Mutsuki's Diary
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温故知新(昔の日記だよ)
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・12月31日(土)
いつもだと大学時代の友人たちと忘年会なのですが、今年は先約がある。
TRPGサークルの年越し合宿が行われるため、そちらへ参加したのだ。
まあ企画自体、友人のひろゆきさんと『King Arthur:Pendragon』を遊ぶために立ち上げたものだが、予想以上にたくさんの仲間が集まってくれることとなった。嬉しいかぎりである。泊まった施設も良かったし、満足。
この一ヶ月、ひろゆきさんの情熱に後押しされつつ、チマチマと邦訳に励んだわけだが、苦労した甲斐はあり、私の卓に参加してくれた皆は楽しんでくれたみたい。
ルール的にちょっと日本では珍しい感じのシステムだったので、最初はとっつきにくそうにしていた人も、さすがは百戦錬磨、すぐになじんで「楽しみのツボ」を押さえてくれた。英文自体はゲームのルールブックなわけであるから、アーサー王伝説関連の専門用語を抜きにすれば邦訳は難しくはない。この点、ハリーポッターなんかの方が語彙、表現という点に関しては何倍も難しいところがある。児童書とはちょっと呼べない。
今年の総括といわれれば、個人的には職場の異動(3回目)が大きかった。新しい人間関係が構築され、飲み会などイベントが倍になった感がある。自分で言うのもなんだが、結構、顔は広い(と思う)のだ。
友人、身内を含めて周りを見渡してもいろいろあった。結婚、離婚、転職、就職……人生の転機といいましょうか、めでたいことやら悲しいことやら盛りだくさんな一年だった気がする。
来年は20代最後の年、いったいどんな一年になりますやら。
・12月28日(水)
先輩の結婚式がつつがなく終わり、ほっと一息ついている今日この頃。
職場は年末で、さすがに忙しい。暇かなぁ、と思っているとあっという間に混んでくる。
年賀葉書そっちのけで、大晦日のイベントへ向けて準備中。『King
Arthur:Pendragon』は、なんとかゲームできそうなくらいまで訳を終えました。あとはシナリオ作成です。
MHP。
ハンターランク2になりました。ギルドポイントは67460点、称号はストライダー。指輪物語だとアラゴルンですな。
ラオシャンロンから砦を守る事にも成功! MHGの時には全然進めなかった領域へ入ってまいりました。
武器は斬破刀(雷)、水剣ガノトトス(水)、炎剣リオレウス(火)、ティタルニア(龍)と相手の属性に応じて使い分け。基本的には閃光玉で動き止めて、足元もぐって切りまくっております。殺られる前に、殺れ。
防具は相変わらず、クックKシリーズを愛用。足元はハイメタSグリーヴ。頭は気分次第ですが、モノブロスヘルムだと攻撃力が上がって良。
金と銀のリオレイア、リオレウスを倒すべく奮戦中。
・12月17日(土)
ねーさんの一声により同期でテニス。場所はディズニーランド近くのテニス場。ここは他にも野球やアーチェリーなんかもできる。メンツは私とダンナ、A羽にMにいさん(会ったのは一年ぶりくらい、小岩駅から車で送っていってもらいました。ありがとう!)、女性陣はMちゃん、ねーさん、ねーさんの妹。
私も自前のラケットを持って参戦。最初は調子も出てこなかったのですが、体があったまってくると中々によい感じに。ダブルスで一通り皆と組んで試合したわけですが、なぜか全勝。たまたまツイていただけだとしても、ちょっと……いや、かなり嬉しい。
帰り道、Mにいさんに寮の前まで送っていただく。
会うのがほんとに久しぶりだったので近況報告からいろいろと話す。いやしかし、結婚して、愛娘もあって、家事も仕事もこなして……って自分がしていないことをしっかりしているMにいさんはホントに凄いなぁと感心。そしてそれをさも当たり前のことのように話すのも彼の良いところかと。
・12月16日(金)
明日のテニスに備えて早く寝ようと思っていたお風呂上りの22:30。
携帯がなり、画面を見ると職場の後輩から。なにかなーと思って出てみると、いきなり相手が変わって先輩から呼び出し。「2秒でこいっ!」って無理なんですが……
理不尽と思いつつも、髪を乾かして用意して出陣。隣駅のカラオケなので、まあ、30分くらいですか。
理由はありまして、私の直属の上司が23日に結婚するので、その友人であるところの諸先輩方はもう、いまから大変な盛り上がりなわけです。どうせ誘うならもっと早い時間に、と思いつつ、ウィスキーをあおる。ちょっとやけ気味。
帰宅したのは日付も変わった3:00ごろ。もう一度風呂に入りなおして就寝。
・12月15日(木)
フィオナ・マクドナルド著(松村みね子訳)『かなしき女王:ケルト幻想作品集』を読む。ちくま文庫20周年記念とかで積んであったものの一冊が目についたのだ。訳者の松村みね子(1878-1957)は歌人でもあるため、訳文が美しい。以前読んだことのある『アイヌ神謡集』のような雰囲気が漂う。
その一節が以下。
そとは美しいすばらしい夜であった。月は海の上に低く下りて、さざなみ立てて走る水の流れる金とかがやく銀とはその月の方に流れゆく洪水となって、輝くうつろのまばゆさの中に落ち込んでゆくかと見えた。(p.11)
漢字と仮名があって日本語はよかったなぁ。ほんとにそう思います。
何が良いとか何が悪いとか、この辺はもう感覚でしかありませんが、いいなぁ、と思うものはすっと心に入ってきます。
漢字と仮名のバランスで同じ文章でもいくつもの様相を呈してくる。いくつもの表情を表すことができる。ケルトの有名な「ケルズの書」みたいな豪華な飾り文字はないけれども十分に詩情豊か。
ちなみに漢字の量を増やすとこうなる。
外は美しい素晴らしい夜であった。月は海の上に低く下りて、さざなみ立てて走る水の流れる金と輝く銀とはその月の方に流れ行く洪水となって、輝く空ろの眩さの中に落ち込んで行くかと見えた。
最初から「外」を「そと」としている。仮名の持つ柔らかなイメージでもって、まずしっかりと情景描写の枠を作っている。「外」と、どちらかといえば漢字表記に慣れている読者の注意をひきつけることもできる。
「かがやく銀」と「輝くうつろ」。鉱物である「銀」にはやわらかい仮名をあて、実体なき「うつろ」には漢字をあてる。このあたりの言語感覚も歌人ならではというところか。
MHP!
桜リオレイアを狩って、リオハート装備を揃えようとする。以前やったときは武器が貧弱だったため桜リオレイアの皮膚を貫通できなかったのだが、今回は違う。貫通できなかったとしても斬破刀の雷ダメージは通るのですね。弱点の頭を狙って、後は爆弾。んで、コイル(腰)とグリーヴ(脚)はできたのであとはヘルム(頭)、メイル(体)、アーム(腕)かぁ。
クエストもモノブロスを倒したため、☆6クエストが出現。なんといきなり幻獣キリン討伐が出てきました。とりあえずディアブロスを狩ってからキリンに挑戦してみようかと思います。
・12月11日(日)
友人宅にてTRPGの後、鍋。そのうち二人程、誕生日が近いものがいてケーキなどを食す。来月は私の番らしいが……
しばらく会っていなかった後輩が公認会計士になったとの知らせあり。頑張ったなぁ。
MHP。
上竜骨をゲットすべく、蒼イャンクックを狩るわけですが、なかなか出てきません。まあそれならそれでということで、装備品などを「クックKシリーズ」にしてみる。
武器を「斬破刀」にしたので結構簡単に倒せます。
・12月9日(金)
国債は売れましたね。なんとか売り切れ前に目標額到達できて一安心。
・12月8日(木)
木曜日はレクの日。
ということで、バレーボールをやるはずだったのですが、人数が集まらなかったため、そのまま飲み会に。
明日は個人向け国債の発売日なので今日は早く寝ましょう。
・12月7日(水)
雪の日、雨の日、舗装された道は滑るものだが、銀杏の敷き詰められた歩道というのも危険というのがよくよく分った。
革靴にふかふかと最初は柔らかい感覚でよかったのだが、力の入れ具合が悪かったのか、思わず足をとられる。転びはしなかったが無理な体勢で踏ん張ったため、足にいらぬ負担がかかり痛めてしまう。
学生時代、日吉キャンパスの銀杏並木も凄かったけど、そんなに滑った覚えはなかったんだけどなぁ。
まあ、気を取り直して。
'After all, tomorrow is the another day'.
モンスターハンターポータブル。
リオレウスを数匹狩って大剣「レッドウィング」を作成。これでフルフルを倒しに行こう。
アイルーキッチンや農場でレアな素材をもらうのだが、アイテム作成に必要なものが全て揃わず、ただただ眺めるだけに。Sがついてるレア度7のものが出てきたのですが、さっぱりです。手近なところでは、上竜骨。これはもっと先じゃないと手に入らないのかなぁ。
ちなみに今日は、農場でノヴァクリスタル、キッチンでアイルー食券(松)をいただきました。
・12月4日(日)
MHP。
ちょこちょこやるはずが、どっぷりとはまってしまう(笑)。
クエストもレベル3をクリアーし、リオレウス前まで来ました。今回も大剣を使っているわけですが、鉱石を序盤から集めやすかったため、骨系ではなく鉄刀(神楽)を愛用。装備もボチボチ揃ってきて防御力も60を超える。あとは回復アイテム揃えていざ、リオレウス打倒って感じです。
農場の虫採りで「王族カナブン」を、アイルーキッチンで「シルバーチケット」をそれぞれゲット。これ、かなりいい素材みたいですね。生産できるアイテムリストが一気に増えました。
・12月3日(土)
昼前に起き出し、しばらくもだえる。
歯を磨き、冷たい水を飲んで布団にくるまっていたら動けるくらいにはよくなってきたので、買い物へ。
市川南の工事現場(マンション建設予定地である。某建築事務所も市川なのでここを購入予定の方々はいろいろと思うところがあるかもしれない)を横目に、駅東口付近のゲームショップへ。
ここでPSP(ギガパック)とMHP(モンスターハンターポータブル)を購入。最初の店では売り切れで二軒目でゲットしました。よかったよかった。
ってなわけで帰ってきて早速、やってみるわけですが。
操作まわりとしては、アナログパッドの反応がいまいちかなぁ。小さいから仕方ないけど。
内容に関しては、おもしろいかと。MHGではネットにつないでいなかったので、取れないアイテムなんかもたくさんあったものだが、今回は序盤からアイテムは取りやすくなっている。村にも農場が増え、自宅にはアイルーキッチンもある。友達同士で持ち寄って一緒にミッションもこなせるし。白ランポスが最初からふつーに雑魚で出てきてちょっと感動したり。
ちょこちょこやっていきたいと思います。
・12月2日(金)
職場の忘年会。早朝のこってりラーメン&ツナマヨごはんがかなり胃にもたれた模様。
・11月30日(水)
仕事は定時に終了したものの、保険の面接が20時40分予定。先輩と二人、文書などを読み、来年からの改正なんかの業研をしつつ過ごす。
その後、飲み。おごっていただく。ごちそうさまでした。もう寝ます。
・11月28日(月)
トップページの画像を更新。つい先日までいじっていたガンプラが完成していたのでその写真をば。ちなみに加工していないものは以下。
今回は全てのパーツを塗装してます。デカール貼って仕上げにMr.
Super Clear(つや消し/UVcut)を吹いてます。パーツの汚れ表現(ウェザリング)や濃淡などにこだわってみたのですが、いまいち写真だとわかりにくいですね。
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・11月27日(日)
市川市長選挙でしたが、体調不良のため、布団からでることできず。月に一度の定例会も欠席する始末……ごめんなさい。
午後から起きだして簡単な片付けをして読書。一日おとなしくしてました。
寮に貼り紙が掲出!
「ねずみが住み着きました! 部屋の棚や雑誌までかじります。整理整頓に努め、食べ物を放置しないようにすること。ねずみが住み難い環境を作るようにしてください」
うーむ、いやな感じです。近く駆除業者を頼むそうですが、私の部屋も押入れの奥まで物が詰まっているのでちょっと心配。
・11月26日(土)
朝、6:00起床。微妙に昨日の酒が残っているものの気力を振り絞って映画館へ。『ハリーポッターと炎のゴブレット』を見てくる。7:00開始のものを見たわけですが結構来てましたね、子供連れから大人まで。まあ、私も含めて待ち遠しいファンの皆さんなのでしょう。
で、話の感想ですが。
原作読んでから見たほうがいいのは毎度のことながら、今回はよけいにその感じが強いのではないでしょうか。登場人物も一気に増えますし、微妙な人間関係がわかり難いと思います。恋愛関係も描ききれていなくてマイナス。迫力はありますが、血が出たり人が死んだりと、第一巻の頃のイメージを持った小さなお子さんにはいまいち楽しめないかもしれませんなぁ。話的には大きな転回点を迎えて非常に重要な巻なのですが……
帰ってきて軽く睡眠、酔いを醒ます。
夕方、E宅にて鍋。Eの誕生日を祝って集まる同期一同。
ねーさんが手作りチーズケーキを作ってきたりと結構豪勢な集いに。ここで初めてチーズケーキの作り方を知る。手が込んでますね、チーズケーキ。レアとかベイクドとか、なかなか難しそう。
ドラマ『24』の話。女性陣二人は見ていて、まだ見ていなかった私はまるで「人でないかのような」扱いを受ける。どうやら見なくてはいけないらしい。ちなみに女性陣が帰ったあと、残った私とEとダンナはレンタルしてこようかどうか迷った挙句、挫折しました(笑)。
この日も12時過ぎまで飲む。Eの鉄道模型の精巧さに脱帽。
・11月25日(金)
本八幡にて飲み会。日本酒を四合くらい飲んだのでしょうか。
・11月24日(木)
昨日『ハリーポッターと賢者の石』を見てしまったため、思わず続き『ハリーポッターと秘密の部屋』を見てしまう。明日はアズカバンの囚人か。
ほうりっぱなしだった旅行記前篇をアップしてみた。
・11月17日(木)
明日、以前行われた職場の野球大会&今年のレクお疲れ様の打ち上げがあるわけだが、上司がレク担当なので私もそのお手伝い。最終的な人数確認などの電話をしたりする。異動してきてメールや電話番号も知らない方が多いので人づてに教えてもらったりして連絡する。が、中々に出てくれなかったりする。つながれば、つながったで局名等を簡単に名乗ってから本題に入るわけだ。普段、お酒を一緒に飲んでいる方たちは別として、なかなか集まりに出てこないような方たちには、こういうところからでも覚えてもらわないと、一向に職場にどんな人たちがいるのか分らないわけで。自分を知ってもらうというのはなかなかに手間のかかることではある。
藤沢周平『よろずや平四郎活人剣/上下巻』。TVの時代劇でも放送された人気のある作品である。以前、本屋で一話だけ立ち読みしたことがあり、その後、古本屋でないかなぁと思いつつ、結局新しく購入。天保年間の江戸。老中水野忠邦、大塩平八郎、高野長英などと聞けば、ああ、と思われる方も多いことだろう。主人公、神名平四郎は幕府目付神名家の末弟だが、母親の身分が低いこともあって家ではつまはじきもの状態。そんな時に、知人から新しく道場を開かないかという誘いを受け、家を出るためにはと、支度金として虎の子の五両を渡してしまう。結局はその知人に夜逃げされて途方にくれたところから話は始まるわけ。
「よろずもめごと仲裁つかまつり候、喧嘩五十文、口論二十文、取り戻し物百文、さがし物二百文……」うんぬんかんぬん。
大飢饉と二百数十年続いた江戸幕府が崩壊寸前という、全てのイデオロギーが軋みをあげている中で、神名平四郎の生き様は泥臭く、だが、なかなかに格好良い。
何事でも一本芯の通ったヤツというのは時代とか社会の方が重宝してくれるものなのだなぁ、と。
・11月16日(水)
仕事終了後、ねーさんたちと新小岩の「月の雫」にて豆腐料理を肴に一杯。駅ビルでは新装開店の所があって結構な賑わいだった。ひとしきり料理と酒を楽しんだわけだが、店のしきりに使われているござ(?)が、3D画像のようにチカチカして非常に気持ち悪い。あれはまちがいなく悪酔いするであろう。
・11月15日(火)
お休み。新宿へ買い物など。八千円で書籍を購入。ほんとはかなり伸びた髪を切りに床屋に行きたかったのだが、店の前まで行って床屋が休みであることが判明。そういや、第二、三火曜は定休日だった。
・11月12日(土)
一日なにも予定がないというのはいいものです。
朝、掃除して洗濯してあとはたまっている諸々のことなどを。藤沢周平の短編集『花のあと』を読み相変わらずのうまさに舌を巻き、コーヒー飲んで一息ついてから、プラモ塗装して、鉢植えの手入れ。鉢植えは前にも書いたデンマーク産のトーア・ニレ。来年も花が咲くように葉をちぎって株の形を整えるのだ。昼過ぎから風強く、洗濯物を見にいけば案の定飛ばされていて回収。昼はコンビニのおにぎりとお茶で済ませ、午後からモンスターハンターGへ。ここでリオレイア、モノブロスと倒し3つのミッションをこなすが武器は一向に強くならない。
その間、なんだかんだとメールが来まして次々と金曜から週末の予定が埋まっていく……今年の年末も忙しそうだ。
昼間テレビでやっていた柚子を使った料理(柚子雑炊)が食べたいなぁと思いつつも、夕食は納豆とキムチに卵かけご飯。あと、インスタント味噌汁。そうそう、買ってきたばかりの卵がパックの中で3つも割れていてショック、こんなこと何年もなかったのになぁ。
・11月11日(金)
仕事終了後、先輩たちと四人でドトールにてお茶する。先輩たちはこれから飲みに行くらしいのでそれまでの時間つぶしにお付き合いしているわけである。
で。
既婚者の先輩が奥さんのために鮭を焼く、っていう話から、もう間もなく結婚するお二人さんは料理の話などで盛り上がったり、盛り下がったり(笑)
私は私で部屋に換気扇がないことをひとしきり嘆いてみたり。
花嫁修行って今もあるんですかねぇ。
夜、就寝前にひろゆきさんとアーサー王談義。しばらくぶりにアーサー王について話した気が……
・11月10日(木)
バレーボールの日。ウォーミングアップに行ったバトミントンに大変熱が入り、寒かったにも関わらず、汗だくになる。ここ最近では一番ハードだった。
・11月7日(月)
何度挑んでも勝てなかった雄火竜リオレウス(『モンスターハンターG』)。
ついに、ついに、ヤツを狩ることに成功!
先日、山賊紳士さんにいただいたアドバイスが効いたようです。ありがとうございます。さてさて、ポイントは回復薬Gでして、今までこれを一個ももたずに挑んでいたわけですね私は。ってことで回復アイテムをしこたま持ち、挑んでみれば今までの苦労が嘘のように30分くらいで倒すことに成功。ヒーローブレイドを入手しました。
・11月6日(日)
友人たちと集まってガンプラを作る、という企画がありまして。
体調がちょいとすぐれなかったのですが、以前作ったキットを持って参加。ただ組んであるだけのものを、塗装まで仕上げるのが今回の目的。昨日とは打って変わって天気も悪く寒かったわけですが、他の人の作っているものを見ていると結構、ハートをくすぐられるわけでして。集中して取り組めた数時間でした。完成したら写真でもアップしておきたいですね。
・11月5日(土)
職場の皆と「シンフォニー」東京湾ランチクルージングに参加。600人収容可能な大型客船シンフォニーに乗り、東京湾を周遊しつつフレンチを楽しむという企画です。当日は結婚式の披露宴も同時に行われておりまして中々な賑わい。
で。
テーブルに揃った面子からして仕方ないのですが、気がつけば私のテーブルはあきらかな「飲み」テーブル。いわゆる精鋭、ってやつです。コースではワイン一杯しか出てこないので、あとは別料金なわけです。「飲め飲め〜」という先輩の掛け声のもと異様なペースでビールを消費していく我々(笑)。ちなみに350mlのちっちゃい瓶ビールがなんと一本700円! 凄いですねー どこにそんなお金がかかっているのでしょうか?
なんだかんだと5人で20本近くあけたわけですから、まあ、(他の方に)すいませんとしかいいようがありません。ちなみに私は途中からウィスキー。これがまた高くて一杯950円とかするわけですが……
天気も良くてなかなかに良かったですよ、クルージングは。カップルとかもいましたしね。
その後、二次会でカラオケ4時間、そのあと9時まで飲み。よくよく考えると12時から夜の21時まで飲みっぱなし。さながら耐久レースの様相を呈してくるわけですが、皆さん、元気でしたね。お疲れ様でした〜
・11月1日(火)
これまたいろいろとありまして。電話口で実家の父と「家族だからねー」と結論付けて携帯を切る。
普段は言葉に出さないけれど、やっぱり困ったときには頼りたいし、家族なら頼って欲しいとも思う。兄貴として息子として、一個人として話を聞いて相談にのる、それくらいの度量はあるつもりだし。漠然としすぎて申し訳ないが、いろんなことがいい方向に行きますように!
・10月31日(月)
月末の月曜日。精神衛生的にも、たまには愚痴の一つもこぼしてみましょう。
え〜
久しぶりにパニックになりそうなくらい忙しかったですねぇ。単純に客が多かったというのもありますが、手間のかかるのがとっても多かった。
まず小銭の入金。地元では土日でお祭りがあり、そこに出店していた店の小銭やら何やらが大量に持ち込まれたわけです。これを片手間に処理しつつ、非課税貯金の相続、保険の契約者任意承継とくるわくるわ、なにも今日でなくてもいいじゃん、というようなものがここぞとばかりに集中。午前中に来てもらった相続も相続人がちょっと多くて午後までかかって謄本確認するので手一杯、おまけに非課税担保定期貯金(元金継続)の利子が名義人が亡くなってから通帳に振り込まれてしまっているケースで余分に払ってしまった利子から税金分を返してもらわなくちゃいけないという、おまけつき(なんのことやらよく分らんという人はごめんなさい)。
まあ、帰ってきてぐったり、ということで。
・10月29日(土)
心配だった天気もなんとかもち、今日は職場の野球大会。
楽しかったのですが、チームは最下位。個人的には3打数1安打でした。
その1安打、結構会心のあたりでライト前ヒットだったわけですが、その後、盗塁して刺されるという面目ない結果に。
「俺、草野球で刺されるやつ、初めて見たぞ(笑)」と先輩から非常にありがたいコメントをいただいたのでした。
・10月27日(木)
皆さんは「毒消し草」って飲んだことありますか? そうそう、よくゲームとかで毒に侵されたときに使うと毒が抜ける便利なやつです。
なんだか昔、いろいろと病弱だった私は実家でドクダミ煎じたものを飲まされていた覚えがありますが、そんな民間療法っぽいヤツではなくてですね。
今日、風邪ひいて喉がとても痛かったため、ぶらりと立ち寄った薬屋さんで私が勧められたのが……
『銀翹解毒丸』(ギンキョウゲドクガン)
うーむ、すごいです。なにが凄いってとにかくまず字面。漢方薬って感じがバリバリでております。次に解毒、って用語。そりゃ、意味はストレートで分かりやすいけど、あんまりにも見かけないもんですからそれだけで圧倒されてしまう。んで、薬剤師の方に服用に関して説明をうけるわけですが、
「経験上、男なら12錠、女性なら10錠、一日三回は飲まないと効かないな。でもこれを一日やれば喉が痛いくらいの初期の風邪はピタッと治る」
一瓶120錠入りかぁ、えーと、でも(用法・用量)の所に大人(十五歳以上)1回8丸と書いてあるんですが……
「こいつは抗生物質と同じ働きするからねー だいたいこれ飲んで一眠りすれば良くなるよ」
さらに、よくよく見てみると含有物が明記されている。
レンギョウ、キンギンカ、カンゾウ、ゴボウシ、キキョウ、タントウシ、ハッカ、タンチクヨウ、ケイガイ、レイヨウカク、バレイショデンプン、ハチミツ、滑石。
分かるのもあるけどほとんど聞いたことないなぁ。どいつが抗生物質と同じほど優秀なヤツなのだ?
と、2秒ほど悩んでから結局、購入してみる私。半分、興味本位だったりする。これで直ればめっけもの、くらいの感覚だった。
んで。
とりあえず飲んでみるわけですよ、12錠。
勧められたように帰ってきて飲んで、就寝前にもう一度飲む。これで24錠ですね。ちなみにこの解毒丸、大きさは正露丸より一回りくらい小さく、なにやらツヤツヤとしたものでコーティングされている。舌に乗せるとちょっとピリッとします。
結果。
『銀翹解毒丸』(ギンキョウゲドクガン)、効きましたねぇ。翌朝、喉の痛みが治まりました。とりあえず、いろいろと一安心した睦月なのでした。
・10月25日(火)
洗剤を新しいのに替えまして。
今までは「ハーブの香りのファミリーピュア」を愛用していたわけですが、今回から「すすいだ瞬間キュキュッと〜Familyキュキュット」に鞍替え。ハーブは洗ったあとのハーブの香りがなんとなく、綺麗になりました! って訴えてくるようでよかった訳ですが、キュキュットはオレンジオイルが入っているため、泡立てている最中からもうオレンジの香りが私の鼻腔をくすぐって来るわけです。で、この香りがとても気に入ってしまったわけで。気分が良かったため、流しまわりまで大掃除(笑)。
香り一つで気分が変わるわけですからアロマってヤツも侮れないですなぁ。ちなみに上記の2製品はどちらも花王のものです。
・10月23日(日)
サークルの定例会。今回は合宿で一度使ったシナリオを持参したのでちょっとラクチン。時間通りに終わったし、隠しボスも使えたし、作成側としてはなかなかに満足のいく結果でした。
トップページのタイトルが文字化けしているというご指摘をいただいたので修正。フォントを借りてきていたのですが、他の方のパソコンではうまく表示されていなかったみたいです。すいませんです。
・10月22日(土)
朝、カーテンを開けると雨。
野球の練習は中止か? と思いきや、かっちりとあがったため10時から江戸川の河川敷グラウンドでおよそ一年数ヶ月ぶりの野球練習を行う。
なんていうか、もう全然ダメ。どうにもこうにも、ボールは思ったところにいかないし、フリーバッティングもピッチャーゴロばかり。来週が本番なのですが、ちょっとでも練習しておいてよかったかもしれません。
・10月21日(金)
昨日の美術館の話。
小学1、2年生くらいの女の子が母親と一緒に来ていまして。それで結構、真剣に観ているわけですよ、モローの絵画を。観て回るペースはだいたい私と同じくらいで、人込みの中をちょこまかと動いていたのですが、いやあ、なんというか感心したというか、すごいなぁというか。結構しっかりした感想を母親と言い合っているんですね。そりゃもう、その辺のおばちゃんたちが、象徴主義をちょっとかじった程度の知識をひけらかしあっているのとは比べ物にならないくらいでして。最後の売店でも親子は好きな絵葉書や額入りの絵画を楽しそうに購入していましたからよっぽど好きなんだなぁ、と。
以前にも書いたと思いますが、私が初めてモローの絵に出会ったのが18、19歳の頃。田舎にいたというのもありますが、それでも小学校低学年にして、美術館を楽しめたかといえば大いに疑問。ましてやしっかりと鑑賞するなど多分、できなかったであろう。もちろん描かれている題材がギリシア神話に由来するものが多いので興味は惹かれたかもしれないが、さて、微妙なところである。
ってな話を職場のバイトさん(高校一年生の娘をもつお母さん)に話したら、
「私も娘が小さい頃、よく美術館とかクラシックとか聴きに連れて行ったわ……全然、興味示さなかったけど……はぁ……」とのこと。
ふーむ、いろいろと難しいものですなぁ。
モンスターハンターG
雄飛竜リオレウスに挑むも惨敗。時間内に倒せません。強すぎです……ということで大剣以外の武器などをちょっと模索。槍とかいいのかしらん。
・10月20日(木)
23日までというギュスターヴ・モロー展に行ってまいりました! 学生時代はよく立ち寄った渋谷は凄く久しぶりでちょっと新鮮。
うららかな日差しを浴びて、109の右を道玄坂沿いに歩いていくとすぐに見えてくる渋谷Bunkamuraミュージアム。しばらくぶりに入館。
内容。
ちょっと早めに行ったつもりが、結構な混雑でちょっとアレでしたが、サロメや一角獣、スフィンクスなど有名どころはだいたい展示されていてファンとしては満足。水彩にしても油絵にしても、やはり画集で見るよりも実際のものを見たほうが何倍も面白い。絵の具の盛り上がりとか写真では分からない細部の描きこみとか、そういうのを探したりしていると時間はあっという間にすぎていく。今回の展示では作品と、その習作が豊富に展示されていてモローが作品を完成させていく過程を想像しつつ楽しむこともできる。
帰り道、なんか蜻蛉が気になったので一句。
夏なごり ひだまりに待つ 蜻蛉かな
・10月19日(水)
Mちゃんの送別会を新宿にて。ちなみに今回は同期一同での送別会である。局、部会、テニス仲間と個人的にMちゃんの送別会に参加するのはこれで4回目なわけだが、まあそれは彼女の人徳というものなのであろう。幹事のねーさんはこの日のために休みをとり、店を予約して花束や手袋なんかのプレゼントを用意してくれた。ありがたいことである。んで、なかなかあえないような奴等とも酒を飲めたし楽しい時間を過ごしましたとさ。
・10月15〜16日
大学時代の友人たちと総勢6名、群馬の伊香保温泉へ。
多少、雨にも降られましたがまずまずの天気の下、観光などしつつ宿を目指す。まず立ち寄ったのは「ロックハート城」。ここは津川雅彦が英国で買い取った城を山中に移したというもの。中世趣味の甲冑やらなんやかんやと置いてあり、なかなか興味深い。また、隣にある教会では結婚式もでき、我々が訪れた日も結婚式が執り行われていた。他県から利用する客が多いという。ここで自分用に天使の置物を購入。70000円の騎士の置物が欲しかったのですが、さすがにね……
つづいて「東洋のナイアガラ」といわれる吹割の滝へ。ここはなかなか迫力がありましたよ、もう少し時期が遅ければ見事な紅葉がみられたかしらん。オススメ。
夜、食事の後、皆でTRPG。システムはアリアンロッド。TRPGは学生時代以来というヤツもいて、最初は様子見で始めましたが、そんなことは杞憂。かってしったる友人たちは、なかなかに楽しげな言動で私のシナリオに応えてくれました。機会があればまた集まってやりたいですなぁ。
また友人Uが誕生日だったため、内緒でザッハートルテを購入。皆で食べようとしたのだが……異様なまでに硬いチョコレートコーティングに悪戦苦闘。たとえるなら、板チョコでチョコレートケーキを覆ってあるようなもの。ナイフがなく、フォークだけではいかんともしがたい。Sが等分しようとしたのですが、チョコは南極の氷のようにひび割れていく始末。まあ、それでも群がる蟻のようにたいらげる我々。おいしかったです。
翌日。
伊香保の石段街を散策。ここは日本三大石段の一つに数えられるらしい。ちょっと胡散臭いが。残り二つは、私も行ったことのある山形県山寺と香川県金毘羅。饅頭食べたり、アーチェリーやったり堪能。
榛名湖に向かい、スワンボートに乗る。当然のように競い、横からぶつかり合うなど結構ハードな遊びを堪能。オイオイ……皆、大人気ないですよ。
怖いくらいの霧が榛名山から湖面に下りてきたため、引き上げて、そこで解散。飲み込まれたら別の世界に連れて行かれそうな感じでした。
全体的な感想。
疲れたけど、楽しかった。年に一度くらいは皆で集まるのが吉だね!
・10月10日(月)
体育の日。
案の定な筋肉痛に苦しみつつも午前中は布団の中でグダグダと過ごす。体力が回復してきた昼前に起き出し活動開始。天気が良かったら渋谷の文化村ザ・ミュージアムで開催されているギュスターヴ・モロー展でもいこうかしらん、と思ったのですが雨のため却下。23日までですから早くいかないとな。
コンビニ行こうと外に出たら、寮の前で粗大ごみをあさっているホームレスにばったり。「ここはロクなもん、ねぇなぁ」と私にあてつけるように言ってきたのを無視するも、気持ちはやはり曇り模様に。
午後はテレビ見たり、片付けしたり、来週大学時代の仲間たちと行く旅行の下準備をしたり。そうそう来週も旅行なんですよね、私。久しぶりに会う奴らばかりなので大変でも、楽しみだったりします。でも車の運転だけは勘弁だなぁ……
・10月8〜9日
年に一度のテニス旅行ということで、今年も千葉県は白子に職場の仲間たちと行ってまいりました。初日はなんとか天気もよく、テニス日和。昨年景品で当てたラケット片手に練習に励む。今年はねーさんとペアを組むこととなったのですが、以前、組んだときには最下位という非常に申し訳ない結果に終わったため、今年は頑張ろうとラケット振る手にも力が入る。年に一度しかやらないのに、少しずつ上達しているようで、手ごたえのある球が打ち返せるようになりました。これは収穫です。どうやら、ねーさんのアドバイスにあった「球を良く見て、止まって打つ」というのが良かったみたい。
んで、ちょっぴりハードな練習も一通りこなし、温泉入って、夕食が終わればもう宴会。なんだかんだとウィスキーを呑み、たのしく夜が更けていく。
あ、さて。
翌朝。
最悪です。二日酔いです。もう気持ち悪くて動く気力もございません(笑)。
ウィスキー一気飲みしたのが効いたんですね。
「大丈夫?」と、皆に心配されつつも、うんうんと頷きかえすことしかできない、非常に情けない私。外をみやれば、けっこうな雨。不幸中の幸いというか、なんというか、結局、今日に予定されていた試合は流れ、東京に帰ってボウリングすることに。
「液キャベ」飲んで、車の中で寝たせいか、東京につく頃には吐き気もおさまりなんとか回復。
ボウリングは中々成績もよく、3ゲームやって、140以上が2度ありました。
来年こそは! と心に思いつつ、帰ってすぐに布団に倒れこむ。そのまま翌朝まで爆睡。
・10月6日(木)
職場の先輩が12月23日に結婚するということで、結婚式の招待状を直接渡されました。今日、先輩は休み。有休使って、今までお世話になった人や友人たちに彼女と二人、直接、招待状を配ったのです。凄いなぁ、と思う反面、大変だなぁ、と。でも。
なんですかね、欠員状態で人が少ないとか、そういうことで凹んでいてはいかんなぁと。私が頑張らなくては、そんな気持ちになった昼下がりでした。
帰り道、なんだか、久しぶりに月を見た。うっすらと、細い。爪の先みたい。もうしばらくして、もうちょっと寒くなってきたら、夜空を見上げるのもいいなぁ。
・10月4日(火)
国勢調査の用紙を提出する。独り者は書くとこ少ないからラクチンですねー
本当ならカードぶら下げた調査員に直接手渡しなんでしょうが、私の場合、寮に住んでいるので、寮長に手渡し。彼が取りまとめて調査員に渡すのでしょう。
チマチマとやっていた『モンスターハンターG』
ようやくクエストレベル4にまでたどり着く。当初、片手剣で頑張っていたのですが、イャンクックという飛龍を倒すためにはどうにも威力がなく大剣にチェンジ。これを強化していってます。装備はバトル系をメインに。雑魚も強くなってきたし、普通に飛龍がフィールドをウロウロしてまして厄介なことこの上なし。
・10月3日(月)
1991年といえば、私はまだ中学生。当時、受験勉強の足音がかすかに聞こえ始めてはいたが、私たちは、小学校来の友人と中学で新しくできた友人たちと、馬鹿なことをやってはそれをしきりと面白がっていた。田舎で過ごした少年時代はほんとに、『スタンドバイミー』のような世界であった。
その中にはやはりリーダー的な存在のヤツがいて(それはまあ、小3からの付き合いになるわけだが)、知り合った当時、彼は周囲の友人たちから一歩も二歩も進んで見えた。年上の姉貴の影響だろうが、いろんなことを知っていた。音楽とか、小説とか、都会(といっても茨城の水戸だが)にしかないようなものをたくさん持っていて、それが当時の私にはちょっと、眩しくみえた。そんな彼が夏休みに祖母の家に行くたびに読んでいたというのが、藤川桂介の『宇宙皇子』(うつのみこ)であり、そんな彼に対抗するようにして初めて本屋で購入した文庫本が『ドラゴンランス戦記』2巻である。なぜ、2巻を買ったのかといえば単純に1巻がなかったからである。それ以上の理由はとくに覚えていない。まあ、ゲームブックとかファミコンとか、そんなのが幅を利かせていた時代である。その題材の一つであるファンタジーなものどもに、少年時代の私は単純に興味を引かれたのであろうと思う。
閑話休題。
中学時代、そんな友人たちと放課後や休日に遊び始めたのが、今も趣味として続いているTRPGなわけで。
そしてそんなTRPG世界から生まれてきた小説を飽きもせずに読んでいた1991年に発売になったのが、山本弘のサーラの冒険シリーズ第一巻『ヒーローになりたい!』(富士見書房)であり、その最新5巻『幸せをつかみたい!』を先日「ついに」読んでしまったのだ。
4巻が発売されてから実に10年もの歳月が経っている。作者は10年、続きを書かなかった(いや、あとがきを読めば、書けなかったそうだが)。10代だった私も30がもうすぐそこに見えているというのに、物語の中では一年も経っていないというこの状況。
当時のワクワクをそのままに楽しめるかどうか不安だったのと忙しくもありほっぽっておいたのだが、読み始めてみれば、そんな不安は杞憂にすぎなかったことがすぐに分かった。
やっぱり、おもしろい物語はそのままにおもしろかったのだ。なんだかわからんが、深くは考えない。面白いものは面白いのだ。
これはちょっと感動だった。
次の6巻は1年以内に出るという。待つ楽しみが一つ、増えた。
・10月2日(日)
朝、7時起床。今日一日、有意義に使おう! と思い立ったのですが……
まあ、やることはいつもと変わらんわけです。週末はテニス旅行、再来週は大学時代のサークル仲間と伊香保へ旅行……お金が飛んでいきます。
それでもやることはドンドコたまっていくので、フットワーク軽くしていかなくては。
・10月1日(土)
ここのところ、休日は旅行で潰れていたので、なんにもないのは本当に久しぶりな気がする。
が、朝帰りなので日中はほとんど寝て過ごすこととあいなる。まあ、たまにはいいか。
昼過ぎに起き出し活動開始する私。たまっていた掃除やら、鉢植えに水をやったりしていると夕闇せまる時間帯に。
先日の旅行の写真などを整理しつつ、今日は早めに就寝。
・9月30日(金)
同期のMちゃんが仕事を辞めることとなり、その送別会が開かれる。部会という職場上のグループは変わってしまっていた私ではあるが、もといた部会だし、同期が辞めるとあって、当然のように参加するわけである。月末で中間決算の分厚い文書なんかに目を通したりしていると時間はサクっと過ぎていくが、8時からなので、余裕がある。上司と軽くお茶しながら、仕事の話なんかをしたりして時間を潰した。私も人の話を聴くのは得意なほうだとは思うが、ウチの上司はそれ以上に、部下の話をきき、気遣いのできる人である。
あ、さて。
ついてみれば、そうですね、局長以外はだいたい出席していたんじゃないでしょうか。Mちゃんが職場において、どんな位置にいたか、これだけで分かるというものです。
3次会までいき、結局、朝帰り。皆、元気だなぁ。
・9月29日(木)
阪神、優勝しましたね。まあ、どうでもいいんですが。
それよりも、胴上げを眺めている巨人ベンチの選手たちの表情。皆、死んでますね。あーあ、って感じです。もうはなっから諦めちゃってるみたいな雰囲気が漂っていて、非常に悲しくなりました。
先日から、「モンスターハンターG」というゲームを始めました。先輩たちが面白そうに話しているのを聞いていて、ちょっと興味をもったわけですが。
うーむ、難しいですねぇ。ジャンルでいえばアクションRPGってことになるのかなぁ、3Dフィールドを駆け回って、モンスターを狩っていくというもの。装備品やアイテムなんか豊富にありそうな感じなのですが、いかんせん、私の腕が悪いためにお金はたまらないし、素材も思うようなものが集まらない。コツコツやっていくゲームです。しばらく様子見でやってみます。
・9月28日(水)
ユウさんと飲みに行く。先日のサークル合宿の会計監査をお願いしてあったし、しばらくぶりなのでつもる話もあるでしょう、ってことで。
いつも店を決めずにブラブラして適当にあたりをつけて入るのですが、今回はまあ、合格でした。酔っ払う前に領収書やら私が作成した会計報告などをチェックしていただき、あとはボチボチと。梅酒がいろいろとある店でメニューも変わった名前のものが多いのが特徴。名前から想像できないような料理をとりあえずたのんでいく。串焼きで、「たぬきしいたけ」なるものがあり、頭の中は「?」なわけですが、とりあえず注文。私の予想はしいたけをてんぷらみたいに揚げて……という感じだったのですが、でてきたものは、「つくね」と「しいたけ」をくっつけてあるただの串(タレ)。うーむ、どのへんが「たぬき」なのかしらん?
・9月26日(月)
妹がまたもや海外に行ってきたのでそのお土産をいただく。アンコールワットに行ってきたというので、なにやら怪しげな女神像やら、仏頭のマグネット付オブジェなどをいただきました! あと、外貨。最初に海外旅行に行った時に妹がお釣りであまった外貨を私に与えたところ、私があまりにも喜ぶものですから、以後、毎回、外貨をもってきてくれるわけです。なかなか面白いですよ、外国の紙幣とか眺めてみると。ちなみにタイ(だと思う?)の新券には日本の新券のようにホログラムが使われていて、「おおっ!」と思ったりして。
たまたま営業成績がよかったということで、鉢植えの花を上司からいただきました。職場におこうかとも提案したのですが、もって帰るように諭されたので、今、隣に豪華に咲いております。デンマーク産の品種で、トーア・ニレというらしいです。色は日本のつつじの様な感じです。うーむ、眺めやれば心が和みますかねぇ。デンマークといえば、ハムレットぐらいしか思いつかなかったのですが、これで新しい単語が一つ加わりました。値札が貼ってあったのはご愛嬌ですね。
・9月25日(日)
今日は肌寒かった。秋を感じますねぇ。
・9月23日(金)〜24日(土)
年度に一度の同期旅行。今年は長野県、諏訪湖に8人で挑みました! 諏訪湖スワンボート対決などなど、今年もハプニング続出! というわけで詳細はいましばらくおまちくださいね。とりあえず楽しかった、ということを書いておきましょう。
・9月22日(木)
予定がなかなか合わず、のびのびになっていたのですが、新しい職場の後輩たちと飲みに行きました。後輩といっても、4人しかいないし、そのうちの二人が来てくれたわけです。話しているうちに後輩の一人は英文科卒ということが分かりまして、おまけに卒論をシェイクスピアで書いたというから、俄然、乗り気に。酒もおいしく飲めるというものです。
・9月17日(土)〜19(月)
TRPGサークルの合宿で栃木県は湯西川温泉へと行って参りました!
なんというか、ここ2、3ヶ月間、この二泊三日のために幹事皆でかなりの準備時間を費やしてきた年に一度の大イベントです。今回、私が担当したのは23人が一度に参加する企画セッション『迷宮キングダム:群雄割拠! この愛、希望にかえて』というタイトルだけ見ると恥ずかしい、シナリオの作成。何度かのテストプレイと悩み悩んで試行錯誤を重ねた後に完成したシナリオを引っさげて合宿に臨んだわけですが……
結果はまぁ、時間が足らなくなりはしょってしまわなければいけない部分がたくさん出てしまうという、個人的にはあまり納得のいかない結果に。それでも参加した会員の皆さんから様々な感想をきいていると、ああ、やっぱりやって良かったなぁ、と思うのと同時に、今更ながらにこの遊びは奥が深いぞと再認識。一喜一憂ですが、23人皆が満足するものなんてないんでしょうねぇ。5人、6人というグループで一つの物語を遊んでいくわけですが、同じシナリオを用意しても結果や反応はマチマチだし、各人、いろいろと思う所もあるでしょうし。
自分自身も含めて、少しでも楽しく満足のいくものをこれからも目指していきたいですね。
それと、最後の宴会でのシナリオ総括の場面。15分という時間をもらっていた私は、せっかくの舞台もあるということで、アドリブでシナリオ中の登場人物「聖王」の小芝居を打ったわけですが、あれは中々にいい気分でした。皆の前で簡単な演技をするなんて中学時代に友人たちとやった寸劇以来。ちなみに中学時代の役どころはシンナー中毒で幻覚を見る少年Aというあまり印象のよろしくないものでしたが……
ま、なにはともあれ、
参加した皆さん、一緒に苦労した幹事の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!
・8月27日(土)
久しぶりに友人と横浜を歩く。中華街で食事をとり、そのまま横浜元町を抜け、フェリスとか外国人墓地とかをぶらぶらするルート。
暑かったが、こういう町並みを散策というのもたまにはいいものだ。
途中、「ヨコハマ猫の美術館」というところに立ち寄る。ここは休日の午後しか開いていないという「プライベートプチミュージアム」(館長談)。国内外の猫に関する美術工芸品や、ちょっと怖い(いや、かなり、か)アンティークドールなんかもあったりして、小さくともなかなかに興味深い。まあ、その雰囲気の半分以上は館長のひとなつっこい人柄が影響しているのだろうが。せっかくなので記念にと猫の置物を買ってみる。こいつの機能的な名前はリングピローであるが、指輪など一つも持っていない私にとってはただの置物でしかない。
外国人墓地も、「海に面した緑の芝生が敷き詰められた小高い丘の上に白亜の墓標が建っている……」みたいなのをイメージしていたのですが、全然、違いましたね。日本のお墓に十字架とか、墓碑銘がアルファベットになってたりとか、聖書の文句が刻まれてたりとか、そんな要素をちょちょっと加えただけのモノでした。
午後一杯、歩いたので結構疲れましたが、こういうのもたまにはいいなぁ、と。あと、デジカメ持って行かなかったのは失敗。あれば結構いろんな写真が撮れたのに。
・8月23日(火)
昨日から寮の風呂が改装工事中なので風呂に入るのに隣の寮へ行かねばならぬ。ひとしきりの雷雨が去った後、非常階段を降りるも、暗いため、あえなく水溜りにはまる私。最悪。
しかし郵政、いろいろ騒いでますが、風呂トイレも改装工事したし、採算とれないところがバシバシ消えていく中、ウチの寮はしばらくつぶれる気配はござりませぬなー
精神衛生上よろしくないので見もしなかった野球をちょいと見てみたら、なにやら見慣れぬやつがファースト守ってる。
慎之介よ、お前はキャッチャーだろう。なにゆえ、ファーストなど守らねばならぬのじゃ。
首位の阪神と20ゲームくらい差がついてるんだからさー チーム事情だからといって肩の怪我を押してまで出てくる必要もないと思うぜ。
・8月22日(月)
友人が転職するというので、なんだかんだと報告がてら三人で飲む。ピリ辛チキンがめちゃくちゃ辛くてひどい目に会いました。
・8月21日(日)
合宿に向けての勉強会第二弾。シナリオは詰まってきたような詰まってきてないような……でももう、本番まで二週間ちょっとしかないんですね。やれることはやっときましょう。
んで、気が早いようですが、今年の冬のスキーはどうしようかとか、あと4ヶ月もすると今年も終わりですねー とか言われたりすると、時がたつのはなんとも速いもんだとしみじみ。
・8月19日(金)
職場の先輩たちと飲み会。顔が広がるのはいいのですが、私が一番下っ端という完全にアウェー状態。
慣れないものをしこたま飲んで、久しぶりに撃沈とあいなる。合掌。
・8月16日(火)
飛び飛びの夏休み一日を消化する。パソコン本体と液晶モニター、複合機プリンタがすべて揃ったので、古いマシンをさくっとどかして掃除。電源を入れる。
なんていうか、か、感動です!
液晶モニター、素晴らしいです。綺麗すぎます。マシンはファンの音がちょっとアレですが、そんなのも処理速度の速さに比べたらまったく問題なし。
ペインターの水彩筆の滑らかなこと滑らかなこと。ストレス感じずに絵筆が走るのは気持ちいいです。
午前中のうちにソフト類をインストールし、昼にしようか考えてたころ、例の地震。ニュース見て、びっくりしました。宮城で震度6ですもんね。
そんなニュースを聞き流しながら、昼飯食べてあとは合宿で使うシナリオ修正。
夜、今年の同期旅行の打ち合わせをし、宿の手配などを頼む。今年は信州に行く予定です。
・8月13日(土)
多忙な中、友人の李くんに頼んで、秋葉原で新しいパソコンを組んでもらいました。なんだかんだと、OSのXPいれて、13万円で完成。しかし仕事としているくらいですから当たり前といえば当たり前なんですが、李くんの手際のよさにはびっくり。私はハードの方はさっぱりなので、ただもう「へぇ〜」と隣で頷くばかり。CPUにアスロンの3500+、メモリはとりあえず2GB、HDも200GBとし、電源もかなり大きいのをつんだので今後、いろいろと増設してもOKとのこと。さすがに持って帰れなかったので我が家にヤツが届くのは月曜日となります。五年間使ってきた今のマシンもまあ、それなりに愛着はありますが、新しいヤツも早くこないかなぁ、と。ついでにプリンタ、モニターも新しくする予定。
世界陸上のマラソン(日本は3,4位でした!)とかわりばんこに、フジテレビのドラマを見る。終戦後30年もジャングルで戦ってきた小野田寛郎少尉の話。彼が日本に帰ってきたのは1974年で私が生れたのは1977年。彼の中では私が生れる3年前まで戦争は終っていなかったのだ。そう考えると、なんだかもう、ただただ、言葉がでてこない。ドラマもなかなかいい作りであったし、ちょっと心にくるものがありました。
原爆うんぬんの話に始まって、毎年この時期、戦争が様々なメディアで取り上げられてます。戦争を体験した人は、その体験談を次の世代へ伝えていこうと真摯に取り組んでいます。私自身も田舎で祖父母の体験談を聞いて育ったクチですが、実際に体験したわけではない。湾岸戦争やここ数年来の中東での紛争を対岸の火事のようにながめているだけです。それでも靖国神社参拝問題や、歴史教科書問題など大戦はいまだに社会に影を落としているし、平和記念碑に落書きされたら、なにやってんだかなぁ、と溜め息もつきます。そんな諸々の事象をひっくるめた根っこの部分を、なんで毎年この時期にとりあげられて、なんで平和記念公園なるものがあるのかとか、歴史をやはり、知っておかなくてはなぁ、と思うわけです。
そりゃ、確かに知らなくとも生きていけます。説教したくもないですし他人に押し付けるつもりも毛頭ありませんが、知識として持っておきたい。そしてそういう機会がくるのならば、自分の子供や孫には、祖父のようにはいかないかもしれないけれど、話してきかせてやりたいものだなぁ、と。
なんだか、ちょっとしんみりしたような、不思議な気持ちに包まれた夜でした。
・8月4日(木)
日記すらも、さっぱり更新できてない状況、申し訳ないです。飛び飛びの夏休みもあっという間に過ぎ去っていくなか、ちょいとパソコンの調子が悪かったりで、買い替えようと計画中です。
・7月23日(土)
震度5弱。地震、大きかったですね。ビルの七階にいたのですが、揺れること揺れること。エレベーターもがっちり止まって、電車も遅れまくりでした。実家からも心配のメールがくるなどなど。
しかしなにより、帰って来て惨憺たる状況だったのが私の部屋の中。パソコンラックに積んであったCDやら本やらがごっそり崩れ、妹のお土産で貰ったトルコのツボもぱっくりと割れてるといった感じで……
・7月11日(月)
病欠だった上司が今日から職場復帰。
人数的には潤っていたが、忙しかった……それでも分担して仕事をやっつけるとやはり速いなー、と。一人いるといないとでは大違いです。ってなわけで定時に「お疲れさまー」と。
・7月10日(日)
昼、新宿にて今年も行われるTRPGサークル合宿の簡単な打ち合わせがあった。
今年はやることいっぱいな感じですが、やりごたえはばっちり、なので、充実した達成感を味わうためにも頑張っていきたいぞ、と。
ボーナスもでたことだし、いっちょ、パソコンでも新調しましょうかということで、詳しい友人に20万くらいで作ったらどんな感じ? と見積もりなどをお願いしてみる。さてさてどうなることやら。
・7月6日(水)
なんだかんだと、わずか5票差で郵政民営化法案は衆議院を通過しましたが、それよりも僅差の4票差で盛り上がったのは英国の首都ロンドン。2012年の夏季オリンピック開催地に本命のパリを押えて選ばれた。ロンドンが選ばれるのは64年ぶり三度目だそうで。すごいですな、三度もオリンピックを招致している。ビジネスとしてオリンピックが儲かる以上、国のトップからして血眼になるんでしょうが。
なんだか血眼になって賛成、反対とのみ叫んで汲々としている我々の代表者たちの姿をみるのも気が重い。
お客さんから完熟トマトをいただきました。職場の上司の高校時代の後輩のお母さん、だそうで。目もとの優しい方でした。さてさて――
冷蔵庫で冷やしておいて、風呂アガリに水洗いしてそのままガブリ。
こうしてトマト食べるのはしばらくぶりだったのですが、うまい、ですな。
・7月5日(火)
「天岩戸が開いたかのような……」
その笑顔を見てファンは皆、それぞれの信ずるものに祈ったに違いない。
長きに渡る療養、リハビリを経て、ついにミスタージャイアンツ、長嶋茂雄が球場にかえって来た!
その波紋はプロ野球界だけにとどまらず、日本を席巻する。
配られる号外を手に取り、どこからかわきあがって来る昂揚感を覚えたのは一人や二人ではあるまい。
そして願うところはひとつ―――おもしろい野球をこそ観たい。
虚像に終るとしても、復活の光に包まれて、明るい未来を夢見るのはプロ野球ファンとして過ぎた願いなのだろうか。
ってな感じで、がんばっていきまっしょい!
・7月4日(月)
浅ぐろい顔に、色のよい唇と、そして唇もとの黒子が、すぐ人の目をひきそうであった。じつは、鷹の眸を思わす眼ざしや、強い意志を象徴している眉は、武人として、敵を射るほどな威を持ちうるものだが、白い歯なみのそばに、その黒子までが微笑をふくむと、女にも見ま欲しいほど、どういうものか、優しい人に見えるのだった。 吉川英治『新・平家物語(五)』p.10
さてさて、NHKの大河はどうかは知らぬがこちらは吉川英治の『新・平家物語』からの抜粋。
正体がバレそうになり、水路を臨んで立ち往生している義経に、慇懃と救いの手を差し伸べたさわやかな若人がある。彼こそが後に、屋島合戦において船上の扇を射ぬき名を馳せた那須余一その人であるわけだが、この描写が私の心にスポンと納まった。
「ああ、那須余一かぁ。さもありなん」と溜め息。
内に秘めたる強さを、ただ包みこむだけでなく、雅を解する色香までも唇もとの黒子に匂わせて、余一のイメージを豊かにしている。
・7月2日(土)
新宿の「鼎」にEやねーさん、日本酒の飲める友人たちと飲みに行く。
ここは日本酒が豊富に取り揃えてあり、酒のみにはオススメの店です。んで、いろいろと飲んでいくわけだが最終的には平均して一人頭、四合。肴もおいしく、しめて7500円。ちょっと高いが旨いものならこのくらいお金をかけてもよろしかろうと思われる。
オススメの日本酒は、土佐の純米酒「船中八索」。辛口で、くちあたりもすっきり。飲みやすい一品。
ちなみに私のデータベースにひっかからなかった船中八索の由来なのだが(酒の席では春秋戦国時代の故事がどうとかという意見などがあったが……)、ネットで軽く調べてみてもピンとくるのがなかった。ちなみに坂本竜馬が大政奉還に関して後藤象二郎に示したのは「船中八策」であり、字が違う。まあ、でもここから取ってるんでしょうかねぇ。
・6月27日(月)
今日は忙しかった……ぐったりです。お客さんをさばくので精一杯な状況はホントに久し振り。テンパってる時に限って相続とかきちゃったりして……まあこっちは以前、説明済みだったので謄本とか必要書類を確認して手続きするだけで良かったのがせめてもの救い。
トップページの写真は花瓶に活けてあった花が心に留まったもので……
しばらくしっかり読書する余裕もなかったが、新しい職場近くの古本屋さんで購入したものなどを……
ウィリアム・アンダーソン(板倉克子訳)『グリーンマン:ヨーロッパ史を生きぬいた森のシンボル』(河出書房新社、1998)は、学生時代に一度読んだものだが、ついつい見つけて懐かしくなり即購入。当時は『サー・ガウェインと緑の騎士』関連で参考になるかなと読んだものだ。
・6月26日(日)
ここのところ休日は飲んでいるか、飲み会で消耗された体力を回復しているかという、ちょっといただけない状況だったのですが、今日一日はしばらくぶりにTRPGサークルの定例会に参加してきました。
久し振りにSWのシナリオを作っていったのですが、できばえはまあ、微妙でしたかね。やはりシナリオの作り込みがたりませんでした。皆にもっと情報を流して選択肢を増やし、いろいろ悩んでもらおうと思っていたのですが……
ネタでもっていったメタルスライム、はぐれメタル、スライムキングの置き物はちょっとだけ好評でした。
秋には合宿もあることですし、今からいろいろと盛り上がっていきたい感じです。
・6月24日(金)
一週間が経ちました。いろいろと大変ですが、新しい職場でもなんとかやっていけそうです。
んで、今日は前の部会の皆さんが私の送別会をひらいてくれるということでそちらに参加してきました。「睦月くんが出るなら私がやるのは当然でしょ」と、幹事を自ら進んで引き受けてくれたのは同期の女の子。ちょっとテンパッテいた感じがしましたが、こうして場を設けていただけるだけでもありがたいものです。
五年間、って考えると結構いろんなことがありました。
仲間意識が結構強いほうなので、特に今日集まってくれた二十人近い人たちは、先輩後輩ってよりもホント仲間って感じがするし。盛りあがらなかったらヤダナーという私の思いは開始数秒で杞憂へと変りました。
・6月23日(木)
バレーボールの練習が終ったあと、皆でジンギスカンを食す。
なんだか今、流行ってるみたいですね。ジンギスカン。
そんなに臭みもなくて柔らかく、美味しかった。
・6月17日〜18日
新しい職場に異動して二日目。職場の親和会という集まりがあり、出席する。仕事には「部会」という一定の単位があり、今回私はすぐ隣の部会に異動ということになっている。むろん、今までの交流などを通して見知った顔もたくさんあるわけで、全くの新しい場所、という感じでもない。今まで何度か飲んだり、対戦相手としてバレーボール、野球をやってたりした人たちが、仲間や先輩となったわけだ。
んで、なんだかよく分からないが、えらい歓迎されました。
1次会は二時間で終了。そのあと、十二時まで飲み、さらに朝の五時までカラオケ。五時ですよ、五時。嬉しいやらフラフラやらで大変でした。
ま、頑張っていきまっしょい。
・6月15日(水)
ここんとこごたごたした感じでしたが、なんだかんだと職場で送別会が開かれる。送られるのは、なんというか、私なわけで……明日から頑張らねば!
・6月10日(金)
体調が芳しくない。ウィスキー、飲みすぎたかも。
・6月9日(木)
仕事終了後、職場の自主勉強会。その後、飲み会。十一時過ぎまで飲んでた。疲れた。
・6月8日(水)
お休み。私用を済ませた後、夕方、新宿線森下へ。
サッカーの北朝鮮戦を皆でもんじゃを食べながら見よう、という企画。総勢7名。
明太子チーズ、もち豚あさり、もんじゃを食す。隣の卓はカレー、納豆もんじゃ。
サッカーも勝ったし、もんじゃも美味しかったし。最期にブックオフで吉川英治の『平家物語』の未読分を十一冊まとめ買いできたのも良。
・6月6日(月)
いろいろと気持ちが沈んだ一日、でした。ふつーにしてても溜め息が出てくる。しばらくぶりに凹んでみたりしたのだった……
・6月5日(日)
父親に頼まれていたものを作成。いいかげんパソコン、使えるようになってほしいなぁ、と。子としては思うわけです。まあ、弟や妹には頼みずらいのかとも思うが。
・6月4日(土)

ちまちまといじっていたヤツが完成。長かったなぁ。せっかくなので画像処理をほどこしてみたり。
・6月2日(木)
「でも 愛し合うことだけが どうしてもやめられない
いいか悪いかは知らないが とても強い力だ 核融合なんて目じゃない
人間はみんなスゲー力を持ってんだ 素晴らしいことだし おそろしいことだとも思う
オレは この力の使い方 もっとうまくなりたいんだ」
幸村誠『プラネテス』(講談社、2004)のラスト、主人公である星野八郎太が木星から地球に送ったメッセージ。
DVD観て、原作も読み終え……いやあ、堪能させていただきました。ユウさん、ありがとう!
DVDも原作をもとにうまく咀嚼して話を作っているし、原作は原作でDVDでは描ききれなったテーマをきっちりと伝えてくれている。メディアを別にして、骨格は一緒だけど肉付けは全く異なる仕上がりとなっている『プラネテス』という作品。この二重の厚みはオススメです。
友人(男)がダイエットしていて食べないから、と私のところにカップ麺やらビールやらを持ってきた。
持ってきたのはいいのだが……
賞味期限が今月中旬までといういわく付きの代物ばかり。まあせっかくなのでいただいたわけなのだが……ちょっとどうしようかな、と。いやまあ、食べるしかないんだが。
・5月30日(月)
「黄色い絵の具は地面の色で、青い絵の具は水の色。二つを混ぜればかわいい緑が芽を出します」
っていうようなことを幼稚園の頃に習ったような記憶がある……
今となっては当時の自分の気持ちなど思い出す術もないが、多分、きっと、よくもわからずに筆と絵の具をこねくりまわしていたことだろうと思われる。
今日は雨が降って、スーツが濡れて、嫌な天気だったけど。
街灯に照らし出されたマンションの垣根が、肉厚な葉で水滴を弾いて一際明るく見えた瞬間。
遠い昔に初めて作った「緑」という色がなんとなく、頭に浮かんだ。
・5月29日(日)
予想通り、右腕が筋肉痛……
夜、ユウさんからお借りしたDVD『プラネテス』を見始める。ちょっと前までNHKでやってたアニメですね。
時は西暦2075年。宇宙開発にともなって生ずるゴミ(デブリ)を回収する回収屋さんのお話。第1話を見たんですが、素直に面白い。登場人物もきちんと描かれているみたいだし、話もしっかりしてて好感触。続きが楽しみ、一気に見すぎて寝不足にならないように注意しなくては。
・5月28日(土)
一週間延びた職場レクで、今日はバーベキュー。江戸川区葛西にある公園にて開催される。
11時からなんだか始まりの挨拶とかもなく、なし崩し的に始まりまして、一時間後にはもうお腹一杯で、まったりモードに。天気も良かったのでここからプラスチックバットとゴムボールを使った簡易野球や、バトミントンなどが始まり、それも二時には疲れて終了。解散後、ボーリングへ皆で行き、4ゲーム。個人的なスコアとしては149、ちょっと調子良かったです。ファミレスで夕食をとったのち、寮まで先輩の車で送ってもらいました。結構、疲れました。腕、だるいし。
・5月24日(火)
先日ヨウヘイさんから頂いたTRPGサークル「GL」の合宿等の写真をまとめた一枚のCD。私が写っているのは2004年度の合宿、スキーの二つだが、それ以前のものも編集収録されており楽しく拝見する。酔っ払った私の笑顔はかなり凶悪でした……ま、それはさておき、中には動画もあったりとかなりの充実ぶり。ヨウヘイさんのコメントも面白い。李くんのコーナーはとても哀愁がにじみでてた、さすが。
・5月23日(月)
「相撲は人生」の大鵬にも定年来る。「最近の力士に個性なし」が気になるそうだが、なに角界だけのことでない。いずこも同じ。個性的なのは小泉首相だけ。誰が何と言おうと本懐郵政、靖国一途。国内で反対派集会、国外からは「見たくない」発言あれども。 (朝日新聞夕刊)
あー、さて。
中国の呉副首相、帰っちゃいましたね。緊急公務のため、だそうですが、「他国が干渉すべきではない」という小泉発言の影響かとは勘ぐりたくなるのが世論の常。私だって中国側からの明確な状況説明が得られなければ、普通にそう思いますもの。過去の歴史、歴史観の違いはあり、簡単に片付けられる問題でもないのだろうが、中国もしょうがねぇなぁ、と思いつつ小泉首相はもっとしょうがねぇやつだなぁ、と現時点で、思う。どうしてこうも外交感覚がないのだろうか、あの人は。現在のアジアにおいて日中関係を考えたならば、靖国参拝はもちろん即座に中止すべきだし、教科書問題にしてもヨーロッパのようにアジア各国で共同作成した教科書をもちいるとか、もしくは問題のある教科書は使わないなど対応はとれるだろうに。靖国には戦没者だけでなく戦犯者も奉ってあるのだ。とあるTVでいい喩えを言っていたが、我々がヨーロッパ人だとして、ドイツ首相がヒトラーの墓に参拝していたらどう思うだろうか、と。そりゃ、心中穏やかじゃないと思うよね。
・5月22日(日)
久し振りにTRPGサークルに顔を出す。予定されていた職場のレク(なんとバーベキュー)が延期されたためだ。昨日の今日で、焼肉はちょっと……と思っていたのでこれは良し。
んで、本日、私が参加した卓はカイザーさんがGMを務めた「ナイトウィザード」。このシステムも今までやったことがなかったので興味津々で参加してみました。
キャラクター作成とかはGMデザイナーが「菊地たけし」ということで、後に発売された「アリアンロッド」とよく似ています。現代を舞台にしたファンタジーで、異世界(?)から進入してくる敵を倒し、現実世界を守る、みたいなコンセプト。我々プレイヤーは敵を闇に屠る魔術師、ナイトウィザードとなって活躍するんですが……
私のキャラは、魔術師(メイジ)。光と水の魔法を駆使して敵を屠り、回復もできるという強力なキャラクターだったのですが、キャラ作成の際の性格付けの影響により、いまいち正統派ヒーローの活躍路線とは方向性が違っていまして……ラスボスにトドメをさしてもあまり省みられない三枚目な役どころ。まあ、ちょっとうざかったかもしれませんが、そういうところではなかなか自分なりの味を出せたかな? と思いました。
やはりサークルの先輩ひろゆきさんの話。39度の熱を点滴1リットル投入して抑えこんだそうで……すごいというか、なんというか。うーむ、私にはできません。そうですね、やっぱり健康じゃないと仕事も遊びもままなりませんからね。気をつけなくては、と思う私なのでした。
・5月21日(土)
朝からこまごまとした雑用などを片付け、夜、新宿へ。
別に遊びに行くわけではなく、ユウさんはじめ、ボブさん、山賊紳士さんたちと焼肉食べ放題に参加したわけです。お店は新宿西口のガード近くにある「六歌仙」。朝昼とかなり押えて臨んだわけなのですが……
ううっ……
山賊紳士さんの見事な焼肉番長ぶりに私の胃袋も限界でした。飲み放題だったのにほとんど酒を飲まず、料理に集中する私だったのですが結構あっけなくギブアップ。
っていうか、白いご飯を食べきれなくてあんなに残したのはいつ以来だろう。やられました。完敗です。
ご飯だけじゃなく肉も河豚も海老もすごく美味しくて、ほんと大満足な二時間でした。オススメ! というのがよく分りました。ちなみに飲み放題もつけて一人7300円くらいでした。ホイホイいけるようなところじゃないけど、年に何回かはいいかもねー。
ごち、でした。
・5月20日(金)
ふと、思い立ち、サマリアナ・サガの世界で時代劇っぽく書いてみた。っていうか、固有名詞だけでっちあげの西洋風。大好きな時代劇を実際に書くにはまだまだ勉強不足だしなぁ。以下、冒頭。
口に放りこんだ最後の握り飯を一息に飲みこむと、セイジは顎を掻いた。伸びるにまかせた無精ひげが、指にざらつく。しばらく風呂にも入っていないせいか、ここ数日、顎から首筋にかけて妙な痒みがあり、初夏のじっとりとした空気がそれに拍車をかけていた。
朝、宿場街を発った時はあれほど晴れ渡っていた空は、にわかに分厚い雲に覆われている。あといくらも経たないうちに一雨来るだろうと思われた。
―――少し急がねばな。
目指す街は峠を越えればもうすぐだと、畑作業に出ていた農夫が教えてくれた。歩みを速めれば濡れ鼠になることは避けられるはずだ。
弁当の包みを手早く丸めこむと、セイジは休憩場所にと選んだ杉の根元を後にした。
疲れた両足を励ましつつ、峠の頂上まで一気に登りきると、遠くに霧にかすんだ黒い森が見えた。サデリア北西部へ延々と広がるガストの森である。そして、そのガストの森の入り口にへばりつく様にして大きな街がゆらりと佇んでいる。リンツから伸びる街道の終着点、湯治場として名高き街、アンサレーラである。
空の雲は予想以上に頑固者だったらしく、セイジがアンサレーラの大門をくぐってもまだ雨を天に留めていた。旅路にその人生の多くを費やしてきたセイジの予測は外れたが、これはやはり、僥倖というべきである。
さて、と一思案しつつセイジは改めてアンサレーラの街を見やった。この街で人を探さなければならないのだが、それには少し骨が折れそうだった。夕暮れ前の「獅子」の刻、大門周辺は多くの人でごった返していた。鼻をひっきりなしに鳴らすロバに荷を積んだ商人、湯治が目的であろう旅装束に身を包んだ夫婦、それらの人々にしきりと笑顔を振り撒いて宿へ案内しようとする呼子など、さすがは大都というべき賑やかさである。
「旦那、どうだい。今夜の宿は決まったのかい」
いくらも歩かないうちに次から次へと声が掛かってくる。
セイジは、しなを作りながらしつこく袖を引いていくる客引きの女を振り払うと、街の中心部へと向かって歩き出した。一言二言、背中に小言を聞いたが、女はすぐに新しい客を掴まえようと走り去った。表通りに顔を出しているような宿に泊まる気はセイジにはさらさらなかった。まず懐具合がいかんともしがたく、寂しい。温泉宿でいたれりつくせりの保養など今のセイジには手が届かない。とりあえず濡れずに眠れる場所と簡単な飯にありつければそれでいいのだ。それに―――こちらのほうが深刻な理由だったが―――セイジは風呂が嫌いだった。今でも時々夢に出てくるが、母親が異常なまでの潔癖症で毎朝毎晩、女中をよこしてセイジの身体を真っ赤になるまで磨き上げていたのだ。金持ちの異様な道楽のようだが、それはセイジが家を出る14歳の時まで続いたのだ。ある意味、虐待といっても過言ではないとセイジは思っている。
そんなだから息子がひねくれるのだ。
自分の今の境遇までも両親のせいにして、セイジなりにとりあえず心の区切りをつけている。
いずれにせよ―――
風呂が嫌いなのに温泉宿に泊まるなど今のセイジには馬鹿げた話であった。
喧騒甚だしい大通りを抜け、セイジは一本裏の路地に踏み込んだ。
様々な品を扱う大店が軒を連ねるその裏側は、人は少ないが、道が複雑に入り組み、さながら迷路のようでもあった。大動脈たる表通りから、四方八方へ毛細血管のように張り巡らされた路地は、人と金を、ありとあらゆる人欲に絡めてアンサレーラの隅々まで運んでいく。流れに捕われてしまえば最後、尻の毛まで引き抜かれてしまう、そんな狂暴さも垣間見える。
腕組みしつつ、手頃な安宿はないかとくすんだ通りを流し見ていたセイジの目端に、鋭い光が飛び込んできた。曇天の隙間を縫って沈まんとする陽光が一瞬、地上に降り注いだのだ。そしてその光を、さらに鮮烈に頭上に振りかぶられた大剣が跳ね返してみせていた。
斬り合い―――そう知覚するより早く、セイジの全身は弾けた。路地の曲がり角までの距離を一息で詰めると、即座に腰の刀をひらめかせた。金属のこすれる甲高い音が響き、振り下ろされた大剣は右に流れた。
柳のようにユラリと立つ男と、腰を抜かしている若い娘。セイジはそんな二人の間に割って入ったのだ。陽光が消え、状況が後から追いついて来る。
「貴様―――何者だ」
蛇のようにからみつく視線とともに、低い声がゆっくりと投げかけられた。細い体からは想像も出来ないどっしりとした圧力がある。
「若い娘一人にこいつはちと大げさなのではないか、それともこれがここの流儀か」
セイジは両腕に力をこめた。こと、剣術に関してはめったなことでは他人にひけをとらない自負はあるが、それでも相手の大剣を押えているとまるで嵐を押えこんででもいるような錯覚に陥る。
二つの刃はピクリともしない。時間にすれば一瞬だったが、セイジにはそれが永遠に感じられた。
と、赤い唇が斜めに吊り上がった。どうやら男は笑っているらしい。不意に圧力が消えたかと思うと、男は大剣を鞘に収めていた。
「ふふ、よかろう。今日のところはこちらが退こう。だが次はないぞ」
眼光で倒れている娘を射抜くと、まるで陽炎のように、男は路地の闇に消えていった。
―――恐るべき遣い手だ。
背中にじっとりと嫌な汗をかいている。あのまま斬り合っていればどうなっていたかは判らなかった。たとえ勝てたとしても無傷というわけにはいかないだろう、それがセイジの素直な気持ちだった。
「さて……怪我はないか」
大きく目を見開いたまま娘は首を縦に振った。最初は、二十歳ぐらいかと思ったが、よく見ればもう少し若い。いくぶん幼さの残る顔立ちは十六、七くらいだろう。
「そうか、では、立てるか」
セイジが手を貸して起してやろうとするのだが、娘は足に力が入らないらしく座り込んでしまう。先程のことがよほど堪えたとみえる。
「すいません……腰が抜けてしまって……」
消え入りそうな声でそう呟くのが精一杯だった。
「家はここから近いのか」
セイジの問いに娘は軽く頷く。
「そうか……では、失礼する」
セイジは屈みこむと素早く娘を抱き上げた。
娘が驚き、息を飲むのが分ったが、セイジは気にしなかった。
「家はどっちだ」
再びセイジが訊ねる。
半開きだった口が閉じ、娘は俯いた。おずおずと差し出された指先は表通りの方を指していた。
・5月19日(木)
15:30。江戸川区篠崎町において局所的な停電が発生!
仕事中、いきなり端末からATMから蛍光灯からすべてアウト。一瞬「ブレーカー、落ちたか?」とも思ったが、目の前の信号が消えているのを見て、「停電だー」と愕然。とりあえずお客さんがいなかったのが救い。数分後、隣近所の郵便局に電話確認し、停電なのは私の局を含め、ごくごく一部ということが判明する。本来ならば証拠書など締めていく時刻なのだが、そうもいかず状況を見守って30分経過。溜め息がもれる。アルバイトさんに「睦月くんが溜め息なんて珍しいわねー」と。でもこりゃ、いくら私でも溜め息の一つもつきたくなる状況でしたよ。交差点では、目の前の運送業者のにいちゃんたちが、交通整理をしてくれている。これは大助かり。なにせバス、大型トラックとか普通に通って行く道ですからね、危なっかしくてしょうがない。16:00となりとりあえず貯金、保険の窓口を終了にする。そうこうするうちに交通整理のためのパトカーと、東京電力の車が到着。
16:15過ぎ。おもむろに電力回復。
原因はすぐ近くの変電所でのトラブルだったらしい。
いやしかし。
ライフライン、電力がないというのはやはり恐ろしい状況になるものだと、実感。
工藤、完投勝利。40過ぎてあのピッチングは凄い。なんとかホークスに三タテは免れた。明日からはファイターズ戦、頑張れ。
しばらく買ってなかった『アイシールド21』を購入。やっぱり面白い。ホントのアイシールド21って誰なんでしょうね。
・5月18日(水)
16世紀の英国詩人エドマンド・スペンサーの The Faerie Queene 『妖精の女王』がちくま文庫で刊行されているのを知り、即購入。四巻本で第二巻までが発売されている。さてさて、ラブレーのガルガンチュワ同様、全部読んだ記憶は……ない、恥ずかしながら赤十字の騎士とか、自分の卒論に関するような所だけだったのだ。むろん、アーサー王伝説を基とした物語ではある。月刊でしょうから、ゆっくり楽しみながら読ませていただきましょ。
・5月15日(日)
轟々と唸りを立てて風が窓ガラスをなぶっている。
現在、23:20。銭湯から戻って髪を乾かし、パソコンへと向かっている。
それにしても―――
このところちょっと寒い日が続いたせいで、体調が芳しくない。私の場合、気だるく眠たいのは風邪っぴきの黄色信号である。栄養剤でも飲んであったかくして寝てしまうにしくはない。
その前にいくつか、書き止めておこう。
昨日、目の前のセブンイレブンが潰れた。かなり重宝していたのに、がっかり。500mくらいの中に、4軒ものコンビニがひしめき、おまけにスーパーまであるというある意味、激戦区だったのかもしれない。消費者は便利でしたが。
昨日、友人のTくんから電話があった。茨城の牛久に住んでいる高校教師だが部活の練習試合みたいなのでちょくちょく東京に出てくるらしい。とくにお互い変った事もなく近況を確認しあい、また酒でも飲もうや、という話で終るわけだが、Tくんに言わせれば、もう三十近いんだからさぁ、そろそろ変化があってもうんぬんかんぬん。そりゃ、そうなんですけどもね。
巨人×西武。
ふははははは。いいですね、見ごたえありましたね。私は魚ですよ、そう、水を得た魚ってやつですよ。
交流戦万歳、このまま、借金返済へGO!
なんというか、こういう浮き沈みの激しい応援の仕方もどうかと思うんですが、勝ってればやはり上機嫌になるもんです。
藤沢周平は六冊を読み終えた。用心棒シリーズは気に入った。短篇集も一つ一つがとても面白い。勉強になります。
プラモ作成。とりあえず、上半身と右足まで完成。今回は隙間埋めもきっちりやってます。使ってるのはアルテコSSP−HG。乾燥も早くてかなり便利、重宝してます。塗装用にエアブラシとかコンプレッサーも欲しくなったが、部屋にスペースがないからなぁ。
・5月13日(金)
AI将棋、三段相手に頑張ったのですが、詰めが甘かった。これでいける! と思って寄せていったのですが、最後の最後で一手足らずコンピュータに敗北。どうしようもなく私の負けなのですが、「詰みです」とか冷静にいわれるとちょっとムカつく。
・5月12日(木)
休日。日がな一日、ゴロゴロしつつ読書三昧。私がそんなのどかな時間を過ごしている一方、職場の近くでは大きな火事があったそうで、消防車が10台以上も来て、目の前の道路が封鎖されたりで大変な騒ぎだったらしい。火元は工場で、作業中に機械を動かしっぱなしにして昼飯を食いにいっている間に発火したらしい。知っている顧客もたくさん住んでいる地域なので、死者無しとの知らせに安堵した。負傷者は何人かでたらしいが。
・5月10日(火)
仕事帰り。本八幡のブックオフに立ちより、未読だった藤沢周平の時代物を10冊ばかり買いこんできた。短篇集、連作物といろいろとあるが、とりあえず『用心棒日月抄』シリーズから手をつける。
主人公は、君主暗殺の陰謀を知ってしまったがために命狙われ江戸へと脱藩した青江又八郎なる浪人。生活のために様々な相手の用心棒を引き受けるが、そこには藩からの追っ手がせまっていた。時に五代将軍綱吉の生類憐れみの令が猛威を奮い、巷間は赤穂浪士の動向に注目が集まる、といった按配。送り込まれる刺客を撃退しつつ用心棒家業を続けていく又八郎はやがて浅野、吉良両家の争いの渦に巻き込まれていく……
あいかわらず面白いですな。
心と頭にいい感じで刺激がきます。
刺激と言えば。
「AI将棋」というソフトを勝ってコンピュータと対戦し始めた私。
最弱の10級から始めてみたのだが、たまに「おっ」という手があったりして驚く。まあそれでも10級程度だとそのあとが続かないみたいですぐにボロボロになってしまうのだが。一局15分くらいで順調に勝ち進み8級までいったところで今日は中断。いや、なかなかこっちも面白いです。
巨人も勝ったし、いうことなし。
・5月8日(日)
学生時代の友人たちと新宿にて飲む。まあ、知り合ってから10年経ちますが、皆、変ってないなぁと。
これからもひとつよろしく、ってことで。
うーむ、やはり岩隈はいいピッチャーです。
・5月5日(木)
子供の日。三連休もあっという間ですねー。午前中、部屋でゴロゴロ。本を読んだり、ちょっと日向ぼっこしたり、連休中に作ろうと買っておいたプラモに手を出してみたり。今回のガンプラはガナーザクウォリアー。ちょっと前に里見藤久くんに「睦月さんって、ガンダムしか作らないんですかー」と言われたのでそれ以外のものにも手を出してみた次第。機体の汚れなんかも表現してみようと、塗料もいろいろと買いこんできたので、久し振りに鼻につくシンナーの臭いに軽く眩暈。窓を全開にして作業。不健康そうだが、窓から入ってくる風を浴びながら作っていると、これはこれで楽しくもある。
午後、Eたちから借りていた、しりあがり寿の漫画『弥次喜多
in deep』(廉価版)四巻を読み始める。最初の1、2巻はしっかりと読んでいったのですが、描写がちょっときつかったりで、徐々に目で追っていくだけに……
話はシュール過ぎて理解できないところもありましたが、最後まで読んでみればそれなりにテーマもあり、手塚治虫漫画賞を受賞するだけに生死、創世といったキーワードを作者なりの表現で描いているのだなぁ、というのが見えた。少女「幸」の話を読んだときにそれを強く感じた。以後、現代を生きる我々に警鐘をなげかける一方で、この混沌とした世界をしっかりと一歩ずつ歩んでいくのだという作者の心構えみたいなものが示されていた、と思う、多分。
しかしこいつを原作にしてどういう映画になっているのか、『真夜中の弥次さん喜多さん』もちょっと興味が湧いた。
で、その『弥次喜多 in deep』を返したのちに市川の「ラーメン男爵」に食事にいく。
一昨日会った時に、ここで新作メニューを皆で食べよう、という話になっていたのだ。
その名も―――「勝つラーメン」
ラーメンに「トンカツ」がまるごとトッピング(!)されているという剛毅な一品だ(笑)。
今まで何度か足を運んだことがあるが、未だにこのメニューを食べている人にお目にかかったことがないし、もちろん私もEたちも食べたことはない。ラーメンにトンカツという組み合わせがどうでてくるのか、いまいち掴みかねていたからだ。一人じゃ食べずらくとも三人いればなんとやら、皆で「勝つラーメン」を注文。
さて、その味は―――
えーと、まあ、おいしかったですよ。結論からいえば。
カツは衣薄くサクサクでしたし、普通に食べられました。ベースは醤油ラーメン。ただ、スープがちょいとしょっぱかったのが気になったかな。でもまあ個人的には、トンカツはやっぱりご飯と一緒に食べたほうがいいなぁ、と。でもまあ、予想よりかなりおいしかったと思うので、合格点でしょう。この組み合わせを考えた店主の勇気にも一票ってことで。
・5月3日(火)
午前中、たまっていた家事を片付けた後、3月にいった旅行記前編を書く。
夕方、写真を渡すためにEたちと食事。中華料理に舌鼓を打つ。その際、逆に写真のプレゼントを頂いたのだが、こいつがまた……
なんでも去年の11月に下田へ行ったときに駅前で見つけたのだそうで。その時即座に写真に収めたらしい。
いやあ、あるとこにはあるもんですなぁ、うすたけ印。
ちょいと調べてみる。お店の名前、うすたけは「臼竹」とかく。ちなみに私のうすたけを漢字で書けば「薄健」か。ふーむ、はっけん、としか読めんな。しかもどことなく不健康そうなイメージだ。
・5月1日(日)
TBS朝7時から放映されているアニメ『交響詩篇エウレカセブン』が面白い。ボーイミーツガールで、SFものなのですが話と、キャラに力があり好感がもてる。二話から見始めたのですがすっかり気に入ってしまい、一話もネットで無料配信されているということでこれも東京に戻ってきてからチェックする。これからの展開も楽しみ。
・4月29〜30日
GWの前半戦。私は実家に帰っておりました。
祖父の米寿をお祝いするということで、どうせなら家族揃ってどっかいこうよ、と提案しておいたのです。母といろいろ打ち合わせの結果、祖父の体調を考え遠出はできないということで近くの「大洗かんぽ保養センター」へ宿をとり、日立海浜公園、リニューアルされた大洗水族館をみるコースが立てられた次第。
ぶっちゃけ、家族全員が揃うというのは年に一度あるかないか、なのでこれもある意味、貴重なことではある。
母は花が好きなので海浜公園でははしゃぎっぱなし。チューリップ園などちょっとシーズンオフな感じもあったのですがなかなか。一番良かったのは、母が「見たい、見たい」と興奮していたネモフィラなる花の群生。これは解りやすくいうとパンジーよりも一回り小さな花。インシグニスブルー…かわいらしい青い花弁は「赤ちゃんの瞳」に喩えられる。これは私も気に入りました。
大洗水族館。
小学生以来だから十数年振りですが、いやはや、結構よくなってました。
イルカショーなんかも見てみれば結構楽しめるもんですねー
サメの特集が組まれていましてこれを興味深くみました。
祖父はたどたどしい足取りながらもそれなりに楽しんでくれたみたいでした。二日目のお昼で私と同じ(結構量のある)カツどんを全て綺麗に平らげていたのにはまだまだ元気だなぁ、と感心させられました。私が嫁を貰うまでは死ねない、と公言している祖父。まあ私の嫁さんはおいておいて、おじいちゃん子だった私としては、いつまでも元気でいてほしいものです。
・4月27日(水)
「古典の昔、シシリー島の哲人エムペドクレスは、自分のことを妖術者であると公言し、神であると公言した。次の詩は彼が市民に与えた宣言である。―――」(J.G.フレイザー『金枝篇:T』岩波文庫,1975,p.213)
アグリゲントゥムの城の黄なる斜面に立つ
この大いなる都の友よ。つとめてよき業をなす者、
見知らぬ人に静かにして美しき宿りを与うる者よ。
讃えまつれ。汝らのうちに誉あるわれ尊き姿にて歩く。
汝らがのせたる咲き匂う花冠を尊き額にいただくわれ、
最早はかなき人にはあらで、死することなき神ぞ。
われいずくにおもむくとも、民は集いて我を拝し、
ももちぢのやからは善きことを学ばんとてつき従う。
預言者の幻を求むる者も、たえがたき痛みに泣く者も、
今こそ慰めの言葉を得、悲しみ痛みすでにあることなし。
いや、なんとなく。
バスの中で読んでたら妙に頭に残ったもので即座にチェック。
そう、実際問題、詩の善し悪しなんてものはその大部分が「なんとなく」心に残るかどうかで決まる。
山田風太郎の短篇集を見つけたので買ってみる。懐かしさ半分。たまにはこんな刺激があるやつも、いい? だろう。
・4月24日(日)
友人の手伝いで池袋サンシャインに朝、8時集合。普段よりも早起きして向かう。
んで、同人誌を売る「売り子さん」を二人でやったわけなのですが、人気のあるサークルなので10時半の開始前から凄い人だかり。プレッシャーをビリビリかんじる。相変わらず凄いもんです。100円の小冊子、数千冊が飛ぶように売れ、2時間ほどで完売に。その間、私はひたすら機械のようにお客さんをさばいていました。まあ、笑顔で接客というのは、むしろこっちのほうがプロなのでそれなりに頑張ったつもりではありますが。
その後、新宿の「鼎」という日本酒の美味い店に四人でくりだす。まあ、打ち上げ、です。
いやあ、ここは良い店でしたよ、日本酒好きな人なら是非、オススメです。いろいろと興味深い話もきけたし。それにしてもオススメの店、というものを幾つか知っておくべきですな、それだけでカッコイイというか、随分と違うものです。今日はとくにそのことを痛感いたしました。
で、べつにおごりだから、どうこうということもなかったのですが、あまりにもおいしくてついつい高いモノを飲みすぎてしまいました。立場と状況からしてここは素直にご馳走になっておくべきところなのですが、すまぬ……バイト代だと考えてもありゃ、高すぎでした。ちょっと反省。
・4月23日(土)
午前中はゆっくりとして、午後から起動。
しばらくぶりにまったりとした休日を過ごす。
・4月22日(金)
前々から話のあった飲み会が小岩の「和民」にて決行される。旅行の写真なんかを皆に配る目的もありました。いつものようにビールからはいってあとはウィスキーを2、3杯。そのあとはしばらくぶりにずっと日本酒だったような……
えー
楽しい飲み会でしたよ、メンツ的にもいろいろと新鮮な組み合わせで。友人には、私が後輩にからかわれているように見えたらしいが……
ま、そりゃ、飲み会ですから楽しけりゃいいってところはあるんですが。
えー
今日のお言葉。
「先輩をからかって遊んではいけません」
以上。
・4月20日(水)
二日間という短いコンクラーベ。
圧倒的な票差でもって新法王となったベネディクト16世。ヨハネ・パウロ2世の後をうけて78歳での就任である。まあ、前法王の側近だったというから順当なところがきた、ということなのだろう。さて、新法王を待っているのは、当然のように期待される世界規模での活躍。評価はこれからだ。
さてさて、振り返って見るに外交問題が山積みの日本。その是非はおいておくとして、郵政民営化にこれほど高い優先順位を与えてしまっている現在の政治に光はいまだ見出せない。
久し振りに風呂場であったデニーが、シャンプーを私に差し出す。
なんでもサッカー応援で行ったイランで買ってきた現地ものらしく、使ってみろ、ということらしい。
無言で手を差し出し、ワシャワシャ、ジャーとやる。
「どうよ?」
と感想を求められるも、
「ん、香りが独特だねー」
「そっか」
「そだね」
香りはまとわりつく感じだったが、会話はいたってあっさりだった。
そういえば、職場の先輩から「泡盛」をいただきました。沖縄土産だそうで。今度、飲んでみましょう。
・4月15日(金)
飲み会。11時半過ぎまで飲むも気分は晴れず。それにしても……飲んでばっかりだなぁ。皆との時間を過ごすのも良いけど、自分のこともしっかりしなくてはいけないぞ、そう思う睦月なのでした。
・4月14日(木)
梨木香歩『西の魔女が死んだ』を読む。
読者・書店員・編集者のアンケート第1位という帯がついてる。小学生、中学生ぐらいの子供たちに勧めるといい本だと思う。昨今のハリー・ポッターとは違った見方で魔法というものを考えることが出来るだろう。個人的にはこの作品の魔法に対するスタンスの方が私の考えに近く好感がもてる。魂うんぬんの話とか。
ま、詳しい感想はおいておくとして。
「西の魔女」というフレーズを考えてみる。私の記憶の中で「方向+魔女」という表現の最も古いものは、かの有名な『オズの魔法使い』にまで遡る。作品中、「西の魔女」はいわゆる「悪い魔女」であり、悪巧みをするも、主人公であるドロシーに水をかけられて溶けてしまう。魔女には方向によって「いい魔女」と「悪い魔女」がいるんだなぁ、と小学生の私は思ったものだ。
作者のバウムがどう思っていたかは調べてみないことにはよく分からないが、東西南北のうち、西を選んだことにはやはり「西」という方向のもっている様々なイメージが絡んでいるのではなかろうか、と思うのはある意味、基本であろう。民俗学、宗教学、文化人類学そして文学……むろん、こういう解釈を全てにあてはめて考えていくというのはかなり危険なアプローチなのだが、ちょっと調べてみようかというような大学一年生のレポートぐらいでは、ちょうどいい足掛かりだ。
さて。
私が大学生になったころ、『西の善き魔女』なるシリーズに出会った。後輩にかりて読んでみれば、まあ、いわゆるファンタジー小説なのだが、世界観が独創的でちょっと面白い。西の魔女は悪い、と頭の片隅で思っていた私に「西の善き魔女」というフレーズはそれなりに引っかかった。
そして今回。
「西の魔女が死んだ」である。
善悪をとっぱらって、そう―――魔女は死んでしまったのだ。
「そうかぁ、そこまで来たか」となんだか自分でもよく分らない感想を述べつつ興味を惹かれた。
この「おや?」という感覚がこの本を手に取った要因であることは否めない。
蛇足ではあるが、本編終了後の主人公のその後を描いた短篇「渡りの一日」の方が面白かった、と書いておこう。むろん、本編あっての後日談という立場を忘れてはいけないが。
・4月13日(水)
新宿にて飲み会。お店はいわゆる隠れ家風、というやつでしょうか。複雑にしきられた個室に独特の雰囲気が漂う。さらに輪をかけるように、店員さんが個性的。おいしい日本酒を勧めてもらう。にごり酒はなかなか良かったです。
・4月10日(日)
今日は、お花見にいってきました。目指すは新宿御苑。
昨日、幹事のZaoさんから電話依頼がありまして、手作りのオニギリを携えての参加。
んで、御苑ですが。
いや、さすがに混んでましたね。でもまあ、そんなにイライラもしませんでした。なんだかんだと芝生の上で普通にシート広げて、お昼食べられたし。やっぱり綺麗な桜をみながら、というのはいいもんです。風が強かったのはまあ、ご愛嬌。
来年も行きたいなぁ。
・4月8日(金)
なんだか、火、水、木と飲み会続きで帰って来て風呂入って寝る、みたいな生活してました。しばらくぶりにかなり不摂生。いつの間にやら、まだ四月だと言うのに25度以上の夏日を観測してしまい、寝ぼけまなこを叩かれるかのように東京でも桜が満開。
私の近所の桜もそれは見事に咲き誇っていて、通勤途中に見上げるのが楽しみ。
宮城谷昌光『子産』を読み返している。吉川英治文学賞を受賞した氏の代表作の一つである。
彼の作品の面白さの一番は、中国の春秋戦国時代という「歴史」を自分の中で確実に咀嚼して、物語の登場人物を介して我々のまえに鮮やかに描いてみせる、ストーリーテリングの妙にある。
が、それだけではない。情景描写がすばらしく、ときに一文の重みが何十倍にも感じられる箇所がある。
登場人物は皆、信念をもっている。歴史のうねりを乗り越えていくには、特に、戦国時代のような大津波を乗りきっていくには確固たる物が一本、とおった人物でなければならない。そんな彼らの生き様が、現代の我々には輝いて見える。
読後のさわやかさ、爽快さ、それこそ某お茶のCMではないが、心がドロドロな状態でも、そこに風を吹き込み、サラサラと安らいでくれる。
まっすぐに生きていかなくちゃいかんなぁ、
ほんとにそう思う。自分に真摯に、お天道様に向かってしっかり歩いていく。
難しいけど、それは魅力的な人生だ。
・4月4日(月)
今日はちょいと寒かったが、昨日の暖かさなど、もうお米を水道水でガシガシといでも指が千切れそうにならなくてもすむ季節。ようは春、というわけなのだが、こうも心がうすら寒いのはいわずもがな、金曜日から開幕したプロ野球(セリーグ)にある。
そう―――
話したくもないが、愚痴を書けるのはここぐらいなので、申し訳ないと思いつつも、あえて書きますが、
いきなり広島に三連敗してんじゃねぇ!!!!!!!!!!
ベンチ。上原、調子が悪いのはわかる。でも、最期まで投げさせてやれ。それがエースの役目だろう。
結果論だが、こうまでリリーフ陣が崩れてると「また今年もかよぉ」と泣きたくなる。
12球団中、いまだ白星のない巨人、ああ、どうしてくれる………
とまあ、
ひとしきりスッキリ。
それでも巨人ファンな私は、精神衛生上、俄然、応援しますですよー
頑張れ、とにかくなにをどうしろとか、もう細かい注文はつけません。とにかく勝ってください。
友人の「ねーさん」は三姉妹。姉妹でよく飲みに行ったりするという。それがいかにも楽しそうでいいなー、と常々思っていた私だったのですが、ひょんなことから私も兄弟で酒を飲むことに。
夕方、弟がラクロス協会の打ち合わせということで上京。GWに祖父の米寿のお祝いをどうしようか? という議題もあったので、妹にも声をかけて三人で会うことに。酒でも飲もうと新宿にくりだす。
いや、友達と飲むのとは違って弟、妹と酒を飲むと言うのはまたいいですね。
妹が行ってきたチュニジアの写真をみたり、昔話なども懐かしく、こういう機会をもっと増やしてみてもいいなー と思う「にいちゃん」なのでした。
・3月26日〜27日
山形、かみのやま温泉へ職場の皆と旅行。詳細はこちら⇒。
・3月19〜21日
この三連休を使って、秋田は田沢湖へスノボーしにいってきました。私はよくは知らなかったのですが、竜になってしまった女性の伝承が残っている、とても綺麗な湖でした。スキー場から臨む景色は、雲間から光が湖上に射して筆舌に尽しがたし。
メンツはいつもお世話になっているTRPGサークルの皆さん。幹事はこれまたとてもお世話になっているユウさんです。えー、私のスノボ経験も(多分)3回目となり、いーかげんにきちんと滑れるようにならねば! と意気込んで参加したのですが……
まあ、結果からいえば、前回の勘を取り戻してちょっとはいい感じになってきたかな? と思うあたりでタイムオーバー。やはり年に一度しかやらないのでは上達もなかなか望めないのでしょうか?
さてさて―――
初日。
東京駅新幹線改札にて集合。メンバーの一人が急な仕事ということで、彼だけ突如現地集合というちょっと波瀾含みな出だし。かわいそう、というか、ご愁傷様、としかいいようがない。さらに花粉症の人もかなりつらそう。私は見た目のボリュームとは大分違った「銀ムツの煮つけ」弁当を購入。車両に乗りこみ、いざ、出発。メンツが皆、野郎ばかりということで、車内での話はそれはまあ、いろいろと盛り上がりましたです、はい。
午後、到着して早速、最寄のスキー場で滑る。シーズンも終わりに近いせいか、人も少なくかなり快適にすっ転んでました。雪質がよかったのも高評価。新潟のスキー場に比べるとだいぶいい感じでした。
夜、騒ぐのかと思いきや、朝早かったのと滑り疲れたのとで、後続メンバーが到着するのを待って、早めに就寝。
二日目。
宿から直接出ている送迎バスに乗り込み、田沢湖スキー場へ。昨日滑ったところとは違い、ゲレンデが広い。それに人も多かった。この日も一日滑る。昼食はレストランが力を入れているという「カツカレー」。当然のように大盛りで注文。ちなみにこの店の大盛は、基準が決まっていないらしく、ご飯をよそってくれるおねーちゃんが適当に盛って「これくらい?」ときいてくる。そこで「んにゃ、もっと」というとさらに盛る。私の場合、これを二回繰り返しても全然OKでした。米好きな私にはナイスなサービスでした。
夜、お世話になっている宿でやっているという「ひのき酵素風呂」なるものに皆でトライ。
酵素風呂とはなにかといえばこういうヤツ。
要は砂風呂みたいなもので砂のかわりにヒノキのおが屑を使用しているお風呂。これにすっぽんぽんになり首まで埋まる。風呂番のじーさんの愛想が悪かったのはマイナスだが、15分の風呂タイムに満足。全身におが屑をつけて黒人のようになった我々はシャワーで屑を流す。屑の中からでる際のリアクションを考えてみたのだが、結局、柩の中から蘇ってくるミイラのような(?)、「グワー」というわけの解らぬ奇声をもらすという中途半端なヤツに終わる。深夜、麻雀をやっているのを拝見。私、できないんですよね、麻雀。皆からは「覚えたら強そうだよねー」と言われたのですが、役などもさっぱりです。そのうち覚えてみようか知らん。
三日目。
午前中、仕上げの滑り。昼食はラーメン。
この日はスノボーではなく、スノースクートなるものにチャレンジ。先に乗っていた人の話では暴走、殺人マッスィーンらしいのだが、はてはて……
いや、身をもってその恐怖を体験しました。なんせ、止まらないんですよ、こいつ。ほっとくとそのまま斜面を滑って明後日の方向へいってしまう。止まるにも板全体でエッジを利かせなければならず、これがまた難しい。結局どうしたのかといえば、足ブレーキですよ、足ブレーキ。カッコワルいったらないです、私……
結局、一度、降りてきただけでギブアップ。ボードに戻ってしまうのでした。
再び新幹線に乗りこみ、上野に着いたのが七時ぐらい。そこから皆で焼肉へ。
良くいわれるのですが、私は小柄なわりによく食べるので、ここでも皆の期待を裏切ることなく(?)良く食べさせていただきました。私のテーブルは3人で、私の他にやはり大食漢のボブさんがいる。そしてもう一人が鍋奉行ならぬ焼肉奉行の山賊紳士さん。別テーブルとは明らかに違うペースで肉を消費していきました。お世話になりました、山賊紳士さん。
とまあ、とりとめもなく、満足な旅は終りをつげたのでした。お疲れ様でしたー
・3月12日(土)
女優の上戸彩は納豆が大好きで一日に10パック食べたこともあるらしい。10パックという数字はすでに「好き」の一言で片付けられない量だとは思うが、健全なる茨城県民だった私も納豆は大好きである。三食、納豆でもまあ、文句もいわないだろう。でもこっちで地元のおいしい納豆が売っていないのがちょいと残念。なんでも最近では3月10日(ミト「水戸」の日)にちなんで納豆かけご飯の早食いまであるそうだ。
んで、
私の食事のスタイルは基本的に「白いご飯」が美味しく食べられればおかずはなんでもいい、というものである。裏を返せば、おかずだけ食べるということはまずしない、ということだ。焼肉でも必ず白いご飯が欲しいタイプの人である。ちょいと考えてみると、納豆1パックでご飯1合は食べられるので(納豆1パック消費するのにだいたいご飯1合を必要とするので)、一日に10パックということはご飯一升……これこそありえない量だ。基本的に朝一合、昼夜で三合、というのが大体の分量である。ちなみに一日四合というのは、つかっている炊飯器のキャパシティが四合だからだ。
一度に食べた納豆も2パックまでが私の記録。上戸彩の記録をぬくにはまず納豆だけで食べられるようになり(まあ、料理方法なんか考えればいいのかもしれないが)、毎食3パック以上かぁ……これだけ食べると逆に身体に悪そうだぞ、マジで。
と、どーでもいいような睦月家の食卓事情をぼんやりと考えてみたりしたのでした。
・3月11日(金)
消化しなくてはいけないお休みが残っており、休日。天気はあいにくだったが、せっかくなので両国の江戸東京博物館にエミール・ガレ展を見に行く。ミュシャ展に引き続き、オススメです。
私がガレの作品にであったのはおそらく、大学1、2年の初春、伊豆へ合宿に行ったときだ。そこに展示されていた蜻蛉を象った精巧かつ幻想的なガラスの花瓶に私は魅せられた。それ以来、大小の展覧会に顔をだすようになった。旅先などでこういったお気に入りの芸術家たちの作品を見付けると、それだけで嬉しくなる。さてさて、今回の展覧会では、19世紀に輝いたガレの作品が世界各地から集められており、見ごたえは充分。
外野のおばちゃんたちの世間話などを気にしなければ堪能できる。
市川駅南口の再開発が始まっているが、10日をもってアーケード商店街の全ての店がのれんを降ろした。3、40年という歴史のある商店街だが、閉まったシャッターばかりが連なる今となっては、流れてくるBGM洋楽もどこか寂しげだ。つい先日までは毎朝、通路を水でモップ掛けしている中年男性がいた。その一拭き、一拭きにどのような想いが込められていたのかは私には知る由もないが、歴史とよべる時間を経て存在してきたものの持っている力というものは、やはり大きいものなのだろう。
1つの節目であることをかみ締めつつ、ご苦労様と、一歩一歩。
床の半分剥された商店街を私は歩いた。
・3月10日(木)
睦月庵もなんだかんだと20000ヒット到達。ひとえに皆様のおかげです。
さてさて、ちょっとHPの見直ししなくてはいけないなぁと。ほとんどいじってないところとか。
・3月9日(水)
陽射しうららかに、窓を開けて仕事するも……
午後から、青天の霹靂。突如として体調悪化。もう鼻水が止まらなくなる最悪の状況。
28年間生きてきてついに、
「花粉症か? 花粉症なのか、オレ?」
と自問自答。
帰り道、かなりふらついて来たのでどうやら風邪かなぁと判明。それにしてもこの鼻水の出方は尋常ではございません。おばさんからいただいた風邪薬を飲んで今日は早めに就寝します。
そうそう、ボチボチ、睦月庵も20000ヒットとなります。キリバン踏まれた方は是非是非、御一報くださいね。なにかしらの形(小説のお題を出してもらうとか、私が美術館でゲットしてきた記念品をさしあげるとか)を取らせていただきたいかなと思っておりますです。
・3月8日(火)
夕食をとりながら、テレビをみる。47都道府県を「一番〜なのは?」と題してランキングして放送するものである。ご覧になったかたもいることだろう。んで、我が故郷、茨城はどうだったのかといえば……
いやあ、デーブ大久保が茨城代表ゲストで来ていたところからして嫌な予感はしていたのですが、やりましたね、「味オンチ、日本一」の称号をゲットです。これはエンゲル係数が最も低い所、という数字からはじき出された結果。高島アナの(苦しい)コメントによれば「食にお金をかけていないのは、味オンチなのではないかと推測されます」とのこと。で、それがホントかどうか、ウンナンの南原が茨城を訪ねるわけです。で、どうしてなのか、出てくるのは「いかにもヤンキー」っぽい人たちばかり。全国的に茨城がどう思われているのか、というのが公共の電波をつかって再確認されておりました。
いやあ、別にいまさら怒りもしませんですがね。
あとはMAXコーヒー、懐かしいかな、と。
なんだかバタバタと一週間が過ぎてしまい……ちょっと疲れ気味。
そんななか、ちょこちょこと食卓がわりのこたつの端っこで作っていたガンプラが完成。昨今は、ガンダム研究の新書が書店にドーンと並んでいる時代である。その担い手である、現在放映中の作品における良し悪しは、まあ、おいておくとしてガンプラ作りはやはり楽しい。ま、何かを作るっていうのはいいです。んで、できたのがコレ。
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なんというか、気付いてみれば、こいつで10体目なんですね。いや、笑い事じゃなく、よくもまあ、こんなに作ったものです。しかも文庫本より明らかに場所取りますしね、こいつら。それでもしばらくは私の部屋の一画を占め続けることでしょう。
・2月28日(月)
早いもので今日で今月も終わり。
いや、しかし!!!!!!!
忙しかったです、今日は。
こんなに忙しかったのは久し振りでした。普段とのギャップがありすぎるというのも困りものです。うまくリズムがつかめません。仕事終わってから職場の皆で、ステーキ屋さんへ食事に。久し振りに食べたスーパーのじゃない、「上質の」肉は美味しかった……
一通りの話題が消化され、話は災害の話に。
地震が起きたときの備えは大丈夫なのか? という話では一通りの非常食・道具などの他に、近くに靴(もしくはスリッパ)を用意しておくのがポイントらしい。逃げる時にガラスの破片などがあって危ないからだ。
職場にいる時と、家にいる時と、どっちが安全か? という話では私の場合、圧倒的に職場。江戸側沿いの立地条件では、近くには大きな建物もなく、万一、天井が落ちてきたとしても、プレハブとのことだったので致命傷にはなるまい。机の下に即座に潜り込めればまず助かるだろうとの予想。反対に寮にいた場合、4階建ての建物が3棟ならんでいるし、しかも結構、古い(と思われる)。おまけにウチの部屋はモノが多い。かなり危険っぽい。
人生80年。私が死ぬまでに大地震に遭遇する予想確率はかなりのものらしいので、やはり気を付けておかねばならないのだろう。
職場の先輩二人が『北の零年』の話題で盛り上がっていた。昨日、たまたま二人とも観にいってきたのだそうだ。どうもツッコミどころ満載のようなので時間があれば観にいってみようかしらん。
・2月27日(日)
TRPGサークルの定例会。今回は反省する点多し。ルールブックの読みこみも足りなかったし。次回は頑張ろう、と心に誓う。
・2月26日(土)
職場の勉強会が大手町であったので参加。日頃お世話になっているS先輩が体験発表と言うことでスピーチをすることになっていたからだ。「趣味は仕事、特技は営業です」ってなかなか言えないですよ。しかも有言実行の人だからなお凄い。どう頑張っていくのか、もっと真剣に考えていかねばならないなぁ、と反省。
・2月22日(火)
『救命病棟24時』、面白くなってきました。やっぱり個々の人間を描くドラマとしてはよくできていると思う。
・2月21日(月)
書き忘れていたのでかいときます。
ここ2週間くらいで興奮したのは、まあ、サッカー北朝鮮戦でしょうか。
ですが、それに負けず劣らず興奮したのが、「トリビアの泉」でやっていた「世界中のカブトムシが戦ったら1番強いのは○○カブトムシ」という企画。
いやー、大人気も無く燃えましたね、この企画。
ムシキングにはまっている現代の子供たちの気持ちもわかります。
なにせ図鑑でしか出会うことのできなかった、宝石のような世界各地のカブトムシが切り株の上で戦うのですから。ヘラクレスオオツノカブトとかネプチューンオオツノカブトとか、もう私が小学生だったら喜びすぎて手が付けられなかったことでしょう。
そしてそれに油を注いだのがニッポンのカブトムシの善戦。
小さい体ながら決勝まで進んだのだ。こうなるといつもは眠っているご都合主義的「愛国心」が鎌首をもたげてきて、応援する拳にも力がはいる。
相手は「残虐なる巨人」ヘラクレスオオツノカブト。
先に一本とられ、圧倒的に不利な状況で、しかし、ニッポンのカブトも一本かえす。
「おおっ! スゲェ」
って、マジで叫んでましたね、私。
まあ、そのあとあっけなく負けてしまったのですが、個人的には大満足。
またやって欲しいです。
・2月20日(日)
定例会で遊ぶシナリオを作ろう、ってなわけでルールブックを読みなおす。システムは『迷宮キングダム』。昨年8月の発売以来、2ヶ月おきにサプリメントが発売されていてこれが3冊。基本と併せると4冊。エラッタなどにもあたりつつ、読んでいけば、半日が過ぎていた。
「むむむ、思ったより時間を食ってしまったわい」
と呟きつつも、ここからアイテムをまとめ、ひととおりのキャラクターを作ってみる。
遅い昼食をとり終えた頃、実家の父から電話あり。
「パソコンのプリンタ動かないんだけど、どうなってんだコレ?」
「どうなってんだって言われましても……そっちの状況どうなってんの?」
電話で説明しながら考えることのなんともどかしいことか、こいつに40分ほど時間を取られる。
「むむむ、思ったより時間を食ってしまったわい」
とバランスボールに向かってエイエイと軽くジャブをくらわしてから、アリアンロッドリプレイの最新刊『金色の鍵の英雄』を読み始めてしまうダメな私。
いやー、おもしろかった。と、気がつけばもう夕飯の時間。
なんとなく作る気が起きなかったのでコンビニ弁当&インスタントラーメン(チャルメラの塩味)ですます。デザートは実家から送られてきたリンゴ。
日テレの「鉄腕ダッシュ」を見ているとコンニャク作りをやっていた。手間かかるんですね、コンニャクって。
しかしなにより驚いたのはコンニャクの花。なんなんでしょうあの、ラフレシアばりの、いかにも食虫植物です、みたいなグロテスクな花は。原産地が東南アジアというのは伊達じゃないっすね。
ご飯を食べ終え、おもむろに部屋の掃除を始めてしまう私。
日中にやれよ、と自分につっこみつつも机周りを片付けてサッパリ。
気がつけば、銭湯が閉まってしまいそうな時間に。
「むむむ、思ったより時間を食ってしまったわい」
と洗濯機に洗濯物をぶちこんでから目の前にある(便利な)銭湯へゴー。
今日は菖蒲湯。
気持ちよくヒゲを剃っているとプラプラ歩きまわっている明らかに不審なおっちゃんが、いきなり私のシャンプーなんかをどかし始める。
「な、なんすか?」とちょっとビクつきながら訊くと、
「俺の石鹸とシャンプーしらんか?」
って、知らないっすよ。しかもそれ、俺のだし。
「さぁ?、ここには最初からなかったすよ」
と返すと首を傾げながら再び銭湯内をブラブラし始める。
ア、アヤシイ……
きっとサウナにいってる間に、誰かに持ってかれちゃったんでしょうね。ご愁傷様です。
さっぱりして部屋に戻る。
残っていたロレンスの『黙示録論:現代人は愛しうるか』を読了。
いい本です。訳者の福田恒存は「私に思想と言うものがあるならば、それはこの本によってつくられた」と語っていますがさもありなん。ほんと、20前後に読んでいろいろと物を考えるもとにして欲しいですな。「ありがとう」の気持ちをこめて、愛読書であるロレンスの『イタリアの薄明』の隣へしまう。
さて寝ましょう。
今日はこんな一日でした。
・2月19日(土)
夕方から新宿にて飲み会。
幹事ではないが、開催のきっかけは私でもあるので、責任とる意味でも「きっちり」飲んできました。
楽しい時間を過ごす。ちょいとはしゃぎすぎましたかね?
・2月18日(金)
今日はお休み。
というわけで―――
昨日の酒もさっぱりぬいて、朝から私は上野の東京都美術館へと向かう。9時開館で、着いたのは9時15分。さてさて心躍らせながら向かうのは「ミュシャ展」。
ミュシャ(これは仏語読みで、彼の母国チェコ語だとムハと発音)、知らなくても、私の年賀状をもらったことがある人なら彼の絵を目にしたことはあるはず。なにせ毎年、ミュシャの絵画を拝借してますからの。20世紀初頭、1900年の巴里博覧会で人々の目を釘付けにしたアール・ヌーボーがところせましと展示されています。
いやー、いいですよ。ホントに。絵画とかちょっとでも興味あるなら観にいって絶対、損はしません。私も2時間半、たっぷりと堪能してきました。心の栄養です。1300円ですから映画一本観る気持ちで気軽に出掛けてみるといいかもしれません。
「黄道十二宮」や四季、芸術、花、宝石などを女性で表現した有名な連作、大女優ベルナールの舞台のために描かれた有名なポスター等々、ミュシャファンには堪らない品揃えです。
また今回は一般的に知られているミュシャの華麗な装飾画だけではなく、ミュシャが撮った数多くの写真と、20世紀初頭に興ってくる象徴派の影響を受けてのいくつかの作品が展示してあるのも興味深いです。ミュシャ自身、フリーメーソンの会員であるし、自分のアトリエに霊媒師などを招いては降霊会などを開催していたのですから。
んで、
今回の展示会で一番のお気に入りは 「Madonna of the Lily」(百合の聖母)
聖母の表情がなんともいえず、私はしばらくボーっとみとれてました。
当然のようにB3版の額縁付で購入。4万8千円のレプリカ、買おうかどうしようか迷ったんですがあんまりでかくても置き場所もないし、ということでこのサイズにしました。ちなみに4100円。
あとは趣味で集めているブックマークを幾つか。
さあて、ちったぁ暖かくなってきた今日この頃。
睦月の美術館巡り、次回は両国のエミール・ガレ展へレッツゴーです。
・2月17日(木)
仕事終了後、ユウさんと本八幡にて飲む。豊富なワインを取り揃えたちょっと高級感の漂う店に入る。
値段相応、味も良かったですよ。まあ、男二人で来るところじゃないのかもしれませんが。できることなら、女の子と一緒に来たい感じのお店です。
さてさて、そのユウさん、「ロード・オブ・ザ・リング」のDVDボックスを購入したとのこと。
いいなー、私も欲しいですよー
手許には三部作コレクターズエディションがあるのですが、ボックスは未公開映像が各巻1時間ぐらいずつ収録されているらしく、「おいおい、未収録部分だけで普通の映画一本分より長いじゃん」ってな状況になっているらしい。三万円だけど、買っちゃいそうです。
・2月16日(水)
伸び伸びになっていた同期旅行の予約を入れる。Eとも相談した結果、今年は関東圏を脱出、なんと一気に山形まで足を伸ばすことに。ついに新幹線ですよ、ええ。芭蕉の句でも有名な山寺とかあるんですよね。皆にも連絡しなくちゃ。年に一度の旅行も今年で五回目、今から楽しみです。
・2月14日(月)
世間一般的にバレンタインデーである。
その恩恵に少々あずかりつつ、早々と就寝。最近やけに肩と背中が痛い。病院にいこうかしらん。
・2月13日(日)
昨夜のうちに東京に帰るはずだったのですが、予定がたてこんでしまい結局実家にて就寝。朝、電車で帰ってきました。
さて、
帰りの電車の中で私はロマン・ロランの『ベートーヴェンの生涯』(岩波)に目を落としていた。以前、一度読んでいるが、その時はベートーヴェンを題材にした映画「不滅の恋」について考えるために、いくつかの手紙と少しの本文にあたったにすぎなかったのだ。
この書物はベートーヴェンについて、というよりも、ベートーヴェンが如何に偉大な存在であるのかということを知る最良の書である。特に「ベートーヴェンへの感謝」と題されたロランの論考は素晴らしい。「珠玉の」とはこういうものにこそふさわしい形容である。
そして最後にベートーヴェンの手記からいくつかの抜粋が納められその最後の一文に私の目はとまった。
「われらのうちなる道徳律と、われらの上なる、星辰の輝く空! カント!」(1820)
溜め息が自然とこぼれおちる。
私の心の中ではこのフレーズはこのように刻まれている(睦月庵の名言の庵にも掲げてあるが……)。
ああ、いかに感嘆しても感嘆しきれぬものは
天上の星の輝きと我が心の内なる道徳律。
ベートーヴェンがどのような想いでこのフレーズを書き止めたのか、それは分からない。ただ、200年近くも昔に生きたベートーヴェンと同じ時間を共有できたような気がして、いいしれぬ興奮を味わった。
・2月11〜12日
今年も行って来ました。極寒の桧原湖でのワカサギ釣りツアー。詳細は後日。
・2月8日(火)
くすんだ番号札のかかる、殺風景な男子寮の下駄箱ではクリスマスカラーの花々だけがひときわ彩りを添えているのだが、たまに―――そう四季の移り変わりを追いかけ、趣を変えるかのようにダンボール箱が置かれては消えていく。
その中には、庭でとれた蜜柑や柿といった果物から、時には寮長のお土産といったようなものまでが、食生活の貧しいと思われているのであろう、我々への差し入れとして置かれる。
だから今日も帰宅し、下駄箱の上のダンボール箱を見たとき、「ああ、いつものか」と私が思ったのも至極当然のことだった。
箱はいつものように普通のどこにでもある、いわゆるダンボール箱だった。そしていつもなら「庭でとれた蜜柑です、甘くておいしいです。よかったら持っていって下さい」といったようなメモが添えられているのだが、今日の箱にはでかでかと張り紙がしてあった。
以下はだいたいの抜粋である。
「寮に常備してある非常食が賞味期限切れとなりました。よかったら持っていって下さい。食べてみると、ああ、こんなもんか、という味です。万一の時の体験になります……」
…
……
………
そうきたか。
いや、賞味期限が切れたからとはいえ、非常時の食料。当然ながら保存も利くものだからちょっとぐらい期限すぎてても食べられないことはない。それを捨ててしまうのはもったいない、そうだ、ここには腹を空かせた寮生がわんさかいるじゃないか、いつものように彼らにあげてしまおう。「かんぱん」や「保存用きなこもち」なんて食べる機会もないだろうし、災害に対する考えをもってもらうこともできて一石二鳥だよ……と寮長が思ったかどうかはさておき、非常食を、「ああ、こんなもんか、という味」と評した寮長の素直さにはやられた感じです。
中公新書新刊からちょっと面白そうなものを購入。
千田稔著『伊勢神宮:東アジアのアマテラス』
岡田温司著『マグダラのマリア』
・2月4日(金)
いや、しかし!
偽造紙幣の次は偽造500円硬貨ですか。
敵もさるもの。やってくれます。
おかげでATMで硬貨が使えない。おまけに今日は朝からウチにある500円硬貨は大丈夫かどうか、チェックする派目に。たまたま暇だし、枚数も少なかったからいいようなものの(いや、よくはないが)、ホント、やめてほしいです。
・2月3日(木)
節分。
豆撒きなど、もう何年もやっていない。しっかりやってたのは、実家にいた頃だから、高校生までか。大学に入ってからは寮の食堂で小さな袋に入った豆が出されたりしたので、それを微妙に部屋に撒いたかもしれない。もっともすぐに胃袋に収めてしまったかもしれないが。記憶が曖昧だ。
が、話の要点はそこではない。
撒く豆は大豆だとこの28年間、ずーっと信じていた私は、替りに落花生をまくと言われてビックリ。北海道とか長野は落花生を撒くのだそうで。職場で聞いたら、新潟もそうらしい。皆さんの実家などはどうでしょうかねぇ。
よく炒った大豆の芳ばしい味と香。懐かしい。
玄関先にひいらぎといわしの頭が飾ってあるのは、局に隣接しているおばさんの心遣い。こういう風習、今の小学生たちは知っているのでしょうか。知らないかもしれないなぁ。のり巻きにかぶりつくよりこっちを知っててほしいなぁ、個人的には。
現在、再び教育制度見直しの声が高まっている。「ゆとり」という名のもとに極端な教育改革が断行され、40年前に比べて現在は授業時間が年間1000時間も減っていると言う。とくにダメージが大きいのが歴史で、時間が減ったために要点だけを羅列する。そんな教科書を読んだだけでは、教師でさえもよくわからないという。かわりに副教材はどんどん豪華に。これでは本末転倒である。
極端な例かも知れないが、中学校の修学旅行で京都、広島に行くことになった。そこで社会科教師は白地図を配り、生徒全員に京都、広島を塗らせた。きちんと塗ることができたのはクラスの三分の一で、この結果に愕然としたという。歴史は、個々の事件を流れの中で捉えなければ意味がない。点を示しただけでは無機質で時代の、そこに生きていた人々の息吹を感じることはできず、何も面白みはないだろう。国立大学入試の際、論述問題対策として、いくつもの過去問に取り組んだが、これはとても楽しかったのを覚えている。赤本には当然のように模範解答があるのだが、えてしてあまりよろしくない。それよりもよりうまく、より的確に仕上げてみせる。高校時代の恩師はフィールドワークをし、郷土の歴史について詳細な歴史書を書き上げた学者肌の人で、尊敬できる人物であった。この師を唸らせるのが楽しみでもあった。
大仰なようだが、せっかくなので書いておく。
私自身の教育観をいえば、基本的には大人になった時、「学ぶためにはどうしたらいいか」ということが解っていればいいと思う。必要な情報をいかにして、どこから仕入れてくるか、これが解っていれば学校を卒業して一人になっても何かの機会に、常に学ぶことができる。生涯学習の基礎だ。とはいっても、小中学校で学ぶものは「常識」の範疇のものばかりであろう。それゆえの義務教育でもある。学ぶための基礎はここにある。基礎は基礎としてがっちり固めておかなくてはならない。
筆のおもむくまま、自分を棚にあげて偉そうなことを言っているが、現状にあまりにも憤慨したためであり、ご容赦ねがいたい。私が腹立てたからってどうにもなるわけじゃないんですが……
今日は寒かったっすねー あったかい紅茶を飲みながらバス停でバスを待つ。
帰りの電車の中、ロレンスの『黙示録論』読んで、サマリアナの世界観を補完しつつ、ちょっと思ったこと。
「碧玉はピスィズ(双魚宮)に相当し、天文学の十二宮からいえば、吾々の時代はちょうどこの宮に位する。いまや吾々はこのピスィズの縁を越えて、ようやく新しい宮、新しい時代にはいらんとしているのだ。イエスもまた初めの数世紀間はまったくおなじ理由から魚(フィッシ)と呼ばれていた。もとはカルデア人から出た星の伝説が、かほど強力な支配力を人間の精神に及ぼしていたのだ!」(p.114)
アーサー王伝説に「漁人(いさなとり)の王」(Fisher
King)という人物が登場する。この人物はたいてい「不具の王」と同一視され、聖杯探求においては騎士たちが出会うことになる非常に重要な人物です。
単純にひらめいたのは、魚つながり、です。魚、もしくは漁労に関係する人物が世界観を考える上でいくつかの物語で共通のキーマンになってるのかしらん? ってこと。調べて見なければわかりませんが。太公望ではないけれど、こういうモチーフがあるのなら面白い。民俗学の分野かしら。魚、釣り糸と世界ってことになると、いくらでもでてきそうですが。
ちなみに「漁人の王」と呼ばれる理由は様々で、『荷車の騎士』のクレティアン・ド・トロワでは「癒えぬ傷のなぐさみのために魚釣りをはじめたから」、ロベール・ド・ボロンでは「アリマタヤのヨセフに魚を与えたから」などなど。釣り糸の先に彼らは新たな世界を見据えていたのかもしれませんね。
*アーサー王関連、どーでもいいこと。
スクウェア、エニックスの新作ゲーム『ラジアータ・ストーリーズ』。
この中にガウェインなる騎士がでてくる。まあ騎士としてランスロットと並んで有名な名前であるからいいのであるが、そのガウェインが持っているスキルが納得いかない。「夜の間、攻撃力があがる」って、アーサー王知ってる人なら、逆だろ! とお叱りをうけること間違いなし。ガウェインは「正午まで力があがる」という能力のためにケルトでは太陽神的性格を付されることのある騎士である。知らずにやったのか、知っててわざとやったのか……ま、文句つけてもしかたないっすが、ちょいとこの場で憂さ晴らし。すいません。
・1月29日(土)
職場の新年会。30回目だそうで。場所は銀座。
恒例のビンゴゲーム。私にあたったものは……
直径55cmのピンクのバランスボール!
また物を増やして……といわれそうですが、来るものは拒まず。
二次会まで参加して帰宅、銭湯に行ってきたあしで早速、膨らましてみる。
エクササイズもろもろが写真付で説明されているので一通り試してみると……
いや、結構、いいかんじですぜ、このバランスボール(笑)。
クッション替わりに使って、ちょっとしたら運動、疲れたらストレッチ。
私の場合、肩こりが酷いのでこいつで、
うーん、て大きく伸びをすると結構ラクになります。
・1月25日(火)
職場の研修。保険の営業成績などをグループ対抗で競ったりするのですが、それも今回で三回目。今回も有意義な話が聴けました。とくにデニーの話は凄かった、営業に対する意気込みが違う。頑張らなくては。
終了後、当然のように飲み会へ。ウィスキーを飲みつつ、皆と交流を深め楽しい時を過ごす。
・1月23日(日)
TRPGサークルの定例会。今日、参加した卓は『クトゥルフ神話TRPG』。クトゥルフ(クトゥルー)神話とは米国の作家H.P.ラヴクラフトによって創始され、その世界観に共感した同輩、後輩作家たちの参入によって「稀有なる発展を遂げた架空の幻想神話体系」です。私個人としては作品としてのクトゥルフは読んだ事がありません。書棚にはクトゥルー神話事典なるものがありますが。
かいつまんで説明すると、我々人類が出現するよりもはるか昔、地球には外宇宙から飛来した異形のものたちが君臨しており、彼らの似姿が現在の神話や悪魔、怪物の姿をした神々などに影響している。悠久の時の中でそれらの「旧支配者」たちは地上から姿を消したが、今でも地底、深海、異次元空間に潜んで虎視眈々と復活の機会をうかがっている……
システムとしては、そんな異形のものたちを巡って展開される物語をなんとか解決するなり、真相をさぐるなり、あえなく発狂しておしまい、となったりする。
今回のシナリオでは、1920年代、米国。ボストン郊外の半人半魚の異形神ダゴンと交わりをもつ街インスマスが舞台。私が扮するのは、ジョセフ・ノエル・ペイトンなる売れっ子(?)画家(ちなみにこの名前は、アーサー王伝説、とくにガラハッドと聖杯をあつかった連作がある有名な画家からそのまんま拝借)。
システム的に、戦闘になっても異形なるものたちには歯がたたないとの前情報があったので、キャラの個性を立てるべく、技能は絵画知識、絵画制作に150ポイントもつぎこんだのだが……結果、あまり活躍できず終わってしまい残念。
次はがんばろー
・1月22日(土)
夕飯は鍋。鶏肉、白菜、もやし等など。まあ、具材入れて煮こむだけですが、なかなか思うような味になりませんでした。実家の鍋、いわゆるお袋の味を目指したんだけどなぁ。
・1月21日(金)
仕事が終わってから、映画 King
Arthur のDVDが発売になったので購入、早速鑑賞する。公開中はなにかと観にいけなかったのだ。で、妹から内容は少し聞いていたのだが……
感想。多分、何も知らずに私が映画館でこの作品を観たのなら、ひどくがっくりと頭を垂れてでてきたことだろう。
描かれているのは五世紀前後のブリテン。中世騎士文化が花開く時代よりも何百年も昔、そも、伝説のもととなったであろう人物とその騎士たちの活躍を描いた作品だ。アーサー王伝説を学んだことがある人ならば、彼が何者であるのか? その正体に関しては明確な答えが無いことはご承知のことと思う。映画冒頭のナレーションで「歴史的証拠がある」うんぬんと述べているが、ベイドン山の戦いに勝利したものがアーサーであるとは推測でしかない。
「最小のアーサーに関する事実とは一体なんであろうか。次のことだけはいえる。アーサーはウェールズ人の英雄で、紀元八世紀までには、彼らの文学の中で著名になっていた。彼がどこからやってきたか、彼が何者であったか、戦士であった他に何をなしたかについては、正確には何もわからない。」(リチャード・バーバー『アーサー王:その歴史と伝説』p.35)
ちなみに映画ラストの戦い、ベイドン山の戦いに関する記述は、ウェールズ人僧侶ネンニウスの『ブリトン人の歴史』によればこうである。
「その頃、アーサーはブリトン人の諸王とともに彼ら(サクソン人)に立ち向かったが、アーサー自身は王ではなく戦闘隊長(dux
bellorum)といった地位にあった。最初の戦いはグレインと呼ばれる川の河口であった。(中略)十二番目の戦いはベイドン山であり、そこでは、アーサーの一度の攻撃で、九百六十人もが倒れた。他の誰でもない、アーサー自身がこれだけの人数を倒したのである」(リチャード・バーバー『アーサー王:その歴史と伝説』p.21)。
まあ、こんな事実をならべあげても仕方ない。私の不満を吐き出しているようなものだ。
15世紀にマロリーによって『アーサー王の死』としてまとめあげられた一連の騎士道物語を期待していたわけではない。ではないが、現代の我々はマロリーを知っている。その辺の配慮が多少なりともあったのならば、もうちょっとは観られる作品になったことだろう。少なくともその騎士の名を冠するのなら、それなりのキャクターを描いて欲しかった。