2003年 同期旅行 in 伊豆北川温泉


・11月22日(土)快晴

今年の朝はゆっくりだ。11:30、市川駅改札にてEと待ち合わせ。遅刻常習犯のEではあるが、今日は珍しく5分前に到着。本人はいかにも誇らしげであったが、むろん、5分前行動は常識なので誉められることではない。もっともEが早く来たことがのちのち問題となるわけだが、それはあとに取っておこう。
皆との待ち合わせは、東京駅八重洲北口。
すでに、ねーさん、ダンナ、Aちゃんの三人が来ている。
挨拶もそこそこに来ていない面子に電話。Mちゃんは少し遅れ。Aは12:00には駅に付いていたそうだが、北口まで来るのに時間がかかったらしい。5分の遅刻。
今回のメンツは、総勢7人。結婚式やら金がないやら体調不良やら奥さんと旅行やらで、参加人数も少なく、多少寂しくもあるが、元気にリゾート踊り子号に乗りこむ。

しょっぱなからやられました。
鉄道マニアのEがいるため、毎回毎回、電車での移動となるこの同期旅行であるが、リゾート踊り子号は凄かった。先頭車両を指定席でとったのだが、まず、座席が先頭に向かって映画館のように斜めに配置されている。そして窓。周囲の景色が楽しめるように最大限に大きくとってある。荷棚もカーテンも不要なものは何もなし。直射日光が突き刺さり、ねーさん、曰く「いや〜、焼けちゃうよ」。
恐るべしJR。
東京駅ホームにはカメラ片手に何人かのギャラリーも集まっていたし、少しの区間だけのって降りていく親子連れなんかもいたりして、賑やかでした。
車内では恒例のウノ大会。

なんだかんだと電車を乗り換え、やってきました伊豆北川温泉。
宿は「つるや吉祥亭:本館」。
到着駅はほとんど無人駅に近く、寂れた感じでしたが、なかなかどうして、カモメが北風に乗って宙に止まる、冬の太平洋を正面に臨む素敵な温泉宿です。
15:52着。
荷物をおいてさっそく風呂へ。外の露天風呂は明日の朝ということでとりあえず、旅館内の温泉へ。
温泉は、美肌効果があるらしくヌルヌルした手触り。Eも私もシャンプーがなかなか落ちない! と必死に流していたのですが、良く考えてみれば間抜けですね。
オススメは炭シャンプー&炭コンディショナー。イカ墨かはたまた習字の墨汁か、それくらい真っ黒なシャンプーがグッド。
あとはオレンジシャンプー&コンディショナーも良し。
外気にあたりながら男ばかり4人で浸かっているのも、また風情があっていいものでした。裸の付き合い。友情度アップです。

夕食。
温泉とうまい飯。やっぱり旅はこうでなくては。
というわけで、おいしかったですよ、ここの夕食は。とくに気に入ったのは鯛の鍋。ダシが凄く良くでていて、これだけで白い飯がすすむ。サービスも行き届いてました。
好きな素材を天ぷらにして目の前で揚げてくれるのが良かったです。しかも天ぷらおかわり自由だし。「天つゆ」がなくなってどうしようもなかった前回の宿とはえらい違いです。
ご飯大好きな私は、4杯おかわりしました。2合くらいかな。まあ、それだけ美味しかったということです。

夜。当然ながら宴会。
今回はお酒持参で乗りこみました。
私はスコッチウイスキーをEは、周防の地酒「獺祭(ダッサイ)」を。この獺祭、日本酒大好きなねーさんは目の色を変えて喜んでました。私も舐めてみたのですが確かにうまかった。
旅行も4回目、付き合いも4年目ともなると色恋沙汰の話などネタが尽きているので、とにかく飲んで騒ぐ。ウノをやって負けたら一気とか……ウイスキーはこういう飲み方をしてはいけませんね。どうしようもない馬鹿な踊りを踊ったり、どうしようもない下ネタな写真がテンコモリとなったのでした……

そして夜は更けていく……

・11月23日(日)快晴

7:00起床。早速、海を臨む黒岩根露天風呂へ。
風が強くて寒かったのですが、お湯は熱いので少し浸かっているとポカポカしてくる。出ても寒くありません。
ここからの眺めはまさしく絶景。
湯船につかりつつ一首。

     「陽光の 堂々と雲 たなびきて
            わだつみ爆(は)ぜる 北川の浜」

ほんとうは湯船に浸かっているところからデジカメで取りたかったのですが、混浴ということもあり、若い女性の方たちもいたのでさすがに却下。
大学生の二人組みが、なにやらごそごそと相談していたのですが、おもむろに海にむかってダッシュ。裸のまま冬の海と戯れていました。
若いってすごいですね。そして中国の大学の文化祭で問題になった、日本人学生の裸パフォーマンスがちらっと頭を掠めてちょっとトーンダウン。
あっつ〜い湯で顔を叩いて上がる。

朝食。
バイキング形式。好調だった私の胃袋は昨日の酒など微塵ものこっておらず、ご飯3杯を飲みこむ。この宿はほんとご飯がおいしくてサービスもよくて、また来たいですね。
食休みして温泉。今度は昨日の夜入ったところとは別の内風呂へ。ここはもう私たちの貸し切り状態でかなりご機嫌でした。10分100円のマッサージ機に坐って全身疲労回復コースを堪能したらもう出発時間。
ロビーで集合写真をとったら、今日の目的地、伊豆高原へ出発です。

と、その前に飲み代などを精算。ここでEの所持金が5000円しかないことが判明。おいおい、そりゃ、ないだろ。E曰く、来る前に郵便局に寄ってこようと思ったんだけど、遅刻しそうだったから……そりゃ、遅刻しないで来たのは偉いけど……E、私の肩を叩いて曰く、「ま、ここに歩くATMがいるからな」

伊豆高原は北川温泉から二駅。
同期旅行お約束の体験ツアー。今年は「宙吹きガラス」を体験。棒を吹いてガラスを膨らますお馴染みのアレですね。予約を入れておいたのですが、一般客が物凄く込んでいて、30分で7人が終るところ1時間近くもかかってしまいました。色と形を決めたらレッツトライ。ガラスを吹くのは力加減が難しくて、急に強く吹くと形が崩れてしまうし、弱くては膨らまない。インストラクターのおねーさんの言われるがママに工程をこなしていくのですが、初めての体験だったので皆、楽しんでやっていたようです。灰皿つくったり、ジョッキを作ったり、ぐい飲みをつくったりと、皆、思い思いの一品を吹いていきます。
ちなみに私は、ウイスキーを飲むためのグラスを作りました。

昼食。雑誌に取り上げられていた「Papa Marino」というイタリアンレストランへ。この店がまたまたアタリでした。店内は小さいけれど絵画なども飾ってあって落ちついた作り。夫婦二人でキリモリしているのですが、雰囲気もいいし料理もうまい。皆、パスタセット2000円を注文。パスタは9種類のなかから選べて、きのこ、なす・ベーコン、カルボナーラなど。これに本格的なサラダとコーヒー、手作りアイス&ケーキのデザートがつく。栗のアイスが個人的には美味しかった。

なんだかんだと、時間が押してしまい他のところは観光できずにここでタイムオーバー。でも旅館もガラスも全体的に満足度が高かったせいか、皆、喜んでくれてました。幹事冥利につきるというものです。「また、来年もよろしくね」と今のうちから念を押されているわけですが、「皆、楽しければいいじゃん」というのがモットーなので来年も頑張って企画しましょ。

最後に、私が乾杯するときに言った言葉から。
今回の旅行は四回目だけれども、仕事が変わったり、結婚したりと一人一人の状況もだいぶ変わりつつありなかなか全員参加とはいきません。それでもこうして毎回、参加してくれるのは本当にアリガタイことだし、できるだけ続けていきたいとも思っています。だから、そんな、皆の友情と、少しばかりの愛情に感謝して〜

p.s.
ガラス細工が届くのが楽しみです。

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