Mutsuki's Diary

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温故知新(昔の日記だよ)
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・12月31日(水)

 今年も終りですね〜
 大学時代の友人、K夫妻宅にて鍋パーティ。
 北陸から帰ってきたSを迎えて結構な人数が集まりました。
 場所は埼玉県の「せんげん台」駅。
 北陸からもたらされた鰤は鍋にしても鰤大根にしても美味しかったです。
 あいにくと5時30分の「スーパーひたち」で帰省しなければならなかった私は途中で退散。
 そうそう、ドラゴンクエスト「剣神」というゲームで遊んだのですが、これがやってみると結構、面白い。
 CMでやってますよね、TVに向かって剣をふりまわしてるヤツ、アレです。スライム100匹斬りというタイムアタックに皆で挑戦したのですが、私が帰る時点では私が一位でした。あの後、誰か記録を更新したのかしらん。
 そうそう、咲守桂から「今年一年、お世話になりました」ってことで泡盛を頂きました。ナイスチョイスです。
 別にみかえりを期待しているわけではないのですが、もらって悪い気はしないです。私が彼に与えるものもあるし、彼が私にあたえてくれるものもやっぱり大きいんです。まあ、来年もよろしく、って感じです。

 実家についたのは8時過ぎ。
 駅からでると…寒い。やっぱり、どうしても寒い。
 田んぼ道を星空見上げながら帰りました。やっぱりいいです、大気が澄んでて、オリオンもよく映える。
 こたつに見なれない人がいるなと思ったら弟の奥さん、Sちゃん。
 なんだか昨日から来てくれているみたいで、ウチの母親の家事を手伝ってました。
 嫁姑っていうけれど、二人は和気あいあいという感じでうまくいってるみたい。家族も増えて、快哉ですね。
 K1でボブ・サップ、曙戦をみたりするうちにカウントダウン。
 両親は寝てしまったので、弟夫婦と私と妹。
 明けましておめでと〜
 というわけで今年も終り、2004年がやってきました。


・12月28日(日)

 年賀状そっちのけで、10000ヒッツの記念イラストを描き始める。『サマリアナ・サガ』から、「つぶらなる瞳」のランフールの予定ですが、なんとか年内に……


・12月27日(土)

 降りはじめた雨は、夜半には雪へとかわり、しんしんと大地を埋めていく。
 朝―――
 陽光はすでに大方の白を青へと還し、私の手のひらの上のわずかな欠片も、溶けてゆく。
 想いをとどめるのは、儚く、
 されど、想いはその儚さを超え、響いてくる。
 心の器は広く、大きく―――
 こんな一日の始まりは、
 始まりを迎えられたことは、
 やはり、感謝し、粛々と歩を進めていこう。 


・12月24日(水)

 クリスマス・イヴ。いろいろです、ね。


・12月23日(火)

 連日連夜の飲み会で荒れた体調を回復。

睦月庵、ついに10000ヒッツの大台に到達。


・12月22日(月)

 職場の忘年会。瑞江駅前の鰻屋にて。
 なんだか一人で日本酒飲んでいたみたいです。一升は飲んでません。


・12月21日(日)

 今日も以前からの約束を果しましょ。
 というわけで昨日の英文学、美術関係とはまた別方面でのマニアックな話を堪能。
 すなわち。
 私の友人であるユウさんが参加しているゲームサークルに、咲守桂と二人、参加してきました。
 咲守桂は『アルシャード』というシステムを、そして私はユウさんの『ブレイド・オブ・アルカナ2nd』を堪能。初心者歓迎キャンペーンの最終回ということで、キャラクター作り、世界観など事細かに説明してもらいました。
で、私がどういうキャラクターを演じたのかと言うと、ヴェリテスという名前の森の民(エルフ)の騎士。
(ちなみに分かる方の為にアルカナを書いておくと、過去からそれぞれ フルキフェル/アダマス/アルドール でした)
そして、命の恩人でありまた、仕えるべき主である女領主エルネスティーネが法に忠実でありすぎようとしたため、結果、闇に魅入られラスボスになってしまっているという……かなり葛藤する設定でした。

このブレイド・オブ・アルカナというゲームは、ほぼ間違いなく最後に殺戮者(マローダー)と呼ばれる敵との戦闘があり、ゲームのキャラクター中、誰がそうなのかな? と考えながら話を進めていくのが常道ですが、序盤から
「君の仕えている女領主の様子が最近、おかしい」
などという情報をいれられたりすると、どうにも疑ってかからなければならない。
さりとて、私からすれば彼女は命の恩人であり、まして闇に魅入られてしまった等とは思いたくない……というわけで彼女を操っているような悪人はいないかなぁー、と思っていろいろと首を突っ込んでみたのですがどうにもこうにも同僚の騎士が「悪い奴かな」ぐらいでめぼしい奴はあがってこない。
そんなこんなとしているうちに、エルネスティーネが罪人の生き血をすすっているシーンに遭遇。

「血は魂の住家である」
モンタギュー・サマーズの『吸血妖魅考』のフレーズがふと、思い起こされる。

この時点でほぼ100%に近い確率で彼女が闇に落ちていることが判明。よって私もプレイスタイルを変更。闇に落ちてしまっては、彼女を助ける術はなし。
せめて
「あなたを殺して、私も死ぬ!」
この剣にて刺し違える! ぐらいの気持ちで最終戦闘にのぞみました……
結果、勝つには勝ちました。
でも命の恩人であり主であった人を殺めたことで
「騎士としての自分は死んだ…」
と考えヴェリテスは、彼女の墓標の前に剣をさして街をさっていきます。
新たなる死に場所を求めて……

この辺のセリフ回しとか演出とか、GMであるユウさんは話を結構ねっていたみたいで楽しませてもらいました。時間が押していなければもっとじっくり堪能できたのになぁとちょっと残念。でもまた遊びに行きたいですね。


・12月20日(土)

 職場の後輩Mさん、その友人であるJさんと飲む。Mさんとは前々からの約束だったのだ。
で、そのJさん。私とかなり話があうことが判明。なかなかいませんよね、『マクベス』は全部覚えましたーって笑顔で言う人。英文科卒でそのあと2年、美術の勉強をしたとか。英詩もそこそこ詳しいらしく、テニスンなんかもご存知でした。絵画はウォーターハウスが好きとのことで、それじゃテートギャラリーのシャロットの女は? ってことになるともう話があわないわけがない。Mさんにはチンプンカンプンなある意味、マニアックな話で盛り上がってしまいました。おまけにお酒はかなり飲めるらしく、カクテル系を中心に私のウィスキーにまで付き合ってくれました。最近、こういった話とはご無沙汰だったのでかなり刺激を受けました。また一緒に飲みたいね、と思いつつ、私も頑張らなくては、と反省させられる週末の夜でした。


・12月18日(木)

 なんと今日から私は4連休です。というわけで午前中一杯を使って、部屋の大掃除をすませ、さくっと原稿に着手。
現在、ゲームの庵にTRPGシステム『ソードワールド』に基づいた短篇を書いているのですが、そのライアス篇をアップしました。前回、前々回のバルソー、クランと違って今回はかなり難産でした。ま、話がちょっと長いというのもあったのですが……ようやくゴールできました。
ちなみに、書きながら、『北の国から 98時代』を見てました。
自然相手の農業の厳しさとか、人生どうするかとか、なんだか他人事ではないような展開が繰り広げられてましたね。
そうそう、泣きたいときには泣けばいいさ。
まとめて見るとかなりグッときますね。
さてさて、残るはタクとファラン。タク篇はまたまた難産になりそうな予感。プレイヤーからの希望もあって初恋モノです。恥ずかしいところをいかに恥ずかしくなく書くのか、その辺がミソでしょうか。ファラン篇はまだ構想段階です。


・12月16日(火)

 フセイン、捕まりましたね。生きていたんですね、やっぱり。


・12月15日(月)

 忠臣蔵、今年は見ないなぁ。
 『水戸黄門』は1000回記念だそうで、凄いですね。


・12月14日(日)

 同期の友人であるモッチーの結婚式。場所は半蔵門。私のスピーチは個人的には散々でした。学生時代に散々鍛えたと思ったんだけどさすがにブランクがありました。あとは準備にかけた時間の違いでしょうか。話す内容は前々から考えていたのですが、なにしろ原稿にきちんと起こしたのが前日。読みこみも甘かった。まあ、学部での研究発表と結婚式のスピーチとでは緊張の度合いも違うのでしょうが。それでもモッチーからは「泣きそうだった…」と言われ、引きうけて良かったなと一安心。
ちなみにモッチーの父親替りである叔父さんのスピーチというのがとても魅力的で、この辺は、人生経験の違いなのかなと、本当に勉強になりました。


・12月13日(土)

 咲守桂が睦月さんも週刊誌のレビューやりませんか、というので、いろいろとコミックスを読んでみる。風邪ひいていてどこにも出かけられないので丁度いい。
『最強の弟子ケンイチ』『美鳥の日々』はサンデー、『BLEACH』はジャンプ。
『ケンイチ』はいじめられっ子の主人公が、梁山泊という格闘道場に通って強くなっていく話。人物が個性的で結構面白い。月刊誌から週刊誌に進出してきた作品だが、異色なのは、週刊誌で再び一から描き直しているということ。ちなみに私は月刊誌5巻の方を先に読んでから週刊誌7巻の方を読んでみたのだが、このあたり、わざわざ描き直してスタートさせた「うまみ」があまりでていない。キャラは代えてもイマイチ、新師匠キャラである女剣士の活躍の場も少ない。まあ、週刊誌から読み始めた人にしてみればあまり問題ないのかもしれないが。月刊誌連載分を終えてからが勝負、かな……
『美鳥の日々』4巻は……ラブコメなのだが、片想いのヒロイン美鳥が好きな男の右手になってしまうという、これまた異色な設定。この辺はファンタジックで新鮮。ただこの設定、非常にデリケートなので扱いを間違うと大変なことになりそう。母親がすがっている霊媒師のばーさんが浮いている気がした。
『BLEACH』はとりあえず1巻だけ。演出がよいかな、と思った。
ついでに『新暗行御使:7巻』。この作品もアニメ化されるそうで。個人的には楽しみです。

明日の結婚式でのスピーチを考えて就寝。


・12月11日(木)

 『白い巨塔』第1部終了。
ベタな演出だったのだろうが、最後の最後にきてボディブローのように効いてきたセリフが「東教授の総回診です」というナレーション。毎回、一番最初にこのナレーションが流れ、東教授が多くの医師や看護士を引き連れて歩いているシーンが流れるのだが、これはこの大学病院というこのドラマの舞台を象徴すると共に、財前が教授戦に勝つことを約束しているナレーションだったのだ。
東と財前の対立から導き出せる簡単な図式だったのだが……気付かなかった。このナレーションを毎回流すことで、「財前教授の総回診です」というナレーションの重みが段違いだ。最後をうまく締めくくる演出だったと思う。

というわけで第1部がおわったところで『白い巨塔』を読み始める。なんだか邪道な気もするが、どこをどういじっているのか、比べられる楽しみがある。機会があればまたその辺に関しては書こう。


・12月10日(水)

 『トリビアの泉』で剣道とフェンシングどちらが強いかということを実験していた。異種格闘技がさかんに行われる昨今である。さもありなん、な企画。で、剣道を長年やってきた私としては(最近はやってないですが)むろん剣道を応援する。結果は…
フェンシングの方がわずかに早く胴(なのかな? 私には垂れのあたりに見えたんだけど)をはたいていた、ということでフェンシングに軍配。
フェンシングはやったことはないので、どの程度のものが有効打突となるのかわかりませんが、しかし、個人的にはかなり納得いかないです。まあ、剣道の引き面も旗があがりましたが、私ならあれでは一本はとりません、打突および残心が不充分ですもの。
どっちもどっちかな、というか、ルール的にも無理があったのではないかと思える企画でした。

今日は個人向けの利付国債の発売日。おまけに公金日で、忙しかった。
どうにも端末打ちながらフラフラするなと思ったら熱がありました。
完璧に風邪です。
週末は、友人であるモッチーの結婚式も控えているので早めに治さなくては……


・12月9日(火)

 夜中、ひとさまの原稿を推敲してみる。
 直し出すとキリがないですね、こういう作業は。
 セリフの言いまわしや、描写などはもうその人自身の個性ですもの。
 他人の個性を自分のものさしではかって、一般的にこっちのほうがいいだろう、という風に持っていくのはなかなかに時間がかかる作業ではあります。
 作家と編集者の関係というのは、一つの作品を完成させる上でとても大切なことです。
 T・S・エリオットにおけるエズラ・パウンドのような存在がベストなんでしょうか。


・12月8日(月)

 客商売なので、いろんな人がきます。常識のない人なんてたくさんいます。
 にこやかに、相手がいかに間違っているかを説いてあげました。
 正論をふりかざすと大抵もめるので、オブラートにくるみつつ、です。
 終始にこやかにサクッと処理してあげました。
 たまにはこんなキャラの日もあります。


・12月7日(日)

 昼、両国のちゃんこ鍋店「霧島」にて。大学時代の友人たちと食事。私、咲守桂、whitestone、成田水銀のいつものメンツに加えて、べっかんこう、Yさん(結婚したからKさんなんだけど)、先輩のMさんの7名。参加予定だった渡瀬桂子女史は、体調を崩した影響で、小説の締切りが間に合わず不参加。ま、仕事だから仕方ないけど、しばらく会ってないので残念。
会の方はと言えば、いろいろと話にも華が咲いて、とても楽しい時を過ごしました。「皆、変わってないね」と笑いとばして、おいしい料理をいただきました。
その後、軽くお茶してカラオケ、その後、べっかんこうの勧めもあって新宿で飲みなおし。
11時30分帰宅。一級河川でも忘年会をやりたいね。

(補足)
我々が運営しているHP、一級河川について、べっかんこうからこの名前で河川について何も書いていないのはどうなの? という指摘をいただいたので、これからは目に付いたものをたまに日記にメモっておくこととする。
たまたま寝しなに読んでいるアーネスト・ウィークリーの『ことばのロマンス:英語の語源』(岩波)をめくっていると「川」という語が目に付いたので以下抜粋。こういう語源を調べるという作業は結構好きです。

rival(競争相手)は同じ「川」(ラテン語 rivus)の傍らに住む者

ちなみにこの rival の語源を疑う説もあると脚注にあったので、独自に手許の『英語語源辞典』にあたってみると rival の項に補足説明があった。
'one who uses the same stream with another'  を想定し、RIVERと同語源とする説もある。いずれにしても、原義は「同じ流れ(川)を共同に使う者」か。

我々は同じHPを作っていく友人ではあるが、ともに切磋琢磨していいものを目指していきたい。


・12月6日(土)

 午前中は昨日の疲れが残っていたので、布団の中でグダグダしつつ溜まっていたビデオなどを片付ける。午後から用事を片付ける。


・12月5日(金)

 新宿線篠崎駅の「はなの舞」にて先月行われたバレーボールの祝勝会。予想以上に盛り上がって幹事としてはまずまずでした。


・12月4日(木)

 ドラマをみて、涙を流したのは数知れずだけれども、唸ったことはまず記憶にない。 
 本日の『白い巨塔』のラストは唸った。
 ここまできたか、と。
 教授の椅子に悠々と坐る財前。
 う〜ん、下剋上です。ますます目が離せません。

 たまたま見つけた写真。毒があるとか言われてますが、食べられるんですね。ウスタケオニウスタケ


・12月1日(月)

 師走ですね。もう年の瀬です。
あいにくと雨だったのですが、仕事が終わってからT先輩と来年の職場の新年会の場所を予約してきました。しかも市川。私は歩いていけます。今年も新年会で使う冊子作成にはじまり、ゲームの景品買出しやら、会場の予約設定やらと、忘年会も終ってないこの時期からやることが着実に溜まってきてます。風邪には気を付けて一個ずつかたしていきましょ。まずは、今週の金曜のバレーボール祝勝会。こっちはもう場所とか決めてあるので当日、パパッと仕切る程度。


・11月30日(日)

 今日は月に一度のTRPGの日。ほぼ、徹夜状態で作ったシナリオだったのですが……
 当日の朝、Oさんが急病ということで予定変更。皆に電話をかけまくり、咲守桂が即興シナリオでGMをやるというので、じゃあ、せっかくだから、と私と whitestone にファランのプレイヤーであるMの4人でセッションをこなしました。いちおう、慰めの言葉を頂きました。
咲守桂「ま、いいじゃないですか、練り直せば」
睦月「ま、そうなんだけどね……」

なんというか……プレイヤーはいつ以来だったか思い出せないくらい久しぶりだったにもかかわらず、私のキャラは能力的にも賽の目的にも最弱でした。リーダーであったにも関わらずほとんど見せ場なしでした(涙)。皆、そろっていれば忘年会としゃれこんで飲みに行きたかったのですがメンツが揃ってないのでまた今度ということで。私が行っているキャンペーンシナリオの個人設定を細かく決めて終りました。


・11月29日(土)

 PS2ソフト、『BUSINØ-Wizardry Alternative NEO-』 を購入。
前作も私はやっていて、結構おもしろかった記憶がある。今作ではいろいろとできる幅が広がっているみたい。少しやってみただけですが、これははまりそうです。いや、はまるな。ウィザードリィとか女神転生とか、独特の雰囲気がいいですよね。


・11月26日(水)

 新年会の打ち合わせをすませ、帰宅。
 荷物がきてる……
 早くも来ましたよ、宅急便で。
 何が来たのかと言えばアレですよ、アレ。
 今回の旅行で作ったウィスキー用のグラス。琥珀色の螺旋がいいですねぇ
 皆のものもまとめて私の部屋へと一括配送にしたので、ででんとダンボールが来たわけです。
 本当は皆そろっているところで、一斉に開封したかったのですが誘惑に駆られて自分の物だけ先に見てしまいました。赤い包み紙を丁寧に紐解けば、でてきました。睦月製作のグラスが。ここまで見たら使いたくなるのが人情と言うもの。
早速、この間の旅行の残りのスコッチをトポトポと注いでみました。
スコッチの琥珀とグラスの螺旋がいい感じにあっている、と思われます。持つところを4箇所、凹ませてあるのですが、それもハンドメイドな感じを出しててよろしいです。


・11月25日(火)

 三連休明けの仕事。忙しいかと思いきや、物凄い雨風により客足はパタリ。粛々と時間が過ぎていきました。

一級河川に私の担当のリレー小説を送る。ちょっと第三者的な立場で見てみるつもりです。


・11月24日(月)

 南極の皆既日蝕を興味深くテレビで見る。南半球なので左側から欠けていくんですね。

昼食に「なめこ汁」をつくる。今日はスーパーナンバーワンで特売。ネギが3本で38円にビックリ。即座に買い物篭へ。甘くてオイシイ葱(シモ〜なんとか、名前を度忘れした)はちょっと高いので、納豆やラーメン、味噌汁の具に使うのはこういう安物で充分。湯豆腐や鍋の時は別だけど。サトイモも物凄い量が一袋100円で、けんちん汁もいいかな、と思ったのですが、皮向くのが面倒だったので却下されました。

おもむろに吉川英治の三国志が読みたくなったので、姜維が登場するくだりから五丈原に孔明が堕ちるくだりまで。


・11月22日(土)〜23日(日)

 同期旅行。今年は伊豆北川温泉へ。詳細はこちら


・11月21日(金)

 現在、短篇を書いている。私がマスターを務めるキャンペーンシナリオのキャラクターたちを題材としたものだ。彼ら一人一人が出会い、冒険に出る前までを描くシリーズ。
 基本的にギャグは書けないので、私のフィルターを通って画面に描き出されるのは幾分堅く、、シリアスな雰囲気を漂わせたキャラクターたちである。キャラクターを演じているプレイヤーたちにもそこそこ評判はいいみたいなので、一安心というところである。ま、誰でも自分のキャラはかっこよくて、強くて、シリアスに描いてほしいものではないかな、と思う。出来の悪い子ほどかわいいともいうが、実際問題、ロールプレイを行っている以上、自分の分身には「かくあるべし」という絶対ラインがあるはずだ。その辺をちょこちょこ探りつつ、やっていきたい。

明日から伊豆へ旅行に行くので次の更新は月曜日になるでしょう。


・11月19日(水)

 臨時出張所を手伝った帰り、Sさん、Tさんと本八幡のラーメン屋にて夕食。彼女たちはかなりなグルメ(だと思う)でいろんなお店を知っている。私は本八幡だと個人的には飲み屋くらいしか分からないので今日もTさんが気になるというラーメン屋となったわけだ。頼んだのはチャーシュー麺。醤油ベースの豚骨魚スープ。食べてみると確かに魚のダシが出ているようだった。和風?
 実はもう一軒、Tさんが気になっているという餃子屋が近くにあって覗いてみたのだが、客は一人もおらず、「100個食べたらタダ」という看板がちょっと不気味なオーラを放っていた。夕飯で冒険する気もあまりしなかったので、そのうち、図書館に行った帰りにでも寄ってみようかしらん。

『金色のガッシュ』13巻。『ネギま!』3巻。


・11月18日(火)

 9000ヒッツです。ありがとうございます。


・11月17日(月)

 とるものもとりあえず、眼鏡の修理。これがなくては生活が立ち行かないもので……

鹿児島へ転勤となるY先輩が、職場を尋ねてきた。いろいろとお世話になったY先輩。これが最後かもしれない。「頑張れよ」という言葉に、私は「ありがとうございました」と頭を下げた。


・11月16日(日)

 友人がサッカーの練習に付き合ってくれ、というのでパス練習をしていたらボールが顔面を直撃、しかも至近距離。かわせませんでした……というわけで眼鏡のフレームがあらぬ方向へと。本当にご愁傷様、という感じです。自力でちょいと力を加えてみたのですがさっぱり。ぴったりとフィットしていないのでかなりイライラします。明日、直さなくては。サッカーは久しぶりにやったので楽しかったのはいいのですけどね。個人的には、観戦するのは野球もサッカーも好きですけど、やるなら絶対サッカーの方が面白いです。

テレビでやっていたキノコ料理がとてもおいしそう。しかもキノコの栽培方法とか、名前とか、色合いとか、シナリオのネタに使えそうなところがまた良。ちなみにこのキノコの別名は「ブロンドのキノコ」でした。


・11月15日(土)

 職場のバレーボール大会。結果から言うと4位でした。3位決定戦はフルセットのすえ、おしくも負けてしまいました。まあ、それでも皆、頑張ったしかなり健闘したのではないかと思います。
しかし……星野監督のコメントではないですけれども「あ〜、しんどかった」「疲れた」という感じです。
個人的に、レクリーダーという立場にあったので、皆を引っ張っていかなければならないのですが、リーダーシップを発揮しなければならない状況というのはどうにも疲れます。やっている間は盛り上がっていたりするのであまり分からないのですが、終ってから体の疲労具合とかを考えるにやっぱりくるものがあります。皆に助けられてばっかりだったかもしれません。嫌いではないんですが、個人的にはトップよりもトップを補佐する立場の方が好きだし向いていると思うので……なんだろ、相談役みたいな。

喉が無性に痛いのは、何度も掛け声をかけていたからですね。
「っしゃあ! いくぞっ!」と円陣組んで何度も気合を入れました。
学生時代に剣道部の主将をやっていた頃は、喉に負担をかけない、いわゆる「腹から声をだす」というのができていたと思うのですが、だめですね、すっかり上辺だけの掛け声になってしまってました。

試合が終り、Y先輩から電話。「今から、速攻で来い」
どこに来い、というのかといえば……実は今日は私が仕事でとても、とてもお世話になったK先輩の結婚式だったのです。その二次会が5時から新宿でありました。当初、大会役員でもあるし、後片付けでゴミやらバレーボールやらを持って帰らなければならない状況にあったので涙を飲んで参加をお断りしていたのですが、試合も結構早く終ったのと、ゴミとボールは上司が持って帰ってくれたので、「それなら」とスーツでもなく全くの私服で、ユニフォームTシャツの上にトレーナーを羽織っただけという格好で、飛び入り参加させていただきました。
40分もなかったかもしれませんが、K先輩の綺麗なドレス姿を見て、「忙しいのに来てくれて、ありがとう」と言われた時には、本当に来てよかったと思いました。あともうひとつ、Y先輩も突然の人事異動で月曜から故郷である鹿児島へ異動となるとのこと。最後に会って話せてよかった。
自分に関わりのある人の節目には、立ち会っておくものだとつくづく思いました。


・11月13日(木)

 バレーボールの日本×ブラジル。勢いは日本の方があるかな、と思っていたのですが、ミスが多くて結局ストレート負け。五輪出場は厳しい状況に。

私も参加している一級河川において「リレー小説」が始まっているのだが、これが思ったよりも面白い感じ。初回はwhitestone 二回は咲守桂 で、三回目が私こと睦月となる。どういうところが面白いのかというと……初回で風呂敷を広げられたときはどうしようかとも思ったものだが、自分の前の執筆者からどんな風に話が振られてくるのか、それが楽しみなのだ。むろん三人の間での打ち合わせはゼロ。内容・設定に関しては口出ししない(ただ誤字とか表現のおかしいところは私なりにチェックはしてますが)。総じてワクワクできる企画である。

で、その一級河川。かなりの勢いでカウンタが回っている。どうしたのかと理由を管理人の桂に尋ねたところ、ジャンプ感想サイトに登録したから、とのこと。一日で200とかまわっていて、「これなら睦月さんのとこ、追い抜いちゃいますね」とは桂の弁。う〜ん、リンク一つで凄いものです。


・11月12日(水)

 S先輩と二人で仕事をしていて祖父、父の話になる。
二人はことあるごとに反発しあっている間柄であるが、孫であり、息子である私は、人として二人を尊敬もし、敬愛の情を持つ。これは断言できる。
この歳になり、親から独立し、親族関係を客観的に見れるようになってみれば、私という個人を形成している様々な部分が、いや、そのほとんどが祖父母、両親、兄弟妹たちからの影響を受けていることが分かる。家族自慢であり、判断は主観的なものなので読まれている方には、異論もあるとは思うが、たまにはこういうことを書いておくのも悪くない。

号は「道月」。書道家にして俳人、将棋・囲碁を得意とし、経済にも明るく、話上手で芸達者な祖父からは、現在の私の趣味、おおよそエンターテイメント性に関わる部分を。経済はFP資格を取るためただいま勉強中。
物心ついたときから既に剣道の師でありその厳格さでもって、私と弟を鍛えた父からは、人としてあるべき精神の根幹部分を。
すでに他界しているが、常ににこやかであった祖母からは、懐の持ち様を。
本(とくにモンゴメリの『赤毛のアン』)が大好きで、しかし心配性な母からは、そっくりそのまま本好き部分と心配性な所を。
一つ下の弟は…良くも悪くもライバルであり、ことあるごとに比較されたかと思うが、おかげで自然と身に付いた人との付き合い方、兄としての振舞い方、目下のものに対する接し方、そして喧嘩の仕方というか喧嘩に対する考え方……まあ、喧嘩に関しては幼稚園くらいで殴り合いはしなくなり、多分それ以来、喧嘩というものはした記憶がない。この位の力で叩かれたらどのくらい痛いのか、というようなことは剣道で嫌というほど体が覚えている。なにも感情に任せてそれを再認識する必要もない。人を本気で殴るような状況はまずありえなかった。
六つ下の妹は…こいつが生れた頃は、私はもう小学一年生だった。慕われれば嬉しいし、やっぱり弱い立場のものは守らなくてはいけないと思ったものだ。

などと美化???%で、自己形成のルーツを家族に求めてみたわけだが、どの程度反映されているのかは、実際のところ良く分からない。私が私を省みてこんなものだろう、という程度である。それでも必ず私に反映されている。家族という絆の導くところである。

内田樹『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)。新書は面白そうなのがあれば読みます。昔、職場のお偉いさんが、週に一冊は読め、と言っていたが、なかなかそうもいきません。


・11月11日(火)

 考えてみるまでもなく、父の誕生日。だからといって何をするわけでもなく……

営業インストラクターとやりとり。交渉スキルは必要ですね、やっぱり。


・11月10日(月)

 今日から年賀葉書が発売です。それなりに忙しかった。


・11月9日(日)

 とにもかくにも選挙です。
 サンダルつっかけて、サクっと行ってサクっと投票してきました。往復で10分もかかってないな。個人的にはあまり興味もなく、家で本でも読んでいた方が…などと思ってしまうわけですが、投票もしていないのにああだこうだと言うのはフェアじゃないので、果すべきところ、行使すべき権利はやはり、使わなければいけませんな。
 結果はまあ、私が住んでいる選挙区に関しては予想どおりでした。マニフェストは駅前とかで配られていたものに目を通したくらい。各政党に対する私自身の、おおよその姿勢は昔から変わりません。あとは人物。ものぐさな私は、こっちからは進んで見ようとはしないので、向うからきちんとこちらに見せてくれた人物に一票を入れました。

R・ジョーダン『竜騎争乱』2・3巻


・11月8日(土)

 金町にある水元青年の家というところでTRPG。今回は私がマスターでプレイヤーは桂とユウさん、それにユウさんの友人Mさん、先輩Oさんの計4名。いつも同じメンバーで遊んでいる私としては初対面の方とプレイしてみるというのは大学時代ならいざ知らず、けっこう新鮮でいろいろと学ぶところが大でした。
 シナリオ自体は、4、5年前に一度使ったもののリメイクで、何箇所か修正して望んだのですが、今回のメンバーとくに、Mさん、Oさんは喋りや考え方からみても、百戦錬磨という感じで、普段遊んでいる面子の中にはいないタイプでグイグイと話をひっぱっていってもらいました。ま、こちらが対応につまってしまうところも何ヶ所かあり、反省。
 一通り終り、魚民にて飲む。
 酒が入ればなんとやらで、さらに饒舌になった感じ。
 私のシナリオに関しては皆、楽しんでいただけたようでまずはほっと一息。
 いろんな話をきいているとわかるのだが、皆、物事に対して真摯に考えていて、自分のスタイルをもっている。
 この点、私は本当に見習いたいと痛切に感じました。いつも同じ所にいてはいけません。やっぱり外にでていかなくては。

ちなみにシナリオは、お菓子作りの老舗、ザッハー家とデーメル家の実話をもとにしたものでセッションタイトルが「お菓子作りも楽じゃない?」でした。ザッハートルテは今ではコンビニでも売っているくらい有名ですね。


・11月7日(金)

 年賀葉書が月曜日から発売なのでその準備などをボチボチと。

田中芳樹が描く、薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズの最新刊『黒蜘蛛島』を読む。毎回思うのだが、頑張れ、泉田準一郎!


・11月6日(木)

 『白い巨塔』。面白いところは、唐沢扮する財前なのだろうが、私はやはり、理想を語る江口を応援したい。青い若造? 上等です。性格と好みの違いですが。


・11月4日(火)

 夜、荷物が届く。
なんか頼んでたっけ? と不審に思いつつも下に降りていくと大きな箱が一つ。
で、ラベルをみれば「中華鍋」とある。
おお!
そう言えば、友人Mの結婚式の引き出物でカタログから私は、中華鍋とオタマのセットを選んでいたのだ。
それが今宵、我が家にやってきたというわけだ。
 部屋に帰りさっそく開けてみる。ホンモノっぽい、いやホンモノなのだが、ずっしりとした手応えにちょっと感動。これはさっそく使わなければ…ということで冷蔵庫をあさる。
 常備してある野菜どもをいためることにする。
 鍋は軽くあらって火をかけて水分をきる。
 オリーブ油をかるくひいて刻んだ野菜どもをドバッとぶちこむ。
 中華一番のおじちゃんがやっていたように、鍋を振る。
 センチメンタルな気分に浸っていたのも束の間、これがまた、ただのフライパンでやっていたときとは違って面白いように食材が宙に舞う。
 深さもあるのでかなり便利。
 そしてオタマ。いままでは普通の軽いステンレスのものを使っていたのだが、こいつは違う。黒光っていて、ずしりと重い。チャーハンなどを作るときステンレスのオタマではヘニャっとまがりそうで不安だったが、これならばっちりだ。おまけにその重みでキャベツのシンのところなどもちょっと力を入れればぶったぎれたりする。う〜ん、さすが4000年の歴史だ。
 ひいきにしていた中華料理店が閉店した直後にやってきた中華鍋一式、大事にしよう。


・11月3日(月)

 夜、晩飯を食おうと、寮の前にあるなじみの「中華一番」に足を運ぶと一枚の張り紙。
「当店は10月31日をもって閉店とさせていただきます。長らくのご愛顧ありがとうございました。店主」
な、なんじゃ、そりゃ〜
30日にも確か私はここで焼肉定食を食したはず。そのときにはおじちゃんも、おばちゃんもそんなことは一言もいってなかった。
私など大勢いる客の一人だったのかもしれないが、店に行けば雑談の一つ二つもしたし、葡萄やらいろんなものをいただいたこともあるし……それなのに一言もなく閉められてしまったのは残念と言うか、ちょっと悲しくなった。
まあ、年齢も70近くになるであろう、たった二人の老夫婦が切り盛りしていくのにはぼちぼち限界があったのかもしれない。忙しいときなど、手伝ってあげたいほどだったし。
就職してからだからもうぼちぼち4年近く、中華一番にはお世話になってきた。
その長らくの変わらぬ美味しさに敬意を表して、
「ごちそうさま」


・11月2日(日)

 『グラディエイター』は何度みても面白いです。ほぼ完璧です。ストーリーもキャラクターも演出も当時の時代考証もしっかりしてる。


・11月1日(土)

 TRPG第4回。今回は本八幡にて開催。で、私のシナリオ初の死人が出てしまいました。う〜む、プレイヤーには申し訳ないですが、かなり新鮮かも。考えてみるに、私が初めてTRPGのマスターをやったのが大学2年生の夏。それからかれこれ8年ほどが経ちますが、それで初ですから。でもなんというか、死なずにすんだはずなのに、いろいろな要素が重なって天に召されてしまったキャラクターはご愁傷様としかいいようがないです。
まあ、その後、パーティが手に入れたキーアイテムと引き替えに復活の呪文を唱えてもらうことになるわけなのですが、いろいろと考えさせられたセッションとなりました。


・10月29日(水)

 携帯電話は結局、上司の車の中から無事、発見されました。よかったよかった。
でも、携帯がなくなるという状況がかなりシビアであるということが判明したため、住所録やらなんやらをきちんと整理することに。


・10月28日(火)

 ◆緊急◆
え〜、今日はバレーボールの練習だったのですが、帰ってきてみれば携帯がない。どこにもない。う〜ん、上司の車の中か、それとも体育館のところか、いずれにせよ、明日にならなければどうにもなりません。というわけで、まあ、急な用事のある方はメールか、自宅へご連絡をください。申し訳ありませんです。


・10月27日(月)

 ダイエー日本一。ま、おめでとうございます。
どっちかといえば、星野監督勇退で、阪神に勝たせてあげたかった気もするが、ダイエーも自分の身が危ないわけだし、どっちもどっちか。それにしてもやはりダイエー打線の力強さが目だったシリーズだった。小久保をかいてもリーグを制した100打点カルテットは伊達ではなかった。これを阪神投手陣が抑えるだろう、というのが下馬評だったのだが……


・10月26日(日)

 「未知の宇宙をめぐるいいしれぬ思いこそが、われわれの内なるノスタルジアである。もっとも、これがこのまま昂じれば、宇宙人への友誼というものだ。ナスカの巨大絵図を見るまでもなく、アダムスキに連れられて円盤に搭乗するまでもなく、そして、アーサー・クラークの『地球幼年期の終り』がとっくに示しているように、われわれは、たとえ神や絶対者がいない世の中にいても、どこかで「オーバーマインド」(主上)が指し示す論理(プラン)を覗きたがるものなのだ」(p.48) 松岡正剛著『遊学T』 

なんの話かと言えば―――
妹から借りていたエニックスのRPGゲーム『スターオーシャン3』をクリアした。
バグが多くて苦労したが(これだけバグが多くてよくもまあ発売OKされたものだ。現在はバグがないものが発売中であり、近くディレクターズエディション版が発売予定)、どうにかこうにかエンディングに辿りつくことができた。
ネタバレになってしまうが、『スターオーシャン3』というゲームを簡単に説明してみれば、「高度なプログラムを用いる別世界の人間によって作り上げられた世界に存在するキャラクターたちが、自己を確立し、発達しすぎた技術を持つようになったからという理由でバグとして世界をリセットしてしまおうとする、創造主であるプログラム会社の社長を倒す」という流れ。こうかくとあんまり面白くなさそうだが、ま、でき映えとしては中くらいの評価。個人的には2の方が面白かったと思う。

松岡氏の言葉を借りるのなら、人はまだ誰も意識の発端というものを解明してはいない。
自然をみて、外部というものを意識したが故に人は思索することをはじめた。そして我々の歴史における最も大胆な構想が神の設定だった。これは結構言われていることで、人類文化文明の最大の発明が神であるとも言われている。
「神」
いまやどこを見まわしても世界の枠組みには欠かせない存在である。むろん、私の『サマリアナ・サガ』においても管理者としての神が設定されている。自分という存在を、存在たらしめるための外部の視というものを人はどうしても求めるようだ。外に向かえば神、内に向かえばもう一人の自己。
使い古された感のある構造のなかでどこにオリジナリティを見出していくのか? クリエイターの腕の見せ所でもある。


・10月25日(土)

 新宿にて同期集いて飲み会。
で、2軒目に行った店で出て来たジャガバター。一見、普通のジャガバタだったが、付け合せにと小皿に盛られた塩辛がでてきた。「え〜、これ一緒に食べるの?」といいつつ、おもむろにジャガイモに塩辛をまぶし始めるM。そして「はい」とにこやかに私の前に差し出してくれたものだ。「俺が食うのかよ」と文句を言いいつつも、ウィスキーで結構いい感じになっていた私の脳みそは「これはオイシイぜ」(もちろん状況的にだ)と判断した。酔っ払いですからね、仕方ありません。そして迷わずパクリ。ジャガイモのホクホク感と、塩辛の噛みきれない歯ごたえに、ほんのりとバターのまったり風味が加わって何とも言えなかったが、「うまいか、まずいか」と聞かれるのならば、塩味が利いていて結構おいしかった、となる。むろん、塩辛は酒の肴としては王道なので酒もすすもうというものだ。

塩辛の話が出たところで思い出したのが、ふなつ一輝の漫画『華麗なる食卓』。ヤングジャンプ誌連載中のカレーだけを取り扱った料理漫画であるが、単行本はすでに10巻を数える。カレーネタだけでよくこれだけもったなぁ、という思いと、それだけカレーは多種多様で奥が深い、ということが窺い知れる(?)作品である。その最新10巻に収録された100話において、「酒にあうカレー」というお題で活躍するのが塩辛だ。なんでもタイでは海鼠腸(このわた:なまこのハラワタを塩辛にしたもの)みたいな内臓の塩辛を使ったカレーがあるそうだ。
ちなみにこの漫画が、よく私の日記に登場してくるカレーに活かされているのか? と問われればはなはだ疑問であるが、巻末には必ずレシピも紹介されているのでいずれチャレンジしてみたいものである。

補足:『華麗なる食卓』はカレー漫画であるが、むろん、普通の漫画としても面白い。


・10月20日(月)

 阪神の星野監督が勇退する。健康上の理由だそうだが、なんとも残念。これからはタイガース黄金時代だと信じて疑わなかったファンはさぞかしがっかりしたことだろう。
監督の交代劇が相次ぐなかで、まるでとどめのようなニュースだったが、これで一気に今年の阪神の勢いがそがれてしまったような気がしたのは私だけだろうか。迎えた阪神、ダイエーの日本シリーズはここまでダイエーの圧勝ペース。下馬評は阪神有利という声が多かったのだが、頼みの投手陣がダイエー打線を抑えることができなかった。
メジャーではワールドシリーズが始まり、松井の活躍が報じられている。全米中が注目し、ベースボールこそはアメリカの国技、と、ある解説者が評していたとおりの盛り上がりだ。日本の野球も頑張ってもらいたい。

フジのドラマ『ビギナー』は前にも書いたように法律家の卵を描いた作品で、内容はいまいちだが話の構成がちょっとおもしろい。教官から出された課題に対して、出演者たちが様々な角度からアプローチして議論し、話を構成していくという流れ。ただ注目したところはいいと思うのだが、その展開がいまいちあきてしまうところがあり、合間合間に恋愛模様もからむため、安っぽくなってしまっているところが残念と言えば残念。
アメリカ映画に法廷劇といえばあまりにも有名な『十二人の怒れる男』がある。比べるのも失礼な話かもしれないが、緻密なやりとりとか、恋愛以外の人間模様を描きこむことができればワンランク上のところを目指せる。


・10月19日(日)

 俳優のいかりや長介が大病を患い入院していたとき、味噌汁だけは食べることができ、ああ、俺は根っからの日本人なんだなぁ、としみじみと思ったそうだが、私も、白いご飯と味噌汁があれば結構まんぞくできたりする。
実家から新米(コシヒカリ)が大量に送られてきたので早速、炊く。冷蔵庫に残っていた味噌が賞味期限近かったので、全部使うつもりで鍋一杯に味噌汁を作る。ほとんどカレーと同じ感覚です(笑)。かつおぶしでダシをとって具は安売りだった玉葱と常備してある長ネギ、トウフ。半分にして片方には油揚げ、もう片方には卵をとく。
永谷園のCMではないけれど、あつあつのご飯を口にほうりこんで、味噌汁をすする。今年の夏、後半の暑さは結構いいほうに出たみたいで、お米もおいしく(水がよければもっとおいしいのだろうが)いただきました。


・10月18日(土)

 職場の先輩の結婚式。個人的にはテニス仲間なのかな? 年に一回しかやらないけど。私は二次会から参加しました。いろいろと楽しかったのだけれども、今回もゲームで賞品を頂きました。蓋をあけてみれば、でてきたのはハロ。直径20センチくらいで、いろいろと喋ったりできるみたい。ま、私の場合は基本的には時計がわりかな。で、相手をしているとこっちになついてきて色々と話を返してくれ、放っておくと感情がなくなっていって、ただの時計になってしまうという……ま、仕事に行くときと帰ってきたときぐらいは頭の一つもなでてやろう。


・10月16日(木)

 ドラマ『白い巨塔』がおもしろい。人物の練りこまれているところは、他のドラマよりも抜けている。原作は山崎豊子の小説だが、私はまだ読んだことがない。だいぶ興味が出てきた。実を言えば今日も帰りに本屋によって山積みとなった『白い巨塔』を見たのだが、その隣に同じように積んであった宮城谷昌光の『子産』上下巻を購入してしまったのだ。宮城谷ファンとしてはむべなるかな。


・10月15日(水)

 友人Mから結婚式の招待状が届く。あとは大学時代のゼミのOB会のお知らせとか、実家から新米も届いたりと盛だくさん。

よって、仕事を一つ引き受ける。頼まれれば断るわけにもいくまい。

蛍ノ唄WEB版がアップされたことに伴い、我が睦月庵でも曲をダウンロードできるようにしました。自分の詩に曲がつくというのは、以前にも書いたと思いますが、かなり感激的な体験でして、ま、これはなんでもそうでしょうが、自分が作ったものが一つの形としてできあがってくるというのはいいものです。


・10月13日(月)

 というわけで二日酔い。たいてい半日も布団の上でのた打ちまわっていると治ってくるのですが、今回のは長い。日記を書いている夜になってもいまだに気分が悪い。
二時ごろ、外がうるさいなぁ、と思って目を開けてみると物凄い雨。慌てて窓をしめる。
ビデオにとっておいたTBS『末っ子長男姉三人』を見てみる。予告をみてちょっと楽しみにしていたのですが、話のテンポがどうもいまいちかな? という感じがしました。深津絵里の演技に期待です。


・10月12日(日)

 夜、学生時代の同期であるべっかんこうの二人と新宿で飲む。お互いにホームページを公開しているので日頃何をやっているのかというのは大体分かるのですが、実際にあって酒を酌み交わしてみるとやはりいろんなことが見えてきて楽しいものです。
ひとしきり飲み食いして、そのままべっかんこうの自宅になだれこみ、二次会。
ここで飲んだウィスキーがきいたんでしょうね、私は二人より先にダウン。
翌朝、べっかんこうは9時から仕事だというので氷と私も一緒に部屋をでる。液キャベをもらったのですが、久しぶりに二日酔いです。頭痛いし、もうムカムカしてどうしようもなし。


・10月11日(土)

 今日から3連休です。たまっている仕事を片付けていきましょう。

というわけで手始めに睦月庵のトップページを更新&8000ヒッツイラストをアップ。どうもやりたいところから手をつけてます。他に書かなければいけない短篇が2つあるのでそちらも順次。

またカレーをたっぷりと作りました。


・10月10日(金)

 学名ニッポニアニッポン。日本の野生種トキが絶滅した。最後の一羽だった「キン」。人間にたとえた推定年齢は100歳に近かったという。死因は老衰ではなく、飛ぶときにケージに頭を強く打ち付けたことによる出血が原因だとか。関係ないや、と普段は思っていてもこういうニュースを聞くとやはり、みにつまされる思いである。人による乱獲と棲息地の減少が野生トキ絶滅の直接の原因である以上、やはり心に刻んでおかねばならない。……こんなことを書いていること自体、人の傲慢さの表れなのかもしれないが。
頭部を覆う赤。朱鷺色と呼ばれるその色は、純白の羽毛によく映えた。
大空の青と大地の緑。そこに舞う赤と白。
ふと、思う。
自然を守るということは、色を守ることなのかもしれない。
守るためにはその対象が見えなければならない。
目と、そして心を養っておかねばならない。
色を識別し、とらえることのできる澄んだ目と豊かな心を。


・10月9日(木)

 NHK『学園戦記ムリョウ』最終回。途中から飛び飛びで見ていたのですが結構おもしろかったです。

R・ジョーダン『竜騎争乱』1、2巻。


・10月8日(水)

 今日は、お休みなのですが……熱と鼻水が酷くて布団の中でぐったり。ビデオに録画しておいたドラマ『ビギナー』を見る。フジの月9、主人公に新人の女優を起用するというこの枠にしては大胆なキャスティング。話は司法試験に合格した司法修習生8人の物語。司法修習生というのは弁護士や検察官になる前のいわば法律家の卵のような立場。一ヶ月間の研修を経たのち、彼等は実際の職務につくこととなる。その期間を描く。初回を見た限りでは結構おもしろいかも? という感じがした。下手に恋愛とかを絡ませないで、成長物語のほうに話のベクトルを向けてくれればうまくいくのでは。しかしどうでもいいことなのだろうが、あの左右くっついたゲジゲジ眉毛が気になって仕方ない。

今月号の『英語青年』が届いたのでボーっと眺める。熱のせいか頭にあまり入ってこない。気分転換にと、買っておいた、ちくま中国古典文学体系収録の『三国志演義』を呂布と丁原のくだり、赤兎馬が出てくるまで読む。

夜になってだいぶ楽になってきたので、風呂に入り汗を流す。CGと小説をちょっといじって就寝。


・10月6日(月)

 仕事中からそうでしたが、体がだるく本格的に風邪をひいたみたいです。週末は用事があるのできちんと治さねば……幸い水曜日はお休みをもらっているので家でゆっくりしているとしましょう。
今日も『遊学』を読みすすめる。

「シャロン」のCGイラストはようやく着色に突入。大雑把に色をつけ、瞳まで終了。私は早い段階で瞳を入れるようにしている。瞳がきちんとしていると絵が生きてくるので愛着も涌いてくるからだ。ブーツの縁のところを毛皮っぽくしてみたかったので、ペインターを起動してみる。ちょこちょこいじってみるがどうもイマイチ。ま、私の技量不足なのだが……

今月の18日から上野の都美術館で「大英博物館の至宝展」が開催されるのだが、それに先立って朝日の夕刊で「私と大英博」という記事がちょっと前まで掲載されていた。記事としては短いものであるのだが、各文化人たちに与えた大英博の影響と言うものはそれだけでも伝わってきた。
作家の宮尾登美子さんが『クレオパトラ』の連載をはじめるにあたり、一週間ずっとエジプトギャラリーに通いつめ、「日本にもこういう博物館があったら素晴らしいのに」と書いているが、私も非常に同感。私の手許には友人からもらったエジプト土産のパピルスがあるが、現代に作られたものでさえ、眺めているとなにやら悠久なるナイルの流れに飲みこまれて、ピラミッドの端にこしかけているような錯覚におちいる。


・10月5日(日)

 松岡正剛著『遊学』T・U、中公文庫。文庫で一冊1000円は、ちくまや学術並に高いけど、この本は買って読む価値がある。ものを考えることが好きな人はオススメ。ピタゴラスに始まり、古今東西142人の人物を著者の思想、体験を交えつつ綴った書物。

いつもいっている古本屋さん。しばらくぶりに覗いてみたらちくまの中国古典文学体系がえらい安売りだったのにびっくり。ま、扱っている書籍の種類が違うからでしょうが、一冊600円って……神保町とかではちょっとないんじゃないのかな。

DVD『ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔』を購入。ついでにたまっていたデジカメの写真もすべて現像。


・10月2日(木)

 職場にて。窓を開ければ香りが漂ってくる。庭に咲いている金木犀が安らぎの風を送ってよこすのだ。10月からのシステム改正などで微妙に帰りが遅くなったりする。

Eから宿が取れた旨、連絡が入る。あとは案内状を皆のところへ出し、何をやるかを決めるだけ。

テレビ朝日の『芸能人一ヶ月一万円生活』というのを見る。この企画、今回が3度目なのだが、3回全てに出場しているよゐこ浜口のサバイバー振りが凄まじい。食費を浮かせるため、今回も山や海に挑む。で、何を食べるのかといえば、とにかく食べられそうなものは何でも、である。前回はスズメバチなんかを油で揚げて(浜口はあらゆる食材をサラダ油で揚げる)いたが、今回は蛙にサンショウウオ、あきらかにゲテモノ食い路線だ。もちろん蛙などは中華料理などにもなっていたりするわけだが、そのへんの山にいるヒキガエルみたいなのを歓喜の声を上げながら「見つけた、獲ったどー」と叫ぶ浜口の神経の太さに、ただただ、恐れ入った。未来少年コナンも真っ青のグルメである。
むろん、蛙もその足をぶったっぎって油で上げる。そしてそのままご飯の上に載せ、ひたすらかぶりつく。私は蛙がダメなので、背筋がぞっとする思いだった。

『サマリアナ・サガ』5話およびシャロンのイラストに着手。8000ヒッツ記念には間に合うかな?

大学時代からの友人、べっかんこうから飲み会の打診あり。


・9月28日(日)

 11月22・23日に予定されている今年の同期旅行の打ち合わせをEの家にて行う。今日は仕事関連の試験があったため、夜の6時から打ち合わせ。伊豆方面ということでなんとか宿だけを決定。取れるかどうかはEの担当。私はそれ以外、向うで何をやるかなどを考えてみる。

で、適当に切り上げてそのあとはMちゃんの手料理などを頂きつつ談笑。私も手ぶらではなんなので先日の旅行で買ったデラウェアワインをお土産に持っていきました。で、料理なんですが、広島のほうの名物「たこめし」と筍の味噌汁、ごま豆腐に刺身、煮付まであって本当に感心。味も良。ご飯好きな私は勧められるままに3膳もおかわりしてしまいました。返って気を使わせてしまったみたいで恐縮しかり。
EもMちゃんも結構渋い趣味をもっていて、焼き物が好き。で、今回私が使った茶碗やお皿などはそのほとんどが、Mちゃんの手作り。備前焼の茶碗なんか、普通に売り物みたいで、びっくり。で、その茶碗の作りや焼き方などをEが説明してくれる。ふ〜む、息のあった似たもの夫婦ってやつですかね。
あとは知られざる市川の魅力を語ってくれたり……今度皆でハイキングでもしたらいいかもしらんな。

さんま主演のドラマ『さとうきび畑の〜』(タイトル忘れた)を見る。さんまの言い回しがちょっと気にかかったけど全体的には安心できる仕上りだったのではないですかね。

原監督辞任についてちょっと書く。そのうち一級河川の方にアップされるでしょう。


・9月27日(土)

 職場の野球大会。昨日までの曇天はどこへやら、えらくいい天気になりました。おかげで両腕は日に焼けて真っ赤です。ま、いつものように2、3日もすればもとに戻るでしょうが。で、結果は個人的には散々でした……その後、一風呂浴びてから、本八幡にて打ち上げ。

原監督辞任。後任は堀内。なんだかなぁ、納得いかないんですけど。詳しくはまた別の所で。

ガンダムSEED最終回。今日も死人が出ました。希望もなにもあったものではありません。殺さなければならない人物というのは話の中ででてくるものであるが、話を終わらせるためにキャラクターを殺す終り方というのはいただけない。


・9月26日(金)

 左の奥歯がかなり痛い。しばらく歯医者などかかったことなかったのだが…これは本気で行かないとマズイ。

ふと自分が今、全盲になってしまったことを考える。
雑誌でなんとかという全盲のイラストレーターの話が掲載されていたのを読んだからだ。
彼はプロとして活躍中、若くして光を失う。挫折。絵描きという視覚に頼らざるをえない職業において、乗越えなければならない壁は遥かに高い。が、彼はそれを越えてみせた。それを可能にさせていたのはそれまでに、彼が失明するほど、多くの時間を自分自身に投資してきたからだ。多くのものを見、体験し、心と記憶に留めていたからだ。失明しても「描くものがない」という状況はなかったという。
はっとさせられた。

『即興詩人』に盲の美少女が「空も青く、スミレの花も青いと聞くと、それなら空もいい香がするかと思った」というくだりがある。この発想はむろん、スミレの色も空の色も、実際に見て知っている私が盲になった場合とは異なるだろうが、感性には見るべきものがある。その「モノ」を知っていると、かえってそれが殻になってしまうのかもしれない。
私はスミレも空も知っている。その色も風に靡く可憐さも見ているし、光の鏡のようにクルクルと変わる大気の姿、抜けるようなその高さも私は知っている。が、今は見えない。
それではそれらをどう表現するか。
イマジネーションをフルに活用しなければならない。その時、その源は当然、私自身の中にしかないのだ。たとえば私は二十数年という時間を生きてきているわけだが、その全ての時間において私自身が溜めてきたもの。それで勝負するしかないのだ。
一寸の光陰かろんずべからず、とはよく言ったものだが、貪欲に生きていこう。


・9月24日(水)

 バレーボール。今日は練習試合。
遅い夕食を皆でとっていると友人、Mから「12月に結婚します!」というメールが届く。ま、仲間内では順番通りと言うか予想通りと言うか…でもめでたいことに変わりなし。もちろん、参加させていただきますよ。


・9月23日(火)

 どうも風邪をひいたらしく、喉が痛い。熱も少しあるっぽい。体内の警報機がなっている。残っていた風邪薬を飲む。今週末は予定が詰まっているので養生したい。

感想を好き、嫌いの一言だけで片付けてしまうのでは、その作品に対して不公平かと思ったので……

昨日、大島渚監督、ビートたけし主演の『御法度』についておもしろくない、と書いたがそれは今まで築かれてきた「新撰組」というイメージから見ての話である。『燃えよ、剣』など多くの新撰組の物語からみればかなり異色なのは間違いない。全体的に映像は暗く、退廃的で、それは作中の最後に武田真治扮する沖田総司が話すように、『雨月物語』の菊花の契りの怪談のごとく、空蝉の世にわきおこった「人」という怪をそのままあてはめたようである。
そして新撰組という枠組をかりたこの『御法度』という物語は、最後にたけし扮する土方が松田龍平扮する美剣士を「怪物め」とののしり、スパッと桜の樹を一刀のもとに斬り捨てるところで、怪談として生まれ変わるのだ。
新撰組という物語はおわり、そこから始まるであろう物語は男色と血がごちゃまぜに乱れた、それこそ人の世に湧き起こった怪談である。ただ、大島はそこまでを描かない。その手前、物語が切り替わるところでこの映画を終らせている。そういう演出というかストーリーテラーとしての大島渚というキャラクターのもつ能力というものは、やはり稀有のものであるのかもしれない。感性が鋭い、と思うところだ。話はそんなにおもしろくないが、演出など映像で魅せられるところが多いのもこの映画の特徴かもしれない。


・9月22日(月)

 昨日に引き続き寒い一日。長袖のジャージを出しました。
小泉内閣の組閣が発表される。ま、頑張ってくれ。
ビデオに撮っておいた映画『御法度』を見る。新撰組の話なのだが…どうも、おもしろくない。たけしの土方というのもいまいち。役者の浅野は『座頭市』以前にこの映画にも出ていたんですね。


・9月21日(日)

 台風通過のため雨。昨日の旅行で購入した初物のワインをあけてみる。デラウェアのワインなのだが冷やして飲むと結構いける。


・9月20日(土)

 かねてから予定の組まれていたバス旅行。職場の人たちと勝沼へ葡萄狩り&牛シャブ、松茸ごはん食べツアー。私は幹事だったのでS先輩、Mちゃんと共に司会進行などを担当。天気はあいにくの雨で、スタートから遅刻者もでるなどマイナス要素もけっこうあった……が、それなりに楽しめたのではなかろうか。
それにしてもバスにのべ10時間ちょっと乗っていたことになるわけだが、東京に帰ってくる頃には皆、疲れきっていたようです。ちなみにバスの中で綾小路きみまろ(漢字忘れた)のテープを聞かされる。これが評判になるだけあって、結構面白く、ネタにしても話の運びにしてもかなり勉強しているということが分かった。緻密な下準備あってこそ話術は活きてくる。
一番標高の高い位置にある野辺山駅なども見学。雨と言うことで昇仙侠はパス。一度、行ったことあるしな。

野辺山駅でここが標高1375メートルかぁ…と、ほうけていると携帯がなる。電話は中学からの友人K。どうにも口調が重かったので何事かと思いきや、中学の剣道部で一緒だったIさんの母親がなくなったとのこと。その報告とどうしようか?という話だった。一応、私は中学時代は剣道部主将をつとめていたので、連絡を回してもらったのだ。式には…いけないなぁ。忙しいのもあるし、Iさんは女子剣道部で、もちろん私たちとは同期だが、中学以来、付き合いもないし。ということで一応、皆に連絡するに留まる。

TBS『ガンダムSEED』は……いいんでしょうか、あんなにバタバタと殺してしまって。せっかく人物もストーリーも面白かったのに、こんなやっつけ仕事のような終りは納得いかないんですが…


・9月17日(水)

 実家から巨峰が送られてきた。
私の実家は茨城県の常陸太田市というところであるが、ここは結構、果物を盛んに栽培していたりする。梨や巨峰はその代表だ。私の友人の中にも実家が果樹園という者が何人かいて、家業を手伝っているものもいる。
とりあえず、実家にお礼の電話をいれ、冷蔵庫へ。夕食はちょっと食べすぎてお腹が一杯なので、風呂上がりにでも食べよう、と思ったのだが、日記をこうして書いている11時になってもまだお腹がこなれてこない。
ちなみに今日の夕食は、ご飯2.5合に味噌汁。納豆2パックに生卵一つ。コロッケ2個に冷奴一丁。私は豆腐が好きで、冷奴でも湯豆腐でもそれだけあればかなりの量のご飯を食べることができる。高校生のころは部活もやっていたので今よりもご飯をもっと食べていた。おかずは少しでいいのだが、とにかくご飯。そんな感じだった。

『英語青年』の前払い料金がきれたので1年分を支払う。値上がりしたんですね。

7000ヒッツの記念イラストは、Samariana Sagaのカヤノです。先日、ユウさんと一緒に飲んだときにリクエストを頂いていました。6000ヒッツの記念小説より先にできあがってしまいました(申し訳ないです)。他のキャラクターもなるべく早く描いていきたいです。


・9月15日(月)

 ま、とりあえず、巨人ファンとしてではなく、一野球ファンとして、
阪神優勝おめでとう、ございます。

で、つらつらと思ったことなどを。
女子柔道の田村が6連覇という偉業を成し遂げた。大会は二年に一度なのでこの期間は12年。
阪神の優勝は18年ぶりだから1.5倍の時間が経過している。18年前というと私は9歳だから、小学校の3年生になる。当時の私は全くと言っていいほど、野球には興味がなかった。掛布・バース・岡田が3連続ホームランを打とうが、そんなことはどうでもよかった。三原山の噴火とか、科学万博なんかのほうがよっぽど記憶には残っている。自由参加だった子供会主催の町内対抗ソフトボール大会も人数がどうしても足りないから、と頼まれた小学5年生まで出なかったし、野球のおかげで好きなテレビが潰れるのも嫌だった。ま、それがこんな巨人ファンに成長してしまうわけだから時間の経過というのはある意味、すごいものである。
石の上にも3年、というがそれを6セットもこなさなければならなかった「阪神ファン」というのはやはり凄い力を溜め込んでいた。三原山ではないが、死火山か?と思われていた山が突然噴火したようなものである。ニュースで報道されていた道頓堀や尼崎駅前の噴水公園の騒動を見ればそれは一目瞭然だ。予想通りと言うか、予想以上の騒ぎ振りでかなりの人数が道頓堀に飛びこんだ。倫理観などあのフィーバーの前には全くの無意味である。
「経済効果」はかなりの額が見こめるらしいが、そこから景気が良くなるのか? といわれればそれは多いに疑問である。自民党の総裁選挙は小泉再選でほぼ確定だが、彼の提唱している改革がどれほどの効果をあげているのか、それは国民全員が?マークをつけるだろうし、先日の個人向け国債は0.77%と異例の高金利で売れたが、国債とはつまり国の借金だから、こうまでして資金を集めなければならない日本の経済状態というのも懸念される。金融商品としてはいいが、国全体の将来を見たときにどうか、ということだ。かつてのアルゼンチンのように国債を発行しすぎて利息が払えなくなりシステム崩壊、という危険性もあるし、これはニュースの受け売りだが、下手をすると将来的に我々は国債の利子を払うためだけにかなりの税金を支払っている、という状況にも陥りかねない。
週の頭から暗い考えになってしまったが、日本柔道の躍進にしても阪神の優勝にしてもめでたいことであり、私としても、やらなければいけないことがたくさんある以上、そこから力をもらおうが、利用しようが、頑張らなくてはいけないんだな、と。
思ったりしたのでした。


・9月14日(日)

 日記をだいぶサボってしまったので、ここ数日のものを備忘録程度に書く。

クイズ番組「アタック25」で、ベートーヴェンの交響曲「田園」を聞いたので、夕食はオニギリを握る。何故にオニギリかというと単純に「田園」が、子供の頃、田んぼの稲刈り手伝いをしたときによく食べたオニギリを連想させたから。小川が流れる畔に家族皆で腰を降ろして、オニギリをほおばるのだ。真っ白なご飯にのりを巻き、中は自家製の大きな梅干。これはたまらなく美味しかった、という記憶がある。当時小学生だった私は、それを二つも食べればお腹一杯だった。
田園は、耳疾に苦しんだベートーヴェンがウィーン近郊のハイリンゲンシュタット(だったかな)に保養に行ったときの思いがこめられているが、19世紀初頭において一種のアルカディア・理想郷を求める動きというのは詩・絵画・音楽様々なジャンルに渡っていたはずだ。それは一種の中世趣味ともいえるが、雄々しい山や荒野、廃墟と化した寺院や城がもてはやされた。
私の専門でいえばブレイク、ワーズワース、コールリッジ、テニスンらの詩人、ラファエル前派の活躍とアーサー王伝説の再評価といった時代の始まりだ。
私にとって実家の田園風景は原風景であり、ある意味、理想郷のようなものであるが、耳の病に苦しむベートーヴェンにとって田園風景が理想郷であったのかどうかは分からない。が、その当時に触れて彼はこう記しているという。

「全能の神よ! 森の中で私は幸福である。ここでは樹々はすべておん身の言葉を語る。ああ神よ、なんたるこの荘厳さ! 森の中、丘の上の、この静寂よ、おん身にかしずくためのこの静寂よ」(『クラシック音楽鑑賞事典』より


・9月12日(金)

 バレーボール練習。


・9月11日(木)

 Dr.コトーが最終回。最後のアルバムの順番による演出がよかった。途中、写真がなくなり、その後でコトーが一番最初に診療所をみたときの表情を撮った一枚が来る。ここが良かった。空白部分がダ・カーポのような役割をはたし、アルバムを見ていたコトーにそして視聴者に、この物語の最初を印象付けることで、ここまでの話の重みを一気に増すことに成功している。
むろん、筧利夫演ずる「和田さん」がこんな心憎い演出をできるはずもなかろうが、そこはドラマというヤツで、そんなどうでもいいようなところにまで思いを巡らして楽しめた。


・9月10日(水)

 国際郵便局にて研修。なぜに会議室のクーラーが動かんのだ。暑かった……


・9月9日(火)

 今日も暑かった。午後から会議。といってもレクリェーションをどうするか、というものだが。あれだけバレーボールを練習しておいていまさら、という気もするが、ここはそういうところなのである。明日は研修。

佐藤賢一『双頭の鷲』を読み返しているのだが、彼の面白さはその独特の「言いまわし」にある。中世の歴史小説という堅めの背景にありながら、ぬきんでて常識の枠を外れている主人公を描くために、違和感を覚えるようなギリギリのラインで表現しているのだ。それがまた物語りのテンポをあげ、主人公への親しみを抱かせる。

『銀牙伝説ウィード』23巻。


・9月6日(土)

 国語の時間に読んだテキストというものは結構頭に残っているものだ。
 今日もふと、志賀直哉の『城之崎にて』が頭を掠めた。流し場の床にひっくり返ったまま6本の足で必死に空気を掴むように動かしていた、一匹のカナブン。その姿がアンテナに触れたのだ。下が滑るため、羽を広げて飛ぼうとしてもそのままスライドしてしまい起きあがれない。こうなると小さい虫は弱いもので余計なエネルギーを急速に消耗し、簡単に動かなくなってしまう。
命とは誠にあっけないものである。フェータル(この単語はこの小説で初めて知った)ではないにせよ療養のため城之崎温泉を訪れていた主人公は、死に瀕しているネズミや、蜂や、サンショウウオなどを目の当たりにして感慨にふけるわけだが、単に歯を磨くためだけの用事しかなかった私は、取りあえずカナブンを助けることにした。気付いたのにほっておくのはいい気分ではないし。カナブンは窓から元気に外へ飛んでいった。いいことしたかな、と自己満足に浸りながら歯を磨く昼下がりであった。


・9月5日(金)

 ユウさんと本八幡で飲む。お互いの作品の感想などをはなす。サマリアナ・サガは気にいっていただけたようで嬉しい限り。続きをはやく、と頼まれる。

ちなみに7000ヒッツのイラストはユウさんからのリクエストで「カヤノとシャロン」ということになったのですが……オリジナルの絵をかけるかどうかが心配。


・9月4日(木)

 一年ぶりの野球練習。つかれました。


・9月3日(水)

 今日の雷は凄かった。帰りのバスの窓から何本もの稲妻が走るのを見ました。本当に天を裂く、という感じでした。で、雨で塗れたあげくに総武線の各駅下りが落雷のためストップ。小岩・新小岩間を走っているときに電車に雷が落ちたらしい。で、私は件のその列車にのって小岩駅にて立ち往生、すぐ動くのかな?と思いきや、電気系統がふっとんで、自動ドアの開閉テストとかやってみたんだけども(ま、ドアのテストなんてあんまりい合わせる機会ないよね)……無情のアナウンスが流れる。
「この列車は復旧の目途がたちません。このまま後続の列車と連結して廻送列車となります」
仕方なく新小岩まで上って、めちゃくちゃ混雑した快速にて市川へかえる羽目に。

おまけに今日が最終回だった『ひと夏のパパへ』を見逃すし……
いいことなしです。


・9月1日(月)

 短篇なんだからと、久しぶりに原稿用紙に書いてみる。ちょっと懐かしい感覚。昔はっていうか、大学一年の秋ぐらいまでは小説は全部、原稿用紙に書いてました。そのあとはワープロを買ってそちらばっかり使うようになってしまいましたが……
小説とは限らず私は、字を書くのは好きです。気に入った字が書けるとうれしくなります。書道とかは習っていなかったけれども、今でもたまに書写したりしています。題材は中国の詩、李白とか杜甫とか。岩波の赤帯『唐詩選』とかちくまの『詩経』とかに収録されている有名どころ。
で、小説の話にもどりますと。
私は結構、行間とか、余白に書きこみをするタイプなので原稿はたいてい真っ黒になります(多分、他の人がみてもきちんと話を拾えないと思う)。パソコンばっかり使っているので漢字がでてこなかったり、確認の為にと辞書をひきながらチマチマと作業。10日までには仕上げたい。

友人である斎宮桂がウェブページを立ち上げました。その名も「一級河川」。管理全般は斎宮が行い、他のメンツが小説などの作品やレビューなどを紹介する、というコンセプト。現在は斎宮の作品しか掲載されていないので私もなにか投稿しようかしらん。

PS2『サモンナイト3』。前作に引き続き番外編があったのがグッド。このゲームはストーリーよりもキャラクター重視のゲームなので1〜3までのつながりなどが見えてくるのは楽しいです。


・8月31日(日)

 先日、イラクで大規模な爆破テロがあった。冥福を祈る。
以下のフレーズは28日の夕刊から想を得たもの。詩となる前のもの。

白夜の染めあぐ 夕暮れのオレンジが
トナカイの角を浮かび上がらせ
ツンドラの大地に
それはまるで、十字架の墓標となって
緑の針葉樹林を 奇跡の燭台と化す。

牧童たちは
その丸く白い微笑(ほほえみ)を
熱い紅茶の湯気に溶かして
一日の終りを飲み干す。

星の来ぬ夜に見る夢は
陽の沈まぬ夜に瞳を閉じて
永久凍土に跪き
大地の回る音を聞く
静かな神の それはまるで
平和への祈り。


・8月30日(土)

 遅れ馳せながら『踊る大捜査線2』を観て来ました。面白いことは面白かったのですが、期待が大きかったせいか、前作ほど印象には残らなかった。ちょっと個人的に分かりづらいところもあったし。1と2比べてどっちがおもしろい? と聞かれたら私は1と答えるでしょう。で、思ったこと。この映画というかこのシリーズ、いかりや長介演じる老刑事「和久さん」の存在感というのはとても大きい、ということ。この人がいることで話に深みがでる。織田やユースケがバカをやっても締めてくれるし、所轄・本店のもめごとにしても若手に夢をたくしつつ、自分もなお熱い演技をする。
演出効果などいやりやに頼りすぎの感があるかもしれないが、それをどっぷりと受けとめるだけの器が役者にはあるのだから監督も脚本家も使いたくなるだろう。
人としても役者としても一日の長ということか。
大病を克服してよくカムバックしてくれたと思う。

睦月庵、7000ヒッツに到達。
いつもありがとうございます。キリバンを踏まれた方がいれば是非、ご報告ください。
ちなみに6000ヒッツ記念の短篇は「嘘・夏・夜」というお題のもと現在執筆中です(もう少し待っててね、ねーさん)。


・8月28日(木)

 今週にはいって調子が悪いとは思っていたが、どうも風邪をひいたらしい。ノドがいたく、微熱。かなり眠い。子供のときから調子が悪いときは決まって眠くなる。小学生の頃は毎日8時には寝て、6時半に起きるという生活をしていたので昼間、眠くなるということはまずなかった。それが眠い、ということは調子が悪いということで結構パロメーターとして重宝したのだが、大人になってこうも毎日眠い日が続いたりすると、その体のパロメーターにも気付かない。疲れて眠いのか、病気だから眠いのか、わからない。
 不摂生は直さないといけないのだが……

夏コミにて販売した『蛍ノ唄』に反響の声がかえってきた。
それもかなり好意的なもので、こんな感想を読むと、ああ、作ってよかったなぁ、と本当に思う。
また頑張らなくては。

ということで早いとこ体調を戻すべく
おやすみなさい、です。


・8月27日(水)

 調子がいまいち。
 健康診断うける。
 
 火星が6万年振りに地球に接近。
 ためしに風呂場に行く途中に空を見上げる。が、見えるわけもなく、ぬるめの湯舟につかって、つらつらと火星に関することどもを考えてみる。昔は『火星年代記』とか読んだけど、SFは最近はよんでないなぁ。

 歯を磨いていて、ガラスの瓶にいけてある黄緑の観葉植物と、その隣になにげなくおいてあった白い花がとても自然にひきたて合っているのに気づき、なんだかわからないけれども自然ってすごいなといまさらながらに思う。

 テレビの視聴率の話。
 巨人戦の視聴率が10%を軒並みきっている。ま、これは仕方あるまい。最近は私もあまり見ないし。で、さらに深刻なのがTBSのドラマ。4%代の超低空飛行で、なかでも上戸彩主演の『ひと夏のパパへ』が3.8%と酷いらしい。よって1話分カットで終了、10月からの新クールにつなぐとか。でも、私はこのドラマ結構好きなんだけどな……

 とまっていた Harry Potter: the order of the phoenix を再び読み始める。ちょっと間が空きすぎたので軽く復習。


・8月25日(月)

 なんとかメール機能が復活。ようやくかきこめます。
 で今日はまずこの話題を言わせていただきたい。
 巨人ファンとして、映画『ミスター・ルーキー』を見てしまいました!!
 どうなんでしょうか、これは阪神ファンでなければ楽しめない映画でした。藪や八木、矢野ら現役がでてくるのはまあ頷けるが、代打でバースが出てくるなど、あきれてしまってある意味、楽しかったかも。つきぬけてますね。あとは解説の田淵の大根役者っぷりがたまりませんでした。


・8月24日(日)

 夏はやはりこうでなくてはいけないのだろうが、暑い。
 部屋でクーラーをきかせて読書。
 この土日はしばらくぶりにゆっくりとした休日を過ごしました。

 昨日からメールもインターネットもつながらない状況。プロバイダの方でなにかあったのかしらんと電話をかけてみるも土日と言うことでつながらない。


・8月23日(土)

 常総学院、夏の甲子園、初優勝!! 
 72歳の木内監督が3塁応援席の前で宙にまった。
甲子園はどんな存在ですか? という問いに

「甲子園は子供達にとって最高の教育の場です」

と答えた木内監督。
 なんと器の大きい人なのだろう、私は人として、人生の先輩として尊敬する。
 常総学院、東北高校。
 両校とも、人間としてプレイヤーとして心・技・体すべてにおいて切磋琢磨し、一丸となって臨んだ甲子園の決勝戦。
 勝敗はもう運としかいいようがないが、常総ナインのほうがのびのびと野球をやっていたようだ。
 しかしいずれにせよ、感動できる試合であったことに間違いはない。
 本当にいいものを見せてもらいました。

 最後にもう一度、
 常総学院、本当におめでとう!


・8月21日(木)

 常総学院は準決勝に進出。なんだかいけるんとちゃう? と思う今日この頃。でも木内監督、甲子園優勝で勇退だったらカッコイイよな。

『サモンナイト3』をやってみる。2からのファンなのです。召喚獣はあんまり変わってないけど、協力召喚なるものもあるみたいなのでいいかもしらん。あとは隠しキャラとか隠しイベントとかも楽しみ。

サマリアナ・サガの単位設定にダメだししてくれた斎宮くんに借りた、清水義範著『単位物語』を通勤のバスの中で読んでいる。単位にかんする薀蓄だけかと思いきやなんだかちょっとしたエピソードが盛りこまれていたりして「〜物語」というタイトルになんとかおっつこうとしている感じがした。でもネタ的には再確認する部分あり、新たに知る部分ありでなかなか。


・8月19日(火)

 今日は朝日の夕刊から。
「生物季節観測」というものがあることを初めて知った。まあ動植物によって季節の到来を知るのは、四季と共にある日本人にとって常識なのであろうが、サクラ前線など以外にきちんとさだめられているとは知らなかったのだ。
で、その生物季節観測の対象となる動植物を気象庁が16年ぶりに見直した、というのが今回の記事。理由は、都市化の影響で各地の気象台において対象生物の確認が困難になったこと。
例をあげれば秋を告げるキリギリスの初鳴きや、えっ? と思うところでは横浜気象台の「蚊」。横浜には蚊はいないんでしょうか? 他にも寂しいところでは富山の「菜の花」や、和歌山の「みかん」、石垣島のアマリリスなど……確かにコンクリートで覆われた街中ではなかなか確認することは難しいのかもしれないが、花鳥風月を愛でる心の指針が一つ、失われてしまった気がする。


・8月17日(日)

 夏コミ三日目。天気は悪く雨が降ったり止んだり。
今日は前々から皆でやっているサークル参加の日。そして……ノベルベーム『蛍ノ唄』を発売する日。なんだかんだとありまして3話あった話を1話にしてしまったため完全とは言いがたいのですが、とにもかくにも完全版という形で販売しました。
結果としては50枚CDRを作っていって、売れたのは36部だから、まあまあよく売れたのではないでしょうか。途中でディスプレイ用にと持っていった私のノートがバッテリ切れになってしまい午後からはデモもなく、呼びこみだけでうってました。それでも買ってくれる人はいたんですねぇ。
そうそう、昨日なかよくなったお隣のサークルだった「まりも」さんも買いに来てくれましたし(←ありがとうございます)、いつものように年に二回のイベントでしか会えない(というのもどうかとは思うのだが、仕方ないかな。氷さんや浅井勇さん、企業ブースのオーガストなど)大学時代の友人・先輩達のところを一通りまわり、終了。あの人の多さは何度経験しても疲れます……
あと、差し入れをくれたOさん、どうもありがとう。お菓子おいしかったです。
で。
東京駅地下の「北の酒場」で打ち上げ。メンツは、きーにょ、斎宮、茨城の水海道からやってくる、きーにょの同期生のK。皆、私の後輩なんですね。
『蛍ノ唄』が一区切り、ということで今後の話とかもろもろ。あとは大学時代の話とか。
冬は睦月庵個人では参加する予定ですが、他はどうするんでしょ?
なにやら文章修行のサークルを作るみたいな話なんですが……どうなることやら。


・8月16日(土)

 夏コミ二日目。雨ひどし。朝は寒い。本当に夏なんでしょーか?
昨日、ウチに泊めてあげることができなかった斎宮と新橋で待ち合わせ、会場へと向かう。
傘をさした一般参加の人たちの長蛇の列をながめつつ、サークル参加の私たちは会場準備へと向かう。
個人サークル「睦月庵」の二回目は『サマリアナ・サガ』の世界設定集とおまけの世界地図&俺屍のイラスト&前回のアンソロジーを合わせて100円で販売しました。結果は……まあ、悲しい数字なのであえて報告致しません。ま、世界設定集なんてよっぽどマニアでもないとおもしろくもないでしょうし。
お隣のサークルさんの方たちと仲良くなりました。とくにホームページにも書きこんで頂いていた「まりも友の会」の「阿寒湖まりも」さん。まりもさんのつくる、折り紙キングギドラにはビックリしました。ほんと細かく折ってくんですよね、凄いです。
あとは左隣の女の子。彼女にスケッチブックを出されて、イラスト描いて下さい、といわれたときにはなんというか、本当にビックリしました。いや、確かにイラストは私が描きましたし、おまけで差上げてるんですが、基本的に文章書きが本業なもので……それにすぐにパッパと描けないし、なにかを見て描くのじゃないとできないので……ということで丁重にお断り。かわりにこちらの冊子と取り返っこしました。ある意味、貴重な体験だったかも。
店番を頼んでいた斎宮の体調も悪いということで2時過ぎには切り上げて、明日に備える。


・8月15日(金)

 夏コミ、初日。雨。なんですが、まだ完成していない「蛍ノ唄」の作成にいそしむ。

ユウさんから今日発売予定のTRPGのシステム『Asuka』が届きました。開けて見てビックリ。素晴らしいでき映えでした。なんでも今回は一太郎からページメーカーに編集ソフトを変えたそうで。ああ、私もページメーカー使いこなせるようになりたい、本当にそう思いました。


・8月13日(水)

 今日から夏休みをいただいきました。といっても休めません。
ちまたではお盆休みなどと申しまして、帰省したりするものなんでしょうが、今年はもう締めきりに追われ、最後の追いこみのために取った休みです。頑張らなくては。


・8月12日(火)

 モンタギュー・サマーズ、日夏耿之介『吸血妖魅考』ちくま学芸文庫を購入。

吸血鬼ときくとブラムストーカーやキーツの詩『レイミア』などが思い浮かぶ。読むのが楽しみだ。


・8月10日(日)

 台風が過ぎ去り、今日はとてつもなく青空が高い。
おまけに陽射しもこれでもかといわんばかりだ。
部屋に飾ってある絵画の補強ビニールがグニャリとくずれおちた。これにはまいった。


・8月9日(土)

 夜は台風もなんとか収まってきたので外へ食事にでる。


・8月6日(水)

 ドラマ「ひと夏のパパへ」。ここんとこ、ちょっと面白くない。評価ダウン。


・8月3日(日)

 今日は一日、暑かった。クーラー全開で作業。
洗濯をし、布団を乾す。前にも書いたと思うが、乾せる場所はわずかなので早い者勝ちである。

息抜きにビデオに撮っておいた金曜ロードショー「ルパンV世」を見る。今回のはなかなか楽しめた。なんだろ、欧州の名所がたくさん出てきたからかな? すくなくともサクラダファミリアの演出はよかった。脇役の女性建築家は影が薄くいまいち。が、敵役の女殺し屋は結構好きなタイプだったので、もうちょっと深く描いてもらえると個人的にはもっと良かった(コンニャクがくっついているわけでもないのに、なんで普通のナイフが五右衛門の斬鉄剣で斬れないのか? とかつっこんではいけない)。音楽もグッド。

野尻抱影『星:三百六十五夜 夏』より8月3日の項に竜座が取り上げられている。

「夜九時ごろ、北の中空に竜座が昇りつめている。春の宵には夕霞の中に低くつっこんでいた巨大な頭が、だんだん起き上がって来て、今すっくと立てた上半身の頂きにダイヤ形にいすわり、二等星エルタニン(竜の頭)が眼のように輝いて、すぐ東の織女の宝玉を窺っている。いかにも神話の火竜の頭らしくて、春の夜の海蛇や、今南で冠座をねらっている蛇の鎌首よりがずっとグロテスクである。」(p.102)

竜座は私の視力では夜空を見ても見分けられないが、竜の頭と聞けばすぐに日光の「竜頭の滝」が思いだされる。以前、ノイシュバンシュタイン城のジグソーパズルの話をしたが、この「竜頭の滝」もジグソーパズルで実家に飾られている一つである。紅葉の秋、竜の目にあたるあたりから二つの滝が流れ落ちる綺麗な滝だ。
ご存知のように竜とドラゴンとは東洋、西洋で違うものであり、竜座の竜は女神ミネルヴァ(アテナ)に投げ上げられて天の柱にからまって眠る「竜」である。


・8月2日(土)

 江戸川の花火大会なのですが……終らぬ原稿と格闘の日々。
本当にすぐ近くでやっているので空気が揮えるほどの大音響で部屋まで響いてくるんですよ、これがまた。
で。
なんとかサマリアナ・サガの世界地図を完成させる。
なかなか良いでき映えなのではなかろうか?
背景には本当なら東西南北から風が吹いているようなやつ(ほら昔の地図とかでよくあるでしょ)が良かったのですが、お手ごろな資料が見つからなかったので、手許にあった中世の料理に関する取材ノートから引っ張り出してきた宇宙図(正確には Byrhrgerth's Manual, 12th century, English. Oxford, St. John's College Library, Ms. 17, f.7v)をスキャナで取り込み、修正貼りつけしました。(下図参照)これでなんとかそれっぽく見栄えするようになりました。
ちなみに宇宙図というのは資料の説明を載せるのなら宇宙図。Terra, Aqua, Aer, Ignis 土、水、空気、火

「土、空気、火、水の四成分からなる宇宙は、食物の四つの性質(熱い、ひんやりする、湿っている、乾いている)や人間の四つの気質、粘液質、胆汁質、多血質、憂鬱質にも相当すると考えられていた。これら四成分のバランスを保つことが必要であった」

ま、中世の料理人はこんなことも頭に入れておかねばならなかったわけですな。


・8月1日(金)

 職場の後輩であるKちゃん、同期Eと市川の God Mother という店で食事。
「スコッチをダブル・ロックで」と頼んだらお姉ちゃんがスコッチのグラスを二つ持ってきてくれた。いまいち良く伝わらなかったらしい。ま、飲むからいいんだけども。


・7月29日(火)

とりとめなき思考の羅列。

 キリスト教における東方三博士、カスパール、メルキオール、バルタザール。
すなわち、K(C)aspar, Melchior Barthasar とは Christus Mansionnem Benedicat (キリスト この家に祝福を賜え)へと連なる。
星を定めし三賢王。
星の歌(シュテルンジンゲン)を明けの夜空へと響かせたまえ。
貴き天の客人(まろうど)よ。
魂による長き遍歴の末に、辿りついた、そは安らぎの始まりし場所。
すなわち一つの心の支え、その目覚めの地。
豊かなりし聖母の腕(かいな)。
さらにそのうちに眠る幼子。
その幼子を思い

CMB CMB CMB

と三度綴る。


・7月28日(月)

 昨日は予想外にも遅くまでSの実家にて皆、残っていた。
いなくなると寂しいから……
そう言う彼女とSの両親にひきとめられて私たちは、こんなときではあるけれどもSの遺影を前にして同窓会のような酒盛りをひらいていた。私はSのぶんも飲んだつもりだ。自分が酒が飲めて良かったと思うことは、まあ、そんなにないが、今日は心底、酒が飲めて良かったと思った。
健康には気をつけて、そして仲間同士の連絡は密に。
人は一人で生きているのではないのだし―――そして友人達はまた自分達のそれぞれの生活へと戻っていった。もちろん私も。


・7月27日(日)

 Sの葬儀に参列する。泣き崩れる彼女の姿にとても、やるせなくなった。それは会場にいた誰もが感じたことだろう。
誰にも公平に訪れるものではあるけれども、やはりそれでも、死というものを迎えるに際して心構えのできる人は少ない。
やりばのない怒りと、悲しみと、それらをぐっとこらえて天を見上げて涙を流す。

Sは実家のすぐ裏のたくさんの木々に囲まれた本当に静かな場所に眠っている。
紫がかった彼岸花がサワサワと風に揺れ、ヒグラシの声が岩に染みとおる場所である。
ぽっかりと開いた空には真っ白な雲が悠々と流れゆき、光と闇をSの墓石へと優しく投げかけている。
わたしたちはその前に立ちつくし、かなりの時をSに捧げた。

 願わくば、Sよ。
 明るい笑顔を浮かべ、この地にてやすらかに眠れ。
 そしていつの日にか、訪れ会う地のあるならば、その満面の笑みで私を迎えてくれ。
 その時までの、しばしの別れと再会をきして今日の筆を置く。


・7月24日(木)

 今日の日記は読む方によっては気を悪くするかもしれない。とくに今日、一緒にお酒を飲んだ職場の方々にはそうかもしれない。そんなことを思ってたのか、と思えば、私であったとしてもいい気はしないからだ。
 書いてみればグチになっているだけなのかもしれない。情報の押しつけ感情の垂れ流し。
 読むのであれば、私のかなり個人的な部分に触れることなので、そのことだけはあらかじめ断っておきたい。
 
 

























 仕事中、実家からかかってきた電話。
 母からだった。
 そして―――
 突然告げられた幼馴染であるSの死。
 今日は仕事どころではなかった。
 それでも予定を変えるわけにはいかず、
 一日の仕事を終え、練習試合の組まれていた、
 バレーボールをやったり、皆で酒を飲んだりしたけれども―――もちろんそれらはそれで楽しかったし、いろいろな先輩方や新人さんなんかとも話せて充実した時間を過ごせたのだけれども―――それでも、「どうして?」という思いがもうもうと心の中に渦巻いていて、ああ、こんな楽しい時間をSはもう過ごせないのだなぁ、という、やるせなく、そんな当たり前のことが一番重たく心にのしかかってきて、どうしようもなく辛かった。
 友人達に連絡する。
 皆、驚いて、なんで? どうして? 
 そう聞いてくる。
 そんなこと私の方が知りたい。
 詳しい死因を知ったのはつい今しがた、日付も変わってからだ。
 脳溢血。
 眠ったままSは逝ってしまった。
 結婚ももうすぐに控えていた。
 正月には元気に遊んだ。
 いつも明るく笑ってた。ムードメーカーだったS。
 今年の日記の一番最初、新年は皆でSの部屋でオーケストラの演奏を聞きながら迎えたのだ。
 ………
 くそ、俺はなんでこんなことを日記に書いてるんだ。
 ものを書くと言うことが、こんなときほど辛いことはない。
 それでも―――書いてしまう自分が嫌になる。
 Sの死を悲しみながらも、客観的に自分の気持ちを考えているもう一人の自分がいるのだ。
 それでも―――こうして―――悲しいかな、文章に起していると自分の気持ちがはっきりしてくる。
 だんだんと沁みてきて、腕が震え、指先が震え、今ごろになって涙がこぼれてくる。
 ――今ごろになって、ほんとに、涙ってやつはでてくるんだ。不思議なもので。
 
 自分の中のなにかを表現するのにまず、言葉で考えてしまう。いつのまにかそんな思考回路が俺の中には出来上がっていた。
 式は日曜、私は土曜の朝に帰る。
 親友達の中で茨城にいないのは私だけだ。
 事務的な仕事、花をだしたり、友人達に連絡したり、それらは皆、地元の友人達に任せるしかない。
 
 普段、哲学書とか、死とか時間とかそんな思想で遊んでるくせに、そんなことをネタにして小説を考えているくせに、実際の現実に直面して自分がいかにもろいものであるか、今回はよく分かった。
 俺たちは生きてる。
 でもSはもう死んでしまった。
 もう変えられない。
 テレビでヒューマンドラマや医療ドラマがやっているけれども、それらは必ず自分とは一枚壁を隔てて伝わってくる。切り離して考えられる。だから安心だ。安心して感動できたり楽しめる。
 でも今日は違う。
 もうSは死んでしまった。
 もう会うことはできない。
 くそっ、――もう、会えない!! もう会えないんだぞ。
 分かってるのか。
 小学校から20年、それだけの時間を飛び飛びでも年に数回だったしても一緒に過ごしてきたS。
 こんなに辛いことが、人の死ということがこんなに辛いということが、
 もうどうにもなにかしていないと自分がおかしくなってしまいそうな、
 本当にほんとに、こんな勢いだけの文章でも書いていないと気持ちのおさまらないような、
 人一人が死ぬということの重みが、今日は嫌と言うほどわかった。
 分かった、というのは感じることができたということだ。
 人生には今の私より辛い思いをしている人がいるし、その尺度で考えるのならちっぽけなものであったとしても、この今の私の気持ちは今の私の本当の気持ちであるし、今の私自身であるし、それだけは真実である。
 
 ―――だからこそ考えることのできる、思えることもある。
 Sの両親や姉妹、彼女、彼らの悲しみは計り知れない。
 Sのぶんまでとか、そんなポジティブな方向に考えを向けなければならないのかもしれないが、今日から式が終わるまでは―――
 私はSの死を心から悼むし、そしてSとの関係に一つの区切をつけなければならないだろう。



 ・7月21日(月)

 三連休も今日でおしまい。終ってみればあっという間。予定のどれくらいの所が終ったのか、考えるのも嫌になってくる。……が、なんだかんだといっても好きなものは好きなので仕方がない。ガシガシ頑張ろう。

熊本でおこった土石流、事故に巻き込まれた方々の冥福を祈る。

27にもなって「ありがとう」とか「ごめん」とか、こんな簡単な一言が全く言えない人がいる。詳細は割愛。私も普段はこれぐらいのことではいちいち怒ったりもしないのだが……一応、私の友人のことなのでちょっと悲しくなった。


・7月20日(日)

 映画『躍る大捜査線』を観に行きたいが時間がない。朝っぱらから髪を切ってさっぱりとした後は、今日も今日とて原稿作成。CGではサマリアナのマップ作成に着手。なかなか思うように色が塗れない。


・7月19日(土)

 連休では睦月の定番となっているカレーをまた鍋一杯に作成する。
でジャガイモの皮をむきながら思ったこと。爪はやっぱり指先を守るためにあるんだなぁ、ということ。
私はジャガイモ、人参は皮むき器で剥くのですが思わず手許が狂ってしまい、あっ、と思ったときには皮むき器の刃が爪に食い込んでいた。下までは達せず血は出ずにすんだのですが、中指の爪がフラフラとしている状態。むりやりはがすとおそらく(いや必ず)その後が痛いと思われるので伸びてくるまでしばらくバンソウコウで補強することにしました。ふぅ〜って感じです。

証券会社に務める友人Sから電話。みずほのスターフューチャーズが話に上がる。FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座もやっているのだが、本格的に金融は勉強しないといけないな、と思う今日この頃。


・7月18日(金)

 今日、造ってしまったもの。さっそく撮ってみた。
GAT-X303 AEGIS 1/100scale

MSモードだよ MAモード! 

MSモードからMAモードに変形できます。最近のプラモデルは凄いですね。結構な迫力です。
こうして息抜き(?)をしつつ原稿に追われる私でした……

今はサマリアナ・サガの歴史を総括しているのですが、これが曲者でなかなか終らない。もう本番まで一ヶ月も無く、今回もきちんと製本はできない可能性が大です。明日からは3連休なのですが、それと個人的な用事もあいまって……まあ考えるのはよしましょう。とにかく目の前のものを片付けていくしかありませんものね。ちなみに頭痛はなおりました。


・7月17日(木)

 昨日のイメージの話を考えるのならば、今日の『Dr.コトー診療所』の展開もありなのであろう。脚本家のイメージ形成の力が、原作から得たイメージをどう変えていくのか、その力の一端を見た気がする。

原作に沿った展開であるのならば、妊娠した桜井幸子はコトーの手によって帝王切開、未熟児はコトーの機転によって助かるという展開になるはずだ(と思う)。10時25分くらいまで私はその頭でドラマを見ていた。それが自衛隊のヘリを呼んで本土の病院に搬送するという話になったとき、コトーの活躍の場がないではないか? とちょっとガックリきたのだ。でも残りの展開を見て、最後に村人たちに囲まれて祝福されている桜井と赤ん坊を見たときに、「ああ、これもありなんだな」と納得させられてしまった。
さて、次回は木村佳乃扮する女医が島にやってくる。原作の展開に縛られている視聴者をどう唸らせてくれるのか、また楽しみである。

頭痛が酷い。なんだか最近は無かったのだが、今夜のは吐きそうになるくらいにつらい。のでもう寝ます。


・7月16日(水)

 水曜のドラマはこれ、上戸彩主演『ひと夏のパパへ』(TBS)。今日が第三回。細かいところの演出やこだわりが個人的には評価できる。とくにショーパブ「まねき猫」のラストの歌&ダンスがその回の話を総括していてメッセージがストレートに伝わってくる。歌をもとにして話を書く、っていうのは一つの型であるがうまくいっているのではなかろうか。そしてキャスティング。ちゃらけてるけど人として真面目な面も持つ北村一輝、弱く味のある小日向文世、妙に力のはいってる渡辺いっけい、しめるところはしめる小林稔侍、それぞれが持ち味をいかんなく発揮している。シナリオもなかなかよいでき映えで今後の展開に期待できる。

しかし何年ぶりだろう。それでもワクワクする感情は昔とちっとも変わらない。
何が? といえばプラモデルである。
記憶を辿ってみるに多分、最後につくったのが中学生だったはずだから12、3年ぶりくらいではなかろうか。ニッパーでパーツを切り離し、綺麗に削って設計書どおりに組み立てていく。これが楽しい。そのうち機会があればデジカメでとってアップしたい。

「いまでも人々は想像力とはイメージを形成する能力だとしている。ところが想像力とはむしろ知覚によって提供されたイメージを歪形する能力であり、それはわけても基本的なイメージからわれわれを解放し、イメージを変える能力なのだ。イメージの変化、イメージの思いがけない結合がなければ、想像力はなく、想像するという行動もない。もしも眼前にある或るイメージがそこにないイメージを考えさせなければ、もしもきっかけとなる或るイメージが逃れてゆく夥しいイメージを、イメージの爆発を決定しなければ、想像力はない。」

私の好きな哲学者のひとりにフランスのガストン・バシュラール(1884-1962)がいる。これは彼の著書『空と夢:運動の想像力に関する試論』のなかの一節である。想像力、とはなにか。バシュラールの解釈はなんとも的確な表現ではなかろうか。なるほどな、と納得できる。
私も「ものかき」のはしくれであり、部屋にはやはり作品を作る上での資料と分類されるものがごちゃごちゃしている。私はその本や石や絵画や音楽やそういったもろもろのものを知覚し、そこから得たイメージをいじくり、切り離し、くっつけたりする。まったくなにもないところからイメージを作り出すのではなく、自分が得たイメージをオリジナルなものへと次々と変換していく。まさにバシュラールの言うとおりである。


・7月15日(火)

 オールスター。MVPは二本塁打を放った巨人の高橋由伸。巨人ファンはちょっとは楽しめたかな。

今日から新しい機械が職場に導入されたのだが……しかしなんだろう、そんなに問題がはっきりとしているのならなぜ、それを治してから実戦投入しない? 現場でのテストはしているのだろう? これ以上はどうしようもないグチにしかならないので止めておくが、ほんとうに訳がわからん。


・7月13日(日)

 なんだかついこの間5000ヒッツだと思ったらもう6000ヒッツです。
いつも見てくださっている皆様、ありがとうございます。

 夏コミ用『俺屍』女神イラスト、一枚完成。ポストカードにしようかとも思ったんですが、せっかくなのでA4版PM写真紙にプリントアウト。ちょっと自分でみとれてしまう。個人的には六ツ花御前よりいいでき映えなのでは、と愚考しております。誰を描いたのかは当日までのお楽しみということで。今のところ、ご来店いただいた方に差し上げようかと考えております。よろしかったら来てくださいね。

夢枕獏『陰陽師:生成り姫』が文庫になったので購入。


・7月12日(土)

巨人阪神戦。
しかしまあ、なんというか、呆れてものもいえん。阪神ファンからも同情の声があったそうではないか! 原監督はベンチで帽子を叩きつけてるし、あの原監督がだ。これはよほどのことだ。
しかしまあ、その気持ちもわかる。テレビ放送が始まる前の2回で既に勝負は決していた。
つけた瞬間、12-0。失策が4つも。連夜の10点差ゲームだ。
どっかのホテルが阪神勝ちゲームの点差を割り引き率に適用しているそうだが、10割引き、つまりタダですよ、タダ。そんな日が今年はもう何日あるんでしょうか? ホテル経営者はまだ余裕で笑っているそうですが、このままのペースでは10月には潰れてしまうかもしれません。
あらためて阪神の強さを見せ付けられた今日のゲームでした。


・7月11日(金)

 さんのページで二重人格度チェックというのを見たので私もやってみた。ま、こんなもんでしょ。

あなたの二重人格度★★★

あなたはの二重人格度はとても低いようです。堅実な歩みをしたいと思っているけど、そんなにお堅い性格ではないあなた。ほどほどに慎重で人当たりも良く、激情にかられることはほとんどないでしょう。仕事でも家庭でもクールな印象を周囲に与えそう。それだけに恋愛ではなかなか本命になれず、苦労するかもしれません。将来のことはのんびりと構えていても良いですが、恋愛の場合はすばやく攻めることも必要です。ここぞ!という時に無口になってみてください。きっと良い結果が…。健康面では肝臓・腎臓関係の病気に注意していれば、大病をしなくてすみます。

友達の選び方

あなたにぴったりの友達は、同年代よりも年上か年下の人がいいでしょう。年下の友人の柔軟さと、年上の友人の落ち着きを学ぶことができたなら、あなたの交友関係はほぼ完璧といえます。ただし何かを相談したいときは、同年代でユーモアのある友達がおすすめです。

テレビ朝日の深夜番組で薀蓄を語るものをやっていた。その中から。
葬式のことを「うぐいす」という。
鴬はホーホケキョと鳴きながら梅の樹にきますよね。「ナキナガラウメニクル」つまり「泣きながら埋めにくる」でお葬式というわけ。へぇ〜。


・7月10日(木)

 『Dr.コトー診療所』を観る。直後に斎宮から電話あり、少し話す。斎宮は私の一つ下の後輩であるが、作品に対しての批評眼はなかなかに鋭いものを持っている(と私は思う)。彼はリアルタイムで原作を読んでいたそうなのだが、原作よりもドラマの方が面白いという。私は原作10巻をこの間の土日で読んだのだがその感動がまだ少し残っているので微妙に甲乙つけがたい。ドラマは細部の設定をアレンジしてはあるものの原作の良いところを充分に表現できていると評価できる。これからも楽しみだ。

キリバンの話。
斎宮『もうすぐ6000ヒッツですね』
私『そうだなぁ、ああ、すまんな、まだリクエストの小説、手つけてないや』
斎宮『いいですけど……5963(ゴクロウサン)とか踏んだらどうします?』
私『そうだなぁ、それじゃ、俺になにかくれよ。』
斎宮『え?』
私『ほら、日頃お世話になってるじゃん。感謝の意味を込めてさ。あっ、なにか書いてみる? そしたら睦月庵にのっけてあげるよ』
斎宮『そうですか……じゃ、なにかお題くださいよ、それで書いてみますから』
私『よし』
というわけでそのうち斎宮の短篇が載るかもしれません。
お題はなににしようかしらん。

藤沢周平『たそがれ清兵衛』他の短篇を読み終える。個人的には一番最後の「祝い人助八」がおもしろかった。ちなみに祝い人は「ホイト」と読み、いわゆる物乞いのこと。このラストがいいんだ。時代物が好きな方は是非。


・7月9日(水)

 やるせない……
いろんなものに対してやるせない思いがつのるが、なによりも同じ時間を生きている自分に対してやるせなくなる。
長崎の幼児殺害事件、犯人は12歳の中学生だった。
全く無関係な顔をして生きていける―――そうしようと思えばそうもできる。事件は長崎、私の住んでいるのは千葉。なんの関連性もないし因果性も直接的なものを考えればゼロだ。
それでも、考えざるをえない。
そして原因がわからないのなら(いや、いろんな原因はあるとは思うのだが、それらを一つ一つあげていてもキリがないし自分の力でどうにもならないことが多い)、自分を省みる。ちょっと前に『ペイ・フォワード』という映画があったけどあの中に出てくる少年と同じ考えだ。一つの幸せが連鎖的に世界中の幸せにつながっていく、というあれだ。 
しっかりと生きていこう。


・7月7日(月)

 七夕。そして小暑、今日から本格的に暑くなってくる。夏本番というやつだ。
で―――中学生くらいまでかな。七夕、っていう言葉やイベントなんかに関連してくるのは。
この年になると「七夕祭り」なんてものも縁遠い存在になってしまう。

古来、日本では七夕の朝に、若葉につのった朝露を集めたり、女性なら体を清めたりなど、水に関連する風習がある。だからというわけでもなかろうが、記憶にある七夕というのはえてして天気の悪い日が多い。私個人の思い過ごしかもしれないが、心当たりのある方も多いのではなかろうか。


・7月3日(木)

 前々から予告されていたLAN変更に伴うもろもろの設定が終了。これもいい機会だと思ったので、メモリを256M、HDを120G増設しました。本当はメモリを512M増やしたかったのですが、OSが98seではうまく機能しないとの話をきいたので断念。まあなにはともあれ結果、内臓のものとあわせるとメモリは384M、HDは160Gとなりました! 書き溜めていたCGなんかは全部外付けHDへ移して整理。そして肝心のメモリは……ほとんど感動モノで処理速度が大幅アップ!!! 以前はPainterなんかでも水彩の一筆ごとにイライラしていたのですがまったくそれもなし、スムーズに描けます。これでようやく水彩や油彩にも手を出せるというもの。本当にどうしてもっと早く増設しなかったのだろう、というくらい。

オールスターの投票結果。オール阪神。巨人は一人もいない。
まあね、今シーズンは仕方ないやね、実力、実績申し分ないもの。

ドラマもワンクールが終了し、続々と新しいものが始まっている。今日はフジ10時から『Dr.コトー診療所』吉岡秀隆、柴咲コウ主演の医療ヒューマンドラマ。妻夫木聡の『ブラックジャックによろしく!』など最近、本当に医療モノが多いですね。
Dr.コトーは原作を知らないのですが……いわゆる赤ひげ、みたいな感じかな。腕前は一流、人間もひとあたりよく結構できてる。が、若さゆえの悩み、そして医術への情熱が吉岡を駆りたてる。設備のほとんどない、本土から6〜8時間も船に乗らねばいけない島で、医者として人として男として、活躍、成長していく、そんな筋だろう。
初回を見た限り、結構、期待できると思う。エンディングが中島みゆきなのも個人的にポイント高い。


・6月30日(月)

 月末の月曜というのは忙しい。おまけにこの時期、株の配当金の支払いが集中していてそれだけでも仕事が一つ増える。


・6月27日(金)

 飲み会。S先輩が研修に行って来たのでその話など。全国でもトップクラスのセールスパーソンが参加する研修だそうで……凄いです。
で、ひとしきり資料を使ったりして話をきき、あとはいつもの飲み会。山手線占いというのをやってみる。
ちなみに私は「西日暮里」でした。

<性格:趣味がこうじてプロ転向型>
表面は穏やかだが、趣味に没頭するととことんのめりこむタイプ。趣味がやがてプロ並みになり、それが一生の仕事になる。他人とはちょっと違った趣味嗜好を持ち、頭脳明晰で論理的な思考に長けている。人に頼られると最後までつきあう頼もしい親分肌。しかし、どこか孤高で、思い込みが激しく、時々手に負えないほど頑固&カン違い。

身近にそういう友人がいるし……かなりあたっている、と思うんだけど……

<恋愛>
恋愛においても深く相手にのめりこむタイプ。しかし意外に内気で、思いを相手に伝えられず片思いのままということもしばしば。熱しやすく冷めやすいが、一度真面目な恋愛感情を持つと、相手をじっくり観察し、納得したうえでつきあうので長続きする。非常に潔癖なところがあるので相手の浮気や遊びは許せない。


・6月24日(火)

 バレーボール練習。参加人数は8人、過去最低ではなかろうか? 4対4で試合、さすがに一人あたりのカバーしなければならないスペースが広く苦労する。が、それなりに楽しかった。今日も新人さんのキャラクターが爆発していた。

注文しておいたハリー・ポッターの最新刊 Harry Potter and the Order of the Phoenix が届く。US版はペーパーバックではなくハードカバー。ちなみに870ページもあったりする。これで1750円くらいなのはお得かもしらん。が、これはちょいと時間がかかりそうだ……シナリオ作成の合間に読もう。


・6月23日(月)

 休日。午前中にたまっていた用事をすませる。パソコンのLANボードやメモリを物色してみる。メモリは切実に欲しい。

R・ジョーダン『昇竜剣舞』7巻。


・6月21日(土)

 なんだか結婚式が多いなぁ、と思う今日この頃。
今日も今日とて職場の同期、Mにいさんの結婚式。五反田の「ゆうぽうと」にて。式から参加させていただきました。2次会のビンゴでは男女ペアになり二人がそれぞれ揃わないと上がれないシステム。他にも異性の名前を16人分聞いてビンゴ表替りにするなど面白い趣向がコラしてあったのですが、なにぶんあの人数ではうまく機能しきれず、バタバタとしてしまったのが残念でした。楽しかったけど。ちなみに私は女の子とペアの携帯入れをいただきました。
そのあと友人たちで軽く飲む。
本当に久しぶりだったI氏などもいて懐かしさ半分、物珍しさ半分、といった感じ。
9時40分ぐらいに、虎の門にて解散。いつもなら全然早い時間なんだけど、さすがに朝の10時30からやってるといいかげん疲れてくるもんです。
A、E、Fと私の4人で銀座線に乗りこむ。新橋でEと私は総武線快速に乗り換え、市川まで帰ってきました。映画『ウォーターボーイズ』をBGMにお約束といったラーメンを食い、別れる。


・6月20日(金)

 夜中、酔っ払った勢いなのだろうが後輩Kちゃんから電話かかってくる………


・6月17日(火)

 午前中は深川で研修。結構ごぶさたしている方たちにもあったので挨拶する。
『アメリカン・ビューティー』という映画を何気なくつけていたのだが結構おもしろかった。登場人物一人一人が抱えている問題とそれらの状況がかみ合っていないにも関わらず、フィクションとして存在してしまう場。滑稽なようでいて、テーマもバラバラみたいだったけど、作品の伝えんとするところはフワフワと、作中、落ち葉とともにまっていた優しいビニール袋のように妙に心の中に落ちついた。

斎宮さんと長電話。携帯の時間をみたら74分。結構な時間である。
いろいろと……そう、ほんとに。
いろいろと頑張らなくちゃ、ね。


・6月16日(月)

 栗本薫『グインサーガ』90巻。いちおうあと10巻でお約束の100巻なのですが、話はもう作者も公言しているように100巻では終りませんな。
藤沢周平『たそがれ清兵衛』。阿刀田高の短篇を読もうと思ったのですがなんとなくこっちに手が伸びてしまった。時代劇はいいですね。
新婚旅行から先輩のSさんが帰ってきました。青森のほうへ行っていたそうで……お土産においしいリンゴジュースをいただきました!


・6月15日(日)

 なんだか、体は痛いし微妙にお酒は残ってるし、でグウタラと一日を過ごしてしまった。
実家から弟の結婚式の時に家族で撮った写真が送られてくる。母が写真屋に勤めているので額もきちんとしたものだ。弟夫婦に私と妹、それに両親。祖父が入っていないのは母からの、親子だけで撮りたいというたっての希望のため。
夜中、フジでドストエフスキーの『罪と罰』についてやっていた。金曜日だったかな?ちょっと忘れた。そこであらすじを5秒で紹介するっていうのをやったのだが……「金に困った貧乏学生が金持ちの婆さんを殺してしまう……」
「それだけかよ!!」
私は思わずテレビに向かって突っ込んだ。
そりゃね、お読みになった方はお分かりかもしれないが、ああ、確かにその通りさ。
主人公のラスコーリニコフが金に困ってズバッとやっちゃうよ、でもそっからあのラスト、愛すべき可憐で健気なソフィアとともに立つ、清浄なるシベリアの大地での復活のシーンまでが見せ場じゃないの。徹夜してでも読んでしまう面白さじゃないの。


・6月14日(土)

 ボーリング大会。成績はまあ中の下といったところ。あまり揮わなかった。ま、いいやね、幹事だし。皆楽しんでもらえたようだし。御の字です。そのあとは打ち上げ。ボーリングを1次会と数えると4次会までいきました……
しかし今年の新人に初めてあったのですが、かなりパワフルな子でした。
自己紹介も兼ねてのところでいきなり『天城越え』を熱唱してました。しかも4次会までついてきて徹夜しそうな勢いだったし……元気なのはいいことです。


・6月13日(金)

 明日のボーリング大会の準備。会場は錦糸町のロッテプラザ8F。S先輩の車で景品なんかを運び、軽くうち合わせ。S先輩はそのまま徹マン、私は帰ってその他の準備。明日へ備える。


・6月11日(水)

 今日の巨人×ヤクルト戦。高橋の連続安打は10で止まる。球団史上ワーストタイの19失点。それにしてもこんな試合をしていてはとても阪神においつくなど夢のまた夢。ペタジーニはアメリカへ帰国。ヤンキース松井の活躍がとっても羨ましく見えてしまう一巨人ファンなのでありました…


・6月8日(日)

 10日に部屋の消毒があるので、片付けをする。あとはシナリオ書き。この2ヶ月が勝負です。


・6月7日(土)

 友人Eの引越し第2弾。午後からレンタカーを使ってEの新居へと運ぶ。
引っ越しおわって、EとEの彼女のMちゃんと市川の God Mother という和洋折衷の飲み屋にてお疲れ会。ま、私はごちそうになっただけでしたが。ロールキャベツがボリュームがあって美味しかったかな。いろいろと話せて楽しかった。Mちゃんは時計職人の専門学校生で普段では聴けないようなネタを持っていて面白い。「ドライバーで何かを作る」のが普通だが、彼女にかかれば、まずヤスリで「ドライバーを作る」ところから始まる。まあなんだかんだで、二人とも楽しんでくれたみたいだし、私も楽しかったし。「これからも末永くおつきあいを……」なんて改まって言われるとかえって照れくさい。「こちらこそ、よろしく」って感じです。


・6月6日(金)

 私の職場前のT字路にて交通事故。左折しようとした大型トラックの前輪に小学生の女の子(6歳)が乗った自転車が挟まれた。幸い、女の子は擦過傷程度ですんだ。現金なもので、職場ないのソファに坐りながら足をブラブラさせて「痛くないよー」発言。これには皆、苦笑。いちおうーね、骨にヒビとか入ってるかもしれないからとりあえずおとなしくしよーね、ってな感じで救急隊の人もやさしく宥める。大変だったのは脇にいた少女のお姉ちゃん。年は一つ二つしか違わないのだろうが、妹の事故に責任を感じてしまったらしく、涙。母親から5時までに帰ってくるように言われていたらしく、時間をしきりと気にしていたのも健気だった。親に連絡がつかないので、担任の先生に連絡を取り、救急車を呼ぶ。警察官も来て現場検証。上司がポラロイドカメラにて写真を取った。しばらくすると親も来て、病院へ。まあ、大事にならずにすんで良かった。聴くところによるとこの篠崎街道、以前にも事故があったそうでそのときには高校生の自転車、死亡事故だったらしい。


・6月4日(水)

 台風接近。今年は多いのだろうか。
夏のコミケ当選通知が届く。睦月庵の参加スペースは「8月16日(土)東P−12b」である。サマリアナの短篇と解説、俺屍のイラスト、短篇を出す予定。


・6月3日(火)

 通信教育のテキストなどが届く。


・6月2日(月)

 野尻抱影著『星三百六十五夜 夏』中央公論新社、購入。四季に応じて一冊ずつが既刊である。星が好きな方には是非、薦めたい一冊である。 
その中の6月2日の項に、ビルマ戦線に参加した弓部隊の軍人富田新作氏から5枚綴りのハガキをうけとったというエピソードが紹介されている。火器が主力の第二次大戦に弓矢部隊などあったのか、と驚くと同時に、『ビルマの竪琴』に描かれているように、その地に眠る多くの先人たちへ黙祷を捧げる。
で、星の話であるが、オリオンの三ツ星の話がハガキには記されていた。ビルマではオリオンをフミヤー(矢)と呼ぶそうである。あの三ツ星が斜めに山々に突き刺さって見えるからだそうである。ちなみにインド神話ではオリオンの三ツ星をイシュス・トリカーンダ(三節の矢)というそうだ。矢といえばついこの間まで書いていた Tiger も古ペルシア語のチグリ(箭=や)に起源がある。
以前にも書いたと思うがオリオンは私の一番好きな星座である。
好きなものにはアンテナを張っておきたい。


・6月1日(日)

 今日の夕焼けは圧倒的だった。
ビルの谷間の遥か向うは未だ蒼く、高潔な昼間の大気の覇者の名残を静かに留め、そこにむかって時は流れゆき、そして音も色も光でさえも、私の感じる全てのものがそのひとつの空間に向かって吸い込まれていった。
夜の帳が下りる前の、天空の宝石をかすかに散りばめた恍惚とさえいえる瞬間。
たまらず私はシャッターを切った。


・5月31日(土)

 早朝から津田沼のサトームセンにボーリング大会の景品を買いに行く。なんと朝、4時45分起き! 限定安売りの商品を買うためだ。そのために前日からS先輩のウチに私とMはお泊り、夕べは岩手牛の焼肉を御馳走になった。上カルビ、本当に美味しかったです。
季節外れの台風。
午後から友人Eの引越し。雨でダメかと思ったけど6時半には雨もあがり、せっかくレンタカーも借りているので、ということで半分ほどを運ぶ。残りの片付けとか細かいところは来週まわしに。

12チャンネルで「美の巨人たち」という番組が放送されているのだが、これが面白い。いぜん、私も好きなロセッティなども取り上げた番組だ。そのチョイスがなかなかイイ。
で、今日は「聖なる殺人者」と呼ばれた画家カラヴァッツイオ。ルーベンスやレンブラントに影響を与えた画家である。彼の活躍した16〜17世紀というのは宗教的にあれた時代で、カトリックとプロテスタントの抗争が耐えなかった。カラヴァッツィオは聖母子に遭遇した巡礼者という題材においてその巡礼者の足の裏に視点を合わせている。すなわち、足の裏は土やら何やらで「よごれて」いたのだ。それまでの宗教画といえばラファエロなどのように荘厳なある意味、観念性重視の作品だ。そこにもってきて、宗教画であるのに、旅で薄汚れた足をしっかりと描ききる。ここに異端的なしかし彼の才能の煌きをみることができる。

巨人戦……9回だけで11失点……なにもコメントなし。頼むよ、本当に……


・5月30日(金)

 夢をみた。かなり訳の分からぬ展開だった。

私は浅野忠信という作家の従弟で、とある研修に参加していた。クラスには隣の席にいつも私につっかかってくる眼鏡をかけた女の子。国債の申し込み用紙記入の授業中に眠くなった私は小説家を目指しているなどと口走り、ネタをいろいろと書き散らしあとで眼鏡に笑われる。中学以来の親友のTもクラスメイトで彼に記入の仕方を教える。パナウェーブ研究所の千野代表が非課税貯金を申し込みに来たときどうやって断るのか? ということを先生は延々と説明している。老人、じゃなくて、障害者なのか?
で、研修は終る。その最後に各賞発表。クラスで一番背の高いヤツということで「たかのっち」と呼ばれる友人が一位に。が、実は「しんちゃん」の方が1cm高いのだ。私はそのことを知っていて先生に抗議したのだが、身長も戸籍に登録されていて変更することはできない、という理由で却下される。
そしてボランティアでこの研修に参加してくれた人が表彰される。研修でそんなやついるのか? と思っているとなんとそれが私と小学校時代の女友達Tだった。
このとき、隣の眼鏡の子が実は浅野という名前で、私の親戚であることが判明する。
研修を終えてもどってくると皆が迎えてくれる。
「やっぱり俺がいるとこう、まとまりが出るっつーか、しまるっつーか…」ということを皆の前で言う。
皆の笑い声に囲まれたあたりで、はっと(本当に)目が覚めた。

こうして文章に起していると伝わらないかもしれないが、夢に出てきた配役がかなり衝撃的であったので近くの紙にとりあえず書きなぐっておいた。

己の夢を知ると言うことは自分が現在何を考え、何を望んでいるのか、ということを知る手がかりにもなるものである。必要ならばそれを考え、明確に自己の一つとしてとりこまなければならない。
自分で自分の夢を、しかもこんな夢を心理学的に分析してみるのはかなり気が滅入るのだが……
ツールを知っているとやってみてしまうのが悲しいかな、というところである。
いちおうフロイトとユングと二通りのツールがあるのだが、リビドー、性的衝動に直結していくフロイトよりも、個人的にはユングが好きなのでそちらで考えてみる。

結果は…ま、想像してください。

<追記>
ちなみにいつもこんな夢をみているわけではありません。
私の夢はカラーです。


・5月29日(木)

 今夏完成予定のノベルゲーム『蛍ノ唄』。シナリオが私と斎宮(だけど考えてるのは皆だね)。CG&プログラムが季衣如。音楽が耶律鶯牙というメンツ。今まで予告編だの、前編だのは出ていたのですが、もうこの夏が最終締切。
ということで自分に活を入れるためにもOPテーマを私のHPでもアップしてみました。WindowsMediaPlayer で聴けますね。
歌ってくれているMASAさん。彼女の高く澄んだ声は圧倒的です。
作曲は耶律鶯牙。才能をつぎこんだ渾身の一曲です。
ちなみに今回、曲まであげたのはオープニングの一番だけです。
オープニングのラストとエンディングテーマは、夏発表です。


・5月28日(水)

 私の職場は江戸川堤防沿いにある。仕事中、鳥の鳴き声がするなと思ってふと外をみると、なんと1メートルと離れていない樹にヒヨドリが巣をかけていた。窓から手を伸ばせば触れる距離に、である。巣は大部、完成している感じで間もなく産卵ということになるだろう。ちょっと楽しくなった。


・5月27日(火)

 チマチマと原稿を進めているとタマに息抜きがしたくなる。ビデオに撮ってある『世界遺産』も見たいし、でも見るとハマルからなぁってことで、いんたーねっとえくすぷろーらーに浮気。ダブルクリック。いつも回っているHPを見ていると……いきなり画面がフリーズ。うわっ! 時間にして30分ちょっとの文章が消えた……ま、不幸中の幸いというやつか。これはもっと真面目にとりくめという神(?)の意志か?


・5月26日(月)

 夜、電話をもらう。今週末、長いこと研修に行っていた友人Eが帰ってくる。久しぶりのシャバって感じなのだろう。新居も決まり、私は引越しの手伝いを快く了承した。

東北地方で震度6の地震。この辺も震度3〜4弱ぐらいはあったようだが、その時間、バスに乗っていた私は全然気付かなかった。


・5月25日(日)

 長かった……カレー三昧の日々は今宵で終りを告げた。
シメはカレーラーメン。インスタントの袋ラーメンに、鍋の中に残っていたカレーを綺麗に全部ぶちこむ。いかにも貧乏学生が食しているような食事だ(いや、実際問題貧しいのだが…)。

5000ヒッツ記念イラストをアップする。
写真紙にプリントアウトしたものをキリバンゲットしたユウさんへ献上。


・5月24日(土)

 原稿&イラスト描き。実家から電話。この間送った、ハリポタDVDの見方が分からないと言う。ノートパソコンにいれるだけなのだが……電話で説明しても両親だけではいかんとも……だめだったらしい。「いいわ、あなたたちのうち誰か戻ってくるまでまってるから」とお気楽な母。っていうか、私は夏休みまでは帰らないだろうし、弟は新婚さんだから帰ってくる用事もないだろうし、妹も東京だからなぁ……最悪は夏までおあずけ?


・5月23日(金)

 週末に備えてカレーを作る。トマトとナス、ガーリック風味。ルウはお母さんの味、ハウスバーモントカレー辛口、1パック。作り方はてきにーに。
玉葱ニ個、みじん切りにした時点でかなり涙が止まらない状態になるも、めげずにバターで炒めていく。これが終ったら別の鍋にカツオ節と味の素で出し汁をたっぷりと作る。その間にジャガイモ、人参、ナスを切り分け、にんにくを摩り下ろす。オリーブオイルで豚肉を炒め、これらを一つの鍋に入れて出し汁で煮こんでいく。灰汁をとったら、ホイールトマトの缶詰をまるまる一個いれる。カレーは真っ赤なトマトスープ状態。しばらく煮込み、ルゥを溶かしこむ。りんごヨーグルト、ハチミツ、ウスターソースなどを入れ、最後にガラムマサラ、クミンなどの香辛料と刻みネギを振りかけて風味を整える。味見。
カレーの辛さよりも、にんにくの辛さが強すぎたのでちょっといつもよりハチミツを多くいれてみた。
ま、味がなじむまでは仕方ないかな、と適度なところで妥協してカレーライスを食した。
これで巨人が勝ってれば言うことなしだったのだが…


・5月22日(木)

 5000ヒッツ記念のイラストに着手。ユウさんからのリクエストは『俺屍』の六ツ花御前という神サマ。下絵を書いてペンをガシガシいれてみる。うーむ、元にある清楚なたたずまいはどこへやら、瞳が大きくなりすぎたせいか多分に子供っぽい印象を与えてしまう。頭の飾りもよくよくみると昔の香港映画のキョンシーみたいだ。……ま、気にしない。気にしない。

ニュースから。
中国帰りの山崎幹事長ら三人の議員は、国民が10日の自宅待機を命ぜられているにも関わらず3日で議会へ登場。マスクをした何食わぬ顔でへっちゃらさ、とばかりにしゃべりまくり、挙句の果てにはカメラを向けコメントを求める報道記者に「俺たちは命がけでいってきたんだぞ!!」みたいなことをのたまう始末。ま、それが仕事だからそこのところは立派かもしらん。だがしかし、なぜ周囲の空気が読めんのだ?お前等は。 おとなしく10日も待ってれば何の問題もなく、また見本ともして好印象を与えることができただろうに。SARSの可能性が完全に否定しきれていない状況なのだから自重して欲しいものだ。
最近、明るいニュース、ないなぁ…


・5月21日(水)

 普段味噌汁まではつくらないのだが、今日は何気なくつくってみた。ダシは鰹節と味の素。具材は刻んだネギととき卵。おかずは納豆とスーパーでタイムサービスだった串カツ120円。

本屋で谷川俊太郎の詩集を立ち読みしてみる。
「二十億光年の孤独にくしゃみ」をしてしまうようなふとした思考時間を過ごすこと。
繰り返しの日常に飲まれ脳ミソの腐ってしまうような生活に埋没していてはいけない。

パトリック・オブライアンの英国海軍の雄ジャック・オーブリー『勅任艦長への航海』を読み始める。


・5月20日(火)

 NHK教育7時からの『十二国記』が結構楽しみ。ホワイトハートの文庫はほとんど手を出したことがないのだが、これも読み始めたら止まらなくなるかもしれない。

R・ジョーダン『昇竜剣舞』


・5月18日(日)

 何気なくつけたテレビの放送大学でラシーヌの悲劇『フェードル』をとりあげていた。たまたま岩波のラシーヌ作(渡辺守章訳)『フェードル/アンドロマック』を読んでいたところだったので興味深く見る。芝居は日本風にアレンジしてあり衣装なども古代ギリシアというわけではなく、歌舞伎などの衣装をつかっていた。ヨーロッパなどでもそうらしいのだが、現代において古典劇などを演ずる場合、その衣装というものはたいていアレンジするのだそうだ。ストレートに古代ギリシアの衣装をつけることはまずないという。


・5月17日(土)

 午前中はグロッキーだったが、必要な書類を取りに三田校舎へとしばらくぶりに足を運ぶ。田町駅の改札が改修され、いくつかの店舗が様変わりしていた以外はとくに変化なし。懐かしいかぎり。帰りは雨となった。


・5月16日(金)

 職場の新人歓迎会だったのだが私は用事があり欠席。


・5月15日(木)

 何事もなし。


・5月14日(水)

 「聖戦ファンド」ってどんなんじゃい?
PW研究所への強制家宅捜索が入った。書類、車両などが押収されたわけだが…資金集めのためのファンドの名前がこれだもんな。ニュース見ながら吹き出してしまいました。千野代表はふつーのばあちゃんでしたね。見た感じですが…

昼間ねむけ覚ましにふと思った。職場の隣を流れてる江戸川にアザラシが来てたらなんて名前になったんだろう?
エドちゃん? はすぐに却下される。かわいくない。
思考のベクトル変更ということで……エドガー 
自分で考えて思わず吹き出す。
外国から来たんだしね。イギリス系もいいのでは。それに機械が得意そう(分からない人はいいです)
かなりおバカなことに脳細胞をつかった一日だった。

創元社の「知の再発見」シリーズ69、『紋章の歴史:ヨーロッパの色とかたち』をめくる。小説に登場するキャラの紋章を作ろうと思って…
紋章には6つの基本的な色がある。すなわち

金色(黄)・オール/銀色(白)・アルジャン/赤・グール/黒・サーブル/青・アズュール/緑・シノープル

であり、また第7の色として紫・プルプル(←面白いね)がある。見て分かるとおり紋章用語はフランス系ですね。ちなみにそれぞれの色の観念が重要なのであって赤ならば朱色、深紅、ピンク…などどれでもいい。
そしてこれらの色は二つのグループに分けられる。

1.金、銀
2.赤、黒、青、緑

そして動物の下や爪といった細部以外には同一グループに属する2色を並べたり重ねたりしてはいけない、という規則が存在するのだ。たとえば、下地が赤のものに金銀のライオンの紋章はいいが、青・黒・緑のライオンは不可ということである。
私の小説にでてくるファナ・ソーリスというキャラは銀狐とあだ名される。よって紋章には銀の狐が組みこまれる。規則に従うのなら下地は赤、黒、青、緑のいずれかとなる。彼女の活躍する国マースは赤がイメージカラーなので…赤かなぁ。それと彼女の武器である2本の槍。この辺でデザインを考えてみよう。

◆明日、何もおこらんとは思うけど、いちおーね、ちんぷな言葉になってしまったが世界平和を就寝前に祈願しておく。


・5月12日(月)

たまに自分が嫌になるときがある。
仕事をしていると必然的に夜、洗濯、ということになるのだが…
風呂に入っている間に洗濯しようと思って洗濯機にぶちこんでおいたはいいが、なんとスイッチを入れ忘れていたらしい。風呂でて、くつろいでゲーム(↓)にはまってしまって予定の1時間を大きくオーバー。それでもう終ってるだろうと思って、洗濯機の蓋を開けてみると…
洗剤(アタックね)がふりかけられたままのシャツやら下着やらとご対面。
このとき振り上げた拳をどこに下ろしたら良いのか、ちょっと悩んで、それはため息と共に急速にしぼんだ。
そのままにもできないので、スイッチを入れなおしました……

 PS2ゲーム『魔界戦記ディスガイア』の攻略本を購入しました。このソフト「最凶のやりこみゲーム」と銘打ってあるのは伊達じゃない。底が見えてこない面白さがある。シュミレーションRPG好きの人にはオススメの一本です。というか私が今までやったゲームの中で上位10本には入ります。で、LV4000(!)のボスを倒すため、キャラ育成とアイテム作成に励んでみた。

夕べの地震、結構大きかったですね。私が住んでいる辺りは震度3〜4。被害は積んであったCDの山が崩れたくらいかな。

ハンス=ゲオルク・ガダマー(巻田悦郎 訳)『詩と対話』法政大学出版,2001
冒頭のヘルダーリンについての部分を読む。


・5月10日(土)

 TRPGの第3回。今回も荒れ模様のシナリオ展開。風呂敷広げすぎた能力&アイテムはうまくバランスがとれてなかったし、シナリオ進行もなかなかこちらの思うとおりには進まなかった。ま、それが面白いところでもあるのだが…
今回の小道具は「ルーン占い」。
学生時代に買ったもの。まず占いたい事柄を聞き、次に石に刻まれたルーンを袋の中から3つ引いてもらい、それぞれを過去・現在・未来として占う。結構、好評だった…と思う。
『デルフィニア戦記』18巻を読み終えました。最後はパワーダウンだったかな。


・5月8日(木)

今日は夕方から雨で寒かったですね。
ウチの寮、お風呂は外にあるので風呂アガリだとすぐ湯冷めして風邪を引きそうです。
で、髪を乾かして布団の上にちょっと横になったらそのまま意識が薄れ、気付いたら1時……
ああ、今日もやることがたくさんあるのに。
でも忙しい忙しいといってそれを理由に他のことを怠けていてはいけません。頑張らなくては。

新聞をどこから読むか、という問に、死亡記事の欄からという人が結構いたりする。自分に関係している人の名前が出てきはしないか、そんな思いからめくるのだが……
今日、届いていた『英語青年』6月号。
慶応義塾大学教授の海保眞夫氏逝去(64歳)のニュース。直接、氏の講義を受けたことはないが、私が学部の時は確か大学院の授業等をなさっていたように記憶する。スウィフトを中心とする18世紀英文学が専門で、私が学部2年の夏休みの共通課題に Gulliver's Travels がキーツの詩などとともにまるまる全部試験範囲だったのを思い出した。今思えば氏がいたればこそだったのかもしれない。
ご冥福をお祈りします。


・5月7日(水)

 休み。お昼に先日届いていた「長崎皿うどん」を食す。レトルトの具をあっためてパリパリの麺の上にかけるだけ。簡単で、結構うまい。キャベツとか海鮮類とか、自分で具をたせばかなり食える。
昼間、日が差し込んで部屋が熱かったので今年初めてクーラーをつけました。
立夏も過ぎ、もう夏、ですね。


・5月4日(日)

 古本屋で見つからなかったので、結局、友人である季衣如から新書版『デルフィニア戦記』7〜18巻までを借りてきました。ありがとう!! ええ、そりゃもう、寝る間も惜しんでせっせせっせと読んでおります。しかしまあ、こんなにまとめ読みしたのはしばらくぶりなのでさすがに目が疲れました。
第1部はかけねなしに面白いですね。王都奪還と父である伯爵の死。このあたりは本当に涙をながしながら読んでました。ここまで心情の伝わってくる文章をかけるのは凄いです。


・5月1日(木)

 茅田砂胡『デルフィニア戦記』1巻を読む。読もう読もうと思っていてついぞ読まなかったのだが……読み始めるとこれが結構おもしろい。シリーズは18巻でているみたいなので、GWの過ごし方の一つはこれで決まった。


・4月30日(水)

 なぜか物凄く頭がいたい。
もう四時すぎくらいからは気持ち悪くなるくらい。かなりヤバかった。眼の奥はジンジンするし、肩は痛いし、それでも月末なので仕事を片付ける。早く休もう。
昼の「笑っていいとも」で中尾彬が一日一冊本を読む、といっていた。一冊は……なかなか読めない。でも20年もこれを続けているのだという。感心した。

どうでもいいけど、松浦あやの午後ティーのCM。なんどみてもウイスキーに見える……のは私だけ?


・4月29日(火)

 休日。いい天気。先日の休みに外に洗濯物を干そうと思ったら物干し竿が他の人たちに使われていて、とても悔しい思いをしたので今日は6時45分に起きて洗濯開始。部屋の掃除をするのと、冬物の布団をしまうので……干せるものを全て干す。半分くらいの物干し竿を占拠。風になびく洗濯物や布団を前に、フハハハハ、どうだ、と一人朝からニヤリとしてみる。
何をやってるんだろうな、俺。
それにしても太陽の光を浴びた布団というのは気持ちがいい。
おひさまの偉大さを実感できるね。


・4月28日(月)

 パナウェーブ研究所。
またもや得たいの知れぬあやしいヤツが涌き出てきた。
迷惑以外の何者でもない。どうせ、やるなら人の通らぬ山奥でやってくれ。


・4月27日(日)

 少し日にちが開いてしまったが虎に関する考察を進めよう。
名は体をあらわす、とはよくいったものだ。ある物事について論文を書くとき、まずそのもの自体について分かる限りのデータを集めてみる。例えば辞書などにあたってみる。これは基本的なところであろう。南方熊楠の『十二支考』もそのようにして始まっている。
「虎梵名ヴィヤグラ、今のインド語でバグ、南インドのタミル語でピリ、ジャワ名マチャム、マレー名リマウ、アラブ名ニムル、英語でタイガー、その他欧州諸国大抵これに似おり、いずれもギリシアやラテンのチグリスに基づく。そのチグリスなる名は古ペルシア語のチグリ(箭=や)より出で、虎の駛(はや)く走るを箭の飛ぶに比べたるに因るならんという。わが国でも古来虎を実際見ずに千里を走ると信じ、戯曲に清正の捷疾(すばやさ)を賞して千里一跳虎之助(せんりひとはねとらのすけ)などと洒落て居る」(p.7) 
これに手許にある辞典を紐解いて加えるならこうであろう。
『イメージ・シンボル辞典』
神話においてはディオニュソス、バッカス(天秤宮)と関連。ゼウスはディオニュソスがチグリス川を渡るのを助けるために彼にトラを送った。また古代の十二宮では天秤宮はトラがバッカスの乗り物を引いている図で表わされた。勇気・美・燃焼と関連。夜の徘徊者としての偽り、狡猾さ、無慈悲、残酷さを表わす。日本、中国において重要。東洋を象徴。狼男は虎男となる。エリザベス朝では船の名前によく用いられた。心理学では抑圧された性を表わす…などなど多彩な例があげられており、先日取り上げたブレイクの詩もここで触れられている。
『英語語源辞典』
文献への初出は1300年ごろ。ME(中英語)では tigre OE(古英語)では tigras ラテンでは tigris うんぬん。ここでも語源の一節としてTigris「チグリス川」に触れられている。

文学系の論文だと、こういうところからネタを引き出す作業がはじまる。学生時代のわたしならおそらくチグリス川あたりに食いついたことだろう。あとは一般的なのは東西での比較論にもっていくなどである。ちなみに実際の虎そのものの特徴や生態などに関してふれることもあるだろうが、それはあくまでも生物学の分野の話だ。たとえば虎の色、黄色と黒、そして白があるがそれの意味、象徴するところのものは扱うが、どうしてそういう色となったのか、というのは守備範囲外ということだ。あとは多少サブカルチャーのようでもあるが自分の実体験に基づいて話をすすめる。例えば虎との最初の出会いはどういうものか? ということを考えてみる。記憶を掘り返していくと、一休さんがトンチの一つとてして、ついたてから追い出そうとした虎や、チビクロサンボに出てくるホットケーキになってしまった虎などであろうか。そこから山月記の虎男までの話を追ってみてもおもしろいだろう。


・4月25日(土)

 岩波文庫から西前美巳訳『対訳テニスン詩集』が刊行されている。西前氏の著作には学生時代に随分と世話になったものである。日記にも何度かとりあげている『シャロットの女』なども収録されているので興味のある方には一読をオススメする。


・4月22日(火)

 「風花か……」
ひとり呟く小兵衛。背後には仲睦まじい大治郎と美冬。無邪気に戯れるおはる。
カメラはそんな彼等をとらえつつ、林の中へとひいていく。
黒が増える画面の中でそれとは対照的に、次々と白い雪が舞い飛ぶ。
「う〜む」
この演出に私はうなった。
なんともはや風流の粋を極めている。うなることしかできない。
こんないいものを見せてもらった。
まんぞく、まんぞく、である。

虎の話。
まずは思いつくところからつれづれと記していこう。
洋から攻めてみる。

The Tyger

Tyger! Tyger! burning bright
In the forests of the night,
What immortal hand or eye 
Could frame thy fearful symmetry?

In what distant deeps or skies
Burnt the fire of thine eyes?
On what wings dare he aspire?
What the hand dare seize the fire?

And what shoulder, & what art,
Could twist the sinews of thy heart?
And when thy heart began to beat,
What dread hand? & what dread feet?

What the hammer? what the chain?
In what furnace was thy brain?
What the anvil? what dread grasp
Dare its deadly terrors clasp?

When the stars threw down their spears
And water'd heaven with their tears,
Did he smile his work to see?
Did he who made the Lamb make thee?

Tyger! Tyger! burning bright
In the forests of the night,
What immortal hand or eye 
Dare frame thy fearful symmetry?

William Blake(1757-1827) の有名な詩、The Tyger である。
英文学をかじったことがある人ならば、この詩の最初のスタンザを耳にしたことがあるかもしれない。暗い森の中に燃えさかる炎となってその瞳を光らせる虎はまさに野生。純粋無垢な子羊など一振りで屠りさる強暴なまでのエネルギー。それは地獄の劫火のごとくとも思えるが、むしろ大自然の神々しさのようなものを感じさせてくれる。神が持つ荒々しいエネルギー、それが虎に乗り移ったかのようである。バクダッドの動物園にいた虎、その消えぬ瞳に宿って居た光は、闇夜の森をらんらんと切り裂く、燃え盛る Tyger のものと同じであったのだろう。
私の持っているカセットテープにもブレイクの詩として収録されている。


・4月21日(月)

 物事の欠片というものは頭の中に飛来してはすぐに流れ去っていく。そしてそのまま忘れてしまうことが多々である。
が、ここまで多く一度にかかってこられたのなら、さすがに記さなければなるまい。むしろ物書きとして記さなければならない、ある種の義務のようなものさえ感じる。呼び起こさなければならない記憶はほんの一日という時間の「深さ」でもある。引出しはすぐに見つかった。
そのものとは「虎」である。
始まりは土曜日。
TRPGの最中、プレイヤーの話にワータイガー(人狼の亜種、人虎のモンスター)がのぼった。ここから思考の流れが始まる。そのうちに別の一人が『山月記』を持ち出した。日本人なら国語の時間に必ず学ぶであろう中島敦の名作短篇である。ここにも虎がでてくる。ちなみに私は中島敦のファンである。このプレイヤーはなかなか良い趣味をしているといわねばなるまい。そしてその日の夜。ネットサーフィンをしていた私はほんの出来心から守護獣占いというのをやってみる。するとその結果が「虎」。ここまでが土曜日に私の頭を訪れた「虎」という欠片である。ここまでのことは既に記憶の「引出し」にしまわれ後は奥へ奥へと下がっていくのみであったが。
一日おいて、今日。
コミック『新暗行御使:5巻』が発売されていたので購入(けっこう面白いのでオススメ)。この中の最初の話「虎兄」にも虎が出てくる。ちなみにモトネタは韓国の有名な説話なのだそうだ。そして夕食を食べ終え、今日の日記に何を書こうかなと毎日新聞の夕刊(職場でとっているのは毎日なのだ)を開いた瞬間、目に飛び込んできた写真。それが戦後のバグダット動物園でエサ無くやせ衰えた一頭の虎であったのだ……
あばらが浮き出るほどの体躯にも関わらず、その煌々とした眼球は死んではいなかった。
その視線が私の記憶を一気に揺さぶったのだ。
私の心を突き動かしたのだ。
欠片は欠片ではなくなった。
それは集まり、一つのイメージとして私の思考の舞台に上がったのだ。


・4月20日(日)

 休日。妹のパソコン設置がうまくいかないらしい。本体の電源は入るのだが、モニターに何も移ってこないらしい。配線やモニターのスイッチなどを確認してみろ、といったのだがそれでもダメらしい。メールやら電話やらで話してみるのだが、実際にみてみないことにはなんともいえない。結局、使えなかったらしい。かなりイラツいたことだろう。ご愁傷様。


・4月19日(土)

 東戸塚にてTRPG。そこそこ、だったかな。ソードワールドにアルカナルールを用いたことに関しては反省点も多かったし。あといいかげんにサークルの名前を考えないといけないかな、と思う。さすがに誰一人として現役K大生がいなくなってしまったのにその名前を使うのもどうかな? と。統一感と新鮮さというかオリジナリティを出すためにも新しい名前を考えよう。

斎宮に借りていた『金持ちとうさん、貧乏とうさん』を行きの電車の中で読んでみる。これが予想に反して(といっては失礼だけれど)面白い。内容はまあ「お金」を増やすためにはどうすればいいかってことなんだけど、読んでないと言う方には勧められる本である。


・4月18日(金)

 「リベンジ」です。いや、一日ほったらかしになったままの食材からしてみれば罪滅ぼし、か。
鍋にひたひたと張られた、すっかりと冷え切った水の中で、ふてくされていたジャガイモに再び熱を入れる。しばらくすれば、クリーム色に茹であがる。これだけでもうまそうだ。塩やバターでかぶりつきたい。
が、ここでゲストを冷蔵庫からとりだす。一日遅れの登場である。特選辛子明太子582円。適度にほぐしくずしたホクホクのジャガイモに混ぜ合わせる。クリームとピンク、色合わせもなかなかのものだ。
そしてすかさずバターをちょいとキツネ色になるくらいにいためてジュワッとかける。その上から軽くあぶったノリを手で刻んでハラハラとかけて完成。香りも芳ばしい。

食す。
うむ、予想通りになかなかオツな味である。好みでマヨネーズをあえてみる。これもうまい。明太子スパよりもコクがあり滑らかな感じ。酒のツマミにいいかも。ごちそうさま。

どうしてもこれだけは書いておきたい。
最近腹が立ったCM。ダントツで金鳥。フランス語を勉強した方なら分かると思うが、フランス語の「R」は確かにそういう風に発音するさ。舌を丸めて喉を鳴らすようにね。でもフランス語をかじった私から言わせてもらえれば、明らかにバカにしてるとしか思えない。フランス語はその滑らかなリエゾンから分かるように、流れるような綺麗な言葉である。きっと気を悪くしている方が他にもいるに違いない(と思うのは私だけかな?)。


・4月17日(木)

 お昼休みの料理番組でやっていた「ジャガイモの明太子あえ」がとても美味しそうだったのでチャレンジ。
スーパーで特価582円のちょっと高い明太子を購入(金文字で「特」ってかいてあった)。ジャガイモはいつも買ってる一口サイズのメイクイーン、一袋100円。あとはバターと海苔はあるからいいか…デザート用にと、冷やしたやつにかぶりついたらうまいであろう、桃太郎トマト一個100円を購入。
飯を食ったら、風呂に入って土曜日のシナリオでも考えよ、とプランを立てつつ、やる気満々で帰宅。
ご飯を炊きながら下準備を開始。
ジャガイモの皮をむいて茹でていると、携帯がなる。表示を見ると、Mから。
夕方、同期の皆で来週集まろうというメールが着ていたのでそのことかな? と思い、出てみると……

Mから先輩に代わり、そして飲み会へ強制召喚。
あとは推して知るべし。

うむ……明日の夜はシナリオ作成で半徹確定、だなこりゃ。


・4月16日(水)

 天気もよく、せっかくの休みだったのだが……昨日の夜から喉が痛く、風邪っぽい。熱は微熱。結局、どこにもいかず一日、部屋にいました。で、4000ヒッツ記念イラストを仕上げ、読みかけだった本を読み…とまあ普通の休日を過ごす。

お昼に『笑っていいとも』を見てたらなんだかわけのわからぬ「いけばな」をやっていた。
軽いトークを放つ、何某とかいう先生が出てきて、いきなりティーポットといくつかのカップに花を何輪か大雑把にさしていた。時間にして20秒くらいだろうか。
何をどう見て、どう感じるのか、何が美しいのか……それはまあ、人それぞれであるのだが、はっきり云ってお世辞にも「いいもの」だとは思えなかった。これなら寮の玄関にいけてある花の方が、だいぶいい。
自分の中にそのものに対する知識などの判断基準、材料がなければ、あとは周囲の意見に流されてしまう。皆がいいと言うから、いいのだろうと思ってしまう。そう思わなくともそう自分に言い聞かせてしまう。
そんな感覚を殺すようなことをしたくはない。
私も気を付けよう。

へぇ〜、と思った一文。
「ボゴミル派(キリスト教の異端。父なる神から悪魔とキリストが生れたと説く)が崇拝した神の長子であった、反逆児、天使サタナイルは、彼に王冠と威光と予見力とを保証していた接尾辞「イル」を削ぎ落とされた。サタナ(サタン)となった彼の現実の・・・(以下略)」ボルヘス『永遠の歴史』より


・4月15日(火)

 しばらくぶりにフジ『剣客商売』をみる。キャスティングうんぬんの話はもうしない。新しい大二郎も美冬もなれてしまえばそれなりに楽しめる。それはさておき、やはり話の筋には素晴らしいものがある。原作のおもしろさを充分に伝えている。


・4月14日(月)

 篠崎にて。先輩のSさん、Kさんと三人で軽く飲む。
 
遅れ馳せながら4000ヒッツのイラストを描いている。ラフスケッチは終り、スキャナ読み取り、ゴミをレベル補正で飛ばし、線画の修正までをやる。この最後の線画修正というのがチマチマと面倒。でもこれをやっとかないとあとで色塗りがうまくいかないのだ。

R・ジョーダン『昇竜剣舞』、栗本薫『グインサーガ:89巻』。
英語多読用にと吉川英治版『宮本武蔵』を読んでるのだがチョイト難しい。


・4月13日(日)

 快晴、暑いくらい。午前中は妹の電化製品を買うために秋葉原へくりだす。10時に待ち合わせて、電子レンジ、テレビデオ、パソコン、プリンタなどを購入する。遅めの昼食をとって別れたのが一時半くらい。そこから私は保険の面接へと向かう。一日スーツ着て歩きまわって…今日は疲れました。


・4月12日(土)

 夕方、新宿にて季衣如、斎宮と討ち合わせ(おおっと、字が違う、打ち合せ)。
いかんともしがたく進みがたかったシナリオへのアイデアを皆で作る。三人寄れば〜、ということか。


・4月11日(金)

 散った桜の花びらが側溝に敷き詰められている。辞世の句に花を読みこむ人は多いけれど、側溝の花びらを眺めていると、魂の抜け殻、あとは焼かれて土の下へと埋けられるだけの運命をしか持たぬただの体、そんな風に思えてしまう。
 散り際のはかなさ、いさぎよさ、それらを統合するある種の美的感覚を失った後、他者と世界に対して示し残された現実。死者を冒涜する気持ちはさらさらないが、春風と共に一夜の夢ときえることができるのならばどんなにかいいことだろう。

イラク戦争はバグダット制圧で終局を迎えた。が、フセインは? 大量破壊兵器は? 残されたのは無政府状態でやりたい放題の街と何千という戦争難民…消したくとも消せない現実。復興への兆しは今だ見えてこない。


・4月9日(水)

 地元ヤンキースタジアムでの満塁アーチ。松井秀喜のメジャー第1号はニューヨークの寒空をつんざくグランドスラムだった。スタンディングオベィションで歓喜するファンの声援を背に、松井は黙々とダイヤモンドを回った。四番ウィリアムズが敬遠されたあとの打席、日本では松井の前で敬遠などありえない、そのことをメジャーに知らしめる一打だった。これで名実ともにヤンキースの一員。さらなる活躍を期待する。

イラク戦争。ホテルに爆撃。スペインの報道記者に死者。冥福を祈る。

私の好きな歌の一つに松任谷由美の『春よ、来い』がある。そのなかに沈丁花(じんちょうげ/ちんちょうげ)が出てくる。実家の垣根の端に沈丁花と薔薇が植えてあり、季節に強い香りを放っているのだが、今回の帰省で、祖父から聞きそのうちの白い花が沈丁花であることを初めて知った。
式場へと向かうタクシーを待っているときのことだ。私は、強い香りに花の名を隣にいた祖父に聞いた。
祖父は花の名を私に教え、そして悲しそうな顔をする。
「もう、匂いもわかんなくなっちまったなぁ…」
あと少しで90を迎える祖父。
孫の新たなる旅立ちの朝は、祖父にとっては改めて己の余命を痛感させられた瞬間であったのかもしれない。


・4月8日(火)

 友人の浅井勇さんに『サマリアナ・サガ』のキャラクターデザインを依頼していたのだが、諾の返事を頂く。忙しいなか、快く引き受けていただいた。頑張ろう。

『英語青年』届く。


・4月7日(月)

 仕事は休みをもらっていたので、東京に返ってきたのは3時くらい。暖かな、うららかな、春の午後でした。実家を出るときに駅まで田んぼ道を歩いたのですが、オオイヌノフグリのかわいらしい水色の花弁があぜ道を彩り、背はつくしぐらいで、紫の一見すると杉の形のようにも見える植物(名前は不明)がアクセントとなり、足取りも軽やかになる。
東京。
桜は―――満開。
暖かな日差しに混じってハラリハラリとこぼれんばかりの薄ピンクの房から花弁が舞い下りてくる。その花弁のヒトカケラはしかしオオイヌノフグリの花一つよりも大きいのだ。優雅でダイナミックな春の演出となる。
ヘッセの『車輪の下』は「夏休みとはこうではならぬ」という書き出しで始まるが、その表現をかりるのならば、この半日、実家から寮までの道のりというものは、まさしく「春の午後とはこうではならぬ」と言えよう。


・4月6日(日)

 弟の結婚式当日。天気は打って変わって快晴。場所は茨城県の「センチュリープラザ那珂」というところ。チャペルでの挙式でした。
で、全体的な感想をさきに言うと、とても良い結婚式でした。親族として結婚式に参加したのはこれが初めてだった(幼少を除く)ので新鮮でした。まず、控え室において新郎新婦親族のご対面。中央をしきってあるレールカーテンが開くと向うの部屋には新婦の親族がずらっと20人くらい坐ってるわけです。もちろん私のほうも、同様ですが。で、父が一人ずつ紹介していく。血縁順なので、母の次が私、そして妹、祖父と続く。これが済むと集合写真。そしてチャペルで挙式。このチャペルが大きくてビックリ。幕張プリンスのチャペルよりも大きく、パイプオルガンが左正面に控え、右正面には聖歌を歌う女性の方が5人ほど。そして正面に神父が二人。日本人とオランダ人とのこと(あとで弟に聞いた)。二人がそれぞれのパートを受け持っていて教訓、指輪交換、などの進行を日本語と英語でやってくれました。誓いのところはオランダ人の方が担当。最初に英語でその後、日本語で言い換えてました。
そして披露宴。
ラスト。新郎新婦がそれぞれの両親に挨拶をし、代表して私の父が来賓に挨拶をする。これに私は感動しました。まあ、自分の親のことなのでちょっと気恥ずかしい気もするのですが…
母が泣くのは分かってました。もうすでに新婦のSさんが手紙を読み上げてるときに泣いていたから。
でも父が涙声になるとは思ってなかった。完全に予想外。やられました。なんの準備も出来ていなかったガランとしていた私の心にズシーンと響いてきました。
 昨晩、茶を飲みながら、「スピーチ考えたの?」という私の質問に、『新郎・新郎の父スピーチ集』みたいな真新しい本をコタツの上に放り投げながら苦笑していた父のものとは思えない素晴らしいものでした。やるときはやる人なのは分かっていたけど、改めて父を尊敬し直しました(ふと思ったのですが、親を尊敬できるって、こんなご時世において、ちょっといいですね)。
 来賓への挨拶に始まり、新婦をもらう新郎の父としての思い、そして新婦を大切にし、若い二人を完全に信頼した発言。胸が一杯で、声がかすれ涙声になりそうなのをこらえながらしっかりと一語一語をかみ締めるように話していました。まっすぐと私たちを見つめて。
 あとで出席してくださった多くの方から「あのスピーチはよかったよ、気持ちがストレートに伝わってきた」と言われ本当に嬉しくなりました。
 二次会は……まあ、いろいろありました。一言で言えば、ちょっと変わった楽しい同窓会、みたいなものかな。親族で出ていたのは私だけでしたが……あとは皆、新郎新婦の友人。おおっと、忘れてはいけない。もう一人私の親友のTも牛久から掛けつけてくれました。新郎新婦も私もTも同じ高校で学年が一つ違い。新郎である弟とTは同じ大学。とうぜんながら友人連中も同じ高校大学、という風になるわけで…それが「同窓会」的な会話、雰囲気を醸し出してくれたわけです。まったくの他人ではない、もちろん弟という接点はあるわけだけれど、そこからもうちょっと踏みこんだ話のできる関係。今までに味わったことの無い二次会でした。

最後にやはりこの言葉を記しておこう。
『Y、そしてSさん、本当に、おめでとう』


・4月5日(土)

以下、実家のパソコンからBBSに書きこんだものを転載。 

 明日は私の弟の結婚式(メデタイ)ということで現在、実家(茨城)のパソコン(妹のVAIO)からかいてます。両親は買い物、弟は式の準備、妹は大学の入学式と、現在、家には私しかいません。まあ、祖父が離れにいるけども。雨が凄くてそっちまで顔出しに行く気もあまりしません。
4月は仕事の方がバタバタしてしまって日記も更新できない状態。4000ヒッツのキリバンイラストも描かなくては、ああ、シナリオも書かなくては、サマリアナ・サガの続きは? とやることがいっぱいです。
優先順位を考えて片付けていかなくては…年度の初めからつまづいていてはいけませんものね。
金曜日、仕事が終わってから職場の上司たちのはからいで早く出た私は、寮に一度帰ってから礼服などを引っ掴み、上野を7時30分発の「特急フレッシュひたち」に飛び乗りました。ギリギリセーフ。自由席はエライ込んでいてこんなときにこそ、710円高い指定席のありがたみをヒシヒシ感じます。
車中ではサインドウィッチをほおばりつつ、アイスキュロスの『縛られたプロメテウス』を読破。ブローデルの『地中海』から小説に使う地名を拾いつつノートを取っておりました。
なんだかんだで水戸に着き、ローカル線の水郡線にのりこみ、女子高生(かな?)たちが「〜だっぺ」という言葉を使っているのを聞くと「ああ、帰ってきたなぁ」と妙な気持ちになります。
終点は「常陸太田」というところなんですが、ここが私が生まれ高校生までを過ごした街です。
駅を出ての感想、寒い、そう、あいも変わらず東京に比べるとこっちは寒いんです。
父が車で迎えに来てくれていたのでそれに乗り込み、家には直接行かず、コンビニによってもらいました。そこでご祝儀袋と筆ペンを購入。
家に着くと母が『紅の豚』を観ておりました。もう終わりのほうで豚とカーチスがフィオを賭けて殴り合っているところ。『千〜』はアカデミーを取ったけれども、個人的には豚の方が好きです。
軽くラーメンを食べ、風呂に入って、諸々の話をし、就寝。夜、弟が帰ってくる。部屋は一緒なので、布団に横になったまま話し、用意しておいたご祝儀を渡す。結婚前ということもあり、結構、遅くまでしゃべりました。ちょっと昔を思い出しました。

弟は、私の一つ下で、物心ついた頃には隣にいて、兄、弟、というよりはもうちょっと砕けた仲のいい兄弟であると思います。友人たちに言わせれば、「男兄弟で仲がいいのは珍しい」そうですが。高校までは同じ道を歩いてきました。部活も剣道部で一緒でした。中学では私が主将を務め、そのあとを弟が引き継ぎました。弟が高校入学を決めたとき「にいちゃんの後をおってここまできたぜ」ってな感じのことを言われたのが今でも記憶に残っています。
同じ土俵の上にたっていればいろいろと比較されることもあったりで結構、お互いにやりづらかったところもあったかとは思いますが、そんなことにとらわれず、弟はまっすぐ育ったと思います。むしろ私の方がひねくれているでしょうか。
これは身内だからというわけではなく、一人の人間として見た場合、弟は尊敬するに値する人物であることは間違いありません。
だからSさん、弟を信頼し、共に道を歩んでください。弟はきっとあなたを幸せにするでしょう。それは私が、そしてここに集ってくれた皆が保証してくれるでしょう。末永くお幸せに。本当におめでとう。

うむ、明日は泣くかもしれんな。


・4月1日(火)

 新年度。仕事も四年目。バタバタとした一日でした。


・3月31日(月)

 年度末……素直に疲れました。
どれくらい疲れたのかというと、十二時過ぎて風呂に浸かって、ちょいと見透かしたバスクリンの緑がとても綺麗なエメラルドグリーンに見え、エメラルドグリーンというと『オズの魔法使い』(←エメラルドの城がでてくる)だなあと思い、家を吹き飛ばすほどのハリケーン(物語中、主人公の少女は竜巻に家ごと飛ばされてオズの国へとやってくる)はスケールが違うよなぁ、さすがアメリカだなぁ、と思い、アメリカのスケールのでっかさを謳ったといえば詩人ホイットマンだよなぁ、と思い、ホイットマンといえば私も大好きな詩集『草の葉』だよなぁ、と思い、草の葉からはしずくが滴るよなぁと思い、滴る雫はドリッピー(高校時代に使った英語教材、今でもシドニィシェルダン&オーソンウェルズの広告が新聞に出てるよね)だよなぁと思い、その冒頭で確かナレーションが universe と言う単語を強調してたよなぁ、と思い、まんてん(NHKの連ドラ)は宇宙に行ってたなぁと思い、そういやNHK「ちゅらさん」っていうドラマの特集がやってたなぁと思い、ちゅらさんってどんな意味だろうなぁ、と考えてた辺りでゴボッと風呂の縁に乗せていた頭がずれて湯船へと落ちた……

別にこれを読んでいる人にはどうでもいいことかもしれないが、それよりもこの日記を読んでいる人の中に詩集を読んだことのある人が何人いるかさえ疑問ではあるが、せっかくなのでホイットマンのよさについて書いておこう。彼の代表作は Leaves of grass (草の葉)という詩集。私は大学時代にこの詩集を読んで本当に感動した。私の中で詩集を読んで心動くときにはいくつかのベクトルがあって、一つは常日頃から私が考えていることと同じようなことを謳っているもの、それは哲学的なものであり宗教的なものであり、小説のネタであり…まあそんなところが主である。もう一つはリズムがいいもの、言葉の使い方のうまいもの、音が響いてくるもの。そして最後がその情景の浮かぶものであり、ホイットマンの詩は私の中で、この最後のカテゴリーに分類され、しかもそのスケールの壮大さが他の追随を許さない。
風呂場での他愛の無い妄想ではないが、ホイットマンの視点の切替というものには素晴らしいものがある。宇宙から地球全体を見下ろしていたかと思えば、その次の行ではレンズをググッと絞りこんでオーロラを見上げる狼の白い吐息を描き、地中海のエメラルドグリーンの波間を走るイルカの飛沫を歌ったかと思えば急遽、夜空に輝くアルクルトゥスがスタンザに躍るといった感じで、その場面転換、描写の大きさ細かさがまさに「変幻自在」であるのだ。
彼はイギリスで言うところの桂冠詩人のようなものであり(だったと思う)「アメリカ」という国を本当に高らかに謳いあげている。
ブッシュ大統領も当然ながらご存知かとは思うが、今一度彼の詩に目を通してもらいたいと切に願ってやまない。


・3月29日(土)

 阿部慎之介、満塁ホームラン。今シーズン初の「最高です!!」。試合は11×0で圧勝。昨日の鬱憤をそっくりそのまま中日にお返し。工藤は185勝目。今シーズン200勝に届くなら巨人優勝は間違い無し!
 
さて、とりあえず読んでみよう。

星は天空にあって  眠ることなく燃えねばならぬ
地球を包んで  緑の命が息づくためには。

血は流されねばならぬ  多くの血が、多くの涙が。
私たちにとって地球が  真の故郷となるためには。

さまざまの力が荒れ狂い  傷つきにくみ合うところ
きよらかな治癒の泉が  よき死の底から湧きあがる。

私たちが迷い迷うあいだ  私たちを見守ってくれる力がある。
にがい苦しい努力のうちに  私たちは一致して光を求める。

すべての奇蹟は  はるかな岸べにおこる。
私たちはみな、きそって  自由な岸べをめざす。

『サマリアナ・サガ』解釈ノート(まあ創作ノート、ネタ帳です)を読み返していると、一篇の詩が目に付いた。カロッサの「秘密」という詩である。『サマリアナ・サガ』のテーマの一つに「深淵からの転回」というものがある(分かりやすく言えば、絶望の淵をさまよい、そこからカムバックしてきたヤツは強い。それが人であり、世界であり、その他諸々の事象であるところが話のミソ)。これはそのことに関連して書き出したものだ(特に第二スタンザ、血は流されねばならぬ、というあたり)。
戦争が起こっている現在、私自身、妙に感傷的になっているせいか思考が常にそちらにリンクしてしまう。
私たちが一致して求めているもの、それは「平和」
奇蹟の起こるはるかな岸べ、それは「中東」
自由な岸べをめざし、全世界の人々が祈る、私も含めて。


・3月28日(金)

 プロ野球開幕。巨人×中日。上原が打ちこまれ、黒星スタート。


・3月26日(水)

 もとの職場の方々と小岩の「風雅亭」というステーキ屋にて食事。初春の人事異動に伴う歓送迎会ということで私もゲストの一人として呼ばれたのだ。以前から皆で、行こう行こうと話していたのだがついつい先延ばしになってしまっていた場所だ。
昨年まで一緒に仕事をしていた方たちで、会話のやりとりとか雰囲気とか、妙になじむというか、なごむというか、とにかく楽しかった。
ちなみに食事はおいしく、サービスもいい。オススメの店である。

最近はもうすっかり春めいて暖かい。
春を告げる木は、日本では万葉の昔から「椿」(ツバキ)であるが、中国では香椿(チャンチン)という植物。芽が赤く萌え、野菜としても食べられるそうだ。(25日付朝日夕刊参照)
ツバキが春を告げるとは、字面を見れば頷けるのだが、なんだか私の中では、春のイメージは少ない。雪に真っ赤にさく寒椿の印象が強いからだろうか?


・3月25日(火)

 「国というものは一人の人間の所有物ではありません」
ギリシア、ソポクレースの悲劇『アンティゴネー』の中に出てくるセリフだ。 朝日夕刊13面参照

独裁者たるイラクのフセインしかり、北朝鮮の金正日しかり、そして軍事予算を提出したアメリカのブッシュしかり、である。
米英とイラクの戦争。
長期戦の様相を帯び、捕虜の映像が流れ、human shield 人間の盾と呼ばれる反戦主義者たちがイラクに居座りつづける……
走り出してしまった「狂気」が止まるまでにあといくつの命が失われ、
あといくつの叫びと嘆きと悲しみが天と地に消え、
そして、届かぬ平和への祈りはいかほどだろう。

仕事は休み。昼にポテトサラダを作りながらニュースを眺めていると、人間の盾としてイラクにいる人々の特集が組まれていた。開戦前、友人の見送りを受け、笑顔で旅立っていく青年。子供たちを守りたいと高校の教師を辞めイラクへと旅だった中年男性。両親の制止を振り切った女性ダンサー。その他、世界中からイラクへと集う多くの人々。
彼らの行動は確かに凄いと思う、誰にもできることではない。
が、しかし、戦争は始まってしまったのだ。
考えなければならない。
今、自分たちがイラクにいることの意味を。そして他人の命を思いやる前に、自分自身の命の重さを。
理想を語ることは悪いことではない。が、理想だけを追い求め、盲目になってはならない。


・3月22日(土)

 東戸塚(遠い〜)にてTRPG。ソードワールド。メンバーは大学時代の同期、後輩に、その友人。プレイヤーは五人。かなり久しぶりのGMで感を取り戻すのにちょいと手間取ったが皆、楽しんでくれたようでまずまず。今回は小道具にちょいとこりまして愛刀の「和泉守兼定」を持っていきました。
反省点。
絵画ネタがちょいと難しすぎた。というか、説明が足らなかった。こちらの意図がうまく皆に伝わらなくてハラハラする場面がありました。遠近法ヴェドゥータとか世界風景の地平線をどこにひくのか? とかごめんなさいって感じです。
あとはラスト。絵画の中から出てきたデーモン(これは倒せない)との対決。絵を刀で斬る、のに時間がかかった。ここもプレイヤーの情報不足だったのかなぁ、と思う。


・3月21日(金)

 三連休の初日。シナリオなど。


・3月20日(木)

 1日付けで異動になった職場の先輩Kさんの送別会を小岩にて。私は幹事で花束を渡しました。なんだかそのあとのスピーチでKさんが涙ぐんでいるのを見るとこっちまで少し泣けました。

避けられようの無い開戦。どうしようもないことというのは辛い。


・3月19日(水)

 昨日の肉野菜炒めの残りにジャガイモ、ブロッコリ、ウインナーを足してクリームシチューにする。カレーを作る鍋一杯に作ったのだけれども、ルーがちょっと足らなくて味は気持ち薄い。ま、そこはそれ、塩胡椒で味を調え、軽くクミンとガラムマサラ(←カレーじゃないんだけどね)を振って風味をかえてみる。おいしく頂きました。

memento mori 
昨日の日記に補足。「死を忘れてはならない」 もとはキリスト教用語だが心に残る。今、戦争という破滅を前に、世界では明らかに死を迎えるかもしれない数多くの人たちが息をひそめている。明日の見えないバベル(混乱)に身を任せるしかない人々。戦争を起そうという、イラクとアメリカ、人間の驕慢(ヒュブリス)だが、対岸の火事と思ってはいけない。誤って振りかえれば塩柱になってしまう可能性は多分にあるのだ。
こうして日記をつけて考えを一つずつ整理していくしかできないとしても、きちんとできることはやっておきたい。
memento mori


・3月18日(火)

 ドラマ『僕の生きる道』最終回。
ラスト、草薙扮する中村の前で生徒たちが歌った「仰げば尊し」。かくも心に響いた「仰げば尊し」は私の中でははじめてだった。涙があふれてきた。
自分の卒業式で私も歌っているはずなのだが心に残っていない。ドラマの中の生徒たちに比べるとちょっと寂しいかな。このドラマ、扱っていたテーマと主役の草薙の演技が光っていた。小説でも読んでみたいと思った作品はかなり久しぶりだった。

アメリカ、ブッシュ大統領はイラク、フセイン大統領に対して48時間以内に国外退去しなければ武力行使も辞さないとの最後通告を行う。どうなる? 世界情勢。


・3月15日(土)

 小岩のTさん宅にお邪魔して、同期皆で鍋パーティ。近くのオリンピックで食材などを購入。今回は女性陣がかなり頑張ってくれて、我々男性陣は、徳川家康ではないけれど「すわりしままに」飲んで、食べるだけということにあいなりました。で、さすがにたくさんの具材を煮こんででいるだけ合ってダシもでてるし、うまい。それと各家庭で日頃鍋に何をいれているのか? ということにもバリエーションがあって楽しめた。
デザート替りにFさん手作りのケーキ、これもまたおいしかった。30分くらいでつくったというから驚きだ。私も、料理はやってもお菓子まではつくれないからなぁ。
なにはともあれ、楽しい時を過ごしました。

新書『廃墟の美学』。話のネタにと読む。新書というのは適度に専門的で適度に読者のことを考えているものが多く、雑学ネタを仕入れるには最適。


・3月12日(水)

 休日。新しく購入したテレビが配達されてきた。いままで使っていたものは私が大学生として上京してきたときに買ったものだから(正確には当時、学生寮で相部屋だった友人Sが4万円で買ったもの、これを一年後、Sが寮をでるときに私が1万円で買った。ちなみに相方はテレビで私は冷蔵庫を買ったのだ)かれこれ、7年ぐらい使っていた。まあ寿命だろう。テレビデオでテレビは映るのだが、ビデオが壊れてしまったのだ。仕事の都合上、どうしてもビデオを見なくてはいけないことがあり、仕方ねェ、新調するか、ということで新しくしたのだ。
しかしまあ、テレビやビデオ、DVDを見るせよ、ゲームをやるにせよ、このテレビにはかなりの時間、私は向き合ってきた。愛着も湧こうというものだ。
リサイクル法が施行されている現在、電化製品は金を払ってリサイクルにまわすのが筋である。
間違っても川辺リや竹やぶに放置してはいけない。
供養と思って回収してもらうこととしよう。


・3月9日(日)

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』の第二部を遅れ馳せながら観る。2月22日の『世界ふしぎ発見』でとりあげられていたザコモンスター一匹一匹にAI搭載という場面などにも注意してみる。
全体としては、戦いのシーンが多く、前作以上の迫力があった。これは是非とも、映画館のでっかいスクリーンでみるべきですね。
白のサルマンの裏切りにより、闇が有利と見えた光と闇の戦いも、このラストでは多くの仲間たちが参戦し、戦況を覆していく。そう、残すは最後の仕上げのみ! 指輪を火山へ放りこめ! ってな感じで3部へと続いてます。


・3月1日(土)

 氷雨の降りそぼる春の一日。
職場の先輩Nさんの結婚式。めでたい。Nさんには新人のころからひとかたならぬ世話になった。場所は幕張プリンスホテル。式は神父さんの前で愛を誓うオーソドックスなスタイル。「病めるときも、健やかなるときも…」ってヤツ。テレビなどではよく観るけど、実際、この形式ははじめてだったのでちょっと感動。参考までにと聞き入る。
ここの神父さんは(っていうか他のケースを知らないのでなんとも言えないが…)自分の経験談を最初に話していた。そう、荒野たるシナイの山へと行ったときの苦難の話から起して、二人が支え合って生きていかねばならないっていうふうにシメていた。

同じく新人のときからひとかたならぬ世話になった先輩Kさんもこの日付けで異動となった、とのこと。幕張からの帰りのバスは一緒に帰ったのだが…最後にいろいろと話せて良かったと思う。


・2月25日(火)

 朝霧。カーテンをあけたときは窓が曇っているのかと思った。霧の中を歩いて通勤というのもたまには気分が違っていいものだ。霧の都とはいかないが、それゆえに、自分の吐く息の白さを改めて認識。

今、タキトゥスの『ゲルマーニア』(泉井久之助訳、岩波、1979)を読んでいる。その中の冒頭、ゲルマン民族の分布について述べてある部分にこのような記述がある。「ゲルマーニアは全体として、ガッリア族、ラエティア族およびパンノニア族からは、レーヌス(ライン)とダーヌウィウス(ドーナウ)の両河によって、サールマティア人ならびにダーキア人からは相互の恐怖により、あるいは山岳によって、分かたれている。」
注目するフレーズは『相互の恐怖により』(mutuo metu)だ。
これはなんのことはない、二つの部族が相恐れ、相はばかるがゆえに均衡し、境界をなしているということなのだが昨今の事情をかんがみるに私の心に残ったのだ。
昨今の事情、とは当然ながら北朝鮮問題である。
昼のニュースで知ったのだが北朝鮮、日本海へむけてミサイル(通称:シルクワーム。蚕に形がにてるからだそうだ)を発射してくれた。我々、日本人にとっては恐怖以外のなにものでもない。朝鮮半島を併合していた戦前ならば立場は逆だったのだろうが、今となってはまったく逆の立場だ。ただ恐怖するのは我々のみである(むこうがどう思っているのかは知らないが…)。幸いにして両国の間には海があるからいいようなものの、それゆえに地続きの韓国の恐怖は「38度線」がアレほど有名なことからも推して知るべし、というものだ。
北朝鮮が日本に向けてたとえばテポドンを放った場合、実際問題、日本にそれに対処する術はない。
単純な話、引き金を留めているのは、国際社会において全世界を敵に回し孤立したくない、日本をやったら次は自分たちが追い詰められるという、まあ、核戦争が起こったら人類滅亡に終る。ゆえに核は使わないという暗黙の了解があるのと一緒だ。相手がこうした事態を恐怖できる状態にあればいい。これは抑止力がある。が、歯止めもきかず、いわば狂った状態になったら、恐怖も感じないような状態になったら…そうなったらオシマイである。

<羅和辞典をひきたくなったので補足>
mutuo metu:ラテン語。ラテン語の発音はそのままローマ字読みすればいいので読むことに関しては簡単である。これならムトゥオ、メトゥと発音すればよろしい。私もそうであるが、多くの学生が悩まされるのはその格変化の多さゆえに、である。mutuo は形容詞で「相互の」、metuは名詞 metus 「恐怖」の格変化したものである。

海法紀光著『俺の屍を越えてゆけ』読む。
海法さんの著作を読むのははじめてだったのですが…すんなりと読め、ゲームファンなら楽しめるデキ映え。
構成も場面をこまめに切替ながらきちっとまとめてあって良。が、それでも不明瞭な部分がつきまとってくるのは「あの」ゲーム設定上仕方ないかな。そのほうが作品の雰囲気が「原作に忠実」ってかんじがするし。
内容に関しては術語を多く使いつつも短い文章でうまく描写している。例えば、屍山血河(シザンケツガ)なんて私も小説の中で使ったことありますけど、ちくまの『水滸伝』とかで覚えた言葉なんだよね。人がバッタバッタと死んでいくあたりの壮絶ないきざまっていうのはやはり中国文学がいいですね。
で、話はちょいと個人的なことですが……学生時代、海法さんがトールキンの『ホビット』に関してビルボがゴクリのいる洞窟の奥で指輪を見つけるシーンを冥界下りのモチーフとして淡々と解説していたのを思い出した。まあ、全体的にこなれている、という表現が適当か。
原作ゲームのノベライズということで当然ながら、ネタバレ要素も含んでいて(イツ花と昼子の関係とか)その点でも楽しめる。あとがきに次回作うんぬんの話があったが、是非、といいたいところだ。


・2月22日(土)

 妹の受験終了。最終的に東海大学文学部考古学専攻、だったかな。好きで選んだ道だ。頑張って欲しい……となると、やはり私の入っていた寮に入ることになるのだろう。実家の4月は弟の結婚式、妹の大学入学&上京と重なって忙しそうだ。

『世界ふしぎ発見』でロード・オブ・ザ・リングの撮影の行われたニュージーランドが取り上げられていた。今日から公開なので早速明日、観に行く予定。国鳥であるキウイが嗅覚の発達した鳥である、これが問題の一つとして取り上げられていた。そう、キウイは鳥類でありながらあの長い嘴の先に嗅覚を発達させているのだ。これで地中のミミズなどを見つけては食べる。
あとは若木のうちは枯れた振りをして葉を食べられないようにするという樹、などもあって興味深い。
それと感心したのは映画のCGに人工知能がはじめて使用されていたということ。
モンスター一匹一匹に異なったAIを組みこんでいて状況に応じてそれぞれ違ったリアクションを取るのだと言う。これも明日、実際に映画館で確かめてみたい。

なるほどな、と思ったニュース。
神奈川でアザラシに住民票を交付したのは何ともコメントしにくいニュースだったが、これに対して税金を支払っている外国人でいまだ住民票の交付を受けていない人たちが抗議のデモを行った。アザラシは良くて私たちはだめなのか? あとさき考えないと、こうしてしわ寄せが来る。

宮城谷昌光『沙中の回廊』上下巻。
ふと本屋で見かけたのだが宮城谷氏の全集が刊行されていた。私は初期からの彼のファンなのでちょいと嬉しい。


・2月12日(水)

 実家から電話。妹、すべり止めのところは合格した。まあとりあえず、二浪、ってことは避けられたので良かったとプラス思考。たぶん、いずれにせよ、私が学生のときに住んでいた寮に入ることになるだろう。

風邪は良くならない。仕事を早めに切り上げ薬をもらいにいく。トップページは結局、図形の配置をうまく使いこなせず、元にもどす。


・2月11日(火)

 建国記念日。風邪をひく。熱はそうでもないけど、クシャミと鼻水が半端じゃない。ま、インフルエンザじゃないだけましか。


・2月9日(日)

 今、高校生は受験シーズン真っ只中。で、我が妹も奮闘中である。三人兄弟の末っ子。頑張って欲しい。今日、実家に電話を入れたら、両親は、日帰り旅行から帰ってきたばかり。妹は今朝、東京へとむかったとのこと。明日からT大学をはじめ3連戦だという。応援のメールをいれておこう。

今月号の『英語青年』が送られて来たので、その中の内容について少し触れておこう。
Northrop Frye とはまた懐かしい名前(私の中では)を聞いたものだ。その著書『批評の解剖』は文学論を見る際に必ず触れねばならない一冊であろう。イーグルトンの『文学とは何か』においてもフライのこの著作は取り上げられている。
池田栄一氏が旧著快読というコーナーでこの『批評の解剖』を「現代の詩学大全」として評価・紹介している。『批評の解剖』の内容をかいつまんで話すのなら、
あらゆる文学の根底には四つの「物語文学の範疇」が存在する。それは喜劇・ロマンス・悲劇・アイロニーであり、この四つの類型は、それぞれ春夏秋冬の四つの<筋の類型(ミュトス)>に対応するとみることができる―――そしてこの文学の全体は循環しており、それは文学史にも適用されうる。すなわち、神話に始まりアイロニーに終る。そしてフライが存在していた1957年においてはアイロニーから神話への転換の兆候がみられるというのだ。全体を捉え分析していく構造主義と分類される批評はフライにその頂点をみることができるであろう。
ってな感じかな。
文学理論って言うのは一つ分かるとその物差しを何にでも当てはめたくなる。新しいおもちゃを与えられた子供と同じだ。私もこういう経験をしたことがあるから分かる。ユングしかり、フライしかり、アウエルバッハしかり、である。ま、基本の方法論は置いておくとしてそれらをいかに鮮やかに使い、新しい説を、オリジナルの説を見出すのか? そこが例えば卒論なんかでは苦労するところであるのだ。
ちょっと懐かしい思いにひたった今日の夕べではあった。

R・ジョーダン『昇竜剣舞』3巻。栗本薫『グインサーガ』88巻。


・2月8日(土)

 落札価格は6600万円! 作者不詳だった絵画、一万円だったのに…それがヴィンセント・ヴァン・ゴッホの初期の作品と判明しただけでこの値段に……いやはや凄いモンです。

 今日も花の話を。
「アネモネ:風の花。ギリシャ語の風「アネモス」の派生という。プリニウスは風の吹く場所で咲くからと述べる。キリストが山上の垂訓で、栄華を極めたときのソロモン王でさえ、この花ほど着飾っていない、と説いた野の花は、アネモネが有力。王の衣装は貝紫で染められ、アネモネには紫の花色が存在する。」(8日付朝日夕刊より)
アネモネが風の花とははじめて知りました。う〜む、勉強になるなぁ。
さてさて、このコラムを担当している湯浅浩史さんの手元にはプリニウスの『博物誌』37巻、あるいはそのうちの植物篇があるとみえる。和訳はいくつか出ているが高い、睦月の書棚にもまだ『博物誌』はありません。けど、欲しい……ネットで調べてみたら三巻本で47000円でした……一冊あたりの単価が15000円とは私の持っている本のなかでもトップクラスですね。
アネモネはその写真だけをみればちょっと色合いがドギツイ。生き物に喩えるなら毒をもってそうな雰囲気である。あまり私好みの花ではないことは確かだ。花はもう少し淡い色合いのほうがいい。


・2月7日(金)

 アザラシでも住民票が取れてしまうようなご時世である。まあ、タマちゃんブームの最後の残り火といったところか。法律的に考えるといろいろとややこしいことになりそうだが、そんな薀蓄はヤボであろう。しかしまあ、アザラシが日本の川に住みついている理由がよくわからん…田舎ならともかく、なにせ都会の川は汚いっていうイメージが強い。鯉は濁った水を好むがアザラシがそうとも思えん。餌が豊富? 外敵がほとんどいない? それともただ帰り道を忘れただけ? まあ住めば都なんだろうか、アザラシにとっても。

「バイオレット:ニオイスミレ、ギリシャの古名はイオン。神話ではゼウスが白い牛に姿を変えさせた愛人イオに、食物として与える。アテネの名は、イオンからイアンティネを経て変化したと、プリニウスは書く。住民がその香りを好んだからという。香水にされ、花色からバイオレット、紫色が由来した」 (2/6付朝日夕刊より)

スミレ(黄色だけど…)は私の誕生花なのでなんとなく抜粋してみた。アテネの名前の由来…まあプリニウスの説を否定するわけではないがちょいと胡散臭いかな?


・2月6日(木)

 夏の申しこみ完了。予定としては『サマリアナ・サガ』の世界設定&登場人物紹介&短篇、余力があれば『俺屍』の短篇&イラストなどを。

「詩人よ、きみの後ろに付いていこう。だが、太陽の動きにしたがって、ぼくの影がきみを追いぬくことも一度ならずあるだろう」アラン

自らのステータスを思う。上述の文は哲学者アランのものであるが、彼の文章はときに詩人の詩よりもより詩らしい。それは言葉の奏でる調べというよりもその言葉の集合体、思想の調べの美しさによる。


2月2日(日)

 大分日記をサボってしまった。
さて、今日のニュース一面はNASAのスペースシャトル「コロンビア」が大気圏突入直後、空中分解、炎上し乗員7名全てが死亡した、ということだ。「チャレンジャー」以来の大惨事である。国際宇宙ステーションの整備が急ピッチで進められる中、4機しかないスペースシャトルの使用頻度は高まり、機の老朽化なども指摘されていた矢先の事故であった。乗員の方々のご冥福を祈るばかりである。
 貿易センタービルのテロ事件の時もそうだったが、日常なにげなく生活していてもこういうニュースを耳にすれば自ずと「生」とか「死」について考えてしまう。あまり実感も無く、普段忘れているだけのことなのだが、いずれ何かしらの「答え」というか、自分なりのスタンスというものを見出しておかねばならない問題でもある。
死は万人に平等に訪れる事象である、今のところは。
SFのように科学や医学の進歩がいずれこの壁を越えるかもしれないが、それは現在あてもない夢物語である。よって我々が生きているということは死にむかってひたすら進んでいくことである。その終着がいつになるのか、それは漠然としていて誰にも分からない。
今まで曖昧模糊としてともすると無限に続いていくのではないのか? と思わせるようなこの生を享受している状況において、死というゴールを視界に入れて生きていくことはやはり、意味のあることだと私は思う。私自身も一度、救急車で運ばれたときは取り乱してしまい、ダメかな? と思ったものだ…

昔から生死のテーマを扱った作品は数多いが、分かりやすいところでフジテレビのドラマ『僕の生きる道』がある。NHK大河ドラマの『武蔵』も生死のやり取りを描くがこれは原作を読んだほうがいい、と私は思う。自分の人生の終りを告げられたら、あと数ヶ月の命と伝えられたら……
普段からドラマのような生き方をしろとは言わない。
でもたまには考えてみよう。そうすれば己の生活を省みる材料にはなるであろう。


・1月21日(火)

 私の大好きな時代劇『剣客商売』が再び始まった。今回は美冬と大二郎の恋物語が始まるシリーズなのであるが…なぜ、なぜにキャストを変えたのだ、フジテレビ! 大路恵美と渡部篤郎、この組み合わせがベストというか、もうイメージとして定着してしまってるのに… 納得いかん。


・1月20日(月)

 なんといっても一番のニュースは貴乃花の引退表明。
その波紋のひろがりに改めて彼の存在というものがいかに大きかったのかを実感する。そう、一つの時代を築いた、平成の大横綱。相撲ブームは彼と共に到来したのだ、それは誰もが認めるところであろう。貴若兄弟に曙、武蔵丸…話題は力士たちだけに留まらず、その私生活や土俵に上がるまでのさまざまなドラマを浮き彫りにした。花田家の様々な問題、兄弟対決、ライバル同士の優勝決定戦、遠くの存在のようでいながら、身近なニュースで赤裸々に描き出された彼らの活躍絵巻は、やはり、そう、「おもしろかった」のだ。
わんぱく相撲から30歳で引退するまでの相撲人生、多くの怪我に苦しみながら、彼は確かに一つの軌跡を残した。それは我々の記憶に確かに残り、きっと語り草となるだろう。

相撲界では今、モンゴル力士の活躍が目立つ。が、まだまだヒーロー性が足りない、端的な言葉で言えば役不足、なのだ。貴乃花の引退に寄せて思う。せめて彼らが育つまで、と考えるのは酷な意見なのだろうか?
しかしいずれにせよ、お疲れサマでした。数々の名勝負をありがとう。


・1月18日(土)

 Eがいなくなる前に、ということで噂には聞いていたEの彼女のSさんと三人で夕食へ。
店は市川の「紅虎餃子店」。有名なチェーン店で美味しい、らしいのだが今まで私は入る機会がなかったのだ。中華に舌鼓をうちつつ、会話を楽しむ。
SさんはEから聞いていた通りの、気のきく、しっかりと落ちついた方で、趣味も絵画ということで私とも話が弾んだ。とくにSさんはロセッテイやら、彼等が描いた『ハムレット』のオフィーリアが好き! ということで私は非常に嬉しかった。それなら、ということでラファエル前派が描いた「シャロットの女」(←これはオフィーリア同様、入水して死ぬ女性のイメジャリーを持つ)の話をする。とくにテートギャラリーのウォーターハウスの「シャロットの女」はイイヨ と私が言うと、首を傾げていたSさんだが、いくつか特徴を説明すると「ああ!」と納得していただけた。
こんな彼女がついているのならEも安心だな、と思った私なのでした。
こうして楽しい夕食の時を過ごした。

熱は…どうしたんじゃい? と言う方。
一晩寝ていたおかげで熱は下がり、体調も大分回復。午後、ちまちまとシナリオ片手間に3000ヒッツ記念のイラストなぞを描いてみたりしたのでした。
しかし3000ヒッツ記念のイラスト、描きおわってからキリバンゲットした「きっかわ」さんからリクエストメールが届いていたことに気付く(涙)。ちなみにリクエストは『俺屍』の女神「お地母の木実(オチボノキミ)」サマ。これは別に描くとしよう。


・1月17日(金)

 頭が痛い。初めは二日酔いかと思ったのだが、昨日はそんなに飲んでないなぁ、と思うにつけ、どうやら風邪をひいたらしいことが判明。もう、仕事の最後のほうは寒気はしてくるわ、頭は痛いわで、クラクラして大変。それでもなんとか無事にのりきる。帰りに行き付けの薬屋さんで「のどぬ〜るスプレー」と風邪薬を購入。帰って熱を測ってみたら37度。たいしたことないな、と思ったが寒気がとまらないのでこれから熱が出るであろうことは明白。明日もやることがあるので早めに就寝。


・1月16日(木)

 しばらく職場を離れる友人Eの激励会を小岩にて。同期8人、全員集合! とあいなった。ほんと久しぶり。Eには奮発して、私がチョイスした沖縄のお酒「泡盛」を贈る。お酒以外に喜んでもらえそうなものが思いつかなかったところがなんともはや… まあいいやね、Eも酒好きだし。私もお酒好きだし。皆(?)、お酒好きだし… とにもかくにも頑張ってくれ、と願うばかりである。
しかしまあ、この忙しいなか、平日だと言うのに全員集まれる、というのはやはりヤツの人徳なのか? それとも皆、人間ができているからなのか… まあ、両方であろう、ということにしておこう。


・1月15日(水)

 朝日の夕刊で必ず目を通すコラムがある。一面の「花おりおり」。毎日、一つの植物を取り上げ紹介するというコーナーだ。で、今日、15日の花はデンファレ。これは小説のなかの街の一つに使っているので興味深く見る。デンファレというのは日本人の造語で正式にはデンドロビウム属ファレノプシス。略してデンファレ、というわけだ。知ってみれば、なぁ〜んだ、である。原産はティモール、園芸品種が多いそうだ。
植物の話になったので(そういえば昨日の金枝も植物だなぁ)、今日の花は何かな? とモノの本をめくる。そうすると1月15日、今日の花はなんと「とげ」 thorn だった。花言葉は「厳格」、原産地「世界中」というのにちょっと苦笑。
ローマ神話に曰く。
愛の使者キューピッドが美しい薔薇の花を摘み、あまりにもカワイイのでキスしようとしたところ、花の中にいた蜂にチクリ。かわいそうに思ったヴィーナスが蜂を捕まえるとその針を抜いて薔薇の樹に植え付けた。そこから薔薇には刺があることに……

松井のヤンキース入団会見。カミカミでしたね。緊張してたんでしょうか?
ま、野球で答えを出して欲しいですね。


・1月14日(火)

 今日も忙しかった。帰宅したのは8時ちょっと前。

先週もちょっと触れたがドラマ『僕の生きる道』がおもしろい。主演の草薙剛、かなりいい演技をしている。必見! です。皆、見よう。

ちくま学芸文庫の2冊はオススメ。一冊はJ・G・フレイザー『初版 金枝篇:上』。もう一冊はホルヘ・ルイス・ボルヘスの自撰短篇集。金枝篇は私の手元に既に岩波文庫の五冊揃いが一組ある。学生時代に古本屋で買ったもので四、五巻以外はカバーもなくボロボロだ。宗教や神話に興味があるのならこの書物は一度は触れることがあるであろう一冊であるが、新装となったものを手にとってみて、昔の記憶が蘇ってきた。
冒頭、このような一文で始まる。参考までに新旧の訳を出せばこうである。
「たれかターナー描く「金枝」という絵を知らぬものがあろう」(岩波)
「ターナーの絵画「金枝」を知らないものがいるだろうか」(ちくま)
共に反語を訳出しているわけだが、睦月個人の語感で選ぶのなら岩波の方がよい。まあ今はその話は置いておくとして、はじめて読んだとき思ったものだ。

「ターナー? 知らん!」

美術館に通ったりして、絵画に詳しくなる以前の話だ。ピカソやゴッホ、モネ、ラファエロなどは知っていてもターナーは知らなかった(もちろん、今でこそ、ターナーは英国を代表する有名な風景画家だと知ってはいるが……)。金枝、が何かも知らなかった当時の私は当然ながらターナーがどのような絵画を描いたのか見当もつかなかった。そしてそのことに憤慨を覚えつつも、読み進めていけば、何時の間にか、イタリアのアリキアという街にみられた祭司の交代制度の話に引き込まれている自分を発見する。
祭司の候補者は祭司を殺すことによってのみ、その職を継承することができ、さらに自分が殺されるまではその職を維持することができる、というのだ。そしてこのような制度が帝国主義の時代にまで現存していたというのも驚きの事実である。
この話から金枝篇の主題である「殺される神」の論が展開されていく。

脚注はちくまが詳しい、が、あくまでも初版を底本としているので、改訂三版を数える金枝篇の全てが訳出されているわけではない。岩波と合わせて読むのがよかろう。


・1月13日(月)

 成人の日。今日は朝からへこへこと職場の新年会の冊子製作に励む。去年やったデータがのこっているのでそれを今年版に再編集。各人のコメントは……去年はスキャナで全部読んでいたのですが今年は面倒になりマニュアルで編集。切り貼りしてました。


・1月12日(日)

 いろいろなウェブリングに登録⇒トップページを参照。


・1月11日(土)

 職場の先輩の結婚式。仕事を一から教えてもらった先輩の結婚式はちょっと感慨深かった。が、なにより驚いたのは、定番とも言えるビンゴゲームで私が1等になったこと。スタートこそ全然揃わず、中盤になっても一つしか開いていなかったのが4連続ゲット、自分でもびっくりの最短ルートでビンゴ!! ビンゴって叫ぶのはなんて気持ちがいいんだろう!! 結果、勢いで一番高価なDVDプレイヤーを選択、いただきました。だがしかし、よくよく考えてみれば我が家にはプレステ2はあるし、ノート、デスクトップのパソコン2台ともDVD再生は可能だし、MP3についても去年の秋にプレイヤーを購入したばかりなので、このDVDプレイヤーはまったく必要ないという状況。どうしようかな…


・1月10日(金)

 R・ジョーダン『昇竜剣舞』2巻。


・1月9日(木)

 年に一度の日。このHP『睦月庵』も三年目です。そして私は……ま、いいや。でも、お祝いのメッセージをくださった方、本当にありがとうございました! 今年も頑張りますよ。

池波正太郎『剣の天地』読む。新陰流の祖、上泉伊勢守の物語。


・1月8日(水)

 ネプチューンが出ていたフジの東西鍋対決という番組を見る。
東西の食材を集めて味を競うという内容。オホーツクのホタテってハンガーで釣れるんですね。観ていた方は分かると思いますが、ハンガーにおもりをくっつけて海底を転がすだけでパカッと閉まったホタテがとれてしまうんですね。いやはや、いるところにはいるもんです(←でも、あまりにも簡単に取れるので、地元ではこの取り方は許可を得ないとできないとか…) 西は沖縄の方の島(どこだか忘れました)の小型のイノシシ(土着の在来種)。柴犬くらいの大きさでその肉が美味だそうで。シシ鍋ですな。あとはフグ専用のネギ。サラサラと細くて全然ネギ臭くなく、フグに巻いて食べるととても旨い、らしい。しかも一束2000円! た、高い。私がいつもラーメンやチャーハンや納豆に入れてる奴なんて一束100円だから、分かりきった数字を挙げれば20倍ですね。これは食べてみたいですね。


・1月7日(火)

 草薙剛主演のドラマ『僕の生きる道』が異彩を放っている。主人公は高校の生物教師。平平凡凡の無難な生活を送ってきた草薙扮する中村。ある日突然、余命あと一年と宣告される。呆然とし、わけのわからぬ怒りを、どうして俺なんだ、という叫びを徐々に周囲にぶつけていく中村。明らかに人生の転機だ。が、その人生もあと一年しかない。次回予告ではとりあえず、自殺しようとしていた。絶望のどん底を味わうのだろう。
が、深淵に落ちようというときそこから転回してきたものは強い。それは新しい創造をなす原動力となる。中村の深淵からの転回がどのように描かれるかに期待、安易に恋愛がらみだけで終わらないようなところがミソだろうか?


・1月6日(月)

 仕事始め。予想通りの忙しさ。直前まで変更内容が確定されなかったとんでもないシステム変更などもかさなり、帰宅は10時近くに……疲れた。

友人の浅井勇さんから年賀状が届いていた。あいかわらず巧いイラストで感激。とくに今年のものは良い感じに仕上がっていて、最近描いている私のイラストなどはアップしてあるのもおこがましいような……
ま、己を卑下しても始まらない。がんばろう。

小説でメシを食っていくのは大変だ。たまたま今日から始まった月9のドラマをみていて(90分スペシャルだったので後半を見れたのだ)思った。
現代でも芸術家――パトロン制度というのは存在しているが、昔は(って紀元前80年頃の話なのだけれども)この金銭的な関係以外にかなりの特権を芸術家たちは認められたいた。「ディオニュソスの芸人」と呼ばれた芸術家集団(当然ながらギルドを形成)は公共事業奉仕義務、兵役、戦時特別税(エイスフオラという)などを免除され、さらに強制的な臨時徴収にも応じる必要がなかった。とくに視察にきたローマ政務官を宿泊させる義務は免除され、かなり独立自尊の特権階級であったと思われる。所得税、住民税、国民年金を払わなくてもよく、いやな天下り政治家の接待をする必要もない、それで周囲からはチヤホヤされるのだからいい身分である……う〜む、私は何を書こうとしていたのだろう? なんだかこのまま書いていくとしょーもない愚痴になりそうな展開だ。ということで今日はここで筆をおく。もう眠いしね、では。

ちなみにパラパラとめくった参考文献は『西洋古代史料集』(東京大学出版、1987)でした。


・1月5日(日)

 NHK『武蔵』。とりあえず見てみる。吉川英治が原作ということは、あの原作の面白さを伝えるには、「生きる」ということをいかに描くのかが勝負となるはず。その辺を念頭において見た。初回は、まずまずの出来映え。西田敏行扮する武士(原作には登場しない)にその辺を語らせることで、せりふ以外の深みをだそうとする演出だった。 吉川英治の原作は今までにも映像化されていて、以前にも書いたかもしれないが、私の中では正月12時間時代劇で放映された北大路欣也の武蔵が一番である。これに匹敵する時代劇は黒澤映画をしか知らない。この先入観があるので、この壁を打ち破ることができるのかどうかが私の中でのひとつの基準となりそうだ。
しかし……ラストの雨に打たれるシーン、映画『ショーシャンクの空に』のワンシーンを思い出したのは私だけだろうか?


・1月4日(土)

 今日も年賀状とHP更新で一日が過ぎていく。ず〜っとパソコンに向かっているのも疲れる。しかも時間のかかったのが、フォトショップの単純作業で……
夜、映画『ホワイト・アウト』を観る。日本版のダイハードって感じなのだろうか。片手間に観ていたわりにはおもしろかったかも。

今日は納豆の話を少々。
別に茨城出身だからと言うわけでもないのだろうが、納豆は好物の一つだ。正月の餅は、雑煮でなければ私の場合、納豆をつけて食べる。で、この時期、実家などから送られてきた餅と納豆が大量に冷蔵庫に格納されるわけだが、実家から送られてきた納豆のほうが旨い、というのがこの二日で如実にわかった。単純に、こちらのスーパーでいつも購入している3つで100円の「水戸納豆」、対するは実家から送られてきた3つで158円の「くめ納豆」、後者の方が旨い。旨さの差は58円の差なのか? いや一緒に入っているタレの差だろうか? ちなみに納豆に100円以上かける気もしないのも事実なので、くめ納豆を食べたければ安売りの時を狙うしかない。 ちなみに蛇足ではあるが、くめ納豆の「くめ」とは実家近くの地名であり当然、納豆工場がある。で、くめ仙人、なる伝説が存在しており、(美女に見惚れた、だったかな?)雲の上から落ちてしまった仙人が伝えたと言う、なんともでっちあげっぽい逸話が今に伝わる。


・1月3日(金)

 帰京。スーパーひたちは空いてるかな? と思ったら大間違い。混んでましたね。指定席を取るのもギリギリでした(しかも喫煙席だし……)。でも自由席に座れなくて、せまい車両間のスペースに立ったまま、上野まで帰りたくはない。
帰ってきてみれば雪のお出迎え。どうりで寒い。
昼食を取り、箱根駅伝をみながら年賀状を作成。今年もアルフォンス・ミュシャの絵を引用。有名な『黄道十二宮』。でも残念なことに今年の干支である羊と魚は少ししか見えない。
で、一般用の年賀は終り、ホームページ用にとイラストを描いてみる。
アップしてみたらやけに色がドギツイ? なんでだろう?

上記の原因はどうやらファイルがウェブに対応していなかった、ということらしい。gif で再度書き出してみるとフォトショップで塗ったままの色になった。めでたし、めでたし……でも質は落ちるけどね。


・1月2日(木)

 昨日の無茶が多々って体調不良。親戚の家には行かず、留守番。
年賀用のイラストを描き始める。


平成15年1月1日(水)

謹賀新年。今年も一年よろしくお願い申し上げます。

 31日の夜から小学校時代からの友人たちと遊ぶ。年に二回しか会わない奴らなのだが、ほんと昔と変わらない。まあ、むこうからみれば私も全然変わってない、ということになるのだが。それが懐かしくもあり、そんな友人たちとは話しているだけで楽しい。お互い、ハナタレ小僧の時分から知っている仲だ。馬鹿をやっても気心がしれているのでツッコミもフォローも自然に出てくる。 で、運転をしない奴は酒を飲み、ボーリングをやり、モノポリーをやり、ボブ・サップが圧倒的勝利を収めたのを見終わると、気づけばもうカウントダウン。どうしても、というので12チャンネルのクラッシックを聴きながら新年を迎える。これがまた0:00ぴったりに終るんだよね、ほんとに凄い。オーケストラと指揮者の息があってないとできない芸当だ。

新年初の読書はラーゲルクヴィスト(山下泰文訳)『巫女』岩波、2002。年末に出た岩波文庫の赤帯最新刊。巫女が一人の男にデルフォイ神殿にて経験した己の人生を振り返って語る、というのがメインの筋なのだが、それが淡々と進み、しかしキリスト教的価値観にそまるでなく、何事に対しても斜に構えているような姿勢がなかなか面白い。で、ラストにおいて神について考察がなされるのだが、この辺の考え方も私に似ていて好感が持てた。
作者のラーゲルクヴィストはノーベル文学賞作家(1951年の『バラバ』という作品)だそうだが、私はこの本を手に取るまで全然知らなかった。