下堰緑地の魅力
 下堰緑地は東西に約400mと帯状に細長く、広さは7281平方㎡あります。真ん中を三屋通りで仕切られ、東側には広葉樹が残り、武蔵野の面影を感ずることができます。四季を通じて多くの自生野草や樹木があり、タンポポやスミレなど春の野草たちの後、樹木の新芽と鮮やかな新緑、木々の花、夏のヤブカンゾウ・ノカンゾウ・センニンソウ、少し遅れて東京都の絶滅危惧種キツネノカミソリと続き、キノコたちの後、9月下旬にはヒガンバナが咲きそろいます。そして晩秋から初冬のどんぐりと落葉で1年を巡ります。
 昆虫類もコガネムシ、カミキリムシ、セミなどはふつうにみられますが、最近あまり見られなくなったジャコウアゲハも飛び回っています。幼虫の食草でありやはり東京都の絶滅危惧種ウマノスズクサが自生しており、卵が産み付けられ、幼虫へ育ち、さなぎになり、羽化し蝶になって花々の間を飛び回ります。





下堰緑地の保全と維持活動

 下堰緑地の保全・維持のボランティア活動は、平成15年ごろにNPO「府中かんきょう市民の会」のメンバーによって提案されたことから始まり、その後も市民の会メンバーが中心になり主導的に計画され実践されてきました。経過とともに地域住民も参加するようになり、行政もふくめた三者の協働のしくみが定着し今に至っています。
 地域において活動が広く知られ、賛同者や参加者が多くなり、活動成果も十分確認できたことで平成26年、府中かんきょう市民の会は「先駆者としての役割は完了した。今後は地域住民の手に委ねる」とし、諸活動から下堰緑地の活動を発展的に除外しました。
こうして平成263月に近隣の住民たちを募り、府中かんきょう市民の会から分離独立する形で新しい団体「下堰緑地の会」が発足しました。現在は、この「下堰緑地の会」の呼びかけにより、年間を通じた維持、保全活動が行われています。

 ●活動の概要
本会の
モットー
 "できる人が できる時に できる範囲で"
 メンバー  登録メンバー32名(令和2年.4月時点) ただし各行事ごとに毎回数名の有志が参加
         ※どなたでも加入できます。会費は不要です。
 活動目的
と内容
 本会の活動は「野草や樹木の自生環境の維持と保全」「住民や訪れる人が散策したり憩える空間づくり」「子どもが自然学習のできる環境づくり」「農業用水路としての役割の伝承」の4点を目指しています。
 植物自生環境 ■ヒガンバナ株分け 
■ウマノスズクサ保護
■キツネノカミソリ保護
■カンゾウ類養生   ■外来種駆除
 
 散策と憩いの空間 ■清掃と除草
■杭・ロープの整備
■災害対応と・事故防止
■緑地案内マップ制作
■腰掛の配置
自然学習環境  ■動植物の観察会
■外来種理解
■植物への名札づけ
■解説パネル
■希少種理解
 歴史的資源伝承 ■歩道の整備
■フェンスの維持
■樹林帯維持と再生
■在来種苗木の植樹
 問い合わせ先  042-351-0035  山原

 ●活動への協力・支援・助成
   本会のボランティア活動は各方面からの協力、支援、助成に支えられています。

     府中市 公園緑地課  ※1   
  

※1.本会は「府中市インフラ管理ボランティア制度」の登録第一号です。市からは機材や器具を除く清掃用具、備品の貸与と消耗品の提供を受けています。

 

     ●近隣自治会および近隣住民有志      
     ●府中市内住民有志 
     ●NPO「府中かんきょう市民の会」

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