」なのだ。自分の足もとの芝生の良さを知らずに隣の芝ばかり褒めていてもしかたあるまい。
あまり固いのは好きではないが、自戒の意味を込めて今日の日に記しておく。

『ドン・キホーテの旅:神に抗う遍歴の騎士』(牛島信明、中公新書、)より作品のヒントをいただく。


・11月27日(水)

 セラミックファンヒーターのおかげで私の周りだけはあったかい、のはいいのだが、どうやら外との温度差で体調を崩したらしい。喉は痛いし、鼻水はでてくるし、完璧に風邪ひきさんになってしまった模様。

エニックスとスクウェアが合併? そうですか、スクウェアも映画失敗しちゃったからなぁ、早め早めに手を打ったのだろうか。でもこの二つの会社があわさってできてくる作品って、ちょっと想像がつかないな〜


・11月26日(火)

 休み。『ハリーポッターと秘密の部屋』を観る。前回よりアクションは増したが、ストーリーは弱い。原作を読んでから映画を観たほうが楽しめるのは前回と同じ。ちょいと背が伸びたハリーとロン。でもハーマイオニーの活躍の場が少ないのはちょっと残念。これから観る人もいるかと思うので一言。出演者などのバックが流れたあとにいちおうのオチがちょっとだけあるので、それを見るまで席を立たないほうがよいでしょう。ま、見逃したからどうってことはないのですが。ちなみに今日の映画館でその最後のオチまで観ていた人は数えるほどしかいませんでした。結構、一杯だったのに。
売店ではいろんなグッズが売っていまして、グリフィンドールのマフラーがほ、欲しかった。でもチョイト高いし、外でつけるのをためらうようでは買ってもなぁ、ってことで買うのは止めました。

秋葉原まで足を伸ばしてセラミックファンヒーターを購入。さすがにコタツだけでは辛いので。足元はポカポカです。でも電気を食いすぎるのがタマニキズ、パソコン用のコンセントにつなげた私がわるいんだけどもそれでブレーカーが落ちちゃうし……

ローンというものを初めて組んでみる(ちなみにファンヒーターではないので)。いつもはニコニコ一括払いが信条なのだが今回はさすがにそうもいかなかった……縁とは異なもの、である。

変わってるわね、年齢不詳だよね、やけに落ちついてるよね……こんなセリフを何度も聞かされた一日。ま、私もそりゃ、世間一般のメジャーな価値観とはずれてるところにいるのは確かですからね、自覚もあるし。でもこればっかりは私のものさしですからねぇ、どうにもなりません。

ちょこちょこと読んでいたアランのプロポを読了。


・11月25日(月)

 午前中、外回り。寒いし雨は降ってるし、やっぱり大変。常に外を回っている人の苦労と言うものが多少なりとも分かる……かな。


・11月23日(土)〜24日(日)

 千葉県の白子温泉へテニス旅行。高校時代の体育の授業でやっただけの経験しかないまったくの初心者。おまけに練習で球を踏んづけて転倒。右手をおもいっきり負傷。翌日のダブルス総当り戦ではパートナーのFさんの足を引っ張ってしまった。結果、最下位……ごめんね。でも最下位でも商品を選べるのがこの旅行のいいところ。一位のペアから包装紙に包まれた商品を選んでいく、もちろん中が何かは分からない。で、私が引き当てたのは……『人生ゲーム:アントニオ猪木版』。ま、いいや。今度、皆で遊びにいったときにでもやろうっと。


・11月20日(水)

 休み。秋葉原にてあれこれと迷った末にレーザープリンタを購入。また部屋にモノが増える……

先日、行った鬼怒川の川下りの写真が郵送されてくる。う〜ん、バッチリだと思ったのだが、カメラのほうをむいてないじゃん、俺。でも料金は振り込まなくちゃ行けないんだよね……

サッカー。日本-アルゼンチン。流れはあってもやはりゴールを決められなくちゃ……
野球。ドラフト会議。巨人は投手を補強。

以前の職場にてゴタゴタ。


・11月19日(火)

 ふと思い出したので記しておこう。
この前の日曜、私は電車に乗っていた。すると4人くらいの男性が乗りこんできて座っている私の前に陣取った。話の内容や服装などから判断するに、ホストクラブのようなところで働いている人たちらしいとわかる。
「そういやS、罰ゲームまだうけてなかったよな」
とリーダー格Aが一番下っ端(と思われる)Sにからむ。
「え、なになに?」と周囲のBもさわぐ。
A「実はこいつさ、この前、飲みに行きましょう、って俺たち誘っといて、断りもなく、いきなり最初からウーロン茶飲んでやがんの。しかも途中で用ができたから、とか言ってすぐいなくなりやがった」
B「あらら〜 そりゃ、ダメでしょ」
A「そうだろ、で、速攻、罰ゲーム決定ってわけよ」
C「ふ〜ん、で、どんな」
A「罰ゲームっていったら、あれでしょ、ボウズよ、ボウズ。しかもテクノ系ね」
私は内心思う「は? テクノ系のボウズってどんなんじゃい」(ここで吹き出しそうになるのを俯いてこらえる)
あからさまに嫌な顔をするS。
S「いいっすよ、ボウズでも」
A「でも、お前、この間もそういってまだ刈ってねぇじゃん。このままウヤムヤになると思ったら大間違いだかんな」
B「そうそう、あの、Dさんも一回はボウズ、経験してっかんな」
S「………」
C「ボウズが嫌ならあれがいいじゃん、1週間、ロングタイ」
私「?」
A「お、いいね」
B「うんうん、Eさんもタイ、長いよな。でもEさんより、長くしてもらうかんな」
S「どのくらいですか?」
B「そりゃ、膝上5センチってやつ」
私(考えまいと思っても、ついつい考えて、また笑い出しそうになるのを必至にこらえる。膝上5センチまで垂らしたネクタイって……)
A「ふっ、そりゃ、いいや。で、どっちがいいS?」
S「……ロングタイで、お願いします」
B「そうか、でもな、S、仕事中ずっとだかんな。ちょっとでも短かったら、すぐ、キュッ、って閉めるかんな」
C「そ、見つけたら、キュッ、キュッって」
私(またもや笑いをこらえる。おまえらいいかげんにしてくれ)

このあとも延々とこういう会話が続き、彼らは降りていった。
胃がよじれるかと思ったぞ。
ああ〜 日本は平和だね〜 ほんとしみじみ思います。
ネクタイが長かろうが、頭がテクノ系ボウズっていうわけの分からんヘアスタイルになろうが、ちゃんと生きていけるもんね。

コミック『龍狼伝』読む。三国志。でも、ここんとこ話の流れが本来の三国志から離れすぎてしまって面白みにかける。


・11月18日(月)

 夜中、しし座流星群がみえるらしい。
過去、一度だけ、私は見たことがある。大学何年のときだろ、寮の窓から見えたんだよね。満天の星が降ってくる、っていうのには程遠かったけど、話の種にはなる。


・11月15日(金)

 今宵の兼定(和泉守兼定)は、我が手より伸び、つれつれと波紋の流るることよ。
風切る音の啜り泣きかと聞き及ぶ。

ひとしきり型をなぞり、油を引いて、粉を打つ。
NHKの金曜時代劇『公事宿事件帖』を見る。初回は内藤剛史の芝居がちょいと浮いていて「いまいちかな?」と思ったのですが、第二回の今回は見せてくれました。やっぱり、北大路欣也一人、入るだけで芝居がぐっとしまってくるのは、格の違い、というものか。でも、そのことを抜きにしても、話は良い、ラストのなんともいえぬ余韻がよい。フジの『剣客商売』以来の出来(私のなかでは)かと思われる。


・11月14日(木)

 お歳暮を贈る。学生時代には決してやらなかったであろう、行為である。処世術の一つ。
トップのフレーズをアランにかえる。


・11月13日(水)

 ええと、なんというか、冬コミ、気軽に申しこんでおいたのが受かってました。ちょっと感激。短篇をいくつかと詩を掲載する予定です。


・11月12日(火)

 ちくま文庫から発売になっている『プルースト評論選:U芸術篇』にギュスターヴ・モローについての短い小論が収録されている。1300円とちょいと高いので興味のある方はパラパラとめくってみるとよろしいかと存ずる。プルーストときくと『失われた時をもとめて』という厚い壁が立ちはだかるわけだが(ちなみに私もスワン家のほうへ、で挫折してる)、こういうところから少しずつ近づいていくのも一つの手ではある。
またE・パノフスキー『イコノロジー研究』上下巻も邦訳が発売となったのでこれも購入。イコノロジーとは図像学という訳語があてられる学問。まあ、ありていに言えば絵画をどう読み解くのか? という学問のことだ。大学時代にこのおもしろさを知ってから私は美術館へと足を向けるようになったのだ。絵画が好きであれば、上述のプルーストよりはとっつきやすいかと思う。
3冊でしめて4200円のお買い物を高いと思うか、安いと思うか、それはまあ、価値観の違いであろう。


・11月11日(月)

 三島由紀夫の短篇『雨の中の噴水』を読む。
「別れよう」
この一言が言いたいが為に女を口説き、付き合い、愛したふりをし、寝た主人公。そしてついに雨の振る日に実行に移す。
一瞬、成功したかに見えたその企みは、しかし、延々とただ涙を流しつづける少女、三日前から降り続く雨、そして主人公が、ふと「雨の日も噴水はでてるかな」と考え、噴水を見に行ってしまったことによって、その様相をガラリと変えてしまう。ここの噴水を巡っての描写がうまい。
シリアスはコメディへ。
挙句の果てに女は「何て言ったのかきこえなかったわ」といい、じゃあ、なんで泣いたんだ? ときけば、
「何となく涙がでちゃったの、理由なんてないわ」と返されてしまう。
これに怒ろうとした主人公はかわりにひとつ、クシャミをしてしまう。
これで一つの話の完成だ。青春の、ちょっとした笑い話みたいなものだ。おそらく二人は別れずに、このままモトサヤということになったのだろう、仲良く相合傘になりながら……
別れ話など、最初から存在しなかったかのような、主人公の企みがいかに滑稽なものであったのか、それを読者は思い知らされる。
どこで狂ったのか? 
読み返してみれば、一番最初、主人公の男が「別れよう」というセリフを不明瞭にしか言えなかったところからこの話は既に仕組まれているのだ。
ま、つまるところ、恋愛を弄べるほど、この主人公は醒めてはいなかったのだし、女のほうがなんとなく一枚上手だったのかなぁ、とも思う。

巨人はあれでしたが、全日本は強いですねぇ〜。ま、カブレラとかが出ているのはどうかと思うけど。メジャー相手に予想外の活躍です。


・11月10日(日)

 木々や屋根は白く雪化粧。
でも道路に積もるほどではなかったのが幸い。
雪道対策をしていない車もあったので……
今日は、鬼怒川ラインくだり。
寒い寒い。
河岸の日陰のテントで待っているときが一番寒かったかな。
が、舟に乗ってしまえばそうでもない。
風もそれほど強くなかったし、日があたれば結構、暖をとることもできた。
お土産はいくつかの石を購入、集めているので。


・11月9日(土)

 かねてからの計画通り、職場の同僚たちと鬼怒川温泉へ。午後にはついたのですが、いつの間にやら雨がみぞれ、みぞれは雪にかわっていました。地元でも初雪、例年よりも大分早い、とのこと。当然ながら私にとっても今年初めての雪でした。
でも雅でしたね〜
湯煙の昇る露天風呂に肩までつかりながら、空を見上げれば、ヒラヒラと舞い落ちる赤い紅葉に、白い羽のような雪。
紅葉は湯舟に浮かんではゆっくりと沈み、雪はサッと消えて、私の身体を包みこむ。
息を吐けば、それは白く固まって夜空へと溶けていく。
紅葉酒に雪見酒。
湯舟につかりながら一杯やれれば最高だろうなぁ……

宴会は8時からだったので、メジャーの凄さを見せ付けられた日米野球、『冷静と情熱のあいだ』、を観ながら(イタリア、行きたい!!)皆で酒を飲みました。それでも12時にはお開き。いつもの旅行から比べたら随分と早いお開き。


・11月8日(金)

 お休みをいただいていたので、以前の職場に顔を出してきました。いろいろと片付けなければならない書類が少し残っていたので……


・11月6日(水)

 寒い。今日は先輩が一人休みということもあって、忙しかった。職場が変わってから一番忙しかったのではなかろうか。上司二人が、外出、昼休憩で席をはずし、窓口に私とアルバイトさんしかいない状況はちょっと辛かったりする。

なんだか最近、頭痛がひどい時がある。私は目薬はロートZφ、薬はアリナミンExを愛飲(?)している。ふけんこ〜、だな〜

『魔法遣いに大切なこと』読む。ちょっと面白かった。


・11月5日(火)

 ヤギ。 
 この動物について想いを巡らす。想起の契機はテレビ。無人島と化した島に家畜だったヤギが大繁殖。島の植物を食べ尽くしてしまう。地盤が緩んだ島の周囲の崖は次々と崩れ落ち、海へなだれこむ。結果、周囲の海域は絶好の漁場から、海草すら生えない死の海へと化した……生態系を崩すことがいかにしっぺ返しとしてかえってくるか反省しなければならない教訓を与えてくれるニュース。そしてそれを捕獲するために猟師たちが島へ乗りこんでいく……泣き叫ぶヤギ、逃げ惑うヤギ、彼等は八丈島のヤギ牧場にて飼育されると言う。いつまで? あっさり処分とも行かないので繁殖させないようにして数を減らしていくんだろうが、なんとも暗澹たる気分になる話だ。
そしてたまたま通勤途中のバスの中でめくっていたアランのプロポにヤギの話が掲載されていた(アラン『四季をめぐる51のプロポ』岩波、参照ね)ことによって今日の内容は「ヤギ」とあいなったわけだ。

ヤギ。
まず第一に連想されるのはスケープゴートといわれるように生贄としてのヤギであろうか。これは絵画の主題ともなり、先日とりあげたロセッティ(あれ、ホルマン・ハントだったかな? ちょっと記憶が曖昧だ)なども不毛の地を歩く山羊を描いている。ちなみに生贄のあいては豊穣の女神などが多い。ギリシア神話などではゼウスをその乳で育てたアマルテイアが有名。
第二に、上半身は人、下半身が山羊である牧神、パン。そしてそのパンと関わりのあるディオニュソス・バッカスが浮かぶ。書物を紐解くのなら、ヤギ-牧神パン-ディオニュソス崇拝は、旧約にみられるように古代によくなされ、主の御使いを迎える族長や士師はヤギを供えてもてなした(『イメージ・シンボル事典』
第三に魔女、サタンとの関連。ものの本ではよく見かけよう。
第四に黄道十二宮の一つ。摩羯宮、カプリコーンは冬至にあたる。ちなみに睦月も1月生れの山羊座。…しかし黄道十二宮とか摩羯宮とかカプリコーンとか聞くと、未だに「聖闘士聖矢」が浮かんでくるのはいかんともしがたい……
第五に賢いリーダーとしてのヤギ。ふと思い出したから書くのだが、『シートン動物記』にある狼王ロボの話は有名だ。その中の描写において、羊の群れの中に数頭の山羊をいれる、というのがある。臆病な烏合の衆たる羊たちは山羊たちを中心にしてまとまり、散り散りになったりしない。それをしっているロボたちはまず最初の一噛みで山羊を屠るのだ。
第六に、山羊の歌(tragoidia)。 これはアランのプロポ、および事典をひいてわかったのだが、悲劇との関連。tragoidiaが悲劇、tragedyの語源となっているのは、俳優がサチュロスのように山羊の皮を着たからであり、ヤギが最優秀演技に対する商品として与えられ、また、悲劇が初めて演じられたディオニュソス祭でヤギが生贄とされたからである。ギリシア語のtragosもヤギの意味。
第七に、昔、私が生れる前、実家ではヤギを飼っていた。私の父親などはヤギの乳をよく飲んだと言う。が、そのヤギも家が火事になったときに死んでしまったとのこと。残念。

今日一つ、賢くなったこと。悲劇の語源。
しかし飼育場に無理やりつれこまれるヤギたちの人生もまた悲しい知らせではある。


・11月4日(月)

 振り替え休日。布団を乾す。コタツにあたる。パソコンにむかう。


・11月3日(日)

 朝10:00時の開館にあわせて上野公園の美術館巡り。ちょいと寒いけど天気はいいし、秋の空気は気持ちいいし、最高にすがすがしい気分。舞い散る落ち葉にミレーならずとも思いを馳せて、足取りも自然と軽やかになろうというもの。

まずはお目当ての東京藝術大学美術館にて「ウィーン美術史美術館展」を、続いて「ウィンスロップ・コレクション展」を観る。所要時間としては午前中一杯かかりましたかね。昨日から日展も始まっているのでそれ目当ての方もけっこういらしていて、9時台だというのにかなりの賑わいだった。で、どちらが良かったのかと言えば、それはもう、好みの問題なのだが圧倒的にウィンスロップ・コレクションに軍配が上がる。
だいたい美術品を集めたウィンスロップ氏のコレクションのうち19世紀ののものを集めてきた。で、その作品の製作者たちをみるに、ブレイク、ロセッテイ、バーン=ジョーンズ、ワッツ、モロー……私の嗜好のストライク、直球ど真ん中ですもん。いくら日本初公開の作品の多いウィーン展であるとはいえ、勝てません。いや、絵の技巧のことはあまりよくわからないので、それはもう扱っている主題の差ですよね。宗教、神話、伝承、物語…これらを主題とした作品は大好きです。
ワッツの「サー・ガラハッド」とモローの「サロメ」この二つだけでも私個人的にはバンザイです、ね。


・11月2日(土)

 テレビ東京で岩城晃一が言っていた。「いちばんうまい味って人間味、なんだよね」 なにげなく観ていた私はなるほどなぁと感心してしまいました。トータルな意味でのその人の個性、人間性ってことなんだけど、相手によっては、これならいっしょうかかっても味わい尽くせぬ美味ともなろう。またそういうふうに、というか、人間的な厚みとか、幅はもてるような人物にはなりたい、なれるように心がけねばならない。
昔、大学時代の後輩に言われたことがある。「どんなに頑張っても俺が睦月さんに勝てないものがあるんですよね」
「?」
「時間ですよ、いままで人として生きてきた時間、過ごしてきた時間。これだけはどうあがいても俺は睦月さんには勝てない」
それがその後輩にとっての人を計る一つのパロメーターになっていたことは確かだ。
自分と比べてみて歳がどれだけ違う。
だからそれに応じた、それ以上の行動や考えを持ち合わせれば尊敬する。
そうでなければ、その時は…っていうような理屈でしたかね。ま、実際はそんな冷徹に割りきれるやつじゃないんですがね。もちろん私自身、その後輩にどういうふうに思われていたのかは正確には分からない。でも少なくとも信頼はされていたと思う、自分で言うのものなんなのだが…
私個人の付き合いをかんがみれば、「皆、仲良く」主義なので(私を知っている方なら頷いていただけると思うのですが…)それが時には、八方美人のようにとられることがあるのかもしれない。
でも、その人にはその人なりの長所、短所があるわけで…
短所だけをみて嫌いになるのは好きじゃないので、長所をみるようにする。
そうすると、どうしても付き合いきれない人間っていうのは、ほとんどいない。
いや、これはもちろん私の生きてきた25年間、そして私と関わったことのある一部の人をみて判断しているので実は非常に狭い見識なのではあるが…
無意識のうちにでも、自分に会わないような人物がいそうなところへは近づかない、とか、そういう要素も考慮するならさらに狭い範囲での意見ということになる。
しかしそうであったとしても、私個人が関わることのできる範囲においては「皆、仲良くあってほしい」、いや少なくとも私は皆と仲良く生きていきたい。これはほとんど不可能かもしれないけれども、それでもそう願わずにはいられない。


・11月1日(金)

 今日から年賀葉書なるものが発売となる。来年の干支は未だ。今年は年末は忙しくなりそうなので、早め早めに用意しないといけないと思う今日この頃。


・10月31日(木)

「では日を記そうか」
「む、むう」
「記そう」
「記そう」
そういうことになった。

…というわけで今宵は夢枕獏『陰陽師:鳳凰ノ巻』でした。源博雅と安倍晴明のやりとりは夢枕、陰陽師の定番である。淡々として面白い。文字をこそぎとってなお、行間において情景をまざまざと描くサマは心憎い。


・10月30日(水)

 巨人、優勝、おめでとう!!

西武との日本選手権、結果を見れば4連勝、ストレートです。すごいぞ、巨人。強いぞ、巨人。原監督の言葉をかりるなら、いちファンとして「感無量」、でした。ほんと、今シーズンは楽しませてもらいました。来季もまた楽しませてくださいね!! お疲れさまでした。

寒々とした夜の帳に、流れ行く刻は静かに。
万聖節(ハロウィーン)かと、言祝ぐ声の、明るく弾んで 轟き渡る。
trick or treat, trick or treat 
金髪碧眼たるケルトの血が、暦の終りに湧き返り
闇の神々がその契約をより強めんと欲し
天と地の象徴たる豊穣の南瓜を
農夫は崇め
小心の除霊師は窓辺に掲げ
西の魔女は、鍋を火にかけ、軽く愛撫する…

ってなわけで、ちょいと補足しておきましょう。
ハロウィーンは10月31日でケルト人の旧暦の大晦日にあたる。暗闇の神々の力が最大になる日である。秋に世界各地で行われる祖先崇拝の儀式とも関連する。夏の終りを祝い、魔女や魔法使いは外に出て歩き回る。アイルランドでは、家畜の初仔を焼いて生贄に捧げる晩である。いたずらをする晩(「御馳走しないと、いたずらするぞ」trick or treat)で、窓に石鹸水をかけたり、魔女の鳴子を真似て、紐にボタンを通したもので窓をたたいたり、百姓の荷車を夜のうちにこっそり屋根の上に上げてしまうという大掛かりな悪ふざけをする。外に出ている悪霊にきづかれないように、(とくに魔女の)扮装をして練り歩く。 『イメージ・シンボル事典』より抜粋


・10月29日(火)

 朝日の夕刊にマーラー(Mahler, Gustav 1860〜1911)についての記事が掲載されていたので、棚からマーラーのCDを物色する。でてきたのは「大地の歌」。マーラーは交響曲を9曲作り、10曲目を作る途中で他界した。10曲目に関してはマーラー自身のメモやスケッチなど多くの資料が残っており、それをもとに交響曲を作り上げるものも多いという。で、そんなCD持ってなかったけ? と思って捜したのだが「大地の歌」一枚しか見つからない。記事を寄せている評論家の吉田秀和氏によればそれらはかなり「いい」できばえらしい。是非とも聴いてみたいものである。
ちなみに、手もとのクラッシック音楽鑑賞事典を紐解けば、マーラーの「大地の歌」は中国の詩を題材にしている。李太白、銭起、孟浩然、王維らの詩。そのうち第6楽章は「告別」と題され孟浩然、王維の詩をもとにしているのだが、これは高校時代にならった漢詩であるのかどうかは定かではなかった。
しかしマーラーは漢詩を理解していたのだろうか? 
博学たる夏目漱石の例をあげるまでもなく、我々が英語の詩を原典で理解するのには非常な困難を伴う。その逆は如何? ということだ。もっとも原典ではなく翻訳なのかもしれないが・・・・・・

日本シリーズ、巨人3連勝。原監督は一戦必勝、と言っていた。明日は胴上げ、ビールかけですね。しかし清原の同点ホームランは流れをかえる凄い一発だったけど、二岡の満塁ホームランも凄かった。二岡は三試合連続の猛打賞。これはシリーズタイ記録だそうで。
三連勝のあと、四連敗? そんな悪夢は今回はないよ。


・10月28日(月)

 小岩にて「ちゃんこ鍋」。職場の歓迎会&俺と入れ替わりで出た先輩の送別会があった。久々にウイスキーではなく日本酒でいく。


・10月27日(日)

 夜は新宿にて恒例の打ち合わせ。晩飯は釜揚げうどん。しかも昨日に引き続き天ぷらを頼んでしまった私……

巨人、二連勝。西武打線は打てませんねぇ〜、打点はカブレラだけだし。このまま行けそうな予感。


・10月26日(土)

 ハリーポッター読了。いつもそうなのだが、今回の巻はとくに話が練りこまれていたように思う。前半で撒いた伏線が後半に一気にあかされるそういう快感を味わうことができた。推理・探偵小説のような感が強かった。色恋沙汰がもう少し盛り上がるとよりおもしろかった、と思う。

夜、東京湾にて屋形船。食べすぎ。とくに天ぷらは食べすぎた。腹痛。

日本シリーズ開幕。巨人、快勝。幸先良し。


・10月23日(水)

 ハリーポッターの最新刊『ハリーポッターと炎のゴブレット』が発売。さっそく購入。帰り道で同じような手提げ袋を下げている人を何人か見ました。皆、これから読むんですね、私もですけど。今回は原典をあたってからの邦訳なので比べながら読めます。翻訳をしている松岡さんはシェイクスピアなんかにも造詣が深く、言葉のセンスはある方だと思います。以前、心理学者の河合隼雄氏との対談を目にしたことがあります。文体はやはり、子供から読めるように考慮されている。ま、それがちょいと鼻につく、っていう人もいるかもしれませんがね。しかしまあ、厚いですね。上下巻で1000ページ程ある。


・10月22日(火)

 TVでパソコン入力日本一の人が出ていました(タモリとナイナイが出てるいろんな職業をとりあげるバラエティ)。本職は和菓子職人なのですが驚異的に速くキーボードを叩きまくる。それが笑うしかないほど、ホント〜に速い。あしたのジョーを題材とした早打ちの練習ソフトがありますが、対戦相手をあっという間にノックアウト。一日五時間も練習しているのだとか…その練習量も凄いもんです、しかもその内容がドラマのセリフをそのまま一字一句違えることなく入力していくと言うもの。驚きです。
あとは碁盤の線を引く職人。この人は日本刀に漆をつけて、版に切りつけるようにしてそれで線を引いていくんですね。以前にも何かで見たことがあって知っていました。 毎年、政府が発行している、職業として認定されているリストがありまして、その中で取り上げられているものに「いたこ」があった。いたこ、といえば口寄せをする巫女さんのことですが履歴書なんかにきちんと「いたこ」って書いてもいいんですね。どうでもいいですが。


・10月21日(月)

 今日は疲れました。もう寝ます。


・10月20日(日)

 夜風の冷たい季節となりましたなぁ。氷雨が凍れるようになるまで、もう幾日もなかんじゃろか。シャツ一枚でごろ寝をしていてはくしゃみが自然と鼻をつき申す。んだば、冬物でもださねばな、と思い、襖を開げ申した。 南部訛りはこんなもんじゃろか。*参照浅田次郎『壬生義士伝』

ちょいと部屋を片付けてから、お昼にかきフライを食べました。かきは秋が旬です。タルタルソースでほんと〜においしかった。その後、髪を切り、本屋さんを梯子して帰宅。


・10月19日(土)

 ボーリング。ウノ。S先輩宅にて。知人を増やす。


・10月18日(日)

 職場の先輩の送別会。今までずっと群馬から通勤していたのだから驚きだ。主婦業に専念するそうで、ま、いわゆる第二の人生ってヤツですね。テレビとゲーム「サルゲッチュ」にはまっているとか。


・10月16日(水)

 新しい職場。慣れるまでまたちょっと大変かもしれません。
異動に際しては友人・先輩方から励ましの言葉をいただきました。こういうときって、なんか私もいろんな人に支えられてるんだなぁ、と思います。

実家から電話あり。弟の結婚式の日取りが決定。四月六日に地元(茨城ね)で挙式となった。なんでも彼女の誕生日が四月八日で、26になる前にどうしても結婚したい、という希望を入れたとのこと。この後、弟に電話。世間話とかいろいろする。私と一つ違いの弟は、身内ということを抜きにしても、できた漢である。式が決まり、これからいろいろと大変そうだ。ちなみに今度の日曜に葛西臨海公園でラクロスの最終戦があり、弟も大学生に混じって出場する。都合がつけば応援に行きたい。

テレビをつける。『世界の車窓から』、ふと懐かしいメロディが耳に入る。ジョルジュ・ムスタキの Ma Solitude という曲である。仏語の歌なのだが、歌い手のジョルジュ・ムスタキはギターひとつでバイクに跨り各地を流浪するという昔なら、吟遊詩人、と呼ばれてもいいような人物である。歌詞も叙情的なものが多く、メロディも緩やかで優しい。オススメの詩人である。睦月は大学時代にムスタキのCDをよく聞いてました、仏語の勉強がてらにですけど。


・10月15日(火)

 今日は久しぶりに忙しかった。三連休明けだしね、仕方ないけど。
で、明日、私が異動ということで職場の皆さんから餞別の品をいろいろといただきました。スコッチウイスキー(まろやかな口当たりがたまりません!!)とか、お湯をかけるだけでできちゃうおかずシリーズとか(親子丼とか中華丼とか味噌汁とか…これがまた一人暮しには重宝しそう!)そしてものすごーく大きくて豪華な花束、束って言うよりもきちんとした籠に入っていてびっくり(右下、部分写真)。
今の職場には二年二ヶ月いたわけだけど、就職していろいろまわされて、初めて落ちついた職場でしたからね、感慨もあります。皆さん、ほんとにいい人ばかりだしね。ペーペーの私はかなり良くしていただきました。本当にありがとうございました。


・10月14日(月)

 研修は、知り合いも増えたしいい経験にはなったかな。私は下っ端でしたが……しかしなんでああいうところの人って汲々として頭が固いんでしょうかね。

 今日は、いい日和である。ウチの前の家が取り壊されて今では平地になっているのだが、そこで4〜5歳くらいの男の子が2〜3人でサッカーをやっていた。自分の足には大きすぎるボールを蹴っている様は、なんとも微笑ましい光景である。
昼、実家から送られてきていた新米が残っていたので、それを食すことに。ちなみにいっしょに『ふえるわかめちゃん』なる乾燥わかめもはいっていたので、「よし、わかめごはんだ!!」とあいなった。米を研ぎ、カサカサと音を立てるわかめたちをドバッと炊飯器の中にぶちこむ。てきとーにかき混ぜる。蓋をしてスイッチオン。しばらくすると蒸気がでてくるのだが、どうにも潮の香というか、わかめの香が強い…で、たきあがりはどうだったのかといえば。蓋を開けて見てあらびっくり、水分をすってほんとーに「増えまくった」わかめちゃんが米を覆い尽くしていた。案の定、ご飯は少し固めだった(水は少し多めに入れたんだけどなぁ)。なかなかうまくいかんもんです。

R・ジョーダン『黒竜戦史』8巻。


・10月8日(火)

 研修前の準備。

朝、総武線が信号機の故障とかで遅れる。小岩駅は大混雑だった。


・10月5日(土)

 午後、野球練習。あいもかわらず、へっぽこ。

天の貴石、日暮れの脅威、ヴァイキングの月……『時と永遠、比喩と象徴、主題と変奏、それは「原型とその反映」であり、また「一と多」でもある。永遠、象徴、主題は原型であり、一である。時と比喩と変奏は原型の反映であり、一の多様な形象である。永遠に対する時間の世界、一語に対する多語の世界を探求し造形することこそが、人間的な営為の本源にほかならない』(J.L.ボルヘス)


・10月4日(金)

 渋谷にて打ち合わせ。きーにょ、耶律鴬牙、斎宮、そして私。四人揃うのは久しぶりだ。ラーメンを食い、ルノアールにてお腹がお茶と水でタプタプになるまで話しこむ。音楽は仕上げの方がかなり力を注いでくれたらしく(しかも無料で!)、かなり力強いできとなっておりました。音楽に力負けしない話にしなくては…


・10月3日(木)

 なんだか最近、日記をつけるのが息抜きの時間となっている。
スクラップブックをパラパラとめくってみる。10月1日付けの朝日の夕刊に佐藤信氏がコラム「時のかたち」を連載している。その切りぬき記事。柿(コケラ)落としの話だ。その中にこんな文がある。
『劇場とは「ある」ものではなく「なる」ものだ。たとえ野原の真中でも、そこに出し物と観客との幸福な出会いがあれば、劇場はたちどころに出現する』
なるほどな、と思う。
ネタとして使える。
もちろん、最初からその頭で切りぬいておいたのだが。

『ロード・オブ・ザ・リング』がDVDで発売になってます。とりあえず(?)買います。
ハリーポッターの最新刊も23日発売予定だし、待ち遠しいです。ちなみに文芸新刊の予約部数としては過去最高だとか。


・10月2日(水)

 台風が去り、今日は雲一つない晴天。お休みをいただいていた私は掃除。
 デニーに貸していたDVD『グラディエイター』が返ってきたので見てみる。やはり、いいものはいい。演出と音楽はさすが、と感心。
夜、風呂場にて。飾られたマリーゴールドの黄色に目を奪われる。ここと玄関の花瓶は三日に一度は必ず新しい花がいけられる。一輪の花をいける心遣いを、そしてその花を愛でる心のゆとりを、なくしたくはない。

映画『陰陽師』をチラッとみる。しょーもない出来映えに10分で撃沈。チャンネルを変える。


・9月29日(日)

 10月に行かねばならないコンサルティングセールス研修の事前課題をこなす。3日間も研修所に入ることになる……一仕事終えて、外出。電車の中で原稿をメモる。人目をとくに気にしなければ、これが結構はかどったりする。もちろん満員電車では書く気はしないが…
夜、TBSの世界遺産を観る。今日はアフリカのゴリラが取り上げられていたけど、それよりも私の記憶を揺さぶったのは一緒に映っていたシダ植物だった。ご存知のようにシダ類は植物の形態としては古い。被子植物とか裸子植物なんかよりもずっとずっと以前に派生した種だ。魚類が両生類となり、活動の舞台を陸上に移し、恐竜が闊歩し、鳥が大空を支配し、そして我々人類が我が物顔で暮らす現在に至るまでの営みを、シダはその胞子の一つ一つに刻みこんでいるわけだ。
そんなシダをしみじみと眺めてみたのはやはり、高校で生物を学んだときであろうか。
当時、生物を教えてくれていた先生は、スケッチをよく我々にやらせた。実験で観察してはスケッチするのが課題として出された。そのうちの一つにシダ植物の胞子嚢があった。松本清張の小説ではないが、それを線と点で描く。生物画は一筆描きが基本なので、じっくりと観察し、その全体を把握し、決めたら迷わず、「えい!」と描いていく。美術の時のようにあたり線などつけない。えい、えい、と描いてはポツポツポツとひたすら点を打つ。色の濃淡は全て点でつける。これが時間を食う。左目は顕微鏡、右手は鉛筆(シャーペンではない)、こんな状態もなれれば結構、楽しい作業であったものだ。


・9月28日(土)

 雨降り。体調不良により寝て過ごす。
 浅田次郎『壬生義士伝』を読む。


・9月27日(金)

 仕事終了後、本八幡で恒例飲み会。


・9月26日(木)

 私が巨人ファンだということで周囲の人からいろいろとグッズを貰う。ま、記念のタオルとかバッジとかそういうものですけど。

人生で初めて「落し物のサイフ」というやつを拾う。ま、サイフを落としたことはあるんですけどね。職場の目の前のセブンイレブンの入り口のところに落ちていたものだ。顔見知りの店員さんに聞いてみると、どうも持ち主はおばあちゃんらしい。もう帰ってしまったあとであったので、とりあえず預かってもらうことにしました。きちんと届くといいです。

好きでもないことをやる、くだらぬ些事にうんざりする。もちろん好きなことだけやっていればいいわけではないので、愚痴にしかならない。


・9月25日(水)

 就寝が早朝の四時。寝不足は必至。


・9月24日(火)

 東京読売巨人軍、二年ぶりの優勝!! おめでとう!! まあヤクルトが負けたために自動的に優勝(今日の阪神戦は延長12回までの熱戦、サヨナラ負けでしたけど…)。ちょいと歯切れが悪いけど、でもいいんです。原監督が宙に舞って、選手たちを「頼もしい仲間です!!」と評する、かんむりょ〜


・9月23日(月)

 今日で夏休みもオシマイ。せつないです。いつものよーにパソコンに向かい、本を読み、気晴らしに散歩したりして過ごす。


・9月22日(日)

 午後から耶律鶯牙とともに、千代田線赤坂のB flat というライブハウスへと足を運ぶ。先日、我々の曲を歌ってくれたOさん(耶律鶯牙の同期、私から見れば大学の後輩ですね)のステージを見るためだ。ついて早々に奥のテーブルで友人方と談笑されていたOさんに挨拶&応援の言葉を交わす。Oさんがメインヴォーカルをつとめるバンド「ぶろぉど」は14:40からの公演。それまでに3つのバンドが演奏を行う。みなK大学の某サークル繋がりのバンドである。学年が若いバンドからプログラムが組まれており、当然、技術力もそれに伴う。曲目は矢井田瞳なんかのコピーはわかったのだが、洋楽系はさっぱり。2、3曲、「あっ、これきいたことあるなぁ」ぐらいの感じでした。
で、最後に真打登場。実際にきくOさんの歌唱力は今日のヴォーカルのなかで群を抜いてました。もちろんバンドの演奏も最高レベル。ドラムが、ベースが、トランペットが、サックスが私の内に響いてくるんですね。いや、マジで。でもなんといってもOさんの歌は凄かった。他のヴォーカルとなにが違うのかと言うと、その歌に対する情熱、聞いているこちら側にしっかりとそれが伝わってくる、感動がある、それが一番。
「ああ、この人に歌ってもらってよかったぁ」
本当にそう思いました。
睦月のライブ初体験は貴重なものになりました。

新しい眼鏡を受け取る。慣れないので最初変な感じ。歩いていると足もとの感覚がね…眼鏡をかけてる人なら分かると思うけど距離感が掴めないんですね。でもクリアーに見えますよ〜、よかったよかった。


・9月21日(土)

 この日、帰京。

夜の巨人×ヤクルト戦。九回、阿部慎之介の二死満塁からの走者一掃のツーベース。私は久しぶりに叫びました。脇で一緒に見ていたTは呆れてましたが。これだから野球ファンはヤメラレマセン。

いつもお世話になってる「中華一番」のおばちゃんに巨峰をいただく。もうすっかり常連さんの仲間入りですね、私は。カツどんと最近お気に入りのトウフ野菜炒めを食す。


・9月20日(金)

 帰省中には会えないかなと思っていた弟が帰ってきた。つい先日、正式に彼女と婚約したとの報告を受ける。心から、おめでとう。式はどうするか迷っているようだったが3月ぐらいの予定とのこと。左手の薬指に煌く、カルティエのエンゲージリングを見せてもらいました。
「おおっ!! これが婚約指輪ってやつかぁ〜」
結構ずっしりとした感じのリングで、お約束のような私の質問に弟は「給料2ヶ月分」と解答。


・9月19日(木)

 シナリオの取材。Tシャツ、黒ジャージにサンダルというかなりラフな格好。デジカメ片手に、自転車であちこち出歩く。使えそうな写真を何枚か撮影。小川を撮影しているとき、田んぼで農作業していたおばちゃんに不思議な目で見られる。ま、そりゃそうだよな。変なにいちゃんがいるなぁ、ぐらいに思われたのかしらん。
帰り道、トンボの大群を目にする。大理石の取れる真弓山を背景に何百ものトンボが稲の上を飛ぶ。さすがの私も圧倒的なその光景に「おおっ!!」と目を見張りました。


・9月18日(水)

 目覚ましをかけたんですけど寝坊。予定より1時間遅れでの帰省。おかげで水郡線(水戸ー郡山間)との連絡が悪く、途中の上菅谷駅で30分ちょっと待つことに。でも、電車はすでに来ているのでそれに乗りこむ。2両編成の車両に客は私を含めて二人だけ。駅員二人に運転手一人、こっちのほうが人数が多い。どこかで使えるかなと思い、デジカメで車内なんかを取ってみたりする。駅員さんたちは自動ドアの点検をやってました。この路線は終点と連結ポイントのある上菅谷駅以外は無人駅なので料金は一番前の車両のところで払うか一緒に乗ってる車掌さんに払うことになっている。ドアも自動ドアとは名ばかりでボタンを押して開閉する仕組みなのです。そのドアの調子が悪かったらしく、何度もピンポン、ピンポン(ドアの開くときの音ね)鳴らしてました。

で、昼過ぎに到着。母の勤めているカメラ屋さんによって、この間の旅行&結婚式の写真をプリントしてもらう。何枚かは2L版に大きくしてもらいました。なんでもこの間、機械が導入されたばかりで説明の人がつきっきりで説明してました。私も中にいれてもらい、自分の写真が修正&プリントアウトされるまでの流れを見学させてもらうことに。パソコン初心者の母はこの機械を扱うのにかなり苦労してるみたい。

その後、徒歩で帰宅。ちょうど稲刈りのシーズンで道路脇の黄金色の稲穂たちは、まだ風に靡いているものもあれば、刈られている途中のもあり、すでに木組みの竿にかけられ乾燥中のもありと、様々な表情を見せてくれる。藁と泥と青草と稲穂と…水田独特の薫りが秋を感じさせる。途中、シオカラトンボ(雄)が私の先を道案内してくれるかのように飛ぶ。本来、人の先を飛び、ミチシルベとあだ名される昆虫はハンミョウであるが、そのハンミョウに勝るとも劣らぬ見事な飛びっぷりであった。

気になっていた妹の髪型。
いやあ、ほんとビックリしましたね。別人です。後からみたら分かりません。服装も前よりオシャレになってるし、いい傾向、なのかな。前はパンツばっかりでスカートなんかあまり着なかったのにな。で、髪型はかなり個性的でした。腰に届くほど伸ばし編んでいた、くせのある髪を頬から肩にかからないくらいでカット、縮毛矯正(ま、ストレートパーマみたいなもんです。ちょっと違うけどね)を施す。これだけなら普通なのだろうが、なんと後ろ髪を一束、長いまま残してあるんです。
本人曰く、
「兄ちゃん、あとで気付いたんだけどこれって、ペイオースなんだよね」
「は?」
私は一瞬分かりませんでした。(註:ペイオースとは某コミック『ああっ 女神さま』に登場するキャラ。知らない人は…ま、いいや)
で、コミックをパラパラとめくってみると、おおっ、確かにペイオースだと納得。
この髪型で歩いている妹を見て近所のおばちゃん曰く
「あれ、○○ちゃん、髪きっちゃったんだね〜、今はそんな髪型が流行ってるの?」
「(内心)流行っとらん、流行っとらん」
と妹が苦笑する一幕があったとかなかったとか。
……こんな風にして女性は化ける術を身に付けていくんでしょうかね。


・9月17日(火)

 ドラマ『天体観測』最終回。前回見逃してしまったのですが……しかもオダギリジョー、死んでるし……先輩に聞いて何とか話だけはつなげておきました。で、こんなんもアリかな、と思いました。大学出て三年たって……っていう設定が今の自分に当てはまっていたので多分にオーバーラップさせながら見てました。行き詰まってるんですよね、ヤツら。で、前に進むためには過去にさよならしなくちゃいけない、訣別しなくちゃいけない、そんなこんなで、思い出の天文台(と言う名のほったて小屋)に灯油ぶっかけて燃やしてしまう。そしてそれぞれの道を再び歩き出す。迷ったのなら「あの北極星を見上げてみな!」ぐらいの勢いでした。
ま、話はそんなこんなで終わったんですが、どーにも気になったのが燃やされてしまった小屋。あれ、現実だったら(っていうかドラマだからフィクションなんですが、それはおいといて……)絶対に近くのガキとかが秘密基地にしてたと思うんですけどどうでしょう。私だったら絶対、基地にしてますもん。それが一夜あけて来て見たら跡形もなくなって灰になってる。トラウマですね。小学四年生ぐらいまでの私だったら泣きますね。世の中の理不尽さを初めて知る瞬間かもしれません。
……ああ、なんてしょーもないことを考えているんだ私は……ちょいと反省。

ちなみに明日から夏休み。帰省します。日記は帰ってきてからまとめてアップします。ですので更新は23日になるでしょう。


・9月16日(月)

こんばんはー
寒いですねー
ブルブルですねー
こんな日はー
あたったかいものが食べたいですねー
布団にくるまりたいですねー
ゴロゴロしてたいですねー
レモンティーが飲みたいですねー
静かな音楽がいいですねー
見上げる星は
カシオペアがいいですねー
詩集は、
そう、
ゲーテがいいですねー

私たちはどこから生れて来たか。
愛から。
私たちはどうして滅ぶか。
愛なきために。
私たちは何によって自分に打ちかつか。
愛によって。
私たちも愛を見出し得るか。
愛によって。
長いあいだ泣かずに済むのは何によるか。
愛による。
私たちをたえず結びつけるのは何か。
愛である。                     

高橋健二訳『ゲーテ詩集』(新潮)


・9月15日(日)

 夜、後輩のきーにょから電話。新宿で飲むから来て欲しいとのこと。聞いてないぞ、オイ!! 私はこれから『利家とまつ』をみるんだい!! と、思ったんですが結局、顔出しに行きました。どうも手違いで耶律鶯牙が以前の私のアドレスに連絡のメールを送っていたみたいなんですね。ま、三連休のうち一日は飲みましょうよ、という話が前からあるにはあったので出かけていったわけです。
電車の中では先日購入したMP3プレイヤーで収録してもらった二曲『今日と言う日が美しいのは』『蛍ノ唄』を聞きながら、メモ帳にシナリオを書きなぐってました。隣に座ってた小さな男の子(だよな多分?)がさも珍しそうにそんな私のペン先を、ヘッドホンを眺めていたので、ちょっと貸してあげました。耳につけてあげるとビックリしたらしく、お母さんの方へ抱き着いてしまいました。お母さんと顔を見合わせてちょっと苦笑。ま、いずれにせよ子供は可愛いもんです。大きくなれよ!!
で、新宿南口を出てちょっといったところの居酒屋にて(店の名前は忘れました)飲む。
さんま&焼酎フェアみたいな感じでメニューがしたてられていたので、酒のみの睦月としては焼酎。そして秋刀魚を肴に堪能することに。米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、シソ焼酎……いろいろ飲みました。最近は、っていうかここ1年くらい私は、アーリータイムズのロックしか飲まない人だったので(ま、私と飲んだことのある人はご存知ですよね)焼酎は結構、新鮮でしたよ。水割りしか飲まなかったのですが、感想を述べるなら、米焼酎はホント水ですね、芋焼酎は芋の味が少しするのと、アルコールもちょいと強い感じ、シソ焼酎はその風味が良い、あとは水のように飲める……よく、TVなんかだと芋焼酎が旨い、と耳にしますが、ある程度アルコールが強く、くせのあるのがたまらないんでしょうかね。

柴田錬三郎『われら梁山泊の好漢』全3巻を読み終える。話としては妖術使いの高廉に勝つところまでで終わっているのですが、その文章の歯切れ良さ、表現の旨さ、十分に堪能できました。ノートに書き写したい部分が随所にありました。
しかしまあ、中国四千年と申しますが、かれら天36、地72、あわせて108星の好漢たちが活躍した時代と言うのはなんともすさまじい時代であったのだなあ、と改めて思います。政治も全ては賄賂政治だし、平気で人肉を食べちゃうし……私なんかが旅したら、最初の森でみぐるみ剥され、あるいは酒屋でしびれ薬を飲まされ、金は巻き上げられ、小悪党、盗賊どもの腹に納まってしまうのでしょう。まあ、痩せてるから美味しくないかもしれませんがね。


・9月14日(土)

 男子100メートルで世界新記録更新。追い風の影響もあったのだろうが、9.78をモンゴメリ選手が出す。凄いですね。しかし、自分のことを振りかえってみるに、最近はめっきり走ったりすることもないので、全力で走ったりしたら、記録うんぬんの前に私の足は悲鳴を上げるかもしれません。情けない話ではありますがね。

先日の健康診断で目が悪くなっていることが判明したので(眼鏡をかけても左0.6、右0・3しか見えてなかった……そりゃ、頭痛もするよな)今日の午後、新しい眼鏡を見繕ってきました。親切な店員さんのアドバイスをききつつ、ああでもない、こうでもないと悩みましたが何とか決めることができました。職場の先輩方からは「コンタクトにしたら?」と勧められていたのですが、どうも目に入れるのは抵抗があるもので、やっぱり眼鏡にしてしまいました。
で、今、私は縁なしの丸いレンズのものを使っているのですが、レンズの大きさを小さくしまして、形は四角に、もちろん縁なしで、UVカットとパソコンからの影響を防ぐためホンノちょっと青色をいれてもらうことにしました。青っていっても普通にかけていれば透明と変わりません。白い紙の上においてちょっと青っぽいかな、というのが分かる程度です。仕上りまで5日程かかるそうなので夏休み中に完成ですね。

スティーブン・キング原作、映画『グリーンマイル』を観る。さてさて感想をいうならばイマイチでしたね。まあ、そりゃ、感動はありましたけど、ちょっと涙ぐみもしましたけど、『ショーシャンクの空』レベルのでき映えを期待していたので、やっぱり物足りなく感じてしまいました。


・9月13日(金)

 仕事終了後、業務研修会。終了後、近くのバーミヤンで夕食。いろんな話を聞く。私のHPを「たまに見てるんだよね」という先輩Kさん、これからもよろしくお願いしますです。で、帰りは案の定、雨に降られる。明日から3連休、17日だけ出て(←休みた〜い)私は遅い夏休み、6連休となる。が、今年の夏休みはやることが一杯です。とにかく画面とにらめっこしてキーボードを叩きまくることになるのでしょう……


・9月12日(木)

 R・ジョーダン『黒竜戦史:7巻』 映画『スリーピー・ホロウ』


・9月11日(水)

 ニューヨークの惨劇からまる1年。早いといえば早い。この日を境にこれまでに散った多くの命に、哀悼を。アメリカの地に、そして中東の地に……今宵の静かな星を見上げることの叶わぬ人々の想いを留めよう。


・9月10日(火)

 秋葉原にて飲む。同期がほぼ顔を合わせる。旅行より出席率がいいし……

ちなみにお休みをいただいていた私は、この日に先日、耶律鶯牙が購入していたMP3プレイヤーとヘッドホンを衝動買い。曲を聴いてイメージを高める。


・9月9日(月)

 一面の青。薄く涼しげな大気に触れて揺れる花房。初秋の風を包みこんで優しく語りかけてくる。

お昼のニュースで満開のサルビアが取り上げられていた。サルビアといえば燃えるような赤い花弁が思い出される…っていうか、赤いサルビアしか見たことがなかったので結構驚きました。薔薇なんかだと「青い薔薇」といえば不可能なことの象徴、ひいては奇蹟・神秘の象徴ともされるんだけど(ノヴァーリス『青い花』参照してね)、サルビアはそんなことはないみたい。富良野のラベンダー畑を見ているようで良かったですよ。
あと、サルビアといえば「蜜」ですね。ほのかな甘さ、自然の甘さ…小さい頃、(赤い)花弁をとっては根もとの薄ピンクの部分を舐めたりしてました……アブラムシは植物の液を吸い、お尻から甘い蜜を出す。それをアリが食料とする。そのかわりアリはアブラムシたちを天敵であるテントウムシから守る。こんな共生関係を知ったとき、甘い蜜はきっとサルビアのような味なんだろうなぁ、と考えたことを思い出す。


・9月8日(日)

 新宿の喫茶ルノアールにて。耶律鶯牙、きーにょの両名とともに先月、収録した歌を聞く。

す、すげぇ……

とにかく感動してこの一言を出すのが精一杯でした。ヘッドホンで聞きながら私の口元はニヤニヤしっぱなしでした。何が凄いって、自分が作詞した詞に曲がついただけでも感動ものなのに、ヴォーカルが入り、編曲されて仕上がった、その完成度の高さにびっくり。モチベーション高まりまくり。

渡瀬桂子『我、召喚す:鳥篭の姫』読みました。 ライトファンタジー。続きもの、ですね。伏線は結構はってある感じでこの後の展開は楽しめそうです。前作の『プログラム・パラダイス』よりはいいでき映えです。設定なんかに特に目新しいものはない感じですが、ま、安心して読めるのはよいですね。


・9月7日(土)

 職場のバレーボール大会。結果は一勝一敗、11チーム中、7位。なんとも中途半端な結果に終わる。ご無沙汰していた同期や友人たちと会う。これも一つの楽しみだ。打ち上げはかなり盛り上がり、特に2次会のカラオケは死屍累々。いつもはつぶれない先輩のSさんがダウン。まったく動けない状態に……面子の中に、先輩の家の正確な場所を知るものがいなかったので方々電話して車をまわしてもらいました。


・9月6日(金)

 明日のバレーボール大会の必勝を祈願して、夕食はトンカツ。私の前に座った客がセンキャベツをシジミの味噌汁に一度浸して食べていた。しかもお替り自由なので私が食べている間にも3度はキャベツと味噌汁をお替りしていた。以前、TVで俳優さん(名前は忘れた)が同じ食べ方をする、と話していたのを思い出した。しかし、おいしいのか? 


・9月5日(木)

 帰り、先輩のKさんに夕飯をおごってもらう、ごちそうさま。アイスクリームの天ぷらは天ぷらと言うより、シューjクリームだった。


・9月4日(水)

 『ONE PIECE』25巻、渡瀬桂子『我、召喚す:鳥籠の姫』(集英社)、浅田次郎『壬生義士伝』購入(←文庫化を待ってました!!)。

『ONE PIECE』は日本出版史上最高の初版254万部達成。24巻でちょっとペースダウンかなと思ったのもつかの間、新キャラ登場により物語を再び動かす。熱い場面は熱く、しょーもないとろこはしょーもなくこれぞONE PIECEってかんじで面白くなってきました。で、作者のこだわりを見たのは主人公のルフィがカブトムシを執拗に追いかける場面。アトラス、ヘラクレス、と聞けば、虫取りに少年時代を費やしたものなら皆、知っているであろう、オオツノカブトムシ。コーカサスとかボルネオとかに生息している、世界最大級のカブトムシたちだ。「黒い宝石」と呼ばれ商品化してしまい、ありがたみ&ロマンの減ったオオクワガタに比べると、外国でしか捕獲できないこいつらはまさしく少年の日のロマン、今でも夢を与えてくれる生き物だ。睦月は図鑑やTVでしか見たことがありません。ちなみに、ミヤマ、にもルフィは感動していたが、こいつはミヤマクワガタ。頻繁に取れるノコギリクワガタやコクワガタなんかに比べると稀少価値はずっと高い。頭部の甲殻が盛り上がっていて、鈍い黒色に金色っぽいつやがかかっているのが魅力なのだ。あと前足がちょいと長くて上体を持ち上げ、大あごをひろげて威嚇する姿は、まったく動きのないオオクワガタに比べると躍動的で美しい。ちなみにミヤマはメスも他の種に比べると大きくてかっこいい。めったに取れなかったが。

渡瀬桂子の作品は今回で三作品目、大学院も卒業して、そろそろ作家さんも板についてきたのであろう。先月、ジョイポリスで会ったときに9月に新刊でるから「買ってね」と小悪魔のような微笑を浮かべていた表情が思い出される。ま、感想はこれから読んでみて書きますね。

浅田次郎の『壬生義士伝』は文庫化を待ってました。今、柴田錬三郎の水滸伝を読んでるんだけど、これと平行して手を出したい。


・9月3日(火)

 暫くぶりに妹からメールがきていた。髪をきったとのこと。おおっ!! こいつは一大事だ。ちなみに妹の髪と言えば、ほとんどお尻に到達するぐらいの長さであり(いつからのばしてたのかな、小学生のときからだったかなぁ)、母が「切ったら、ショートも似合うわよ」といくら勧めてもがんとして切らなかったのに……どういう風の吹き回しだ? いやなにがあったんだ? こっちの方が辺に心配してしまいます。本人曰く「顔だけ見れば別人よ」とのことなので夏休み(9月の第3週ですね)、帰省するのが楽しみです。


・9月2日(月)

 長野県知事選挙、田中康夫氏がダブルスコアで圧勝でしたね。正直な話、こうまで差がつくとは思いませんでした……改めてネームバリューの力と日本人がいかにその影響を受けやすいか、そして他の議員が魅力のないものと映ってしまう、政治に対する選挙民の意識の低さなんかを再実感。

コミック『エマ』を読む。19世紀のイギリスを舞台に貴族のぼんぼんとメイドさんが恋に落ちるストーリー。以外と面白い。貸本屋さんなど細かなところまで描かれてます。


・9月1日(日)

 午後、どうしようもないくらいの晴天。約2年半ぶりに学生時代を過ごした街を訪れる。市川からだと1時間半はかかる。田園都市線の二子新地・高津・溝の口。ここで私は大学時代の5年間を過ごした。いわば第二の故郷。二子玉川園と二子新地の間の多摩川にかかる鉄橋で、電車は大きく揺れる(一度乗った方は分かると思う)のだが、この揺れさえもとてつもなく懐かしく感じた。よくいっていた牛丼屋とか、古本屋とか残っていてちょっぴりしんみり。牛問屋は高津駅前の「どん亭」という店でここはかなりお世話になった店だ。暖簾をくぐると相変わらずのたたずまい、店のおばちゃんも昔と変わらない。多分、私のことは覚えていないだろうが……で、メニューを見てびっくり、「増えてるよ」しかも昔の倍くらいに。それに毎日何かしらのサービスデーとなっていて日替りでメニューが安くなってる。う〜ん、二年半前はこんなのなかったのに……やっぱり、いろいろとあったんだなぁと思う。で、昔懐かしのメニュー、「スペシャル大盛り」を頼む。これはでっかい皿にカツカレーと牛丼が半々にもられた「腹が減ってるときはこれだろ!!」っていうメニュー。昔は800円だったのだが、なんと今日はスペシャル感謝デーとなっており、それが650円。これは「食う」しかないでしょ、それに150円のサラダもつける。一口パクリ、ああ、これだよこれ、昔と変わってないじゃん。ニヤニヤしながらがっついている男を見て店の人たちは不信に思ったかしらんが、仕方ない。頬が緩むのは止められない。

たまにはいいもんですよ、昔自分が住んでいたところを訪ねてみるっていうのは。


・8月31日(土)

 映画『ウォーターボーイズ』を観る。実話がもととなっているストーリーで、男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する映画だ。一つのことに一生懸命になるっていいですよね……う〜ん、青春ですね。高校時代の文化祭かあ、もう大分前のことになってしまったけど、結構思い出深い。睦月の高校は共学で、文化祭は三年に一回でした。つまり、高校生活の中で一人一度しか経験できないわけです。睦月が文化祭を経験したのは高校二年の秋でした。一年生だとまだ高校に慣れてない、三年生だと受験が忙しい、二年生の文化祭がもっとも完全燃焼できる、っていわれてました。その二年生のときに文化祭が開催されたわけですね。クラスの実行委員となっていた睦月もけっこう頑張りました。出し物はお化け屋敷。コテコテです……けど、そこにいかに「こだわり」を見せるか、燃えます。場所は教室、そこをダンボールとベニヤ板で仕切って迷路化。コの字をいくつかくみあわせたような一本道のコースを作り上げる。各ポイントに仕掛けを配置する。照明・配色などの演出もばっちり。ススキや、草木なんかは近くの山でたらふく刈って来る。こんにゃくとか人の手が出てくるスペースとか、その他、お化け屋敷ならこれだろうっていうような仕掛けは大体そろえました。この準備期間が楽しいんだよね、皆で遅くまで残ってさ、ああでもない、こうでもないって馬鹿なことを一生懸命考えたりしてるのってさ。文化祭前夜、廊下に座りこんで自分たちが作ったお化け屋敷を眺めながら飲んだジュース。その満足感。なかなか味わえません。
で、当日、結果をいえば、大盛況でした。お化け屋敷はウチしかだしてなく、宣伝効果もあって客足は途絶えませんでした。私は入り口で呼込みをやってたんですが、小さい子供たちが楽しそうに入っていって泣きながら出てくるのを、微笑ましく眺めてました。そんな子達には風船をプレゼント、アフターフォローもばっちりです。で、びっくりしたのはやはり他の高校に行っている中学時代の友達が来てくれた時、それも自分が好きだった子が来てくれたとき……
ま、あれもこれも「青春」っていうカテゴリーに分類される出来事で、遥か遠い感じの思い出たちです。

Jリーグ、セカンドステージ開幕。アントラーズ白星発進。


・8月30日(金)

 月末。そこそこに切り上げ。晩飯は特上ヒレカツ。ポイントがたまっていたので「お好きな定食、無料!」のカードを使用。さすがに旨かった。


・8月29日(木)

 野尻抱影『日本の星:星の方言集』(中公文庫)。様々な星の和名が収録されていて興味深い。なかでも面白いのがオリオンの三ツ星をなんと言うか? これにはいろいろな和名があり、「土用三郎」がもっともユニーク。


・8月28日(水)

 この間、友人たちが面白いと言っていた『久遠の絆』(PS2版)を始める。キャラがいい、ストーリーも良さそうだ。


・8月27日(火)

 自然と涙が流れてくる。気づいたら頬が濡れていた。そんな瞬間を体験する。理由はあるのだろうが、自分でもよく分からない。

無心になりたいときは目をつむり、背筋を伸ばし、深呼吸をする。足の指先から頭の天辺まで自分の全てを意識する。すると心がすっきりする。

『サキャ格言集』、高橋英夫『神を見る:神話論集』


・8月26日(月)

 残業。お疲れ。


・8月25日(日)

 旅館を出発して、ワイン工場見学、その後、体調をくずしてしまったMちゃん、Eちゃんを先にかえし甲斐善光寺に寄る。ここで真っ暗闇の迷路を体験。心という字をかたどった迷路なのだがその途中の壁に閂があり、それを見つけ触れる事ができれば吉らしい(もっと深い意味があったと思うのだが忘れました……)。ま、どこにあるかの説明書きが入り口にあって、「階段を九回おりたら左の壁に沿って進み、右へ2回曲がってすぐ、腰の高さあたりにある」とのこと。しかしほんと真っ暗で自分の指先すら見えない。前を進む人の声を確認しながらそろりそろりと進む。私の前はAで後がE。Eはこの迷路で自分がいかに「へたれ」であるかわかったといってました。でも、あれでお化け屋敷だったらかなり怖い。視界という自分の存在を確認できるものが一つ失われただけで、人は結構、恐慌状態に陥るものだなぁと実感。
お昼、甲府のほうとう屋にはいる。「小作」という名前の店でその筋では有名らしい。「ちゃんこほうとう」を注文。これがボリューム、味、ともにグッド。人に勧められるお店でした。
帰りは列車「かいじ」。いろんなお土産をもっての帰宅。
まあ、今回もいろいろとあったけど皆、それなりに楽しんでくれたみたい。
よかったよかった。
来年こそはフルメンバーで行きたいなぁ、と思う睦月なのでありました。

で、今日はもう一つのプロジェクトが進行してました。
私が作詞、耶律鶯牙が作曲を手がけた曲が二曲、三軒茶屋のスタジオで収録されていたのです。電話で何度か進行具合を確認したりしてました。できはかなり「イイ」とのこと、早く聴いてみたいものです。


・8月24日(土)

 かねてからの計画通り、同期連中と旅行。今回の征服地は山梨県は甲斐の国。石和温泉が我々の宿です。

朝9:07、新宿発の列車「ホリデー快速ビューやまなし」にて出発。幹事の私とEは遅刻。皆に、集合は8:40と言っておきながら、約16分遅れ。平謝り&ひじょーに眠い。立川駅にて今回が初参加のAを拾う。車内では980円で購入しておいたウノが大盛況。修学旅行並に盛り上がる。甲府到着。昇仙境見学&手打ちそば体験。昇仙境では渓谷におりて写真撮影&沢の清水をすくって舐めてみる(ちょっとね)。女の子達がトカゲにびっくりするなどの一幕も……で、「そば道場」にて白いエプロンをきゅっと締めて、いざレッツゴー。店の親父(この人が教えてくれる)の、下ネタ連発のジャブにもめげず、コネて棒で伸ばし、たたき、そして斬る。イチニイチニのリズムで細く、細く……あれ、ちょっと太いぞ、ぐらいの勢いで完成。食す。結構、いけるじゃん。残りはお土産として持ちかえり。
宿「泉山荘」到着。内装や造りなど資料とのギャップが……いや、なにも言うまい。これが今回の反省点。で、宿のおばちゃんの挙動不審と言うかユニークなキャラクターが印象深い。それが一番端的に現れていたのが、夕食の給仕のとき。彼女はヤカンにはいった天つゆを注いで回っていたのだが、私とAのところに来たとき、呟く。
「きわどい……」
 「?」の私は自分の小皿をみる。
「す、すくねっ!!」
そう、きわどい、とは天つゆが皆までまわるかきわどい、という意味だったのだ。
そりゃないよ〜、天ぷらのつけあわせの大根おろしをいれたらそれに全部吸い取られちゃうし……もう替えの「つゆはない」という話だし……
おばちゃん、その後も何回かきてくれたんだけど、敷居で転びそうになってるし、よくみるとなんだか歳にふさわしくないような、かわいらしい靴下はいてるし、他の従業員の人にお説教くらってるし……なんだか怒りを通り越して「頑張れ!!」と応援したくなるような人でした。
夜は恒例の飲み会。
私はアーリータイムズのボトルを片手にただそれだけを飲む。
今回もいろいろな話をしたり、聞いたり。
馬鹿話の中にチラリチラリと本音が垣間見えてくる。
中でもAちゃんの話はおもしろかった。彼女のセンスには脱帽でした。
こうして夜は更けていく……


・8月21日(水)〜23日(金)

 連日連夜の飲み会続き。こんな週は初めて。月曜日にまとめて日記を書いているわけなのだが、バタンキュウはコリゴリです。水曜日なんか何があったのか思い出せないし、木曜日はバレーボールの練習の後、帰る所を捕まり飲み。流した汗をビールで補給だし、金曜日はおとなしかったけど、なんだかんだいって遅くなっちゃったし、土曜日の旅行の準備はしてないしでバタバタしてしまいました。


・8月20日(火)

 今日も今日とて飲み会です。れんちゃんは久しぶり。本八幡の「甘太郎」にて。ピザが美味しかったですね、オススメです。勉強会と銘打っての飲み会なので真面目な話からふざけた話まで、交々ともりだくさん。夜、週末の旅行案をEとともに立てる。今日もはやばやとダウンです。ウイスキー「山崎」はちょっと高かった。飲みやすかったけど……


・8月19日(月)

 新小岩にて飲む。お腹いっぱいです。職場の先輩たちと飲むのも久しぶりで楽しかったけど。早々とダウンです。


・8月18日(日)

 朝早く目が覚める。時計の針は、5時15分前。おおっ!! と自分に感心する。ま、昨夜は早く寝たらからな。だいたいいつもの睡眠時間が経過すると目が覚める。そういうバイオリズムがすでに私の中には構築されているのだ。で、こんなに朝早く起きて何をしたのかといえば……まず、顔を洗う。そうですね、朝はここからです。で、テレビをつける。日テレの24時間テレビがどうしようもなく低いテンションで放送されていた。消す。冷蔵庫からお茶を取りだし、睡眠中に失われた水分を補給。パソコンの電源オン。メールなどチェック。朝飯替りに耶律鶯牙君にもらった大分土産のケーキを食べる(←註:皆で食べようっていってたのにスマン、睦月の胃袋におさめさせていただきました)。CDRをいれる。曲に詞をつけようと単語をひねり出す……

 思いつかず、逃避。シナリオネタ用にと昨日購入したオスカー・ワイルドの童話短篇集『幸福な王子』を読む(この話、昨日教えてもらうまで、睦月は知りませんでした)。3つほど読んだ所で、童話ならではの純粋なブラックストーリーにあきる。ワイルドといえば『ドリアン・グレイの肖像』だが、この童話集も結構、人気の出たものだそうだ。「ええ〜、睦月さん、英文学専攻なのに知らないのぉ〜」という非難が聞こえてきそうだが、私だってなんでもかんでもというわけにはいかんのです。でも、後で教科書チェックしたらきちんとマーカー引いてあったから、忘れてただけだね(開き直り)

 さらに逃避。『黒竜戦史:6』を読む。うわわあ、エグウェーンがアミルリン位になっちゃったよ(知らない人はごめんなさい)。そうなんだろうなぁ、と思っていても、サブタイトルでほぼそのことが確認できていたとしても、実際に物語のなかでつきつけられると感覚が違う。なんか、最初はちっちゃな田舎村のふつーの男の子、女の子たちだったのに……

再びパソコンに向かう。曲を繰り返し聴きながら、歌詞を考える。突然睡魔に襲われ布団に倒れる。
目が覚めたら昼近く、「笑っていいとも」の増刊号をみる。昼飯はミニストップの弁当。
NHKの甲子園を見る。茨城代表は常総学院だ。相手は四国の雄、明徳義塾。常陸国に本籍を置いている睦月は当然、常総を応援。「義塾」っていう名前も多少は気になるけどね。で……
いい試合でした。負けちゃったけど。坊主頭に悔し涙、おお、思う存分泣け、泣け! 泣いていいぞ。見ごたえ充分。やっぱり高校野球はこうでなくちゃね。
再びパソコンに向かう。歌詞を考える。
電話。24、5日の旅行について。旅館のほうで団体客がたてこんでしまい、バーベキューの用意ができないとのこと。なんですと〜、材料持ってきてくれるんなら場所と道具は貸すので勝手にやってくれて構わないよ〜との電話対応。なんじゃそりゃ〜。クーラーボックスに肉とか野菜とか入れて持っていけというんかい!! ええい、代案を考えねばなるまい。今からか???

クーラーかけて、ふて寝する。

夕方、お米を研いで炊飯器にセット。おかずは、な〜んもなかったので鰹節に醤油まぶしたヤツと塩のお握り、あとはウーロン茶で冷たいお茶漬け(永谷園)。この間、カレーに入れた、にんにくの欠片がいくつか残っていたのでそれをおろし金でおろしてお茶漬けにいれる。ちょっとスタミナ料理っぽい。以上。基本的に米だけの夕食。
テレビをつける。「利家とまつ」みる。柴田権六勝家、お市の方とともに散る。24時間テレビ。西村知美、100キロマラソン完走、サライの大合唱が流れる。サライはいい歌ですね。涙……
で、チャンネルをかえて衝撃!! 巨人、逆転負けに涙……
ふたたび歌詞を考える。取りあえずできたものをアップ。皆の意見を待つことに。

ゲーム「俺屍」をやる。夏の朱点童子討伐選考試合、生後2ヶ月で当主になったばかりのパーティが挑む。決勝で敗北。嫌になってリセット。

日記を書く。だらだらと長くてすいません。こんな気分の日もたまにはあるんです。読んでくれた人、お疲れさまでした。


・8月17日(土)

 午後からきーにょ、斎宮、耶律鶯牙の三人が来宅。先日の反省会などを行う。キリバンゲットのご褒美というわけでもないのだが、和泉守兼定と二胡を皆に披露。とくに胡弓はしきりと珍しがられた。
耶律鶯牙から曲全体のCDを受け取る。彼の仕事の速さにはいつも頭が下がります。シナリオ担当の私が一番、遅れている状態なので……で、ヴォーカルの人とともに行うスタジオ収録は25日。場所は三軒茶屋。それまでに残りの歌詞を考えなければならない。しかし、収録当日、私は旅行で参加できないというこの辛い状況……


・8月16日(金)

 NHKにて。指輪物語に関連してドイツ・北欧の特集番組が放送されていたのをちょいと見てみる。その中に、19世紀ドイツのルートヴィヒ二世がつくらせた白鳥城「ノイシュヴァンシュタイン」が出てきた。その優雅な姿を見るのは暫くぶりだったのが、あいもかわらず美しい景観をたたえた城であった。
私がノイシュヴァンシュタイン城を知ったのは小学5年生のときだ。当時、囲碁・将棋・パズルクラブに籍を置いていた少年睦月は、夏休み、お年玉をはたいて大きな買い物をした。それが3000ピースからなるノイシュヴァンシュタイン城のジグソーパズルだった。本体とそれを飾る額を合わせて一万円ちょっと。小学生であった私にとってこれはとんでもなく高い買い物だった。

遠景に雪山と薄蒼い天球を臨み、黒々と豊かな森林、コバルトブルーの湖に囲まれている。白き尖塔がつげる荘厳なメロディに、そこをおとなうもの全てが祝福をうける……
当時の私がこんな形容をできたとは思えないが、完成し、糊でかためられ、大きな額に納まり、部屋に飾られたノイシュヴァンシュタインは小学生の私に何かを語りかけていたのだと思う。

今でも、実家に帰り、二階の私の部屋(←ここは今では妹に占拠されてしまっている)へと上がる階段脇の廊下に燦然と落ちついてあるノイシュヴァンシュタインには、小学生時代の無垢な思いを見せ付けられる。その白をまぶしいと感ずる私は、「大人になったのだから……」と適当な良い訳を自分にしつつ、一方では、ほっと安心している。
夏の暑い中、扇風機を回しながら3000のピースと格闘し、つくりあげたジグソーパズル。
それは間違いなく少年の日の私にとって宝物であったのであり、それを今でも宝物と感じることのできたことに、心安らぐのだ。

追記
……たまにはこんなエッセーみたいな日記もいいかもしらんね。


・8月15日(木)

 お台場にて。大学時代の先輩・同期と集まる。お盆休みで帰ってきているFさん、Mさん、新婚のYさん(彼女をどう呼んだらいいかなやんだのですが、本人が、いままで通りでいいよ、というのでそのままにさせていただきました)、Iさんに私の五人。仕事だったのは私とMさん、他の三人はジョイポリスでさんざん楽しんだらしい。くぅ〜、私も行きたかったです。なんでもMIBUというアトラクションが面白いらしい……今度、行ってみようっと。で、時間的に夕飯。イタリアンを食す。個人的には生ハムのピザときのこ入り(←とにかく複雑な名前のやつ)のリゾットが美味しくて、気に入りました。 なんだか、皆、学生時代と変わらない感じで、楽しかったですね。


・8月14日(水)

 電車もすいてるし、暇かな〜と思ったら大間違い。今日の職場はテンテコマイ。もうどうにもこうにも客がはけない時間があって、皆、今日の終りには「ぐったり」でした。

今日の朝日の夕刊。荻野アンナ先生(大学時代、仏語を教えていただいた)が「ダメフォーの顛末:笑う夏」というエッセーを書いている。粋で洒落の好きな荻野先生らしいおもしろいエッセーだ。微妙なセリフの中に言葉へのセンスが光ってる。ちなみにダメフォーとは「ダメ恋愛脱出法」という本にてダメダメな結果に終わった荻野先生と三人の教え子のカルテットの渾名である。ま、ネーミングセンスはそんなでもないかな。ケイ卿(←アーサー王伝説のネーミング魔、へんてこな渾名をつけるのが趣味?)といい勝負ですぞ。

R・ジョーダン『黒竜戦史:6』 
グインの86巻、グインとイシュトヴァーン、物語をひっぱってきた両雄の対決が見物です


・8月13日(火)

 「はじまり」と「おわり」そして「ひろがり」について考える。
ふと、私の目に切り取られた事象が新鮮に見えた。
その先に何ものかの、人知を超えたなにかの、働きを感じてしまい、自分が詩を書いていることの理由を改めて識る。
こんなことは、小説の世界観を考えてるときに何度も経験したことではあるのだが、いつでも新しい発見と、新しいフレーズでもって私のインスピレーションの泉を刺激してくれる。

そして今日は、ヨハネの黙示録を紐解き、この一節を記しておく。
『私はアルファでありオメガである、すなわち、最初の者であり最後の者であり、(万物の)初めであり、終りである』

★祝!!!!!!!★
巨人、マジック34点灯。あとは減らすだけです。最短で9月5日には原監督が宙に舞います。


・8月12日(月)

 今日はまず、悲しいお知らせが二つ。

一つ、寮の前庭に咲いていた向日葵がきられていたこと。種をとるにはまだ早かったんじゃないのかな……と個人的に思っていたので。帰ってきたとき物足りない感じがして、すぐに向日葵がないのに気づきました。来年もまた、暑い夏に綺麗な黄色の花を広げて欲しいものです。
二つ目。
帰ってきて冷蔵庫を開け、聞茶を一口のむ。「あれ、ぬるいぞ」
流れる冷や汗……
で、よくみたら冷蔵庫の中から外から水浸し……
うわわわわわわわ〜〜
そりゃもう、叫びましたよ、私は。
冷凍庫に入っていた大量のウイスキー用の氷がとけて、冷蔵庫にたまってた霜(氷状だった)もあとかたもなくなり、大洪水状態。助かったものは何一つありませんでした。しいていえば一番上の段においてあった納豆と卵ぐらいのものです……が、この西日のあたってサウナと化す暑い部屋のなかで箱(冷蔵庫ね)に入って、一日おいてあった状態のものを食べるきもせず、中を掃除するためにも涙を飲んで、全部処分しました。
原因は昨夜、炊飯器のコンセントを抜こうとして間違って冷蔵庫の方のを抜いた……これしか考えられない。今朝は朝飯をとらなかったので、冷蔵庫は開けなかった……完敗です。以下、水浸しとなって処分された食料たちへの供養の意味もこめて、ゴミ袋いきとなったその名を列挙してみたいと思う。

ヨード卵光1パック・水戸納豆二パック・ベーコン・豆腐一丁・買ったばかりのマーガリン(手に取るとタプタプという感触でした…涙)・カレーの残り(この時期のカレーは外におきっぱなしだとすぐダメになるので…)・野菜類(ジャガイモ・人参・なす……この野菜ケースはほとんど池と化していた。気分的にダメでした)・各種調味料(マヨネーズ・とんかつソース・ウスターソース、ケチャップ、これもやはり気分的にペケ)。うううううう、こうしてみると被害は結構、甚大です。

もったいないお化けが出ませんように……でも、悪くなったものを食べてあたるのも嫌だしね、許してください。

フジ『ランチの女王』を見て、涙。敗北ですね。最近、涙腺が弱くゆるくなったのかなぁ……


・8月11日(日)

 いよいよ、夏コミ本番!! 既刊2冊とオリジナルゲームのCDをもってレッツゴー。ゆりかもめで浅井勇さん、氷さんの二人と会う。大学からの友人である二人とひとしきり話に花を咲かせる。で、会場でも大学時代の友人たちにあう。いいですね、年に2回、きちっと会える機会があるというのは。きっと喜ばしいことなんだと思いますよ、私はね。
で、売上のほうはといえば、既刊はほぼ完売。オリジナルゲームのCDRも3〜40枚売れました。宣伝効果はどうか、というはこれからの活動如何ですかね。HPとか、BBSなどで定期的な周知活動。冬までに盛り上げ、自分を追いこんで(追いこまれないとエンジンかからないタイプなので)、頑張りたいと思います。
打ち上げ。有楽町のちょっとしたBARにて。皆、体力的にまいっていたので、酒はそんなにすすまなかった。ま、私が一番飲んだのかな、多分。
また、明日から仕事です。頑張りましょう。
そしてひとまず、皆、お疲れさま、でした。


・8月10日(土)

 明日に備えて準備。きーにょ、耶律鶯牙の二人と共に朝の8時からフル活動。完成したCDRが動いたときには嬉しくて、感動した。忙しいのでこれまで。


・8月9日(金)

 今晩はカレーです。カレーを作るのに時間がかかるのは、玉葱をアメ色になるまで炒めることと、地道な灰汁とり。TVの野球中継を見ながらキッチンで灰汁をすくっていると、アナウンサーの絶叫がきこえてきた。「巨人打線、今日は大花火大会です!!!!!!!!!!!!!!!」 

なにいいいいい!!! 

お鍋をそっちのけでテレビの前にかじりつく。終わってみれば、松井、二岡、元木がそれぞれ二本ずつの計6本の乱れ打ち。15対1で広島に圧勝。文字通り、圧勝。昨日の完封負けが嘘のようでした。
ちなみに、今日のカレーの隠し味は「缶コーヒー、BOSS」でした。ちょっとマイルドな味わい、となります。

HPに自己紹介のコンテンツをつくる。多少なりともカウンタ数が増えてきたので、ちょっとは管理人である睦月の個人情報を知ってもらおうと思いまして……ま、この日記を読んでいる方はほぼ、私本人と面識のある方たちばかりだとは思うのですが……


・8月8日(木)

 今日は立秋。暑中見舞いも今日からは残暑見舞いとなる。それにしても、今日も暑かったですね。空は抜けるように蒼くて、風が強かったため、気温は上がって、湿度は低め。ちょっとカラッとした感じでした。が、各地ではフェーン現象が起こりまくって37、8度まで気温が上昇。カラッとしてもこれじゃあね、どうしようもありません。 

NHKのBBC製作海洋番組も今日が最終回。シャチのオタリア(←まあ、アシカの仲間ですね)狩を見る。この場面は、よく取り上げられるシーンなので大分昔から知っている。多分、昔TBSでやってた『わくわく動物ランド』あたりで得た知識だと思うが……で、今回の番組で何が目新しかったのかと言えば、オタリアの子供をおもちゃにして遊ぶシャチの光景。それは、狩の練習とも単なる遊びともとれる。なぜなら口でくわえ放り投げるだけでなく、そのたくましい尻尾で空中高く打ち上げたりもするからだ。ほんと、びっくりするぐらい高くに打ち上げられ、そしてオタリアは水飛沫とともに水面にうちつけられる。オタリアが死んでしまっても、その遊びは30分以上も続いた……
シャチ、別名オルカは海のギャングと呼ばれる。海では食物連鎖の頂点に立っていると見て間違いない。サメなんかと違って人を襲うことはまずないが、サメなんかよりずっと強いし、食欲も旺盛だ。もちろん、魚類と哺乳類では、体温維持の為に必要なカロリーが雲泥の差なのでそれは当然の理屈なのだが……
それでもサメより恐怖感がないのは、同じ哺乳類であり、その人なつこさ、親近感故である。軟骨魚類のサメなんかとは違うのだ。
閑話休題。
『わくわく動物ランド』。この番組はかなり印象深い。小学生の頃、毎日8時には寝ていた私は、水曜夜、8時から放送される『わくわく動物ランド』と土曜夜に放送される『8時だよ、全員集合!』だけは布団の中にもぐって家族皆でみていた。ちなみにこの二日は剣道の練習日でもあったので、必然的に就寝時間がずれこんだ、という理由もあったのだが。関口宏の司会で、レギュラー解答陣に小林亜星、榊原郁恵、島田紳介が控え、あとはゲストとして二人の解答者がさまざまなクイズに挑む。爬虫類研究で有名な千石先生もこの番組で有名となって結婚もした。「自然」と言うものを、サバンナの夕暮れを、密林の神秘を、海の豊かさを、食物連鎖の厳しさを、そして生きるということの尊さを、この番組は教えてくれた、と思う。現在、放映されている『動物奇想天外』を非難するわけではないが、今でも睦月の中では動物クイズといえば『わくわく動物ランド』なのだ。


・8月7日(水)

 今日はなんか、大変でした。Kさんがお休みで、Nさんは午後から原因不明の痛みが悪化しそのまま上司と病院へ直行。結果、午後いっぱい、窓口に出てたのはペーペーの私とWさんの二人のみ。お客さんがそんなに多くなかったからよかったものの、一人でいったりきたりとするのはまあ、疲れました。

皆さんの所にも届いていると思いますが、きましたね、 住基法に基づく住民票コードが(ま届いたのは昨日なんだけど)。ざっとみてみましたが、なんとも面白みのない数字だったので葉書はそのまま書類ボックスの奥へと封印しました。賛否両論のあったこの住基法ですが、睦月個人としてもやはり法律的なセキュリティシステムが整ってから施行、というほうが良かったと思います。今のところ大した問題は出ていないようですが出てきてからでは遅いわけですしね。

今日もNHKの海洋番組(製作はBBC)を見る。第6回は「サンゴ礁に生きる」です。サンゴの産卵シーン。月夜の海に、降り積もる雪のように、舞い謳う蛍のように、新たな生命が漂い出す。なんとも詩的興奮を掻き立てる映像でした。昨日はコウテイペンギンがヒョウアザラシに「がぶがぶっ」とやられてしまうシーンなどがあって弱肉強食の厳しさに「自然」を感じていたのですが、今日は今日で「神秘の」っていう形容詞がつく「自然」を感じることができました。

邦楽器、中学で必修になったんですね。新しい学習指導要領(中学)によると、「和楽器については、3学年を通じて1種類以上の楽器を用いること」とある(朝日夕刊より)。こういうのは良いと思う。ただ、ここに割ける国の予算がやはり圧倒的に少ないのが「たまにきず」ですが。でも、今思い返してみると、睦月も中学のときにやってますね、琴。あのころは必修ではなかったんですね。……楽器かあ、うちの胡弓もなんか、オブジェと化してしまったしなぁ、ドレミしかひけないんじゃ、ひけないと同じだもんなぁ。夏休み、ちょっと頑張ってみようっと。


・8月6日(火)

 仕事の帰り道、小岩駅で沖縄物産展に立ち寄る。そこでいろいろと物色。ちんすこう(パイン味)、ソーキそば、ゴーヤ茶、ちょっちゅね(黒糖のお菓子)などしめて2908円なり。帰宅後、遊びにきた友人Eと早速試食。……まあ、総評を述べるなら「こんなもんでしょう」という感じかな。ソーキそばにかけた調味料、泡盛の中に唐辛子が丸ごとたくさん入っているヤツ、これをかけすぎてかなり激辛状態に……味はわるくないんだけどいかんせん辛い、汗がでる。


・8月5日(月)

 夜、NHKにて深海特集を眺める。なんか、凄いですよね。あいつら、ひらひらしてたり、無意味に長かったり、目玉がギョロっとしてたり、いろんな所が光ったり、牙が異様に長かったり(口が閉まらないほど長い牙って新生代のサーベルタイガー以来の発見です!!)……自分より大きい獲物をバクバクッと食べてしまう。そのための牙です。獲物が少ないから仕方ないんですね、好き嫌いなんか言ってられないんです。  海って、綺麗だけど、なんかおっかない所ですよね。そこは見えないし、何が潜んでいるか得体がしれない……それを神秘と捉えるか、奈落ととらえるか、それはもちろん個人の自由なんですけどもね。深海なんてその象徴みたいなところですもんね。  あと、海で何が怖いって言ったら、サメですね。ジョーズですね。人を食べてしまうあの大きな口と冷たい目は怖い。もちろん、その辺の海水浴場にはいないんですが…… 
小さい頃、睦月はおじいちゃん子だったので、祖父からいろんな話をききました。そのメインは戦時中の話で、鉄道連隊で機関士をしていた祖父(満州や、東南アジアあたりで活躍したそうです)の話はとってもスリリングでワクワクするような話ばかりでした。その中に、海戦で沈められた船の周りをグルグルと回るサメの話が出てくるんですね。これは子供心にはかなりショックでした。救命ボートは定員が決まってるのでそれ以上乗ってくるやつは蹴落とさないといけないんですね、自分たちが助かるためには人を犠牲にしなくちゃいけない。で、落とされた人は当然、サメに食べられちゃうわけです……今思えば、随分と脚色されていたのかもしれませんが、サメはおっかないものだというのは睦月の心に焼き付けられたわけです。 ちなみに祖父は終戦後、南武線の機関士を務め、日吉のあたりも走ったそうです。今では悠々自適の老後を過ごして、毎年、鉄道仲間と東京で同窓会をやってます。年々、参加人数が減ってくるのがつらい、と話していましたが……

発売から一ヶ月ほどたってしまいましたが、文藝春秋社から刊行された『口語訳古事記(完全版)』を購入。一人の語り部を登場させることによって、物語として読みやすさ、リズムを重視した訳としあがっています。よって訳者独自の文が幾つか挿入されるのですが、これも気にならないでき映えです。そして、目を見張るのはその脚注の詳細さ。講談社学術文庫や岩波から出ているものと比較してみるとその差は歴然ですね。語の説明は神や事象のみにとどまらず、動植物などもカバーし、しかもイラストも結構ついてる。原典に忠実に……というのではなく、古事記の物語を知りたいというならこちらがお勧めですね。


・8月4日(日)

 ★ぐわわああああああああ!! 日記をつけてたらいきなり停電しやがった。一瞬だったけど、書いてたデータはやはりロスト。仕方ないので、雷にバカヤローと一声叫んで、最初からかきなおします。

今日は午後から休日出勤。保険の面接にレッツゴーです。結構多いんですよね、休みの日じゃないと時間がとれないっていう方……ま、こっちも仕事だから仕方ないんだけどもね。で、契約内容やら特約保障の話やらを一通り説明して、最近の健康状態なんかをチェック。アンケート形式なんだけど、ま、たいてい大丈夫なんだよね。で、一応書類は終了、冷えたアイスコーヒーなどをごちそうになりながら、世間話と言うか、なんというか、に突入。で、気がついてみるといつのまにやら保険金詐欺の話に……ハハハ、最近は何かと物騒ですからねぇ、ハハハ……と笑ってかわす私。保険屋さんの前で保険金詐欺の話もないもんだ。

で、転んでもただでは起きない私は、帰り道に小奇麗な古本屋さんを発見!! さっそくレッツゴー。 Aldous Huxley の評論 Themes and Variations (1950) と『ケンブリッジ版イギリス文学史V』が激安だったので有無をいわさず即購入。ちょっと前に大修館からシェイクスピア集が発売されてるんだけど、そのうちの As you like it を発見。ただ、あまりにも汚かったので買うのはやめました、残念……。かわりに、先日亡くなられた高橋康也氏が司会を務めたシンポジウム英文学4『ロマン主義から象徴主義へ』も合わせて買う。 最後に、本棚を隅から隅まで舐めるように眺めていた私に、親切なお店のおいちゃんは一割さっぴいてくれました(以前買ったレシートがあると一割引きなのだそうです、私は持ってなかったけど引いてもらいました、ありがとうございます)。   ←このあたりで雷、一度消えました。

帰って来たら四時すぎ。しばらく原稿等をいじっていると電話がなる。「佐川急便ですけど…」
キタキタキタキタ!!!!!! 昨日、買ったエアコンが到着。私の部屋は4階なので苦労して運び、一人で設置。これも一苦労。なんかいろんな部品が余ってるけど、大丈夫だろってことで早速、スイッチオン!! 「ブオオオオオオオオオ」と低い音と共に冷風が……西日があたって室温、32度もあった私の部屋はこうして冷やされていくのでした……感動。

ハックスリーの芸術と宗教に関しての一考察のところが論文としては短かったので、練習に良いかな? とちょっと声に出して通しで読んでみる。つっかえつっかえになってしまい、がっくり。ま、日頃から触れていないとダメですね、言葉というヤツは。内容は批評家で名うてのハックスリーらしく、骨のあるものでした。


・8月3日(土)

 秋葉原にてカード型のCDR/ラベル作成キットを購入。さっそくラベルの作成に取りかかる。イラストやらタイトルロゴなんかを切り貼りしてレイアウト。プリントアウトしてみる。結構、綺麗に出てくれたんで一安心。友人たちの了解もとり、あとは微調整、って感じです。

秋葉原に行ったついでにエアコンも購入。窓型で室外機はダメ、という寮の条件なので、あんまりいいのがありませんでした。おまけに六畳ぐらいまでのしかないし……だめじゃん。でも、ないよりはマシかな? ということで四万くらいのを注文した。

松井三冠!!! 今日の広島戦終了時点で松井は打点、本塁打、打率の三冠に。明日、巨人が勝って、阪神が負けるとマジック40が点灯!!! ま、気が早い話ではありますが、悪い気はしません。由伸君の足の怪我のほうが心配です。

江戸川の花火大会……だったんですが、ラベル作成に夢中になっていたらいつのまにか終わってました……毎年、観に行ってたんだけどな。まあ、今年は一緒に観に行く相手もいなかったし……11日が当面の目標です。


・8月2日(金)

 夕方、雷雨が大気を振るわす。蝉の声は静まり、訪れる一瞬の静寂と闇。そして始まる天の采配。雲は黒く厚く、風は強く猛り、雷鳴、高く荘厳に。職場の先輩、Kさんとも話したんだけどわくわくしますね、こういう時って。ねっとりとしていた暑さが次第に冷えていく感じ。ほんと、違う世界に迷いこんでしまったような感覚を味わうことができます。…でも、停電だけは勘弁して欲しかったけど……ATMの復旧にちょっと手間取ってしまいました。睦月が貸してあげた千と千尋のDVDにはまってしまったKさんは、しきりとこの感覚をDVDの中のシーンとリンクさせてました。

『となりのトトロ』をみる。この作品はいいですね、夜、かえるが鳴いているシーンなんか、ほんと実家の夜を思い出します。さつきとメイの感受性豊かな描写が秀逸です。笑えて涙もある、しっかりと伝わってくる感動がある。カリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロ…宮崎アニメはこうでなくっちゃ。そうそう、ラピュタのDVDも10月に出るみたいだし……これも買い、ですね。あとはトトロといえば有名なテーマ曲「となりのト、トロ♪ ト、トロ♪」ってヤツですね。昔、妹がエレクトーンをやっていたとき、練習曲の中で、私もこのテーマ曲だけは弾けました。たぶん、もう弾けないと思うけど……


・8月1日(木)

 今日から8月です。今月は仕事面では暇なようでいて、いろいろとイベントあり、試験準備ありとプライベートで忙しくなりそうな(いや、忙しいのは確定だな)月です。

さてと、まずは、この話題に触れなければなるまい。中日の川上憲伸投手、ノーヒットノーラン達成おめでとう。プロ野球史上70人目とのこと。その相手が巨人と言うのは……ま、いっか。たまにはね、息抜きも必要なのよ。五連勝の後の一敗さ、気にすることナイナイ。むしろさっぱりした感じ? 気持ちの切替はしやすいんじゃないかな。……負け惜しみにしか聞こえないのは、きっと私の表現能力がいたらないのでしょう。 

雷。よし、これで一雨くれば涼しくなるな、と思っていたのに雨はすぐやみ、ピカドンだけ残ってる。

職場にアルバイトさんがくることに。今日はその初日。後に座っていろんな小難しい話やら、「一日の流れ」というやつを観察させられていた。そのH君は富山県出身、大学は岡山、この四月から上京しているとのこと。こっちで職探しかぁ、大変だよな。今朝の総武線の人身事故なんかよりもきっと大変なんだろうなぁ。

刀を脇に精神集中の稽古をやってみる。昔、道場でよくやった(やらされた)稽古だ。壁と向き合い、刀を脇に正座する。目をつむり、息を調え、頭の中をからっぽにする。この正座している時間は自由だ。気が練れればそれで充分。序破急の呼吸にて目を開き、立ちあがりつつ抜刀。青眼に構える。壁の向こうには相手の姿をイメージする。そして気合ののった素振りを、気合の続く限り、相手の影に叩きこむ。気を全て吐き出したら再び、正座に戻る。目を見開くとき、足の裏から、脊椎を通って後頭部へとかけぬける震えを感じる。


・7月31日(水)

 事業報告も早々に済ませ、さっさと帰宅。巨人戦(今日も勝ち!!)を見ながら待つこと、数十分。鳴り響く電話。きました!! 和泉守兼定!!(↓) まず一刀、抜いてみる。手にはしっとりと収まる感じ。実家で振ってたやつよりちょっと軽い。そして一振り(オイオイ、部屋のなかだろ)。鯉口がちょっとキツイのが気になりますが、おおむね満足のいく造りとなっておりました。刀身が汚れていたので、手入れ。ポンポンポンって粉を叩き、油を塗って布でふき取る。うむ、波紋が流れてますね。いいですね。ちょいとみとれてみる。飾り代に収めてみる。ちょいとみとれてみる。……休みに帯を買いに行こうっと。 
しばらくして……どうしても振りたくなって中庭へとでる。下は芝、灯りは各部屋から漏れる蛍光灯の光。剣道型五本を受太刀、支太刀それぞれでなぞってみる。かなり久しぶりだったが、体は覚えていたようでなんとか各五本ずつ、十本を通してみることができた。刃の風切る音が頭上でする。まっすぐ触れている証拠だ。まだ結構いけるじゃん、と思ったのもつかの間、斜めに切りこむときには音がしない。腕も筋力が落ちたのか、どうにもブレて残心が取れない。基礎体力から見なおさなければいけないな、と痛感する。ほんの二十分ほど振っただけなのに腕が重い。竹刀や木刀と同じとはいかないか…… それにしても動いていたのに六ヶ所も蚊に刺された。痒い。

NHKの明日の天気予報を何気なく聞いている。「明日も朝から猛烈な暑さになるでしょう……」 ……猛烈な暑さって……アナウンサーがいかにも参りましたって感じで話しているのが印象的だ。さすがにポーカーフェイスとはいかないか。

♪元ちとせのアルバム『ハイヌミカゼ』 歌詞を見ながらじっくり聞いてみる。


・7月30日(火)

 夜、甘い薫り。なんだろ、緑の薫りがするんだよね。風呂場に行く途中でさ。今日も部屋より外のほうが涼しい。父親に頼んでおいた居合の教本が実家から届く。ぱらぱらとめくってみる。胴着は剣道のものを使うとして、帯刀するための帯が必要である。これは購入しなければならない。刀は明日の夜、届く。いまから楽しみ。先月の月末は報告関連においてパソコンでトラブったため散々だったが、明日はさっさと切り上げたいもの。

風呂に誰もいなかったので浮いてみる。さすがに泳ぐには深さもスペースも足りないが、プカプカと浮くことはできる。うつぶせだとドザエモンなので、もちろん仰向けで、である。力を抜いて腰をあげるのがポイントかな。今でこそ浮けるけど、最初は結構難しかったんだよね。そこが浅くて狭いから、そこに触れるのを意識してしまって体に力が入ってしまう。

父親の頼みで宝くじ(サマージャンボ)を購入。バラを20の、連番を10、かな。なんだろ、東京のほうが当たると思ってるんだよね、田舎の人って。先輩のKさんの父親もそうらしいという話を聞きました。私はギャンブルはやらないのであまりとやかく言いたくはないんだけども、買わなきゃ当たらないと分かっていても、あの紙切れに300円を投資する気にはどうもなれない。


・7月29日(月)

 夜中に外へゴミ捨てに出る。寮の前の門はペンキを塗り替えたばかりなので水色が映える。その門の脇にひまわりが一本、バァ〜んとぉ、聳えている。ここ1週間で大分背が伸びた。ただし背がでかい分、花はちょっと小振りなんだけどね。でもその花も見上げても下のがくの部分しか見えない。本当に向日葵って感じがする。

メモ帳にて、ちまちまと友人Hから送られてきた原稿を手直し……職場の先輩、友人たちとの飲み会を断って、である。ま、仕方ないんだけどね、8月11日までは「忙しい」って言ってあるし……で、一通り手直しも終わってそのデータを保存しようとしたらパソコンがフリーズしてデータもパアに……
「わいは叫んだでぇ〜、なんでや、なんで世の中、こないな理不尽なことが許されんねん!! てな。でもま、結局パソコンにあたるわけにもいかずや、そのまま強制終了や、ホンマ、トホホやで……」
睦月の似非大阪弁でした。

ここんところ、アウトプットばかりなので今日はちょっとインプットしましょう。
ということで、ボルヘス(J.L.ボルヘス『永遠の歴史』)をめくる。冒頭の時間論の次は「ケニング」だ。英文学を専攻したものならば一度は耳にするケニング。早い話が隠喩みたいなものである。ま、ベーオウルフなどにみられるOEの特色の一つなのだが。そのなかで気に入ったものを幾つか。戦士を表現するのに「剣の染物師」。戦いを「槍の飛翔」。国王を「指輪の主」(うわっ、トールキンはここからネタをとったのかな?)。吟遊詩人(スカルド)を「歌の鍛冶」。 

今日はこのへんでダウン。腕がだるい。おやすみなさい。


・7月28日(日) 

 昨日とうってかわって今日は涼しかった。窓から入ってくる風が気持ちいい。いつもこのくらいならいいのにね。
さて、友人Tが9日間の夏休みを終えて帰ってきた。実家の鳥取へと帰省していたのだ。彼女がいた頃は彼女のいる福島に休みのたびに帰っていたのだが、その関係も破局し、この夏はほぼ二年半年振りの里帰りとなった。ま、喜ぶべきか哀しむべきかは微妙なところではある。で土産話などをいろいろと聞いているうちに宮部みゆきの『模倣犯』の話となった。前から読みたい、読みたいと騒いでいたTは、大型連休の時間をつかって読書に耽ったと言うわけだ。実は……私もまだ読んでいないのだ。で、いつか読むときの為に話の内容はあまり触れないようにして、感想などを聞いてみた。三部に分かれていて、被害者側から、加害者側から、そして事件のその後というふうに分かれているらしい。で、事件は結構ひどいことになっていて、ああいうダークな部分を見せ付けられて、自分の中にもそういう部分があるんだよなぁ、っていうのを見せ付けられてTはちょっとブルーになっていた。読み始めると一気に読むタイプのTは徹夜して読み終えたという。今まで読んでた宮部みゆきの著作とはちょっと異色だともいっていた。うむ、早く読まねばなるまいて。

シナリオ関連で遠野物語の冒頭にあたる。「願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」
平地人とは里や都に住む人々のこと。その人たちに遠野の物語を知ってもらって驚いてもらおうとしたのが柳田国男の意図だった。

居合を始めようと思い立つ。居合刀を注文。鈍っている剣道型のおさらいから始めようと思う。


・7月27日(土)

 HPにサマリアナ・サガ、アップ開始。世界・登場人物設定など徐々に載せていきたいです。

 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
エアコン設備のない睦月は、午後一杯、市川駅のヴィ・ド・フランスにて頭を悩ませていました。ま、この日記を読んでる人で市川にいる人はいないと思いますが、水色のTシャツにジーパン姿、文庫本と大学ノートとにらめっこしながら頭を抱えていた奴が私でした。で、なにをそんなに悩んでいたのかと言うと、この間から考えている歌詞がどうもうまくまとまらないのです。22日の日記に記したように曲のほうは既にその骨格部分がY君の手によって出来あがってきているのですが、ぴたりとくるフレーズがなかなか浮かんでこない。 
 睦月の場合、行き詰まったときは、創作ノート、をひっくり返します。言葉が氾濫している中に浸かっていると、イメージに血肉が通ってくるのですが、今回ばかりは勝手が違う感じです。
Y君の話によれば、「浜崎みたいな感じで……」ということだったので、部屋にもどってからは浜崎のアルバム「I am...」を聞いたりしてました。

気分転換にゲームタイトル、「蛍ノ唄」を筆ペンにて練習。こちらもなかなか思うようにかけない。「蛍」の字のバランスが難しい。その中でもとくに「虫」の所が納得いかない。「睦月さんって、たしかうまかったですよね……」という友人kからの要望を受けての製作である。がんばろうっと。

さらに気分転換。プレステ『俺屍』のテーマ曲、花をきく。いつ聴いてもいいですね〜
お輪「花乱火のあわせから入って、八手でつみ!!」

今夜は長くなりそうです……


・7月26日(金)

ルパン3世:ファーストコンタクトを見る。こいつらこんな風にして知り合ったんですね。ここ数年のなかでは良い出来映えだったと思います。

★今日も今日とて幻想水滸伝★
108人、集めました(ワンコロどもはぜんぶ揃ってないけど…)。でも、これでもいけるだろう! というよそくのもと、真のエンディングをみるべくレッツゴー。クリアした後に、やはりというべきか、ルック篇がスタート。敵の視点から物語を駆け足でさらっていく。
『信じる道ならば進むのでしょう
それは人の性なのですから。』
が、セラのセリフであることが判明。
ルック篇を通じて、セラの魅力もわかり、ポイントはかなり高くなりました。昨日の続きじゃないけれど、やっぱり二人とも死んでしまう(死なないヴァージョンもあるのかなぁ…ありそうだけどなぁ、やっぱりワンコロ全部捕まえないとだめなのかなぁ)。
彼らの行為は運命に挑んだ戦いだった、ラストで夜空の月に消えていく二人の魂の煌きが印象的だった。


・7月25日(木)

 話の結末が予想できたとしても、最後まで読ませる作品がある。こうなんだろうなぁ、と思いつつも、その結末を確かめずにいられない。
 太宰治の短篇『眉山』。
 眉山、とは作中に登場する飯屋の住込み女中のあだ名である。「眉山」とはお世辞にも美人とは言えない女中、トシちゃんの眉が三日月型で美しかったことに由来する。無智でずうずうしく、しったかぶりで小説の話が好きで、トイレが近くていつもドタバタしていて、かけこんでは、あたりかまわず汚してしまう(眉山の大海と称する)でも店に来る客の面倒を良く見て……主人公たちが彼女の「よさ」に気づくのは、彼女が腎臓結核で助からぬと知ってからなのである。
『貴族の立小便なんかじゃありませんよ。少しでも、ほんのちょっとでも永く、私たちの傍にいたくて、我慢に我慢をしていたせいですよ。階段をのぼる時の、ドスンドスンも、病気でからだが大儀で、それでも、無理して、私たちにつとめてくれていたんです。私たちみんな、ずいぶん世話を焼かせましたからね。』(p.24)
途中で、ああ、眉山は死ぬのだなぁ、と思った。それ以外にこの話を小説足らしめる結末はないと思われた。あとはその死をいかに「彩るか」である。眉山であるトシちゃんの、その無智を、そのおろかしさを、その明るさを、その憎めなさを、少しでも多く出すことによってのみ彼女の死を掘り下げることができる。
そして最後に感ずるのだ。
ひとりの少女の心遣いを汲み取ってやることのできなかった自分の不甲斐なさを。
もう、むくいてやることのできない、自分こそが愚かであったことを。

この短篇は講談社文芸文庫―――『戦後短篇小説再発見:巻1』青春の光と影―――の冒頭に取り上げられている話である。


・7月24日(水)

 バレーボール。汗ダクダクである。マックの新商品チキンツナサラダ(だったかな?)ははずれ。写真と実物が違いすぎる。あれではものたりなさすぎ、である。


・7月23日(火)

 今日一日、なんとか無事に終了。まあ、いろいろと頑張らなくちゃいけないなぁ、と考えさせられた一日でした。

 柴田錬三郎の水滸伝『われら梁山泊の好漢』。パラパラと冒頭を読む。九紋竜史進の章である。

大地にそそぐ朝陽が、截られて、悲鳴をあげている。   ←截る(きる、と読みます)
そういってもいいくらいの鋭い音が、唸っている。
だだ広い麦打ちの庭で、一人の筋骨たくましい若者が諸肌ぬぎになって一条の棒を、縦横無尽に突きまくり、ふりまわしているのであった。
ただの若者でないことは、汗で光るその肌いちめんに、青竜の刺青をしていることであった。
青竜は筋肉の動きにつれて、あたかも生きているごとく、いまにも、めらめらと赤い焔を吹き出しそうなけしきである。
「えいっ!」
「とおっ!」
「やあっ!」     (p.6)

この同じ場面を中国古典文学大系(平凡社)の第二回でみるとこうある。

庭でひとりの若者が、諸肌ぬぎになって、しきりに棒を振りまわしている。全身に青竜の刺青をし、銀の皿のような面がまえで、年は十八九。王進はしばらく眺めていたが、つい口にだしていってしまった。(p.24)

もちろん原典に忠実な訳が後者であり、柴田錬三郎というフィルターをかけたものが前者ということになる。こうして比較してみる柴田錬三郎の、触れれば切れてしまうような感性がありありと分かる。そして限られた文量で、百八人の英雄たちをいかにして魅力的に描き出すか、その工夫が見て取れる。九紋竜の史進といえば地主の息子で武芸十八に通じた白面の美丈夫である。原典にあるように「銀の皿のような面構え」なのである。この史進の麦打ちという場面を柴田は、小説家らしい視点で動的に捉えている。まあ、それが仕事といえば仕事なのだが……朝陽は悲鳴をあげ、音はうなり、筋肉ははちきれんばかり、刺青はいまにも焔を吐出しそうにめらめらと。それてそれに続く裂帛の掛け声。この冒頭の文章だけで読者を引き込む。


・7月22日(月)

 夏旅行の返事が返ってくる。ふたを開けてみてびっくり。なんじゃぁ、この出席率の低さは!!! こうならないようにかなり前から予定をきき、皆が大丈夫な日を指定し、その日は空けておいてくれるようにお願いしておいたのに……下手をすると男は幹事の私とEのみ、あとは女の子ばかりという、嬉しいような悲しいような状況に陥ってしまうことが判明。 まあ、返事が未定なものがあと二人いるのでそれを待って、予定を変更するかどうかを決めたい。

○レッツトライ!! でも曲に詞をつけるのって難しいね、の巻○
オープニングテーマは既に作詞が済み、作曲待ちの状態なのだが、今日から、私の方はエンディングテーマの製作に取りかかる。エンディングテーマは、シナリオのイメージを元に、すでにYの手によって作曲してある。で、この曲にフレーズをつけていくのだが、これが結構難しい。曲を何度も繰り返し聴きながら、頭に浮かんでくるフレーズを紙に書きなぐる。サビとなるメインフレーズは「重厚な感じ」を出したいのでちょっとカタメの単語を入れてみる。う〜む……試行錯誤の毎日が続きそうである。

気分転換に ♪メルツ(1806−1856)のギターアルバム『吟遊詩人の調べ』をBGMに。

明日は三人で仕事をしなければならない……かなりの忙しさが予想され今からブルー。


・7月21日(日)

 8月11日の予告短篇を書く。夕食は昨日の残りの野菜と肉で炒め物。巨人、真田投手、白星おめでとう。完全に独走態勢に突入ですね。もっと差が縮まったほうがおもしろい? そんなの関係ありません。ひいきのチームが勝てば面白いに決まっておろう。ま、その内容が投手戦とか乱打線とか、巨人が勝ちにいたるまでのプロセスにヴァリエーションが出るように他のチームは頑張ってほしい。

★今日も今日とて幻想水滸伝
 とりあえずエンディングまで行きました。108星は揃ってません。攻略本でもでたらもう一度やってみようかなと思いますが、とりあえずはクリアしての評価をば。 中盤以降(炎の英雄決定後)、シナリオのスピードが極端にはやくなってしまったことがとってもとっても残念。もっと話の展開があったほうがよかった。あと集団戦闘の数がすくなかったことが悔やまれます。Uの方がシステム的には良かったと思う。戦術性がVだと低い。しかしこのような欠点があったとしてもそれを補ってあまりある長所があるところが名作たる必須条件。やはり注目すべきはキャラクターの扱いが際立って優れていること。台詞回しや、仲間との関係など、これほど魅力的なゲームはそうないでしょう。ルシアが決戦に臨むクリスに、人生の先輩としてアドバイスする場面、「強い女はもてないよ、子供が欲しいならすきをみせなくちゃ」を受けてクリスが赤面。動揺ししまくってサロメにあたってしまうというシーン、笑えました。でもこういう人間らしさを覗かせる演出もうまい。そしてゼクセンの騎士たちが、「我が剣と盾にかけて」クリスに忠誠を誓う場面。いいなあ、と見入ってしまいました。 エンディングの演出は多分、トゥルーエンドではないと思われるので評価はしにくいですが……ものたりなかった。


・7月20日(土)

 今日は土用丑の日です。ってなわけで晩の食卓には一尾398円の中国産ウナギ(スーパーナンバーワン)が並びました。それに玉葱&とき卵の味噌汁(豆腐をいれるの忘れました(涙))。これで遊びに来ていた友人たちと私を含めて4人で、いただきます、でした。4合の千葉県産コシヒカリも全て完食。いろいろな話をしたり、昨日発売した『千と千尋の神隠し』のDVDをみたりと時間を過ごし、いざ就寝。クーラーなしで眠るというのは友人たちにとってかなり至難のわざだったようです(註:現在、7月21日の朝4時50分)。私もこれから寝ます……


・7月19日(金)

★今日も今日とて幻想水滸伝
 なんと、今回のトリニティサイトシステム、コロク篇があることが判明!! 主人公でコロクに話しかけるとスタートです。コロクでお気楽にサマリアナ場内を闊歩します。リザードクランの奴等に脅されようが、警備の兵隊に嘆かれようが、コロクは滑るようなフットワークで、散歩を楽しむのでした……
 クリス、父親であるシンバより真の水の紋章を継承。ハルモニアの黒幕が対に本性をあらわしました。なんと、仮面の神官将の正体はル○ク(真の風の紋章を持ってる人です、お分かりですね)だったんですね。こいつが紋章集めとか称してササライからは土の紋章、ゲドから雷の紋章を奪い取る。永遠の寿命を生きてきた継承者たちにとってこれは死の宣告を意味する所業です。ああ、次はクリスか?(涙) 待て待て、でもクリスは本来の寿命がまだまだ残っているから、奪われても死なないのかな? 


・7月18日(木)

R・ジョーダン『黒竜戦史5』

★今日も今日とて幻想水滸伝
 炎の英雄ヒューゴ誕生。真の火の紋章を受け継ぎました! 母親のルシアさんもどんなにか喜んだことでしょう。ま、カラヤの族長という立場上、表立っては喜んでいませんでしたが、きっと闘う決心をしたヒューゴを思い切り抱きしめてあげたかったと思います。 本拠地も湖の城サマリアナへと移し、いよいよハルモニアとの決戦間近です! 各地に残っている108星たちを集めにレッツゴー。チシャにて看護婦さんとラブラブなトウタくん、ダック村にてくちばっかりのワイルダー&レット、カレリアにて竜騎士フッチ&ブライト、シャロンなどをゲット。そして……怪しさ大爆発のギョーム。「………鑑定屋、なんだ……」と呟くヒューゴ、仲間にする選択肢で「いらないや」があるところ、笑えました。確かにいらないと思うのですがそこはそれ、108星を集めるためには、ささいなことには目をつぶらなければいけません。そしていざ乗り込め! シンダル遺跡!!


・7月17日(水)

 J.L.ボルヘス『永遠の歴史』(ちくま学芸文庫)を読む。面白いので感想などはまた別のときにまとめて……

 ふと、思う。
 最近、「乞食」とはいわなくなった。皆、ホームレスという横文字に変換されてしまった。この方が以前はきちんとした家と生活があったんですよ、というところを強調していて多少なりとも印象やあたりが和らぐからだろうか。  毎朝、私はホームレスの人たちを横目に通勤する。駅のホームにたむろっているからだ。正直なところ朝から見ていて気持ちの良いものとは言えない。カップラーメンとかカップ酒とかがころがってたりするとなお始末が悪い。  
 さて、ここからが本題だ。その昔、地中海では沿岸航海が主流だった。航海術の未発達もあったし、沿岸を航海していくほうがすぐ寄港でき安全性からも利便性からもそれがベストだったのだ。故に、沖合いの海は不毛の海ともされた。そしてその商船にとっては不毛な沖合いの海をあらしまわった海賊のことを「海乞食」(フェルナン・ブローデル『地中海』参照)と人々は称した。海の乞食……ただ前述のような乞食とはそのニュアンスが異なる。ハングリー精神を前面に押し出した乞食どもだ。生命力、横溢な乞食どもだ。なにも駅前のホームレスに大昔の「乞食」のようなハングリーさをもてとはいわない。いろんな事情があって駅にたむろっているのだろうから。酷な話なのかもしれない。でも、でもだ……ホームレスという名称のもとに流され、公の場を占拠してよいわけがない。大阪城公園ではホームレスのところにきちんと手紙がとどくらしい。表札をだしてるヤツもいるらしい。「どういうことだよ」と叫びたくなる。
 状況を打破するためには、彼等も沖合いへと漕ぎ出す必要がある。国の援助に頼ってばかりでは航路は開けない。自助の精神がなければ、天はたすけてくれない。


・7月16日(火)

 夜、風呂場で友人のデニーと会う。デニーといっても外国の人ではない。れっきとした日本国籍保持者である。本人が「そう呼べ」というので、いまではすっかりデニーという呼び方も板についた。デニーはサッカーファンである。見るだけでなくサッカー(まあフットサルだが)をやることに生きがいを感じるタイプだ。そして風呂好きでもある。小岩・市川周辺の風呂屋はたいてい把握している感じだ。今日も小岩でみつけた深夜までやってる銭湯の話になった。寮の前の銭湯は深夜営業していないため、土曜の夜、帰りが遅くなったときなど重宝すると言うのだ。ただ、そこから帰るのに電車で一駅揺られなければならないのだが……私は風呂に入ったらそのままゆっくりしたいのでちょっと小岩の銭湯を利用する気にはなれない。

今日も今日とて幻想水滸伝
ゲド篇。ゲドを筆頭に一癖も二癖もあるハルモニア辺境警備隊第12小隊の面々なのだが、その中に飛び込んできた、カラヤクランのアイラがお勧めのキャラクターだ。最初は村を焼き落とされ復讐に燃えるだけのヤツかと思いきや、カレニアの宿にてボケキャラであることが判明。初めて飲んだソーダ水のとりことなったアイラ、ソーダ水が飲めずぶーたれるアイラ、恋愛に関しては真っ白なアイラ、自分のはなつ言葉の意味を、ま〜ったく理解していないアイラ……そんな愛すべきキャラクターであり、しかも戦闘においては「盾と土」二つの紋章を使いこなす。彼女の使う「盾の紋章」がゲド篇序盤の生命線である。
そんなアイラと愉快な仲間たちは確実に歩を進め、やってきました虫使いの村。ここにて衝撃の出会い。地面に刺さった一振りの剣。これはもしや……と近づいてみれば予想的中。星振剣の登場である。口の悪さはUのときから変わらない。ふっ、いくらほざいてもお前は俺のものじゃぁ、ってなわけで現在の持ち主とゲドの一騎打ち。力でしかものごとをはかれないヤツには力で思い知らせるのみ!! 星振剣ゲット。物語はこのあたりからその全容をあかしはじめる。ゲドの過去。そして炎の英雄との関係。クリスの父、ワイアットとは? 炎の英雄が望んだこととは? そして物語をこの先へと紡いでいくのは誰か? まあこういったところが明確になり、これまで編まれて来た幾多の糸が今、一つに……


・7月15日(月)

 今日の朝日の夕刊は面白かった。
 ネオナチ青年による仏・シラク大統領暗殺未遂事件&田中知事失職のニュースが乱れ飛ぶ中、一面を飾っていたのはイスラエル人からパレスチナ人への臓器移植の記事。目には目を、ハムラビ法典の世界が恐怖となって現実化している地域にあって、「命は命」という信念を貫いた行動は全てを超越して尊い。ただこういう行動が和平へと続いていかないもどかしさ、悔しさがある。

 英文学者、高橋康也氏への追悼記事の裏面にあった「詩」に関する教育についての記事。
『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ
 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ』(三好達治詩集)
このたった2行の詩をもって小学生に詩を教える。45分の授業を展開させる。重要なのは最初に「何を尋ねるかだ」という。そしてたどりついた問いが「あなたの描く情景に家は何軒ありますか?」。『そうすれば、太郎と次郎の家だけでなく、雪が全てを包んで降る景色が見えてくるかもしれない……』(記事抜粋) 
 そうだなあ、しんしんと降る雪、夜だけど雪明りにうっすらと景色は白む。幸せそうな眠りへといざなう雪、止まった景色の中で時間を刻み付ける雪、白く、白く、全てを染め上げていく雪。そんなあったかい雪に包まれて太郎と次郎は幸せな表情を浮かべる。それを客観的に眺める読者はそこでピンと来る。この世界、この雪と夜と白と太郎と次郎と幸せと……これら全てを包み存在足らしめる存在がそこにはあるということを。言葉にできなくてもいい、詩人はそれを感じる。詩を読む人にはそれを感じてほしい。神の存在という人もいるだろう。涙が出る人もいるだろう。人それぞれに感ずるだろう。そういう気持ちを個人個人なんとか表現し、相手に伝えて欲しい。ここまでできれば授業は大成功だろう。

母校、大田第一高等学校。夏の甲子園、県大会予選にて散る。

★今日も今日とて幻想水滸伝
苦しんだトーマス篇、無事に終了。トーマスとセシル、いい感じにくっつきそうで楽しみ。極度の仲間不足に悩まされたトーマスたちを救ったのは平頭山で心細くて震えていた柴犬(だよな?)のコロク。まさか戦闘メンバーになるとは思わなかったのでパーティ編成のところにコロクの名前があるのを見てニヤリ。こいつだ、こいつを鍛えるしか生き残る道はない! ってなわけでひ弱なワンコロを睦月は鍛えました。弱そうなウサギを見つけては噛みつかせ、ちょっと毒々しい蜘蛛には弱らせてからとどめを刺させ、やがてコロクはイノシシをもたおせるような熊犬にはなりませんでしたが、戦力として使える目処がつきました。ゼクセン評議会や六騎士のレオ&パーシヴァルをコロクとジョアン(こいつも居眠りばっかりで最初は使えないヤツだった…今は、違うけど)で迎え撃ちます。なんとか撃破。その後、コロクにはご褒美として、お城みたいな「ゴージャス犬小屋」をプレゼントしてあげました。
もうひとり、敢闘賞をあげるのならサナエ・Y(2世キャラのサナエちゃんは眼鏡&薙刀少女)。サナエちゃんは通常戦闘においてはつよいのですが、なにせ集団戦闘に参加できないというデメリットが……それじゃあ、意味ねぇんだよ〜と私は絶句させられたもんです(涙)
 そしてビュッデヒュッケ城もサマリアナ城へと名前を変更。軍師シーザーに授けられた策には笑えました。やるじゃん、シーザー。それでこそアップルとシュウの系列。
 そして心置きなく次なるゲド篇へと進むのでした……


・7月14日(日)

 天気晴朗、風強し。昼食を買いにぶらりと一足。顔を叩く夏風に自然と視線は上を向く。空は蒼かった。つきぬけて蒼かった。「ソウテンスデニシス……」、黄布に包まれた中華の大いなるうねりが一気に押し寄せてくる。心に沸き起こる詩情に押しつぶされそうになる。軽いめまいを覚える。舞いあがる塵芥の、我が腕に絡みつき、ちりちりと陽は我を焼く。コウルリッジのように‘クブラ・カーン’を得るには、さらに麻薬と睡眠とを必要とするのだろう。

「まつ……二人で仲良く生きていこうな……」
「こうやって味噌汁を作る相手のいる私は幸せでございます」
まつの涙を見たのはしばらくぶりだ。
「わしにまかせろ、わしは天下をとる。まつ、このわしに何から何までまかせておけ!」
「で、あるか」
「わしにまかせろ、わしが天下をとってみせるぞ、まつ」(NHK『利家とまつ』より)

★今日も今日とて幻想水滸伝。
トーマス篇突入。ほかの篇がレベル20くらいから始まってるのに、トーマス篇だけレベル1からのスタート。モサモサ(カラフルなモップみたいな……)の一撃で草原の藻屑と化してしまう弱さに涙がでる。ドラクエに喩えるならスライムの一撃で昇天してしまうようなもの、今時、魔法使いでも死なないぞ……ってことでトーマスの弱さを推して知るべし。天啓、降臨。仲間だ、この危機的状況をのりきるには強〜い108星たちを集めることが急務だ!! かくて仲間集め&レベルアップに奔走する日々が始まった……
は、いいが、仲間がいねぇ〜。既にヒューゴ篇、クリス篇で仲間にしてしまったヤツはトーマス篇では使えないことが判明。話が進むにつれ仲間が自動的に本拠地に集まってくるのだが、そいつらは全てヒューゴとクリスの息がかかったやつらばかり……ピンチだトーマス、どうするトーマス? 明日を待て。


・7月13日(土)

 鹿嶋ファンには朗報! ワールドカップでも大活躍。アントラーズ鈴木にベルギーのチーム「ヘンク」からオファーがあった。2006年を目指して頑張れ! 

 夕方、友人Tがぶらりと現れた。ONE PIECEの最新巻を貸す。ONE PIECEもあれですね、ビビの話が一段落ついてちょっとパワーダウンしてる感じがしますね。ま、そんな話をしつつ、そのついでに世間話なぞを少々。なんでも今夜10時から六本木のベルファーレに二人で躍りに行くとのこと。Tはこの間、彼女と別れたばっかなので、「誰といくんじゃい?」と聞いてみれば、パートナーは女性よりも男性の方が好きな男性。……おいおい、大丈夫か? と聞くとその人はすでに金髪のマッチョな人とラヴラヴだから大丈夫、とのこと。そんなもんなんですかねぇ。Tが昨日の夜からなにも食ってない、というので一緒に飯を食いに行く。目の前が中華料理屋なのでTシャツ、短パンに「南風」(「みなみかぜ」じゃなくて「なんぷう」とよむのが残念)という寮のマジックペンロゴいりの「つっかけ」サンダルという、かな〜りラフなスタイルで出陣。カツどんにレバニラ炒めというこれまたコッテリなメニューを胃に収める。ちなみにTは焼肉定食。

 アランのプロポ(岩波)にナイチンゲール登場を謳った一節がある。この、読者の想像力を掻き立てる描写の旨さよ。
『夏が熱い息を吹きかける。草がほこりっぽい。葉の茂みがすでに年齢をしるしている。すでに日がちょっと高い。聖体の祝日のバラはわずかとなった。果物がかごをいっぱいにしている。コナラの上から下まで、一かえりのひなたちがしゃべり、羽を動かし、餌をもとめている。すぐに明ける夏の夜のことを思う。青い星、べガが天蓋にいる。アルクルトゥスが流れる。何かいやなことが起きるだろう。ナイチンゲールが現れる』(p.70)
最後に収束していく感じが洗練されていてたまりません。こういう文章、睦月は好きです。どうでもいいですが、七夕といえばベガですね。

【注意】
もしも幻想水滸伝をやってる人、もしくはこれからやろうと言う人はネタバレを含むので以下の日記を読むのはオススメしません…… 

今日も今日とて幻想水滸伝(キーボード入力に失敗したら「元素薄井子で」とかに変換される。新井素子の名前がちらっとよぎる。『チグリスとユーフラテス』文庫化されたなぁ……そしてさらに考える、元素が薄い私の子供? 想像がスプラッタなほうに跳んだので思考停止。忘れましょう) 
 クリス篇突入。「銀の乙女」クリス嬢。良いですね、ツボですね。鎧を脱いでアップにしていた髪を降ろした姿もまた良。ガラハド、パーシヴァル、ボルス、「騎士」といったらこれだろうという名前が随所に登場。アーサー王をご存知のかたならば、おお、聖杯探求に成功した三騎士じゃん、とニヤリとするところ。ちなみにクリスの前にゼクセン騎士団長を務めていたガラハドはすでに他界。う〜ん、やはりガラハドは短命なのだろうか……
 さらに幻想ファンお待ちかね? 前作から15年後という設定で、ナッシュ登場。いきなりクリスを口説き始める。やめろ、ナッシュ。年を考えろ、ナッシュ。奥さん(誰なんだろ?)いるんだろ、ナッシュ。
 お口直しのキャラは……「いっこく堂」が一大?ブームをひきおこしたからかどうかは知らないが、腹話術(だよなたぶん…)を使うメルという女の子登場。マニア心をくすぐる設定。クリスに向かってブランキー(狼の人形だよな?)が「小じわが目立つ」とのたまう。なんだとぅ、クリスに小じわなぞ、あろうはずがなかろう! こうして土曜の夜は更けていく……


・7月12日(金)

 残業にて名刺作成。予定があったので職場の先輩たちとの飲みには参加できませんでした。本八幡でなんでも美味しい豆腐料理をだす店があるんだそうで。Kさん、Nさん、そして以前まで一緒に働いていたMさん、睦月より1、2歳年上の女性三人ばかり。う〜ん、行きたかったなぁ。 

オールスター。大リーグも面白かったけど、日本のオールスターも捨てたもんじゃありません。どうですか、あのヤクルト五十嵐とオリックス山口の150キロ速球の投げあい。打てませんね、あんな球。そして高橋、松井、清原という巨人そのままのセントラルのクリーンアップ。最後は河原できっちりしめる。原巨人そのものじゃあないですか。後半戦も巨人の躍進はとまらない!

 今日も今日とて幻想水滸伝。どうやら前作の主人公が「炎の英雄」として出てくるらしい。T、Uと登場していた軍師アップルさんも大人の女って感じで登場。うわああ、ルル、死ぬんじゃねぇ〜、お前108星じゃないのかぁ〜(涙)


・7月11日(木)

 11日です。『幻想水滸伝V』を購入。早速始めました。オープニングから睦月のツボをヒット。昔、TBSでやってた『神々の詩』っぽいオープニング曲。うおお、いいぞ〜、それでこそ幻想水滸伝じゃ〜、と感動しつつヒューゴ篇からスタート。キャラの個性が立ちまくっているのは幻想水滸伝のお約束。グリフォンと合体? したヒューゴの強いこと強いこと。他のついづいを許さないダメージでサクサクと薦めていく。ゼクセンの首都では子供三銃士に遭遇。こいつらの決めポーズのあまりの「へっぽこさ」に笑いつつ、彼らのエピソードにちょっとしんみり。 ってな感じでしばらくは幻想水滸伝に浸ることが予想される夜中なのでありました。 ちなみに水滸伝を知らなくともプレイに支障はきたしません。まあ、知ってた方が楽しめる部分も小指の先ほどにはあるでしょうが。


・7月10日(水)

 今日も日記をつけましょう。台風接近です。窓を開けてると雨が吹き込んできます。仕方ないので閉めましょう。扇風機をつけます。暑いです。たまに叫びたくなります。でも扇風機の前で意味もなく声を出してみると、気分がちょっと和みます。蚊が入ってきました。雨を避けるというより、睦月の血を吸うために。そこで睦月は思い知らせてやりました。ぺしゃんこになった蚊はゴミ箱へポイです。輪廻転生という言葉が頭をよぎりましたが蚊にはなりたくありません。庭先の松葉ボタンが心配です。松葉ボタンといえば色水です。小さい頃につくりました。花をちぎって水でもみます。モミモミモミモミモミモミ……そうすると透明で綺麗な色水が出来あがります。それを水鉄砲に込めます。弾込め、弾込め……そしてそれで弟と打ち合います。暑い夏の昼下がりです。真昼の決闘です。戦場には植木がいっぱい配置されてます。撃たれても死にません。でも歓声をあげます。それがルールです。真っ白なTシャツはカラフルに染まります。これが勲章です。そんな夏の日のこと、暑かった日のこと(銀色風)……

 風呂からあがり、Mと長電話などしてみる。

 閑話休題。

 今年はフランスの文豪ヴィクトル・ユゴー(1802〜85)生誕200年に当たるそうだ(朝日夕刊)。多くの日本人がそうであるかもしれないが、睦月も『レ・ミゼラブル』とフランス名詩選にあまれていた、いくつかの詩篇をしか読んだことがない。そのうちの一節をここに記すこともまた、意味があることなんだろう。

Mes vers fuiraient, doux et frêles,
Vers votre jardin si beau,
Si mes vers avaient des ailes,
Des ailes comme l'oiseau.

私の詩句は飛び去るでしょう、やさしくそっと、
あなたの美しい庭をめざして
もしも私の詩句に翼があれば、
鳥のように翼があれば。


・7月9日(火)

 ブドウの葉を食べて育ったエスカルゴはワインの味が……したらいいな。
 NHKでやってたフランス食べ歩き番組を観た感想です。フランスの家庭料理ってグラタンだったんですね、知りませんでした。同じ寮に住んでる友人Eと夜中、夏旅行のうち合わせ。今年は山梨の石和温泉です。Eは鉄道マニア。テレビでフランスの新幹線T.G.Vがでたので教えてあげました。でもあまり興味がないようでした。パソコンの画面をみると「キハ○○○」などの列車のHPを睦月のパソコンで見ていました。そうかぁ、マニアはこういうヤツのほうがすきなんだなぁ、と直感しました、ま、どうでもいいんですが。「キハはいい声でなくだろ」っていう『鉄道員』(浅田次郎)の一節が思い出されました。

『天体観測』(フジ、AM10:00) みふゆはナレーションでこんなことを言いました。私たちは一人乗りの小船に乗って、場所も分からず大海原を漂っているようなもの。一人乗りだから他の人は乗せてあげられない、自分一人で精一杯。自分がどこにいるのか、そしてこれからどうなるのか全く分からないけど、同じように小船に乗って、同じ空の星を眺めている友人たちが一緒にいるだけで頑張れる、みたいな。一緒に馬鹿をできる友達っていいもんです。 

Painter7 をいじくってみる。いちおうマニュアル本もかってあるので、それを参照しながらの作業だ。ホームページのバナー作成、それが目的だ。マニュアル本についているサンプル写真などを「クローン」という技術で編集していく。なかなか思ったようなものが出来ない。試行錯誤の末につくったものがトップページにも出ているこれ↓ う〜む、客観的に見てみると「なんじゃ、こりゃ」ですな。精進しますです、ハイ。


・7月8日(月)

 月曜だと言うのに暇な一日だった。先週はあんなに忙しかったのに……


・7月7日(日)

 七夕、天気は上々。昼、8月号の『英語青年』が届く。特別記事として「追悼・安東伸介氏」が組まれていた。大学時代に睦月自身もお世話になった多くの先生方が追悼文等を寄せていた。安東先生に初めて出会ったのは、睦月が大学二年、専攻も決め、さあ、やろうという意気込みで、三田で英文学史の授業に臨んだときだ。思い返してみれば、英文学の授業と言うよりも一人の社会人として、また一人の人間としてどう生きるか、そして学問に対してどのような姿勢で取り組まなければいけないか、そういった話がメインだったように思う。退職を一年後に控えた安東先生としては無知な若者たちに少しでも指針を示したかったのかもしれない。福沢諭吉の説く実学とは何か? 同じ英文学史の授業に出ていた人なら何度も聞かされた話だ。岩崎春雄先生とともに行った、最後の退職記念講義がまるで昨日の事のように思い出される。改めて、ご冥福をお祈りします。

 悪い知らせは続くもので、『英語青年』の編集後記には、さる6月25日にシェイク